昔昔、とある事情から下界に降り立った人ならざる者がおった。その者が刀を持てば右に出る者はおらず、次々に悪しき者を討ち取った。ある神社に気まぐれに現れては日向ぼっこをしており、いつしか村人達はその神社を、悪食神社と呼ぶようになったそ…