今夜の『関ジャム』は劇団四季ロングランの謎に迫る!
ああ すごい!
長年 観客動員出来る秘密を経営システムから検証。
俳優を支える稽古場から→
難関オーディションシステム。
更に 技術スタッフの仕事術まで
禁断の舞台裏が!
♪♪~
今夜の『関ジャム』は…。
♪♪~「心配ないさー」
誰もが知る日本最大の演劇集団劇団四季を特集!
1953年
慶應生だった浅利慶太をはじめ→
10人の学生を中心に結成。
セリフ劇からミュージカルまでさまざまな作品を手がけると…。
83年 ミュージカル
『キャッツ』が大ヒット。
現在までの通算公演数は
なんと9000回超え。
更に 98年初演
『ライオンキング』は→
1万1000回を達成。
観客動員数はなんと1100万人超え。
国内演劇作品として最多記録に。
更に近年も『リトルマーメイド』や…。
僕を信じて!
『アラジン』。
『ノートルダムの鐘』など
人気作を次々上演。
全国に多数の専用劇場を持ち→
年間上演数は3000ステージ超え。
人気作のチケットは
数カ月待ちという→
まさにモンスター劇団。
しかし なぜ 彼らは こんなに→
ロングラン公演が出来るのか?
そこで 今夜は 劇団四季のメイン俳優と裏方さんを招き→
ロングランの秘密に迫る!
(拍手)
さあ という事で 本日のゲスト
改めまして 劇団四季の皆様に→
お越しいただきました
よろしくお願いいたします!
もともと 俺 劇団四季さんの→
『ふたりのロッテ』という作品を見て→
ミュージカルを
やろうと思って…。
(村上)志は最初
劇団四季やったんですか?
なんで こんな大きく
道 間違えて…!
(足立)全然違う!
(村上)さあ 今日 皆さん本当 スケジュール→
なかなか こうやって
お集まりいただく事ない皆様に…。
(大倉)そうですよね。
(村上)お集まりいただきまして。
ロングランの秘訣を 今日
教えてもらえるっていうのは…。
俳優さんだけじゃないですからね→
技術部の部長でいらっしゃいます近藤さんが→
いらっしゃって
くださってますから。
そういった側面のね お話も
あとで じっくり→
お伺いしますけれども。
(錦戸)いろんな角度から。
劇団☆新感線に所属する
古田支配人。
そして 去年も
主演舞台をこなした→
メンバーたちは
劇団四季を→
どう見るのか?
というわけで劇団四季ロングランの秘密→
そこには 独自の
3つのシステムがあるという。
(村上)経営システム 俳優養成→
技術スタッフというこの3つがロングランの…。
これ 近藤さん
まずは この三本柱があって→
出来るんだという事ですか?
(近藤)そのとおりですね。
この3つの 経営システム 俳優
それから 技術→
この3つを全てですね
自前で持ってるっていう事ですね。
(近藤)なおかつ
このロングランを出来る専用劇場→
もしくは それに準ずる劇場を→
全国に持っているって事ですね。
いわゆる 民間の劇場ですとか
東京の劇場を→
1年借りるっていうのは
不可能ですので。
確かに…。
(近藤)専用劇場を持って→
コストコントロールも
してる事によって→
適正なチケット価格で
お客様に…。
企業!
企業やな。
(錦戸)今日 ちょっと 音楽色が
ちょっと 今のとこ薄いよね。
(安田)経営する人のためみたいに
なってるもんな。
すごいですよ。
今日 そういうね お金のとこも→
ちょっと教えていただいたり…。
(塚地)えー! 劇団四季の?
(村上)そこのシステムも…。
あんだけファンタジーな事→
やってんのに
すげえリアルな事も…。
(村上)なんで
それが出来るかっていうと→
理念が きちんとね おありだ
というところからなんですが→
それが こちら。
俳優が舞台だけで食べていけるという これらを実現する。
まずは やっぱり これはね→
古田さんも やっぱり小劇団から始めていくとなると→
俳優さんが舞台だけで食べていく
って かなり厳しい…?
(古田)そう。 まあ
亡くなられたけど 蜷川さん→
野田さん 三谷さん 新感線。
これを順番に回ると食べていけます。
(一同 笑い)
(足立)結構 難しいけど…。(古田)という事は… という事は→
四季さんは もう…。
(塚地)だって舞台やってる人なんて みんな→
バイトやってるイメージ
すごいあるし。
これら 実現するために こちら。
(村上)演劇をビジネスとして→
成立させるという…。
(道口)劇団が もう 65年前→
半世紀以上前に創立した時の
理念として 3つあるんですけど→
演劇の復権と→
東京一極集中の排除→
それと 演劇人の経済的自立。
この3つ目が これで。
劇団四季は もう ずっと…
出来てから ずっと→
劇場で生まれる 舞台から生まれる
お金だけで経営してる。
ああ すごい!
(道口)それで 安定的に→
いい循環で
経営が出来てるので→
俳優は舞台に集中出来る。
「ほら…」って。(古田)俺 だって 初めて…。
(足立)えー!
(村上)もう会社ですか?
言うなれば。
(近藤)そうですね。
劇団としてあるわけですけれども→
会社としての側面もあるっていう。(大倉)完全に会社やな。
では ロングランを支える第1の柱
経営システムとは?
(村上)じゃあ これが なぜ可能に
なっているのかというのが→
こちら。
総スタッフが1300名。
(近藤)実は経営部門 そして→
技術部門のスタッフ 合わせて700名と→
俳優を超えるスタッフが→
支えているという状態ですね。
一部ですけど
例えば→
営業部 国際部 制作部なら→
こういう風な…。
(安田)「誘致」… 「団体客の誘致」。
そういうとこ大事や。
固定のお客さんという事ですか?
これ 時期によっての。
はい。 営業部では
この団体客の誘致っていうのが→
すごく重要な仕事に
なってきておりますけれども。
まさに 学校の授業の一環で
行った…。
(村上)だから 入ってんねん!
営業部にしてやられてんねや!
(横山)やられてはないけどね。
モロ見れてんねやから。
すごく生々しい事を
語ってますけど…。
海外プロダクションとかは
もう すごく厳しいでしょ?
(近藤)そのとおりですね。
海外のスタッフとの→
やり取りっていう事も
やってますし。
ちょっと あの…
すみませんね。 「体調管理」?
あれ…? 制作部が
スタッフ 見てくれるんですか?
(青山)俳優は やっぱり
ロングランをするために→
どうしても 一番大切なのは
やっぱり 体調管理なんですよね。
(村上)小さいケガ
絶えないですしね そりゃ。
週に2回は 私たち こう
ちゃんと メールで 今も…。
ねっ? きますよね。
(村上)メディカルチェックみたいな?
(青山)メディカルチェックがあるんです。
それで 私たちの その…→
守ってくれてるんですよ 劇団が。
(村上)コンディションを?(青山)コンディションを。
「お熱はありませんか?」とか→
「おなかは痛くありませんか?」って 全部 質問が…。
(村上)うわ…! 週2回ですよね?
(青山)そうです。(横山)すごいな!
(錦戸)えっ?
(道口)長い役もあれば短い役→
色も染めなきゃいけないとか…。
(村上)作品 役に合わせて。
勝手に やっちゃいけなくて。
(一同)えー!
(村上)色 形… ヒゲとかも そう?
(古田)絶対アカンやん。
(安田)絶対アカンわ! 不向きや!
(村上)もともとな…。(安田)ああ そうか。
それって 稽古期間中であっても
ダメなんですか?
稽古期間中でも 緊急に まあ
いろんなエマージェンシーで→
ある作品に出なきゃいけない時も
あるので→
準備は絶えずしてないと…。
(足立)えー!
さあ それで 先ほどありました→
俳優が舞台だけで食べていけるシステム→
工夫として こちら。
(横山)契約金もあるの?(古田)年俸や。
(青山)そうですね。
(塚地)普通の劇団はどうなってるんですか?
出演料のみなんですか。
出演料のみ。
最低 月の保障があるという形で
それに能力給という形の→
主にステージの数ですけど
それが加わって。
メインでもアンサンブルでも
同じなので。
来月から
メインキャストやるから→
たくさんもらえるって事では
ないです。
えー!
主役が多いとかは ないんですか?
(道口)全然ないです。
(横山・足立)えー!
それは その入社時期っていうか
その 入った…。
(道口)キャリアは 固定の部分と
加味されますけど。
(村上)会社や。 ホンマに会社や。
でも 僕たちの作品はやっぱり メインの力じゃなくて→
どっちかというと
アンサンブルの力の作品が多いので→
そういう差はないです。
月額の保障…最低保障があるので→
長い稽古だったり→
あるいは ケガをしてのリハビリとかの時に→
心配しないで
その リハビリとか稽古に…。
でも 契約は1年なので
1年経ったら さよならって事も。
(塚地)そうか!
(安田)それは もう→
毎回 1年ごとに…。
(青山)そうです。
(安田)うわ ドキドキする。
(横山)めっちゃ怖いっすね。
(青山)だから そこがモチベーションに
なるのかな。 逆に言えば。
切られないために。
(青山)はい はい。
また来年も この作品に
関わりたいなっていうのは。
基本的に維持ではダメです。
上がっていかないと。
そういう事か。 ちょっと…。
(村上)いや アスリートですよねホンマに。
さあ もう1つありましたね。
見てみましょう。
(村上)稽古に集中出来る
環境が充実。
では 実際にVTRございますので
ご覧いただきましょう どうぞ。
俳優たちは一体 どんなところで→
稽古しているのか?
やって来たのは
横浜 あざみ野にある→
四季芸術センター。
敷地面積5000坪超え。
2階建てで 会社オフィスも兼ねた
この巨大施設の中に→
俳優たちの稽古場があるという。
では 早速 潜入。
まずは およそ100畳の
広い玄関ホールを抜けて…。
劇団員たち800名分の下駄箱。
廊下を行くと最初に目を引くのは→
壁にある こちらの貼り紙。
実は これ[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
「一音落とす者は去れ」など→
ロングランに不可欠という厳しい教えや…。
劇団員たちに求められる
心構えなどが貼られている。
俳優たちは
常に この標語を胸に秘め…。
こちらの稽古場でレッスン。
広さ およそ110畳。
全体レッスンなどは
こちらを使用するそうだが→
実に贅沢な広さ。
(塚地)「うわー 広い」
しかも これだけじゃない。
(村上)「仕上がっとんな みんな」
実は この建物の中には→
大中小10個の稽古場が。
更に広いこちらでは→
劇場舞台と同じ演技スペースがあり→
本番同様の稽古が可能。
更に 壁や天井は凸凹で音の反響も計算された設計。
劇場の音の返りを体感出来たり→
こちらは…。
(錦戸)「うわー!」
(足立)「えー!」
なんと 電動で床が斜めに。
(安田)「すげえ!」
演劇では
舞台に奥行きを見せるため→
ステージを傾斜させる
八百屋舞台というのが多くある。
最大10度の傾斜で
実際の舞台を想定し 稽古が。
これだけでも
十分 充実しているが→
2階へ上がると 正面には…。
専用のトレーニングジム。
(横山)「あんだけ動いたあとに
まだジム行くねやな」
当然 こちらも
俳優たちは使い放題。
演技やダンスだけでなく→
筋トレも絶対に欠かせないメニューの1つ。
(村上)「鍛えすぎやで」
他にも 俳優の健康管理をチェックする 医務室に→
個人稽古用の研究室が25部屋。
世界中の演劇関連の書物がある→
ライブラリーまで完備されている。
(安田)「えー! すげえな これ」
ちなみに 他には何があるのか
2階を探索すると…。
実は何げないこの食堂にも→
俳優をサポートするある仕組みが。
メニューを見ると…。
(足立)「点数?」
なぜか 金額はなく→
点数が表示されている。
実は 食堂の会計には
点数システムの食券が使われる。
ベテラン俳優や社員は
1点当たりの値段を多めに払い→
その分 新人俳優たちは
食券を安く購入。
例えば[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
幹部社員は150円で食べるところを→
新人は
80円で食べれちゃうシステム。
(横山)「倍ぐらいちゃうんや もう」
このように 劇団四季には→
俳優が
稽古に打ち込める環境があった。
(拍手)
(村上)古田さん 改めてああいう細かいところまで…。
(村上)ねえ!
(塚地)自分の会社みたいな。
さっき 齋藤さん
やってらっしゃいましたよね?
はい。 個室で
歌の練習をしてました。
なんか 予約みたいな事とか
やったりするんですか?
(齋藤)そうです はい。
個人的に…。
先ほどみたいに
携帯で予約システムがあるので。
えー!
あるんですか? そういうの。
(村上)そのノウハウまで
あるんですか。
(村上)そうか
それでも足りないぐらい。
(一同 笑い)
(村上)文書でやった方が早い?(青山)そうそう そうです。
電話の方が早い。
このようにさまざまな経営システムで→
ロングランを支えているのだが…。
続いては 俳優を育てる独自システムに迫る。
劇団四季は 完全実力主義の世界。
役を勝ち取るまでには厳しいオーディションを→
勝ち抜かなければ
ならないのだが…。
その道のりは1年に1度の→
入団オーディションから始まるという。
(村上)参加人数は…。
1300人以上!
(古田)入団しなきゃダメだ。
(村上)そうです そうです。
(青山)まずは
入団していただかないと。
それが
最初のオーディションですね。
募集は 即戦力メンバーと→
研究生という形で分かれており→
研究生はオーディションに合格しても→
1年後の卒業試験に→
合格しなければならないシステム。
(村上)じゃあ 1年で研究所から落ちてしまう方も…?
あります。
(村上)その中で1300人…。
およそ1300人以上の方が
受けられて 合格するのは…。
(村上)40名。
(足立)えっ? 合わせて?
(青山)もちろん
1300人っていうのは→
書類選考から始まりますから。
で 1次を合格して2次が実技ですね。
何度も受けられるんですか?
1回受けたら もうダメです…。(青山)いやいや それはないです。
はい じゃあ みんな
聞いてみてください。
(村上)そこ 聞きたいです。
僕は 2回目で合格させていただきました。
(横山)でも 2回落ちてても
やっぱり 今では→
主役も張ったりしてるねんから。
(青山)だから 落ちた1年で→
やっぱり
彼が どれだけ努力したか…。
(村上)っていう事ですよね。
道口さんは?
(道口)僕 3回。
(一同)えー!
(村上)それでも 3回やるぐらい
やっぱ魅力あるわけですか?
(道口)そうですね
最初は書類で落ちて→
2回目は
稽古場まで行って→
稽古場のオーディションを受けて
落ちて。
(村上)あと一歩やいうとこで。
で 三度目の正直。
その直後に もう1回
諦められずに受けて受かりました。
(一同)へえー!
(村上)今回 ちょっと 特別に→
どんな雰囲気で オーディション
行われているのかを→
撮影させていただきましたので。
この日 応募総数1300通の中から→
書類選考を通過した
およそ400名が→
オーディションに参加。
審査は 一般 研究生→
それぞれ5コースでの募集。
一体 どのように審査が行われていくのか?
(塚地)「すげえな…!」
(錦戸)「うわ 懐かしいな番号付けて」
(村上)「俺 101番やったわ
オーディション」
♪♪~(ピアノ)
♪♪~「国の為に闘ったが」
♪♪~「帰国したら
白い目で見られた」
(足立)「役のオーディションじゃないの?
って感じの…」
(塚地)「入ってるよ」
(村上)「ねえ」
当然 自己PRなどの
質疑応答はなく→
全ては パフォーマンスで
その実力を示さなければならない。
(塚地)「そうか」
(錦戸)「スキルだけ見てるって事や」
(塚地)「言い訳 全く出来へん」
(村上)「その中で個性 出さなアカンねや」
(横山)「質疑応答あったら 言い訳
ちょっと出来そうやのにな」
ジャッジするのは ベテラン俳優や
経営側の制作スタッフなど→
十数名の審査員。
♪♪~「今」
そして ものの1分足らずで…。
♪♪~「ピアノ」
(村上)「緊張もするやろうしな」
(塚地)「すごい」
(一同)「えー!」
このような審査が3日間で400名分→
次から次へと 行われていく。
(安田)「シビアだな」
役を勝ち取る 最初の一歩は→
この入団オーディションを勝ち抜かなければならないのだ。
(拍手)
(青山)まず 履歴書を拝見させていただきまして→
そこに もう 歌とダンスの方は
送られてくるんですよ 最初に。
ですから そこで 歌を判断したり→
そのダンスの映像を見てそれで1次とか2次。
それで まあ
こういうレッスン歴があったら→
これぐらいのテクニックは→
もう 付けてらっしゃるだろうっていう事で。
水増しして
何年もやってるって書いても→
そんなにやってるのに この程度か
っていう 逆もあるんですよ。
それ 見ればわかりますもんね。
歌だけとかナントカだけっていうのは→
なかなか
難しくなってきましたよね。
それと やっぱり そこで
ああ ひっくり返ったなって→
思っても 大丈夫なんですよ
それは。
その取り組む姿勢が
見えちゃうんですね やっぱり。
(村上)オーディションですからね。
伸びしろであったりとか。(青山)はい そうなんです。
将来性を加味して…。
(青山)やっぱり こう→
なんか光ってくるものがある。
(道口)でも 大体…→
大体 審査員の意見っていうのは
一致してる事が多いです。
(安田)そうですか。
入団オーディションを勝ち抜くと→
先ほどの稽古場で
レッスンが始まるのだが…。
ここにも 俳優を育てる
独自の訓練法が。
無事 受かったあと
積む訓練というのが こちら。
(錦戸)書いてたやつ さっき。
(村上)さっき 書いてたな。
(古田)もう 有名な四季の母音法。
(錦戸)えっ? なんなんすか?母音法って。
セリフを
母音だけでしゃべるっていう。
口角を良くするために。
(厂原)劇団四季は→
台本に書かれてる内容を
一言一句 お客様に→
適切に伝えなきゃいけない
っていう理念がありますので→
それを訓練するための→
方法論になっています。
だから 「おはようございます」
っていうのの→
「S」とか「T」とか「Y」とかを→
全部抜いちゃう…。
子音を まず取って練習しますね。
「おはようございます」ですと→
「おあおおおあいあう」に
なりますね。
(塚地)うわー すごい!
「おあおお…」。
(横山)「おあおおおあいあう」。
母音しか 音が出ないんですよね。
(古田)これでやっていると
子音を付けるだけで済むから→
すごく 言葉がはっきり伝わる。
(安田)新太さんもこれやってたんですか?
俺は 先輩にやらされたけど…。
(村上)やってないな さては。
そして もう1つ
ありました。
呼吸法。
(安田)呼吸法?
1000人以上の劇場で
やっぱり セリフを届けるには→
体 全身使って
届けなきゃいけないんですよ。
体の中心である腹背筋で
息を取る。
実際に ちょっと
やってみましょうか。
胸で息取っちゃったり
肩で こう 緊張して入っちゃうと→
支えがないんで
届かないんですけど→
例えば 背中にも息を入れるように
意識的に訓練します。
(足立)背中にも息?
(大倉)背中に息?
(錦戸)あー! 膨らんだ!
(安田)えー!(村上)背中が?
(足立)入ってる。
(道口)これで 同時におなかにも入ってるんで→
ここに空気の浮き輪のような形で
息を取って→
それで支えて セリフを。
(横山)それでセリフ言うって→
めっちゃ難しくないですか?
(厂原)あの 訓練の時に広げる訓練をして→
セリフしゃべる時は
そこに響かせるって意識で→
僕は やらせて
いただいてるんですけども。
(塚地)背中にも 息が入ってたな。
(村上)入ってた。 で もう1つ。
折れ法ですか?
これは。
これは 劇団四季
独自のものだと→
思うんですけど。
それを 文章 出来れば動詞で書き込むんです。
えっ? どういう事ですか?
(道口)これ 僕の…恥ずかしいですけど僕の台本で→
折れっていって…
かっこを作って。
例えば 2のところに
ブレスポイントを→
矢印で入れてたんですけど
そのところで→
上に書いて…
1 2 3 4って番号を付けて→
「確認をする」とか 「確信になる」→
「状況を理解する」「想像する」→
というようなのを思って→
それが思って 体を通って→
セリフにするんです。
正解とか不正解はないです。
僕が このスカーという役を
やる時に考えたものであって。
これを 確認しながらやる事で
ロングランをいくらやっても→
同じ芝居を届ける事が出来る。
(村上)ぶれずに。
(道口)例えば 最初に
「確信に変わる」。 変わって→
「馬鹿者、妃だ!お妃だ!」
「現状を理解する」。
「妃がいない俺は? 発展の
見込みも無くどん詰まりだ。」。
「想像する」。 「子孫もいない。
跡取りもなければ、未来もない」。
それで折れて 「道がひらける」。
「子供を持てる」。
「光がさしこむ」。 「不朽の名声は
俺のものとなる!」。
「喜びにあふれる」。 「不朽の名声は
俺のものとなる!」。
(大倉)はあ…!
(道口)これを 何回も何回も…。
これに 実際は
ブレスポイントが入って→
それを連動させて
体に入れ込んでやるんで→
これをやると…。
(道口)…っていう風に。
(塚地)よう 書いてたとおりに
やってましたね。
(道口)だとうれしいです。
(村上)こんなんするん?ドラマとか。
いや しないよ。 だって あれ[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(古田)1個入れなアカンからね。
だから 心の変化する事が
そういう風に どんどん…。
(道口)間違えても
同じ内容を言えるんで。
(錦戸)情報が入ってるんですね。
(青山)そうなんです。
更に 優雅な『リトルマーメイド』の
ヒロインにも ものすごい稽古が。
私は『リトルマーメイド』で→
アリエル役をさせていただいてるんですけど。
それを…。
演技をしなきゃいけないんですね。体幹を鍛えないと出来ないので。
(村上)キープしなきゃ
ダメですもんね。
体幹 すごいあるな これ。
(横山)いや…! これ つられて→
この足の動き やばいやろ。
(齋藤)そうなんですよね。
いや しんどいよ…!
斜め45度を常にキープしながら横に動いて→
ずっと こう うねりながら。
(大倉)あれ 本当に 足がキュッて→
なってるんですか?
キュッてされてるんですか?
足は閉じて 自力で閉じてます…。
(大倉)自力で閉じてんねや。
(安田)それも 閉めてる状態
って事ですか? ずっと自分で。
そうです はい。
(青山)本当に この→
ビッグナンバーである
『パート・オブ・ユア・ワールド』を→
この体勢で歌うんですよね。
(安田)すごい!
(齋藤)ずっと 泳ぎながら
演技し続けなきゃいけないので→
そのためのトレーニングを
してますね。
しかし 入団し
稽古を積んでも→
役を勝ち取るまでには
まだまだ道のりが。
(村上)入団し
役を勝ち取るまでの道のりが→
次は始まります。
さあ まずは入団後。
さあ 演目ごとに
キャストを決めるオーディション。
さっき 何回か出てる… はい。
(村上)これに 合格しましたら…。
(道口)これは 稽古キャストです。
(古田)はあ…!
(村上)これでも
稽古に参加出来る権利?
えっ? 稽古が出来る権利を
取らなきゃいけないんですか?
(青山)そうです。
自主練は やってます。みんな もちろん。
稽古しても選ばれない可能性も
あるって事ですよね?
そうです。
(村上)リハのメンバー決めるための→
リハやから。
(古田)次が そうでしょ?
(村上)稽古で 実力が到達すれば→
はい こちら。
最終舞台稽古!
まだ? もうええやん!
もうええわ!
まだやねん。
(村上)この最終稽古を
クリアしたら こちら。
出演レベルと判断されれば
ようやく出演…。
(足立)判断されなかったら
出れないって事ですか?
(村上)最終稽古までいっても…?
(道口)初日っていう作品があればいいんですけど→
ロングラン公演だと
もう 公演が走りながら→
稽古をする…。
この日までに出すという→
出られるというのではなくて
届かなければ出られない。
(一同 笑い)
ずっと 「2」で止まってるヤツもおるわ…。
(道口)例えば 厂原は→
オーディション 受け続けて…。(厂原)そうですね。
シンバのオーディションを
入団して3年目から受け始めて→
10年目で ようやく…。
(一同)えー!
(大倉)7年間
稽古し続けたんですか?
(安田)小学校 卒業してるやん!
(塚地)ずっと シンバに対して…?
そうですね。 僕の場合は…。
あっ じゃあ やっと…! やっと!
その稽古が報われたんですね。
(厂原)そうですね…。
(横山)報われない人も
絶対いるわけですもんね。
僕は『ライオンキング』の…
昔の話なんですけど→
シンバに入って
4カ月 稽古やって→
パンフレットにも名前が…
シンバ役で名前が載って→
出られませんでした。
(一同)えー!
(塚地)載ったのに!?
(大倉)やっぱ ちゃうと?
(安田)載ったのに…。
(古田)「道口さんは違う」って→
言われたのかしら?
(道口)「届いていない」という事で。
(一同)うわー!
(安田)残酷!
(村上)パンフに載って!?
(青山)でも そのバネが…。
今があるわけですよね。
(安田)いや ホンマに… でも→
途中で心折れなかったですか?
その間にもたくさん いろんな作品に→
参加させていただいたので
やっぱり どうしても→
その作品をやったうえで
シンバをやってやるっていう→
モチベーションには
ずっと なっていたので。
(大倉)成長していったんですね。
(錦戸)すごい…。
ひと役に どれぐらいの人らが…。
なんて言うんでしょう?受けるというか。
それは多い時は もう かなり…。
(横山)シンバでどのぐらいですか? シンバ。
シンバの時は[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
でも まあ ライバルっちゃライバルですもんね。
みんな
その役やりたいわけですから。
(村上)うわ すごいね…。
(錦戸)すごいなあ 過酷や。
(塚地)出るまでも大変なんやな。
俺らの知らん世界やわ ホンマに。
そして ロングランを可能にする
3つ目の秘密 技術スタッフ。
劇団四季では総勢350名の→
技術スタッフが ロングランを→
支えているのだが…。
『ライオンキング』の舞台裏では→
どんな仕事をしているのか?
東京 品川区にある専用劇場。
開演4時間前のステージを
のぞいてみると…。
そこでは 技術チームが
本番へ向け 作業中。
『ライオンキング』では
総勢35名の技術スタッフが→
年間330ステージもの公演を
支えている。
という事で
まずは舞台運行スタッフ。
♪♪~「ハクナ・マタタ」
『ライオンキング』の特徴の1つが→
作品を立体的に見せてくれる
舞台装置の数々。
それらを
毎日 チェック 点検するのが→
彼らの仕事なのだが…。
何やら 舞台の隙間を何度も確認している。
ミリ単位で
隙間を計測しているようだが…。
1ミリの変化を見逃さない
徹底したチェックが→
ロングランには
絶対に欠かせないという。
続いては
小道具チーム。
劇団四季の特徴といえば
舞台を彩る 美しい小道具の数々。
中でも 『ライオンキング』
人気の理由の1つが→
この[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(安田)「そうやんな すごいよな」
これらを新しく作ったり
メンテナンスするのが→
小道具チームのお仕事。
本番前の小道具部屋をのぞいてみると…。
そこでは マスクやパペットの
メンテナンス真っ最中。
ちょっと色ハゲがあるので
そこを直そうとしてます。
小道具の色や模様は全て→
ライセンサーである ディズニーから細かく決められており→
忠実に作業を行っていくという。
そんな小道具スタッフにはあるこだわりが。
(関谷さん)これも あんまり…。
俳優が長時間 身に着ける小道具は→
塗料や接着剤を塗る回数も
なるべく少なくしたり→
マスクは F1のボディーと同じ→
軽くて丈夫なカーボン素材を使うなど→
素材選びから徹底しているのだ。
(足立)「F1のボディーと一緒なの? これ」
更に このマスクには→
動物の動きを表現するためのある仕掛けが。
それは 後ほど スタジオで。
続いては衣裳チーム。
『ライオンキング』に使われる
俳優の衣裳は およそ600着。
この衣裳の
メンテナンスをしているのが→
4名の衣裳スタッフ。
彼女たちの作業で非常に重要だというのが…。
ビーズが外れて
舞台機構の隙間に入ると→
トラブルの原因に。
更に ビーズの配置順や色も→
ディズニーから
細かく決められており…。
(スタッフ)1つ1つ
塗っていってるんですか?
(片山さん)はい。
この客席からは見えないような繊細な作業も→
ロングランを支える
重要なお仕事なのだ。
続いて
ヘアー・メイク。
実は 劇団四季では 俳優が
自分でメイクするのが一般的で→
ヘアー・メイクスタッフの
大事なお仕事といえば→
カツラの準備やメンテナンス。
ちなみにその仕事術が際立っているのが→
『リトルマーメイド』。
本番前はメンテナンスに余念がない→
ヘアー・メイクスタッフ。
まっさらな状態からだと…。
更に 海の中の浮遊感を表現した
この長いカツラは…。
これが 3日かかります。
皆さんの…役者さんのかぶってる位置で→
一番キレイな位置を
作るっていうのが難しいです。
1つ1つ違う毛の流れやうねりを
時間をかけてセット。
しかし カツラは
定期的にシャンプーするそうで→
専用のオーブンで髪を乾かし
イチからセットし直すのだ。
(足立)「またイチからやるの?
あれ」
続いて
音響スタッフ。
王様!
俳優の声や音楽などの音量バランスを取り→
観客に最も聞きやすい音を
届けるのが→
舞台音響スタッフの仕事。
『ライオンキング』ではマスクやカツラ部分に→
マイクがセットされているのだが→
実は これが 舞台音響の難しさの1つだという。
まずは…。
♪♪~「そう 愛し合うなら」
♪♪~「私を信じて」
♪♪~「二人の出逢いはここに」
♪♪~(2人)「信じ合おう」
このように ミュージカルでは→
俳優が向かい合い
交互に歌う場面が。
音響スタッフは
俳優の顔の向きや演技に合わせて→
瞬時にマイクを調整。
一瞬のタイミングを熟知するスゴ技が→
ロングランを支えている
1つなのだ。
(拍手)
(村上)いや…! 亮 どうやった?職人さんの集まりやな。
すごいな 格好いいな。
(村上)なあ?
演者だけで
やってるんじゃないねんな。
さあ 先ほど 小道具のところでね→
動物 リアルに見せる仕掛けがあると。
(塚地)言ってた。
(村上)言うてくれましたけれども。
(近藤)これは
道口さんが演じられてます→
スカーという役で使われている
マスクになりますけれども。
(錦戸)お疲れさまです…!
(塚地)ホンマに大変ですね 本当。
(足立)そんなに いろんなものが
くっついてるんですか?
このマスクには。
(近藤)実際に これは 道口さんが→
体に巻いてますね。
(足立)えー!
(大倉)重くないですか?
(村上)だいぶ重い…。
(道口)でも これは
本当に日本の技術で→
初演よりも
どんどん どんどん軽く…。
(村上)軽量化はされてきてる…。
(道口)マスクもそうですし→
バッテリーなんかも
どんどん軽くなってるんで。
じゃあ 実際に
動かしてもらいましょうかね?
これが コントローラーで
これを僕が手につけて。
こうやって手につけて
舞台上で このまま動かす…。
これを動かす作業をします。
例えば メインスイッチです。
メインスイッチを入れます。
そして こっち側を動かすと…。
(一同)おー!
(大倉)口が開く。(道口)両方動かすと前に出ます。
(足立)えー!
(安田)顔にかぶってくる形に…。
(道口)そうです そうです。
こうやって二足で立ってる時は→
この状態ですね。
それで 四足歩行の→
こういう形をする時には
前に出すので。
(足立)なるほど!
(安田)それ でも…。
(道口)そうです。 だから
ここの動きとセリフが→
一緒ですね
さっきの折れと一緒で。
それを この動きも 手の動きも
一緒にやってます。
(村上)うわー! 大変!
(足立)やらなきゃいけない事多い。
これが 本番だと…。
すっかり忘れてた。
あなた様は王様の弟君として
最前列にいらっしゃるはずでした。
えーい! 俺こそが
王位継承第一位だったのに!
どうして?
シンバ シンバ シンバ!
お前は一番大切な甥っ子だからな。
今こそ 俺を見捨てないで!
わしに挑戦する気か!?
いえいえ 兄上に盾突くなんて出来ませんよ。
(錦戸)すげえ!
これ 袖で スタッフさんがやってくれてると…。
思います 思います!
(道口)それだと 多分→
呼吸が合わないんで。
(古田)なるほどね。
自ら ずっと これつけたまま…。
(道口)でも これ 本当に→
調整が手仕事で メカなので。
本当に小道具さんの…→
こういう言い方 あれですけど
腕がいいと→
気持ち良く舞台が出来ます。
(一同)へえ!
(横山)また うれしいっすよね!
(村上)関谷さん うれしいね。
これも 個人用で
これ 僕用なんですけど→
この微妙な位置とか この…。
これを もうちょっと削ってほしいとか こっち側…→
こっち側 削って
こっち側 残してほしいとか→
そういうのも
やってもらえるんで。
(村上)関谷さん 本日は
ありがとうございました。
(拍手)
(村上)古田さん四季のすごさはね…。
いや あのね…。
(古田)とりあえず→
ちゃんとしてる日本の演劇
ミュージカルをやってる劇団を→
ちゃんと知らないと→
ゲスは生きていけないから。
(村上)そこが あるから。
(古田)そこが あるから…!
(村上)真ん中 王道があるから。
(古田)反則が出来るわけだから。
(安田)知ったうえでね。
(古田)そうそう。
反則しかしてない。
俺 もう最初から…。
(塚地)早くも もう持ってる。
このように 劇団四季は→
裏方も一体となって
ロングランを実現していたのだ。
♪♪~「自由に 浜辺を」
そして今夜のジャムセッションは→
『リトルマーメイド』
『パート・オブ・ユア・ワールド』と…。
『ライオンキング』
『愛を感じて』の→
ディズニー ミュージカルメドレーを
バンドアレンジで!
(村上)さあ では このあと
セッションですけれども→
大倉君 昨日もね リハーサル
やらせていただきましたが。
苦戦しましたもんね ドラムは。
ちょっとやっぱりね…。
緊張しちゃいますよね。
(村上)いや 緊張しますよ。
(大倉)名曲を
演奏させていただいてるから。
もう ここまで 皆さんが
作り上げてるものですから→
しっかりとした
『関ジャム』ならではのものも→
届けられたらなと思ってます!
(村上)バンドアレンジですからね。
テンポが難しい?
どうなる? ディズニーミュージカルメドレー。
♪♪~(パーカッション)
♪♪~(ドラム)
(スタッフ)では 本番まいります。
本番まで5秒前 4 3 2…。
♪♪~
♪♪~
(スタッフ)オーケーです
ありがとうございます。
ありがとうございました!
(錦戸)ありがとうございます!
(齋藤)ありがとうございました!
(拍手)
♪♪~
『Mステ』2時間スペシャル!
♪♪~(ピアノ)
次回はクラシックの音楽食わず嫌いを→
プロたちの
授業で解消!
この4人ね。
作曲家たちは 何が違う?
指揮者は一体 何をしている?
(一同)うわー!
学校より
本当 詳しく教えてもらって…。
きっと あなたも
クラシックが好きになる!
2018/02/18(日) 23:10〜00:05
ABCテレビ1
関ジャム 完全燃SHOW 【劇団四季 人気作品をロングランできる秘密に迫る】[字]
関ジャニ∞&古田新太!人気劇団“劇団四季”はどうして人気公演のロングランを続けられるのか?メイン俳優・裏方スタッフ達が独自のシステムとその秘密を明かす!
詳細情報
◇番組内容
「ライオンキング」などを上演し観客動員数は国内最多記録を誇る“劇団四季”。なぜ人気公演を長年続けられるのか?劇団四季のメインキャストや裏方スタッフが秘密を明かす!劇団四季の独自の「経営システム」「俳優育成」「技術スタッフ」とは?俳優の稽古、オーディション、ギャラ事情など演劇に集中できる驚きのシステムを紹介!さらに、舞台のロングランに必要な技術・衣装・小道具スタッフなどのスゴすぎる仕事術も!
◇番組内容2
劇団四季で長年愛される人気作品リトルマーメイド「パート・オブ・ユア・ワールド」とライオンキング「愛を感じて」のディズニーメドレーをジャムセッション!作品で主役を務める厂原と齋藤をボーカルに、ギター安田・錦戸、ドラム大倉、パーカッション横山、キーボード村上がバンドアレンジでセッション!ミュージカルの名曲とバンドのコラボに注目の1曲です!
◇出演者
関ジャニ∞:村上信五・横山裕・安田章大・錦戸亮・大倉忠義
支配人:古田新太
アーティストゲスト:劇団四季 青山弥生・道口瑞之・厂原時也・齋藤舞・近藤建吾
トークゲスト:塚地武雅(ドランクドラゴン)・足立梨花
◇おしらせ
※この番組は放送時間が変更になる場合があります
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