今日の激レアさんは…。
えー!
ブレブレ!
甲子園に7回も行ったのに
一度も勝てず→
連続 初戦敗退記録を持っている
監督!
(岡田)モンスター監督…。
ただ 国旗が好きすぎるだけで巨額の予算を託され→
東京オリンピックの国旗作りを
任された人。
(一同 笑い)
さあ 若林研究員。はい。
先日 アメリカへ
行かれていたんですか?
そうです はい。
何しに?
アメフトのスーパーボウルの
ロケに 毎年行ってて→
それで行きました はい。
一応 弘中ちゃんに[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
なんか 楽屋で
渡さないでいいかなと思って。
なんで… ひどくないですか?
なんか あんまりいらなくない?そういうの。
いらない人じゃない?
お土産とか。
「物による」…!
じゃあ また あとで渡しにいきます じゃあ。
そんな
アメリカに行っている時に[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
そんな なさそうなんだね 俺ね。
なさそう なさそう。
じゃあ 渡します あとで。
「ヤッタ」っていうと また…。
さあ では 本日の客員研究員さん
ご紹介します。
塚本高史さん
そして 岡田紗佳さんです。
よろしくお願いいたします。
お願いします!
ありますか? あっ 本当ですか?
はい あります。
お世辞でも うれしい。
今まで 全然なくて。
(岡田)そうなんですか?
うれしいです。
今日の激レアさんは こちら。
♪♪~
サワダさんです
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
(塚本・岡田)お願いします。
よろしくお願いします。
どんな激レア体験をされた方だと思いますか?
ハハハハハ…!
そうですよねなんか ピシッとしてて。
(一同 笑い)
ちょっと…。
怖い人じゃない?
怖い人ではないです。
今日の激レアさんは…。
えっ… 「負け方をコンプリート」?(岡田)「負け方をコンプリート」?
だって…。
そうなんですよ。何度も行ってるんですけれども→
甲子園初戦 勝てずに[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
えー!イヤですね それ!
いいか? 今日の激レアさんは→
弱小校に赴任したにもかかわらず→
甲子園常連校に育て上げ→
7回も甲子園に行った超すごい監督さんだ!
でも いざ 甲子園に行くと
全て 初戦敗退。
あらゆる負けっぷりを
コンプリートしてしまったぞ!
えっ なんでよ?
「JK」?
(スタッフの笑い)
だけども負け続けた先に待っていたのは→
感動の結末だったんだ。
ちょうど今月から春の選抜も始まるから→
よく聞いてくれよな!
まずは 弱小だった野球部が→
どうやって7回も甲子園に出る
強豪校になったんだろう?
まず 皆さん
甲子園に出場する事自体が→
すごい事だっていうの
おわかりされてますよね?
そりゃ もちろん そうですよ。
すごいですよね。
ちょっと
確率を出してみたんですけれども→
去年のデータで→
高等学校野球連盟に加盟している→
全国の高校3989校あるんですが→
そのうち 甲子園に出場出来るのはたったの49校という事で。
ねえ…!
はい。 割合にしますと…。
1.2パーセント!
野球部の数 多いもんね。
はい そうなんですよ。 この…。
すごいじゃないですか 監督!
えっ?
(岡田)えっ?
嘘? 天龍みたいな
声じゃないですか。
(岡田)そうです!
本当にそうですね。
サワダさんご自身も
野球やられていました。
大学時代は
名門 東北福祉大学の野球部に→
所属していらっしゃったんです。
で この野球部かなりの大物が所属していて→
チームメート
どなたがいらっしゃいますか?
2つ下には
大魔神の佐々木君という。
知ってますよ。
そう わかるわかる。
4つ下には
阪神の金本選手が。
(塚本)アニキ!
アニキですよね。
知ってますね!
塚本さん。
そんな中で野球をやられていた
ご自身も。 はい。
で 1991年 25歳の若さで…。
通称 モリフ野球部の監督に就任します。
モリフの…。
モリフ野球部。
当時のサワダさんのお写真が
こちら。
おお…。
(岡田)おお…。
なんか…。
可愛くないですか?サワダさん なんか。
「結構いいですね」…!
(岡田)「結構いいですね」。機嫌いいのね?
大丈夫です 大丈夫です。
すみませんね…。
しかしですね[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
サワダさんが就任した当時ははい おなじみ…。
『ROOKIES』状態。
この番組多くない?『ROOKIES』状態の高校。
多いんです 多い。
すごい多いんですよ。
そう 当時のモリフ野球部は→
とても甲子園に出場出来るような状況じゃなかったんだ。
というのも…。
野球部はと言いますと…。
9人しかいないの?
そうなんです。
ギリギリだったんですよ。
誰か1人でも故障したらダメだね。
そして 練習場所のグラウンド→
サッカー部と共用でした。
それは あんまり練習出来ないな。
専用がないんだ。
そうなんです。 そして 使う道具→
バット3本とボール20個しかありませんでした。
えー!
少年野球だね もうねこうなってくると 規模的には。
しかも この野球部[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
いきなりの大ピンチにサワダ監督→
とんでもない決断をするぞ!
なんとですね[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(岡田)えー!
えー!
(岡田)自腹?
本当です。
サワダさんはですね
遠征に行く時の→
バスの運転免許も
ご自身で取られて。
えー!
えっ?
一発免許といってですね
4500円払って大型に乗って→
うまくいけば
4500円で取れるという。
(一同 笑い)
(岡田)5回目…。4回は落ちてるんですね?
いや 今はとても
そうは見えないですよ。
(塚本)
すごい落ち着いてますからね。
でもね いろいろ掛かる経費を
どう払っていたのか?
ちょっと不思議ですよね。
不思議。
サワダさんは 普通に
高校で働いてらっしゃったので→
1人のお給料からは
到底払えないという事で→
どう工面したのかと
言いますと…。
サワダさん
親の遺産から捻出しました。
めちゃめちゃ捧げてますね。
言えないんですけど…。
言っちゃってるじゃないですか!
いや 塚本さんが結構 詰めるから。
最初 サワダさん 濁したのに。
ここから鬼になって熱血指導を開始します。
その中の練習の1つでですね
はい こんなものありました。
えー… 超怖そうじゃん。
これ どんな内容ですか?
通常は
30メートルぐらい→
ノックをする相手に
打つわけですけども→
それよりも短い距離で
ノックを打つので→
すごく速い
打球になります。
当然 生徒は怖いんですけども。
はい。
(サワダさん)ただ その分
瞬発的な動きが速くなりますし。
それと あとは もうちょっと
危険な練習で…。
素手で?
(サワダさん)はい。 間違うと→
骨折とかするんですけど 今では
絶対やれない練習だと思います。
本当に[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(岡田)「モンスター監督」…。
そんなね
スパルタの指導もありまして…。
はい。
(岡田)あれ?これ もう…。
ほら こうなっちゃってる
じゃないですか サワダさん。
(塚本)やばい やばい。
至近距離でやるから。
そうですね 本当に…。
いや… まあ そう言われちゃうと俺らも責められないですけどね。
でも サワダさん
9人から5人ね 退部した…。
そうだよ 出来ない。 試合が。
(岡田)うん。
1年後に[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
でも みんなで熱心に練習をした成果で→
なんとですね[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(岡田)えー!すげえじゃん!
すごいんですよ。
全くの無名高校だったんですが→
優勝候補の1つに 名前が
挙がってくるわけなんですね。
すげえ。
はい。
そして ついに 監督就任5年目…。
はい。
いや もう 出場しちゃった?
はい。
モリフを たった5年で
甲子園に出場させた→
名将サワダ監督。
しかし 1回目の甲子園ある勘違いから→
とんでもないミスを
してしまうぞ!
で この甲子園初出場を決めた
1995年なんですが→
モリフには この年
すごい選手がいました。
(岡田)えっ? 誰? 誰?
平成7年の夏の甲子園の中では2番目にボールが速いという事で。
へえ!
(サワダさん)ドラフト3位で→
西武ライオンズに入る事が
出来ました。
小石澤君だけではなくてですね
この年 モリフには→
はい ピッチャー もう1人→
変化球キレッキレの四日市君がいました。
そして 決勝で
特大のホームランを放った→
頭脳派のキャッチャーの
関口君もいたりとか。
結構 スターぞろいのね
チームだったんですね。
この1995年なんですが…。
この95年 平成7年で→
この年の夏の大会というのは
第77回大会だったんですね。
この7並びの この年に→
はいサワダさんは ご結婚されます。
ああ…。
という事で→
縁起がめちゃくちゃいいと
サワダさん 思いまして はい。
…って思っちゃったそうなんです。
そこまで思っちゃうんですね。
ノリにノッてて。
はい。
でもね ちょっと
お気付きかもしれないですけど→
平成7年ってね
日本国民みんなに言えますし。
ええ そうですね。
77回大会も ねえ?
出場… みんなのものですよね。
みんな そうですね。
そうなんですよ。
サワダさんはですね 実は はい。
新婚で浮かれてるだけの人
だったんですね。
(塚本)浮かれちゃったんだ。
ちょっと 斬り方深いかな。
弘中ちゃん。 どう?
ううん。
いい? ちょうどいいのかな?
大丈夫です はい。
そうです そうです。
という事で→
すっかり浮かれてしまった
サワダさんはですね→
初出場の甲子園で
いくつもミスをしてしまいます。
例えば 若林さんが
若手芸人時代に→
『アメトーーク』に
出るってなったら→
しっかり準備しますよね?
いや する… しますよ!
『アメトーーク』はしましたよ。
塚本さんも→
北野武監督の映画に
出るとかなったら→
ちゃんと台本読んで…?
いや 読みました 読みました。
そりゃ そうっすよね。
普通は そうすると→
思うんですけれども
サワダ監督はですね[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
えっ なんでよ?
「舞い上がってた」?舞い上がらないから→
甲子園行けたんでしょ?
(塚本)うん…。
(サワダさん)
という事で 本来であれば→
ビデオを借りて
相手の投手やバッターの研究とか→
そういった事をしないと
いけないんですけども…。
えっ?
(サワダさん)やっぱり…。
「JK」?
(スタッフの笑い)
キレが良すぎて。
JK不足だったんですね。ちなみに監督→
この番組は やっぱり 事前に見て
JKしてきたんですか?
初めて先週見て→
ああ こういう番組なんだなという事で→
いろんな事を言われるな
というのは…。
で 準備はしてました。
(一同 笑い)
『激レアさん』はするんですね。
甲子園でしてほしかった!
JK不足の中なんですが→
はい プレイボールの時間は待ってはくれません。
はい。
はい という事で→
いざ 甲子園初出場の
プレイボール!
(サイレン)
いや よく出てくるな これ。
はい。
初戦の相手はですね はい。
はいはい はいはい…。
当時 甲子園に 出場34回目。
あららららら…! 強豪だ。
名前 聞くもんね よく。
よく聞きますよね。
で 1回の表 不調の小石澤君が→
いきなり デッドボールなどで
ランナーを出してしまって→
タイムリー打たれて
2点 先制されました。
で マウンドから肩を落として
ベンチに戻ってきた小石澤君。
普通 監督だったらどうしますか?
皆さん。
どうします?
いや… 「頑張れ」とか→
「大丈夫か?」とか。
そうですよね。
「これからだよ」って。
まだまだね ここからだから→
励ましますよ。
励ます。
サワダさんはですね…。
(岡田)えー!いや これはショックだよ 小石澤君。
(岡田)責任 感じちゃう。
(塚本)そうだよね。
また 小石澤君 打ち込まれまして
2失点してしまいます。
またもや 肩を落として
帰ってきました。 ベンチにね。
励ましてよ?
はい サワダさん…。
(塚本)怖いよ!
ダンマリっておかしいじゃない?
励ますか怒るか。
なぜかと言いますと実はですね サワダさん…。
理由 それ?
えー!
怒ってんだと思ったわ。
緊張してました。
いつもと違って。
(サワダさん)そうですね やっぱり→
生徒以上に緊張していた
自分がいたんでしょうね。
という事で
1回目の この試合は→
5対7で
モリフが負けてしまったんですね。
2点差…。
はい 初の甲子園は→
苦い思い出で
終わってしまったわけなんです。
はい まあ ここまで聞くと
まあ ちょっとね→
試合中だから しょうがないかな
って感じがしますが…。
何? 試合後って?
試合後 負けたあとですよね?
そうなんです。 試合のあと
よく 皆さん テレビで→
監督インタビューありますよね。
(岡田)ああ! ありますね。
あれがあったんですよ。
アナウンサーがね→
「試合の感想は
なんですか?」って。
「どうですか?」って聞きます
監督に。
普通だったら 負け試合の監督
こんな事を言いますよね。
「選手たちは
よくやってくれました」。
(岡田)ああ… よく聞きますね。
よく聞くよね うん。
「敗因は私にあります」と。
しかしですね→
緊張しちゃったんですね
サワダさん。
こんな事を言いました。
「小石澤が最悪の出来。最後までダメだった」
いや それは やめてあげて。
(岡田)可哀想だよ。
マジで やめてあげて。
(岡田)イヤだ…。
こんな事を言われてしまった
小石澤君。
当時 どんな心境だったのか?
高校生よ? だって。
聞いてまいりましたので
こちら ご覧ください。
こちらがエースピッチャーだった
小石澤さんです。
当時のサワダ監督を
どう思っていたんでしょうか?
慕われてるじゃないですか。
…とは思いますね。
(塚本)そうだよな。
そうですよね。
(岡田)そうですよね。
そうですね。
甲子園で
監督が言わなくていい言葉 1位。
言っちゃいましたね サワダさん。
どうですか?今の小石澤さんのお話 聞いて。
(一同 笑い)
ここから サワダさんの…。
ああ そうか。
まだ1回だもん 負けてるの。
何回 負けるの?
まだまだ あります はい。
こんなボードにしてみました。
はい。
まずね 今 話した 初戦 95年の夏→
高知商業戦はこんな負け方でした。
(一同 笑い)
あー はいはいはい…。
浮かれてたね 明らかに。
浮かれちゃったんですね。
で まあ 負けちゃいまして
ガックリしながら岩手に戻ります。
すると 地元が とんでもない事に
なっていました。
(岡田)大炎上…。
(塚本)大炎上…。
例えば
適当な野球やってんじゃないぞ→
っていうような事を言う方や
あるいは…。
あと 一番多かったのは
「なんでバントしないんだ」と。
バント。
(サワダさん)はい。
やっぱり 高校野球っていうと
バントっていうのが→
固定概念があるぐらいの。
本当に クレームの電話が多かったそうで→
時にはですね クレームの電話を
受けるじゃないですか。
で サワダさんは
授業も担当されていたので→
「授業があるので失礼します」
って言って 授業に行くと→
次の休み時間に
また かかってきて→
「さっきの話の続きだけど」って。
えー!
それぐらい言いたかったんですね。
そうなんですよ。
で まあ クレームが続くような[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
はい。
そうですね。
やりましょうよ ここから。
そしてですね
翌年 気持ちを新たに→
岩手大会を勝ち上がって
なんと…。
(岡田)これは すごいよ。
すごいじゃないですか 2年連続。
すごいですよね。
2回目の相手は…。
福岡県代表の強豪。
ここで あの[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
1回目の敗北の時に
クレーム 大半の内容は…。
という事だったんですね。
これが この…。
そのためですね
サワダさん 試合で…。
練習… 練習してないのか。
バントをして 1アウトを→
相手にプレゼントするっていう
考えがイヤだったもんですから→
まあ 県大会では ほとんど
バントをしなかったんですけども。
(一同 笑い)
なんで変えた?
監督 ブレブレよ 甲子園行ったら。
で 結果は0対2。
1点も取れずに
2回目 負けてしまうんですね。
ああ そう…。
はい。
というわけで
2回目の敗北は…。
いや これは イヤだ。
(塚本)そうか。
トラウマになっちゃったか。
そうか。
この時ですね 実は[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
それがですね こちら。
成立してない?
成立…?
サワダさんは すごく
スパルタ練習するんですけれども→
大舞台に弱い。 緊張して
ガチガチになっちゃうとかね。
(岡田)なめられちゃったんですね。
本当そうだわ。
という事で
サワダさんは ここで…。
練習の中で とにかく…。
ちょっと 訳のわからないですね→
謎のサワダギャグで
盛り上げていたそうなんですね。
急なんだよ…。
さっきのJKみたいなやつですか?
ああ…! 戸惑ったやつね 全員が。
ちょっと サワダさん教えていただいていいですか?
このサワダギャグ。
ノックを普通に監督ですから打ちますね こうやって。
本来は外さないようなボールを
外した時に→
バタンと こう倒れるんですね。
で そのあとに その子が→
「すみませんでした」と
来るんですけど→
「ちゃんと捕ってほしいな~」
みたいな。
(塚本)可愛いじゃん!
急に舵 切りすぎでしょ…。
(塚本)やばっ!
うん 笑ってましたね。ああ…。
ああ… そう…。
こっちは。(一同 笑い)
3回目 きます。
5年後の2001年 夏です。
はい 滋賀県代表の近江と
戦いました。
サワダ監督は
これまでの反省を生かして[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
しかし…。
サワダさんは ビデオを取り寄せた事に満足してしまって→
このビデオをですね…。
どういう事?流し見みたいな感じ?
ビデオを見て その当時は…。
ああ もう 思ったから。(サワダさん)映像を見て ええ→
もう 準備出来ましたと。
その結果 モリフは1対4で[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
今回の敗戦は…。
聞いた事ないねその負け方。
すごい研究すると思ってた。
そうですよね。
次 4回目。
(岡田)4回目。
甘い気持ちで
臨んだわけではありません。
4回目はですね…。
(岡田)そろそろ成功してもいいですよ。
そうそう!
2003年の春→
なんと 強豪 横浜高校との
対決だったんです。
(塚本)そうだよね。
すごいよ!
今回 対戦相手が 超名門の
横浜高校という事もありまして→
気合が入ります。
入るよ。
岩手はですね 春 雪が降って
練習が出来ないので→
サワダさんたちは…。
あら?(岡田)まだ残ってたんですね…。
遺産 使うんですね ここで また。
また使うんだな。
沖縄行く…
結構 すごい額ですよね。
で 沖縄キャンプを
モリフがしていたんですが→
そこに現れたのが…。
あら!あららららら…?
あるんだ こういう事が。
この偵察部隊→
見付けたわけなんです
サワダさんは。
あれ? いるぞと思って
サワダさん→
ある行動をしたんですが
皆さんだったら どうしますか?
(塚本)えっ! どうすんだろう?
(岡田)「見るな!」って。
言って… 言ってもいいんだよね
別に だって。
ちょっと「帰ってください」とかね。
うん。
サワダ監督は違います。
(岡田)えー!(塚本)どうした?
お接待しちゃった…。
もてなしちゃってんじゃん。
(塚本)もてなしてるね 完全に。
憧れのですね 強い横浜高校が偵察に来たという事で…。
優しい!
(岡田)えー!
バックネット裏に
私が連れてきましてですね→
「どうぞ」と言いながら[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
一緒に見たんですか?(岡田)並んで?
「どうですか?」って→
「こんな状態なんですけど」って言いましたら→
「うーん 大した事ねえな」って
言ってましたね。
(岡田)そうですよ。
(塚本)そうだよ。
こうしてですね 強豪 横浜高校に
丸裸にされてしまって→
なんと モリフは
0対10で完敗してしまいます。
何やってんのよ 先生!
先生!
これ 見せちゃってるからだよ。
そうだよ。
いや そう言われちゃうと監督→
我々もね そんな…言っていい立場でもないから。
で この4回目の甲子園は…。
これは そうか。それは そうですって監督!
という事で 監督は→
12年間で4回甲子園出場という偉業をなすも[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
しかし
5回目の甲子園で→
ついに勝利を決める
大チャンスが訪れたんだ。
ここで サワダ監督
運命の2択を迫られるぞ!
続いて 5回目の挑戦。 はい。
対戦相手!いこう!
福井県の福井商業です。
なんと 9回の時点で6対6の同点。
おー! いい試合。
9回裏 モリフの攻撃は→
先頭バッターが出塁して
ノーアウト一塁。
まさにですね…。
ここで1点でも取ればサヨナラ勝ちする場面ですよね。
ここで サワダさん…。
バントをしてランナーを送るか→
それとも
普通に打たせるか。
難しいところ。
(岡田)また いろんな記憶がね→
よぎってきますね。
(塚本)そうだね。 バントね。
セオリーでは ここは
バントするところなんですね。
サワダさんは…。
(塚本・岡田)おお…!いきましょうよ。
いこう いこう!
いいよ いい…!
「打て」というサインを出しました。
結果…。
(岡田)あら…。
(塚本)あらら?
やっぱ そうっすか。
(岡田)やっぱ バントだったか。
いや もう
どっちかわかんない 俺たちも。
で この試合 結果はですね…。
6対8で負けてしまいました。
惜しいとこまで
いったんですね…。
延長までね いって。
惜しかったんですよ。
という事で 今回の負けは…。
(塚本)言い方よ。「ベタ」って言わないで。
(スタッフの笑い)
いいんですか?ベタで。
次は いける。
次こそはと思います。
お願いします!
はい 6回目 相手はですね→
高知代表 明徳義塾。
強いんですよね この高校も。
(一同 笑い)
でも サワダさんは 今回ですね相手の弱点を見付けるために→
自ら 相手の高校の
偵察に行ったんです。
すごい進歩!
ようやくJKじゃん。(塚本)すごい。
そうしましたら→
バッティング練習やってましたね。
ポンポコ
ポンポコ[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(サワダさん)信じられないくらいの
バッティングでした。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]という風に思ってしまって。
そこで→
これは また難しい戦いになるなと
思ってました。
うん…。
はい。
サワダさんはですね
この練習風景を見た事によって→
ちょっと[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
せっかく行ったのに。
その自信が伝わったのか
わかりませんが 結果は…。
(岡田)ボロ負けだ!
そうなっちゃう?
強いんだね。
そうなんです。
という事で
今回の負けは→
偵察行って ションボリ負けです。
なるほど。 ちょっと もう対策練れなかったですか?
監督 見ちゃったら。
(岡田)そのあと。
まあ 結局…。
という事で ここまで6回 初戦 負けています。
うん… 本当だ。
コンプリートなんだね それが。
そうなんです。
で 最後は 2008年の夏。
北北海道代表の駒大岩見沢です。
いよいよ勝ってほしいですね。
で サワダさん
この時 42歳だったんですが→
この試合を最後に… はい。
監督を引退しようと思っていました。
このあと 負け続けた監督が
最後の夏に臨む。
泣きそうになりました。
やってきた事に対しては悔いはありません。
このあと 甲子園で
負け続けた監督に→
教え子が
奇跡をもたらす!
…と その前に。
1人の大学生にとんでもない大プロジェクトが→
託されたらどうなる?
という激レアな話。
〈日本を舞台に
数々のドラマを生んだ…〉
〈熱狂に沸いた15日間を
陰ながら彩ったのが→
国立競技場に はためいた
世界中の国旗だった〉
あっ こんにちは。
お待たせしました。
〈オリンピックで掲げられる
世界中の国旗たち〉
〈実は 毎回
オリンピックの開催国は→
その生地や染料
色合いなどを決め→
各国の承認を得たうえで
国旗を用意している〉
〈しかし
あの東京オリンピックで→
そんな重大すぎる任務を
一手に背負わされたのが…〉
〈というのも 当時は→
国旗の専門家など存在しない時代〉
〈ただ 好きすぎるというだけで→
吹浦が 日本一国旗に詳しい人物とされてしまった〉
〈こうして巨額な予算の
国家プロジェクトを任された→
国旗が好きすぎる大学生と
各国との交渉が始まった〉
(岡田)大変な仕事だよ。
〈しかし 吹浦の任務は[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
〈そう 一見シンプルで
簡単そうな日の丸は→
色に関する大問題を抱えていた〉
〈実は 当時日の丸の赤い色について→
法律的には「紅色」という
曖昧な規定のみ〉
〈そのため 紅色とは
一体どんな赤色なのかという→
超そもそも論から
始めなければならなかった〉
〈この難問を解決するため→
国旗好き吹浦はある行動に打って出る〉
当時 みんな
日の丸 持ってましたからね。
〈そうして集めた500軒分の国旗→
その赤色の平均値を出したのだ〉
〈更に 完成した赤色の確認を
当時の官房長官に迫るも…〉
という事で[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
〈なんと東京オリンピックの日の丸の赤色は→
ただ 国旗が好きすぎる大学生が
決めたのだった〉
〈しかし 残り90カ国以上は
それぞれの承認が必要〉
〈特に苦労したのが
アイルランドの国旗の緑色〉
自分たちの なんていうか…。
〈何度 染め直してもダメ出しの連続〉
〈しかも 理由は…〉
〈…という 日本人が理解するには難しい返答〉
〈それでも[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
〈森と湖を混ぜたエメラルドグリーンが→
アイルランド人の心に響いた〉
〈8作目にしてようやくオーケーが出たのは→
オリンピック開幕の
10日前の事だった〉
〈そして迎えた[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
〈名もなき国旗好き吹浦の奮闘によって作られた旗で→
会場は彩られたのだ〉
〈最後に吹浦に→
オリンピックでの
国旗の見どころを→
語ってもらった〉
〈なぜ我々はもうちょい急いで→
このVTRをオリンピック中に
出さなかったのか〉
〈スタッフ一同
そう後悔したのだった〉
自分たちでやりな それは。
反省会は。
確かに…
この色っていう決まりがね→
確かにないし 色だからね。
そうですね。
20歳の大学生に
任せるっていうのもね。
いやあ… 大役すぎますね。
しかも 当時だったら年功序列 もっと強いでしょ。
で 二十歳だもんね。
甲子園で一度も勝てないまま→
ついに7回目の甲子園。
万全の準備をしたサワダ監督は→
今度こそ 甲子園の忘れ物を
持って帰れるのか?
最後は 2008年の夏
北北海道代表の駒大岩見沢です。
この試合を最後に… はい。
監督を引退しようと思っていました。
決めてたんですか? もう。
やはり 長い間の不摂生で→
体の中が
悲鳴を上げてましてですね。
もう1つ
監督を辞めた理由とすると…。
ちゃんと…。
で この引退すると決めてもうね ここまで6回→
負けてしまいましたけれども
最後は勝ちたいという事で…。
この相手校の対策とかも取って。
(サワダさん)そうですね。
だいぶ成長じゃないですか。
(サワダさん)駒大さんがですね初戦 勝って→
うちとの試合でしたので
1試合はですね 当然→
実際に甲子園球場で見て→
相手のクセ そういったのもしっかり生徒にも伝えて…。
モリフは3人の投手を
送り出したんですが→
8失点してしまいました。
モリフも諦めず頑張ったんですけれども… はい。
でも今回の この試合は
緊張でガチガチだったわけでも→
采配ミスをしたわけでも
ないんです。
この負け方は 監督 もう…
すがすがしいものですか 逆に。
自分の力を知ったというかですね→
指導者としての力不足を感じた試合だったので→
まあ 残念ながら
私の力は これまでだなと。
ええ そういう風に思いましたね
はい。
この負けで 1回目から7回連続
初戦負けという事で→
ワースト記録 7連敗。
7連敗。
生徒に慕われながらも→
どうしても甲子園で勝てなかったサワダさん。
当時 生徒たちは
監督最後の戦いを→
どう思っていたのか
聞いてみたんだ。
お話を伺ったのは
当時3年生だった→
千葉さんと有馬さんの
お二人です。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]っていう話を
聞いた時に…。
試合で勝つ事は出来なくても
サワダさんの思いは→
生徒の皆さんに しっかりと
伝わっていたようです。
泣きそうになりました。
まあ あの… ねえ。
サワダさんの
この7回の負けはですね[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
甲子園で負け続けたサワダ監督。
でも その志は 引退後も→
脈々と受け継がれていたんだ!
そして ついにモリフ 念願の時が訪れるぞ!
実は サワダさんが引退したあとに
新しい監督にですね→
初出場の時に キャッチャーだった
関口さんが就任しました。
おおー!
はい。
で サワダさんの
負けっぷりをですね→
近くで見ていた教え子が… はい。
…を成功させます。
わあ! すごい。
(拍手)
どうでした?
この時 サワダさん。
監督の…。
そしてですね盛岡大学附属高校は→
去年の夏の甲子園では
なんとベスト8。
(岡田)おー!
すごいんですよ。
めきめきと強豪校に
成長していったんです。
片やですね サワダさんも
こんな本 執筆されてます。
『甲子園の負け方、教えます。』。
負け方を?記録 持ってますからね。
これ 分厚いね 結構。
そうなんです 結構ね…。
でも なんか
先生頑張るみたいな事→
言ってませんでしたか?
(塚本)そうだ… 引退されてね。
(岡田)こればっか
書いてたわけじゃないんですか?
(一同 笑い)
サワダさんは 現在はですね→
モリフの教頭先生で
いらっしゃいます。
(岡田)えー!
いろんな面で野球部もね→
つながっているわけなんです。
さあ という事でこの経験を経て→
激レアさんが私たちに伝えたい事
それは→
こちら!
強烈な人任せ。
さあ という事で
この経験を経て→
激レアさんが私たちに伝えたい事
それは→
こちら!
人任せよ! これ。ねえ!
「誰かが取りに行ってくれる」…。
でも まあ 監督の意思というかスタイルを受け継いでの→
勝利だったからって事なのかな。
教え子がね→
取りに行ってくれましたから。
(塚本)いい意味で。
という事で 最終的なラベリングを
若林研究員にお願いしたいです。
そうですよね。 いや…。
今のね 先生のお話 聞くと[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
「笑いの対策はしっかり練る監督」。
(一同 笑い)
では 今回の激レアさんは→
「笑いの対策はしっかり練る監督」として→
登録させていただきます。
ちょっと孫が あまりにもヘラヘラしてるので。
ちょっと なんか
いけてないのかなと思ったんです。
みんな
待ってるぞ!
そして 塚本さんは
こちらのドラマに出演中です。
はい。
ジャン! 『ホリデイラブ』。
(塚本)はい 僕が出演している
金曜ナイトドラマ→
今週 9日
いよいよ最終章を迎えます。
これは 浮気… まあ
不倫とか浮気の話なんですけど。
ただの浮気では
終わらせられなかったという→
仕組まれた罠とかね。
その全貌も明らかになってきますので→
衝撃の展開を ぜひご覧ください。
2018/03/06(火) 00:30〜01:32
ABCテレビ1
激レアさんを連れてきた。[字]
本日の激レアさんは…『全く無名の弱体チームを強豪校に育てあげ、何度も甲子園に行ったのに一度も勝てず、あらゆる負け方をコンプリートしてしまった監督』が登場!
詳細情報
◇番組内容
本日の激レア研究はこちら…
【激レアさん�@】
全く無名の弱体チームを強豪校に育てあげ、何度も甲子園に行ったのに一度も勝てず、あらゆる負け方をコンプリートしてしまった監督。
【激レアさん�A】
東京オリンピックで、ただの大学生なのに国旗オタクだったがために、いきなり巨額の予算を託され96か国の公式国旗を作る仕事を任された人。
◇出演者
【研究員】若林正恭(オードリー)
【研究助手】弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)
【客員研究員】塚本高史、岡田紗佳
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/geki_rare/
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
情報/ワイドショー – その他
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