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2018/04/05(木) 15:50〜17:53 ten.【春のSP!蓬莱&黒木が滋賀へ…屋形船から桜をお届け】[字]

>>僕、
シノビー。
時刻は3時50分。
ten.が始まるよ。
>>サバトンというバンドが、大阪に来日してまして、
そのバンドのボーカルと同じ髪形
にしたいということで、ここにや
って来ました。
好きなバンドなので、
一体感を味わいたいというので、
同じ衣装、同じ髪形にして、
ライブに行くっていうのが楽しみ
ですね。
気分が晴れましたね。
すっきりしましたので。
ライブにすぐ臨めそうで楽しみで
す。
もうわくわくしますね。
もう待ってました。私の夢は、
スウェーデンの海外フェスに行く
ぞ!
>>こんにちは。
かんさい情報ネットten.です。さあ、
春のten.祭り、
今週も1時間拡大でお送りしています。
今週、
桜が見頃を迎えている所から黒木アナウンサーが中継で伝えてくれ
ているんですが、きょうも中継で
す。
黒木さん。

>>きょうは、
滋賀県の近江八幡市に来ました。
蓬莱さんも一緒に来ていただいています。
>>よろしくお願いします。
きょうは結構涼しくてね、
きのうは滋賀県は25度の夏日だ
ったんですけれども、
きょうは15度ぐらいでだいぶ平
年並みに戻って、
過ごしやすいですね。
>>今週、
ten.では近畿各地の桜の名所
から生中継でお伝えしています。
月曜日は山をテーマに吉野山から、
そしてきのうは、墓をテーマに、
奈良の石舞台古墳からお伝えしま
した。
>>きょうはこちら、堀をテーマ
に、桜の中継をしたいと思います。
>>教官、私は、
どじでのろまな亀です。>>じゃあ、
俺が一人前のスチュワーデスに育
ててあげよう。
それはスチュワーデス物語の堀ち
えみさんじゃないか!テン。
どうでしょうか。
>>いやいや、
きょう初めての試みやと思います。
>>ちょっと楽しい感じでやってみようかなと思いまして。
ということで、きょうは堀だけに、

八幡堀という堀から見る絶景の桜をご紹介したいと思います。
>>こんなに桜残ってるの?
>>桜ね、どうでしょうか。
でもこの時期ならではの堀の桜の
景色というのを5時半ごろに伝え
たいと思いますので、楽しい感じ
でいきますんで、よろしくお願い
します。
>>お楽しみに。
>>さあ、
春のten.祭り、ここからは、
毎週木曜日、
ten.2部で放送しています、お役立ち芸人、
浅越ゴエさんのアナタの味方!
お役に立ちます!傑作選です。今回のテーマはこちら。
買ったばかりの家の天井裏から、
謎の生物の足音がする。
助けてくださいということなんで
すね。
果たして、今回の音の原因は、生
物なのか、
それともほかにあるのか。
ご覧ください。
>>さあ、
緑豊かな住環境ということは、害獣に出会えそうな環境です。
早速まいりましょう。
こちらのお宅ですね。
あっ、いや、大きな立派なお宅で
すね。
よろしくお願いします。

>>お願いします。
>>えーと、
奥様とご主人でね。
何かがこの家に住み着いている?
>>そうですね。
何かがいます。
>>家族がもう一匹以上いると?>>そうですね、そうです。
>>築54年の木造家屋を、
1年前に購入した藤原さんご夫妻。
きれいにリフォームしたこの家で、
楽しい生活を送るはずだったので
す。
ところが、
引っ越した初日に。
>>天井で、
足音が聞こえるんです。
>>足音?なんかいる?
>>なんかおる。
>>気持ち悪い?
>>気持ち悪い。
>>怖い?
>>怖い。
>>ちょっと待って、ご主人、め
ちゃくちゃ強そうな感じに見える
んですけど。
>>怖いですよ。
>>どんな音がするわけですか?>>えっとね、
猫飼ってるんですけど。
>>名前は?
>>茶色いほうがズブ。

>>ズブ?
>>もう1匹がネル。
なんで、その子たちが走り回るときの音に、似てる感じもするんで
すね。
>>えー?
>>なんか4足。
ネズミやったらもうちょっと静かなんかなとか。
>>ちょっと大きいんだ。
>>そうですね。
結構しっかり聞こえる。
>>気が付けば夢のマイホームは、
恐怖の館に。
足音が聞こえても、姿は見せない
謎の生物。
恐怖におののく生活に耐えられず。
>>謎の生物を、見つけてほしい
です。
>>謎の生物がいるんですね。
>>います。
>>何は嫌?
>>ネズミ。
>>ネズミ嫌やな、
ネズミが。>>けんかするんでね。
アライグマとか。
>>アライグマとか。バイオレンスだって聞くんで。
>>猫やったら?
>>わが子にしてもいいかなと。
>>猫はOKということね。
>>そうですね、猫、犬。
>>猫、犬ならOK?

>>OK。
>>音が頻繁にするのは、夜9時
ごろから。
そして、その行動範囲が。
この和室でも聞こえる?
>>聞こえます。
あとはお風呂場ですね。
足元、気をつけてください。
>>いやー、広いおうちだな。
>>ここでつかっているときに、
ととととととととって。>>この上まで来るんだ。
ずいぶん行動範囲、
広いですよ。
>>そうなんですよ、広いんです
よ。
>>謎の生物が行き交う範囲は建
物の半分以上。
特に大きな音がするのが。
ここが寝室?
>>ここです。
>>ここで寝てるときに、聞こえる?
>>聞こえますね。
>>この上?
>>そうです。
一回、ばりばりっ、
がたがたって、音が聞こえて。
>>激しい音?
>>そのときは私、寝ぼけてたん
で、ズブやと思ったんです。
>>あー、猫ちゃんね。

>>そうそうそう。
>>本当はズブとネルの仕業かな
と思ってるところ、ちょっとある
んですけど。
>>いや、違うんです。
寝てたんです、
足元で。>>ズブもネルもいる?
>>足元にいてて、違うわと思っ
て、ばっと飛び起きたら、
ばっばっばっばっ、
ばっばっばっばっみたいな感じで。>>飼い猫がそばにいるのに、天
井裏から音がした。
となると、
やっぱり謎の生物はこの上にいる。
では、
寝室の天井裏チェックしたいと思
います。
一回上ります。
>>わー、すみません。
ありがとうございます。
>>ん?真っ暗ね。
よいしょ。
これが。
>>でもきれい。
>>寝室の上、
まさに音が聞こえているっていう
所。
>>なんもおれへん。
>>なんもいない。
>>奥のほうもね、

ちょっと見てみますわ。
>>なんかきれい。
>>きれいですね。>>え?
めっちゃきれい。
>>ふんとかもない。
>>足跡とかもないんかな。
>>足跡もないなあ。
えー?
>>生き物ではない。
>>生き物じゃなかったら、何?
>>分からん。
>>逆に怖い。
>>築54年の物件。
建物に原因があるのか?
しかし、
奥様は絶対に生き物だと言い切り
ます。
というのも。
>>いや、これは間違いじゃない
って、勘違いじゃないっていう。
>>なんか痕跡がある?
>>痕跡がね。
>>ちょっとそれ、見せてくださ
いよ。
見せてください、どこですか?
>>こっちです。
>>害獣が侵入した痕跡は、裏庭
にあるといいます。
それは。
なんか転がってますね、綿が。

えっ、
これは?
あっ、
断熱材だ。
>>そこに。
>>ここ?
これ?
いっぱい出てる。
なんと断熱材が、
壁の中から引きずり出されていま
す。
>>量もすごいんです。
>>場所もおかしいんですけど、
量もすごい。
>>そうなんです。
ここの、
寝室の裏なんで。>>これ、
寝室の裏?
もうまさに通り道としては。>>そうなんです。
>>上に登っていっているってい
うこと。
>>感じが。
>>やはり害獣はいるのか?
となると、この人の出番。
害獣ハンター、井上潤さん。
天井裏から床下まで、どこまでも
突き進み、
害獣が残した痕跡を見つけ出すス
ペシャリスト。
>>どうですか?

>>ふんだらけです。>>えー?
>>歩いている!
>>これまで、すべての依頼者を救うのはもちろん、前回は害獣、
テンの姿をばっちり捉えました。
今回も害獣駆除歴33年のプロの目で解決していただきます。
やっぱ、
外も今、
見ましたけれども、結構、荒らさ
れてるんですね、断熱材ね。
ちょっとプロの目で見ていただき
たいと思います。
>>見させていただきます。
>>私が見たところ、
生き物がいた痕跡が見当たらなか
った天井裏を、改めてプロの目で
チェック。
>>これ、
線なんかがこれ汚れてるの、分か
っていただけますかね?
これ。
>>え?汚れてる?
>>並べると。
>>色が違う。
>>ほんまや。
>>たぶんこれ、つこうてる、
通ってるんやね、これ。
>>そうなんですか?
>>足跡みたいなのですね。
>>そういうところを見るんですか?
>>すごい。

>>さらに!
>>これそうですけどね。
この辺。
>>それ足跡?
>>なんかいる。
え?
なんかある。
>>なんか、足やね。
>>足ですね。
>>このラインですね。
こういうふうな。
>>ほんまやわ。
>>いや、そこまで分かるんだ。
足の大きさぐらいは分かるわけで
すね。
>>そうですね。
ネズミではないです。
>>えー。
>>ネズミより大きい?
>>はい、大きいと思います。
>>ネズミよりは大きい。
えー。
>>さらに、害獣ハンター、天井
裏の奥までチェック。
>>すごい。
>>すると。
>>これ蜂の巣ですね。
>>うわっ。
>>蜂の巣がある?>>うわっ!
>>でかっ。

蜂入ってきてますやん。>>ちょっと待って。
>>今、使ってないです。
>>わー。
>>スズメバチだと思います。
>>スズメバチ?
こわっ。
いろいろあるもんですな。
>>そっちのほうが怖い。
>>なんか害虫もやった。>>そして本題。
害獣の痕跡は?
>>こんな感じで、これ、穴開けて。
>>うわっ、うわっ!
>>うわっ。
>>嫌やー。
>>あー、これはなんか、
毛がふわって。
>>通り道ですね。
>>うわっ、すごい!
>>寄ったほうが分かるんでしょうか。
>>天井裏への侵入経路発見。
通ってますな。
>>完全に通ってます。
もうほんまスペースあるわ、十分。
>>位置的にはちょうどこの後ろ
ぐらい。
押し入れの奥の壁の感じです。
>>この穴が、
裏庭まで続いているのでしょうか。
プロに外のほうもチェックしてもらいましょうか。
こんな感じで結構荒らされてるん

ですよ。
>>1つは、よいしょ。
>>えー?
なんか開いてる、
穴。
>>こっちもですね。
>>こっちですね。
>>ここから上がっていると思い
ますね。
>>確定だな。
>>間違いなく、
上がってるのは間違いないですね。
>>さらに害獣ハンター、軒下もくまなくチェック。
>>ここなんかも全然。
>>開いてる感じするな。
すげぇ開いてるな。
わー!
>>すごい!
>>なんと、床下に通じる大きな
穴。
ここも侵入経路か?
>>床下から入ってたんじゃない
ですかね?
>>あー。
そうなんや。
>>だからこっち、お風呂のほう
でしょ。
>>そうです、そうです。
>>だからやっぱ音のするほうですね。
>>そうです。

>>でも、床下結構、じゃあ、行
動範囲広げてるっていうことは?
>>そうですね、可能性はものす
ごく、床下を動いている可能性は
あると思います。
>>床下の痕跡も、チェックしと
きたいですよね。
どのくらい行動しているのか。
>>潜れと。
>>行けます?
ということで、害獣ハンター、
床下をチェック。
床下に害獣は来ているのか?その正体とは?
生き物の痕跡を探し、狭い床下を
巨体が突き進む。
すると。
>>わあ!
蛇です、
蛇の抜け殻。
>>蛇の抜け殻や。
>>だいぶ大きいですよ、この蛇。
>>大きいなぁ。
>>めっちゃでかい。どこにいるんやろ?
>>これ、上に上がっていったん
ちゃいますかね?
>>蛇がそのまま上に上がってい
った?
>>これ畳ですよ、見えてんの。
>>えー?これ、畳か。
黒い蛇が。

>>じゃあだって、畳変えたとこ
やから。
変えてからってことでしょ?
>>さまざまな生物の痕跡が続出
する藤原家。
もはや生き物のワンダーランド。
これなら、害獣がいないほうがお
かしい。
>>だいぶ、
小さいぞ、
これ。
>>その正体を暴くためなら、害
獣ハンターはどんな小さな穴でも。
入れる?
すごいぞ、
害獣ハンター。
懸命の床下調査はなんと30分にも及んだのです。
そして。
>>すみません。どうでしたでしょうか?
印象としては。
>>あの、
ここを通ってるとかっていうよう
な感じはね、あまりないんですよ
ね。
>>下は使ってないのかな?
>>ただ、
下は砂なので、足跡とかが、
はっきりいってよく分からないと
いうのが正直なところで。
>>でも何かいる、

何か通ったであろうという推測まではできるわけですね。
>>間違いなく何か、小動物はい
てると思います。
>>姿だけは見たいので、
われわれスタッフが一応、数日かけて、
何日かかけて、
カメラ置かせてもらったんで、
その映像をチェックしてみましょ
う。
>>それ、僕、聞いてませんけど。
>>井上さんを信じていないわけではないのですが、
事前に1週間、天井裏にカメラを
設置させていただきました。
さあ、
カメラは謎の生物の姿を捉えているのでしょうか。
なんか映ってるんでしょうか。
あっ!
>>おるやん。
>>えっ!
>>あっ、
ちっちゃい。
ひょこひょこひょこひょこ歩いて
る。
ネズミがいましたよ。
わー、カメラの前通った。
>>いやー!
>>ネズミ通ってる!
>>めっちゃ普通に。
>>すべての映像をチェックする
と、カメラが捉えたのはネズミの

み。
>>ネズミ。
>>ネズミですね。
>>ネズミ、ネズミ。
>>ネズミの足音じゃないんですもんね。
>>ネズミにしてはちょっとでか
すぎる。
>>もしかしたら、
本当にネズミを食べに、イタチなんか、
基本的にイタチは肉食なので、ネ
ズミを追っかけて、イタチが走る
んで、どんどんするっていうこと
も、よそでは、
過去例としてはありましたけれど
も。
>>どんだけおんねん。
>>めっちゃおるやん。
>>ネズミを食べに、
イタチがやって来たのか?
お任せください。
実はわれわれは、
断熱材が落ちていた軒下にもカメ
ラを設置しています。
さあ、謎の生物の正体はなんなの
か。
いきますよ。
あっ。
あっ?大きいよ、これ。
>>あれ、
>>アナタの味方!お役に立ちま

す!では、
皆さんからのご依頼を大募集。
気になる謎を解明してほしい、
家の困りごとを解決してほしいな
ど、
どんな小さなことでも結構です。
ご応募、
お待ちしています。
今回の依頼者は、
堺市に住む藤原さんご夫妻。
1年前に購入した家の天井裏から、足音がするといいます。
そこで天井裏にカメラを設置して
みると、そこには、ネズミの姿が。
これを見た害獣ハンターは、ネズ
ミを食べに、イタチが来たのでは
と推測。
そこで侵入経路に設置したカメラ
を確認。
ついに、謎の生物の正体が明らか
に!いきますよ。
>>あっ、
なんかおった。
>>あっ?大きいよ、これ。>>あれ、これ。
>>ズブ?
>>ズブ?
>>猫やん。ズブじゃないの?
めちゃくちゃでかいよ。
>>ズブっぽいけど。
>>ズブは外に出るんですか?
>>たまに脱走するけど、ズブだ。

>>にゃんと、
飼い猫のズブが、
ネズミを追いかけていたのでしょうか。
>>これはズブ。
>>でも上には。
>>上には行ってない。
行かない。>>センサーカメラは、あと2回
反応しています。
果たして映っているのは真犯人か?
それとも?
>>どうだ?
>>あっ!
あっあっあっ!
>>胴体が長い。
違う。
あれ?
イタチのシルエットでしたね。
>>そうですね、
犯人としたらね。>>あっ、いたぞ。
>>うわー。
ようけ動物、
種類。
>>今の完全にイタチですよね。
>>イタチです。
>>ズブじゃなかったね。>>犯人はイタチか?
さらに映像を確認。
残り、
最後。
最後のファイル。
うわっ。

>>めっちゃ。
>>うわっ。
>>イタチっぽいですよね。>>うわっ、
上に行こうとしてるね。
上に上がっていった。
うわっ。
もう。
>>やっぱ胴体長いから。
十分ありますね。
>>上がる場所探してるんや。
>>そんな感じですね。
>>上に行こうとしてるね。
カメラの後ろ側に回っちゃいましたか。
すごいぞ。
>>めっちゃおる。
>>しっかり捉えとるぞ。
>>イタチでした。
>>イタチじゃないかね。
どっちにしてもそっちの系統ですよね。
>>ということですわ。
>>いてましたね。
>>びっくりした。
>>びっくりです。
>>びっくりしました。
>>まあ、見れたからよかったと
いうことで。
>>ということで、犯人はイタチ。
後日、
害獣ハンターが用意したのは、お手製の網戸。
この家をくまなくチェックし、

軒下が侵入経路と断定した害獣ハンターは、
これでイタチの侵入を防ぐといい
ます。
>>絶対入られへん。
渚、よかったな。
>>うん。
>>ありがとうございます。
もうこれで安心して寝れます。
ありがとうございます。
>>ということで、
結果はイタチだったんですね。
しかもその後もイタチは来なくな
り、
完全解決したということです。
アナタの味方!お役に立ちます!は、
本日第2部でも放送します。
きょうはこちらです。
涙なしでは見られない、号泣スペ
シャルです。
テーマは母の愛情。
果たして依頼者の涙の理由とは。ぜひご覧ください。
では続いて、
スペシャルです。
>>このあとキニナルコトバ。
春のten.祭り拡大スペシャル。
歓送迎会シーズンに飲食店を悩ま
すある現象が。
さらに、
>>ここからはキニナルことば、大田さん、よろしくお願いします。
>>よろしくお願いいたします。

今週は春のten.祭りということで、
キニナルことばもスペシャルバー
ジョンでお送りいたします。
さあ、まずはこちらです。
ノーショーということばなんですが、あいはらさん、
これ、聞いたことあります?
>>全く聞いたことない。
>>どんな意味のことばでしょう
か?
>>病気?
>>病気?
病気?
>>脳の。
>>脳の?
>>病気の名前が。
>>これ、でも英語なんですよね。
意味はこちらです。
ノーショーはこう書きまして、つ
まり、現れない、無断キャンセル
という意味合いなんですね。
>>無断キャンセルなんだ。
>>実はこのノーショー、無断キ
ャンセルが、
飲食業やホテル業界で大きな問題
になっているんです。
まずはこちらご覧ください。
>>予約客が連絡のないまま現れ
ない現象、ノーショー。
ここ数年、
このノーショー、無断キャンセル

が急増。
飲食店が悲鳴を上げているという
のです。
豊中市のこちらのお店では、去年
11月、
79人の大宴会の予約が入ってい
たにもかかわらず、
当日、
ノーショーの被害に。
用意していた料理はすべて廃棄。
およそ40万円の売り上げを失うことに。
>>もう、丸損ですね。
>>歓送迎会など、
宴会も多いこの季節。
街の人は。
>>とりあえずで予約しといて、
もう1個いい店で、条件がよかったら、そっちとか。で、ドタキャ
ンとかしたことあります。
>>ネットだったらキャンセルしやすいですね。
複数予約して、上司に確認して、
どれがいいと思いますか?ぐらいで、
段取り取るんで、キャンセルは必
要になるみたいな。
>>ノーショー事件からおよそ半
年。
再びあのお店に行ってみると。
>>ネット予約はなし。
今、
完全にやめています。
あんな恐怖を感じることはもう二

度と味わいたくないので。
>>なんと、こちらでは、
去年11月の事件以降、
電話での予約のみに絞り、さらに、
キャンセル料金も設定しました。
>>料理人の僕たちにすれば、
食材を捨てるのが一番つらいところで。
>>飲食店を恐怖に陥れる無断キ
ャンセル。
法律的には、
どうなるの?ことし、
ノーショーを巡る裁判で出た注目
の判決とは。
ほかにも、
キニナルことばがたくさん。
きょうは春のten.祭りスペシ
ャル。
どどんと12分ジャストで徹底研
究します。
>>さあ、
きょうはたっぷり12分で勉強していきたいと思います。
歓迎会シーズンですけれどもね、
ほんと50人、
60人の予約がキャンセルされる
と、
お店にとっては死活問題ですよね。
実際に年間のこの被害額というのが試算されているんですけれども、
こちらですね。
なんと750億から2000億円ほどに上るのではないかと。
>>こんなに?

>>当然、食材がむだになる。
予約を受けた分、
ひょっとしたらそこの分にほかのお客さんを受け入れられたかもし
れない、その分の損失を計算する
と、こういう額になってくると。
全日本飲食協会理事長の関さんに
よると、最近はグルメサイトの普
及によって、インターネットの予
約が増えている。
それに伴ってキャンセルも増えて
いるということなんですよね。
>>このノーショーと、ドタキャ
ンというのは違うんですか?
>>ドタキャンは、直前であって
も、
ちゃんと連絡をしてキャンセルす
る場合はドタキャンですけれども、
もう、ノーショーというのは、
連絡が一切ないので、当然、
食材とか料理の準備、席を確保し
て、
全部お店はお膳立て、
始めちゃうわけですよね。>>あいはらさん、最近、ネット
で予約ぽちっとして、そのまま。
>>そうですね。
幹事さんはいろいろ比べ合いなが
ら料理と値段、考えるんですけれ
ども、ついついいいとこを見つけ
ると、
この店のことを忘れがちになるん

ですかね、やっぱり。
>>簡単だからこそ、そういう連
絡が怠ってしまうのかもしれませ
んけれども、パクさん、韓国では
どうですか?
そういうのありますか?
>>韓国はむちゃ多いね。特にやっぱり、あえてね、ノーシ
ョーをやって、
他店に危害を加えて、自分が生き残ろうとするような。
>>お店側がってことですか?
>>お店側がお店側にそういうのを仕掛ける例もあって、そういう
のがもう、日本でもそうでしょう
けれども、裁判になったりしてる
んですよね。
>>そうなんですよね。
>>だから、精神的なののしり合
いみたいなところから、そういう
事件に発展するケースもあるみた
いですね。
>>日本での裁判事例をご覧いた
だきたいんですが、これ、去年4
月のことなんですが、東京・新宿
の飲食店で40人の宴会の予約が
あって、
店側は店の規模から貸し切りにして、1人3480円のコースを提
供することにしたんですが、予約
当日、
時間を過ぎてもお客さんが現れず、
電話やメールもつながらない状態になってしまったということです
ね。

>>これはひどい。
>>業を煮やして訴えに出たわけ
なんですが、裁判がこちらですね。
ことし3月に飲食店が損害賠償請
求を求めて、裁判を起こしたんで
すが、客側が出廷しなかったんで
すね。
ですからお店側の自動的な勝訴に
なって、
13万9200円の賠償が認めら
れたんですが、担当した弁護士の
石崎さんによりますと、きょう段
階、
現時点でもこの損害賠償は行われ
ていない。
払われていないそうなんですよね。
ノーショー問題に対して、小規模
店は泣き寝入りするしかなく、
啓発の意味でも裁判を行ったということなんですね。
>>これね、野村さん、強制的に
払ってもらうことってできないん
ですか?
>>もちろん、強制執行、
加害者が特定できていれば、
その人の財産を差し押さえるということができるわけですけども、
意外にそれが分からない、
例えばネットで来た人の特定ができないっていう場合もあるでしょ
うし、
そもそもお金がない場合もありますから、
請求できない。

例えば学生なんかがやってたような場合には、
学生では払えないような損害にな
ってるような場合というのはある
のかもしれませんけどね。
>>今、
野村さんおっしゃったように、
実は赤堀さんにも聞いたんですが、同じようにおっしゃってましたね。
まず立証が難しい。
本当にその本人なのか、
事実関係が正しいのか。
それから、
損害賠償請求が認められても、
どうやって回収するのかという難しさがあって、
泣き寝入りというのが現実という
ようなんですね。
>>ただ、野村さん、
私たちはキャンセル料を払う義務っていうのはあるんですか?
>>それは、もともと契約の中で、
キャンセルするときには一定額を払いますよという約束になってる
ような場合というのは取りやすく
なりますし、もちろん、損害を与
えていますから、
法律上は損害賠償請求はできるんですよね。
できるんですけれども、今、お話
があったように、
現実的にはなかなか取れないとい
う可能性が高いですね。
>>山川さん、これ、
泣き寝入りするしかないんですかね。
>>そうですね。やっぱりお店側

も、
毎日の仕事をしていかないといけ
ないわけですから、
1人や2人で経営されているとこ
ろは、
裁判まで対応できないと、それを
やるぐらいだったら、
もう忘れて、
毎日の仕事をやって、
もうけていったほうがいいという
ふうに考える人は、やっぱり多い
と思います。
>>最近ではもう、
予約を一切受け入れない、
来た順から食べてくださいという店も増えてますし、
高級店は一見さん、お断りで対応
してますよね。
>>もう信頼しているお客さんし
か受け入れないと。
>>さっき、パク先生から聞いた
んですけれども、
誰かほかの人に成り済まして予約
をしておいて、
それでキャンセルするんですよね、
行かないわけですよ。>>意図的に、いえば、
他店に損害を与えるわけですよね。
>>そうすると、その店に被害が
及ぶだけではなくて、
その成り済まされた人を貶めることにもなるということで、
どうもパク先生が言っていた例は、

私の名前をかたってるらしいと。
>>ということもできるというこ
とですね。
>>って言う例ですよね、たとえ
ばね。
>>そこまでいくとこれ、刑事罰
に当たる可能性もありますよね。
>>ありますよね。
店に対しては偽計業務妨害とか、
そういうこともないわけではない
ので、やっぱり悪質なものは取り
締まられる可能性ってありますけ
どね。
>>飲食店側もこういった対抗シ
ステムを考え出していまして、例
えばこちらですね、
日本初のノーショー保証システムなんですが、お客さんにこの予約
システム運営会社、
ファビーというところを通してお店に予約を入れてもらうと。
この予約がノーショーになった場
合なんですが、
実はこのファビーが飲食店に最大
50万円の保証金を払ってくれる
そうなんですよね。
ファビーのほうでお客さん側にキャンセル料を請求すると。
これ、
例えばお客さんが払ってくれなくても、少なくとも保証金のほうは
お店に支払われるということです
ね。
>>このファビーが損することは

ないんですか?
>>そうですね。
ファビーのほうは、登録料のよう
な形で、飲食店からある程度の収
入が得られるということですね。
>>保険ですよね。
>>なるほど。
保険のシステムか。
>>ただ、あとはお客さんに、
このファビーをどのようにして利
用してもらえるかというところが
一つ、ちょっと課題にはなってい
ると。
>>結局はキャンセル料は請求さ
れるわけですよね。
>>そうなんですよね。
>>ここを通さなくても予約でき
てしまうということになると、む
しろそんな面倒なことをというふ
うになってしまいますからね。
>>避けられる可能性が出てくる
わけですね。
>>お店のほうでも自分で防衛す
るために、
こういうノーショーが起こったときに、急きょ、インターネットで
みんなに連絡をして、
ここに食べに来てくださいというようなことをやってる人も。
>>そういった事例もありました
よね。
>>それで代金を回収するという、

苦肉の策もあるみたいですけどね。
>>もう一つこういうシステムを
始めているところもあるんですね。
先ほどご紹介した、全日本飲食協
会ですが、
ドタキャン防止システムとして、
ノーショー、
ドタキャンした顧客の電話番号を
登録しておいて、
会員の店舗で番号を共有すると。
つまり会員になったら、
電話かかってきたときに、あっ、
この人はドタキャンした前科というかね、
前歴がありますということを確認
して、場合によっちゃあ、
もう予約を断ることもできるとい
うそういうシステムなんですよね。
関さんによると、
予約を受ける際に、
ちゃんと、ドタキャンした場合、
リストに登録する可能性があると、
お客さんに告知しているそうなん
ですね。
ですから、登録数を増やすのでは
なくて、
少しでも不用意なキャンセルを減
らせればという思いでこういった
取り組みが始まったと。
>>確かにパクさんの言うように、
お客さん、嫌がるかもしれません

ね。
>>そこまでちょっとね、ドタキ
ャンすることを前提に交渉された
らね。
>>でも、ここまでしないといけ
ない状況だっていうことなんです、
あいはらさん。
>>でも予約する側にしたら、あ
んまり根掘り葉掘り、
個人情報を聞かれてもっていうこ
とがちょっと若干ある気もするん
ですけれどもね。
>>あとはそれこそ、これ、いた
ずらの成り済ましで、あいつ、
ブラックリストに載せてやろうみたいなケースもないわけではない
ので。
>>最近なんか僕、
予約取りにくくなってる気がする
んだよね。
>>どういうことでしょう。
>>誰かいらっしゃるんですかね。
>>次々に証拠が出てきてますね。
さあ、
それでは続いてのキニナルことば、
まいりましょう。続いてはこちら。
ルシファー効果という、ちょっと
不気味なことばなんですが、春、
新生活で新しい集団で生活を始め
る時期ですが、そんなときに、
ちょっと気をつけてもらいたいこ

とばなんですよね。
まずこの映像をちょっとご覧いた
だきましょう。
これね、映画なんですが、
実際に行われた、
スタンフォード監獄実験という実
験を再現した映画なんですよね。
実際の実験でもこういった囚人と
看守というような衣装を着て、
模擬監獄を用意して実験が行われ
たんですが、
全員が、
時には環境によって悪人に変貌してしまうという結果が分かってし
まった実験だったんですね。
ちょっと詳しく見ていきたいんですが、こちら、
スタンフォード監獄実験は、
1971年にスタンフォード大学のジンバルドー教授が行った実験
で、
男子大学生20人を囚人役と看守役に分けて、
模擬監獄で2週間、生活する様子
を観察したところ、
だんだん看守役が自分たちで独自
に囚人にペナルティーを科すよう
になって、囚人役は抵抗しながら
もだんだん服従するような、
囚人らしいふるまいを始める結果
になってしまったと。
>>自分たちが勝手にエスカレー
トしてったってことですよね。
>>そうなんですよ。

ですから実験自体も、もう危ない
ということで、6日間で中止にな
ったという、いわくつきの実験な
んですよね。
この実験の結果なんですが、実は
ね、
この壬バル度教授が、こんな分厚い本で結果をまとめてるんです。
これ、800ページあるんですけ
どね。
ここにルシファー・エフェクトと
あるように、
これがそのルシファー効果という
意味なんですが、一体なんでこん
なふうに悪人に変わってしまうの
かということなんですが、こちら
ですね。
教授によると、どんな人間も置か
れた環境によって、善人から悪人
に変貌してしまう、それをルシフ
ァー効果と呼ぶということなんで
すが、この場合でいうと、例えば、
集団心理とか、そういうことです
ね。
あとは役割を何か与えてしまうと、
その気になってしまうというような子とで、悪人に変わってしまう。
>>じゃあ、山川さんも悪人にな
ってしまうかもしれないという。
>>そうですね。
>>じゃあ今、
善人ということですかね。

>>それは異論、ないでしょう。
>>どういうこと?どういうこと

>>そこに異論を唱えるんですか

>>これがルシファー効果ってい
うんですよ。
>>なるほど、これ自体がね。
>>それは法学部の犯罪学の試験
に出ますからね。
出ますよ。
>>ただこのルシファー効果なん
ですが、
この特殊な状況の実験下だけでは
ないんですよね。
こちら、
京都学園大学の有馬教授に聞きました。
気付かないうちに集団の常識が変
化し、
想定外の行為に発展するケースは、
これ、日常的に起こりうると。
ですから、いじめとかパワハラも、
実はこういったケースが背景にあるというようなパターンもあると
いうことなんですね。
>>なるほど。
木曜日にだじゃれが増えるのも、
パクさんのルシファー効果かもし
れないということですね。
>>意味が分からん、それ。
>>違いますか?

>>そこの体質みたいなもんでね。
>>体質ですよね。
>>皆さん、
慣れていかれるんでしょうね。
>>木曜日の体質として。
>>パクさんがだじゃれを言った
ら、
俺も負けずに言いたいなというよ
うな気持ちになるということは、
ちょっとルシファー効果。
>>ルシファー効果。
>>野村先生もちょっと侵されつ
つあるという。
>>私はひたすら耐える。
>>1人だけ耐えていますから。
>>この集団心理でいうと、こう
いった集団心理が背景にあるんじ
ゃないかといわれた事件がこちら
ですね。
これ、韓国の地下鉄放火事件、2
003年に起きた、
非常に多くの死者を出した事件だ
ったんですが、これ、発生当時、
地下鉄の車内に煙が充満している
のに、皆さん、
口を押さえているだけで逃げ出そ
うとしないんですよね。
>>え?なんで?
>>これもですね、教授によると、
ほかが逃げ出さないから大丈夫、

もしくは自分も逃げ出さなくていいということで、
みんなが逃げ出さなかったのでは
ないかといわれているんですよね。
>>なんで冷静に判断できなくな
ってしまうんですかね。
>>そうなんですよね。
このあたりも教授にお話をお伺い
したんですが、
人は周囲のふるまいを気にして行動する、同調行動を取りやすいと。
ですから、
生物は種を保存するために、群れることを選択してきたんで、
孤立しないという生存本能の一種
なのではないかという話なんです
よね。
>>特に最近の時代の傾向も、あ
いはらさん、
あるのかもしれませんけどね。>>そうですね。
一つ、
輪を生み出すということもあって、
その輪を大切にする、特に日本人
は多いんじゃないですかね。
>>そうですよね。
周りから突出するのがちょっと恥
ずかしいというか、気が引けると
いうのが、どっかなんか、日本は
あるような気がしますね。
>>なるほど。
きょうのキニナルことば、大田さ
ん、ありがとうございました。
では続いて、ここからのラインナ

ップです。
>>大相撲の巡業あいさつで、突
然倒れた舞鶴市長。
救命措置で土俵に上がった女性に
対し、
女性は土俵から下りてという場内
アナウンスがあったことが分かり
ました。
存在しないとされていた、イラク
での自衛隊の日報。
陸上自衛隊は去年3月に発見した
にもかかわらず、当時の防衛大臣
に報告していませんでした。
秋田に外国人を呼び込もうしてい
る、関西出身の男性。
まだ知られていない日本を知って
もらおうと、奮闘する姿を追いま
した。
>>まず、こちらです。
大相撲の地方巡業中、
土俵の上で倒れた市長の救命措置を行った女性に対し、
女性は土俵から下りてと場内アナ
ウンスがあったことが分かりまし
た。
日本相撲協会側は、不適切な対応だったとコメントしています。
>>きのう、
3000人が集まった会場は、
一時騒然としました。
あいさつのために土俵に上がった直後、
後ろ向きに倒れた、

舞鶴市の多々見市長。関係者の男性が土俵の上に集まる
中、看護師の女性ら2人が、
土俵の上に駆けつけ、心臓マッサージなどの救命処置を始めます。
さらに、
2人の女性が土俵に上がり、
処置に加わろうとした
そのとき。
>>女性の方は土俵から下りてく
ださい。
女性の方は土俵から下りてくださ
い。
女性の方は土俵を下りてください。
男性がお上がりください。
>>救命処置を行っていた女性は、
その後、
救急隊員などと交代し、土俵を下
りました。
舞鶴市によると、
多々見市長はくも膜下出血で、手術を行いましたが、容体は安定し
ていて、
命に別状はないということです。長年にわたり、
女人禁制とされる土俵の上ですが、
命を救うための処置のさなかに発せられたこのことばに、
疑問の声が上がっています。
>>そんな命に関わることに、
女は上がるないう、
そんな問題やないわな。>>周りの男性は、
いましたけれども、
結構、
女性の処置のほうが早かったかな

というような気がしますね。
命が大切やっていうのは、
再認識したほうがええかもしれないですね。
>>さらに、
そのあとの巡業会場では。
>>市長が救急搬送されたあと、
相撲協会は土俵に塩をまき、
その後の取組は淡々と進行された
ということです。
>>なんにもなかったように、そ
のまま進めはったというのは、
ちょっとおかしいなと思ったわな。
>>日本相撲協会は、
力士が土俵で失神や骨折した際に
塩をまくのは、
従来からの伝統で、
市長が失神したからまいたとしていて、場内アナウンスについては、
行司が動転して、呼びかけたもの
でしたが、
人命に関わる状況には不適切な対
応でしたと、
八角理事長がコメントしています。
女人禁制の伝統と、
人の命を巡る今回の問題。
一連の騒動のあとだけに、改めて相撲協会の姿勢が問われています。
>>心臓マッサージを行った女性
は、
現役の看護師さんだったというこ
となんですよね。
あいはらさん、

率直に今回の対応、どう思われますか?
>>実は僕、目の前で、
義理の父が倒れたことがあるんですけど、普通の人間だったら、な
かなか手出せないんですよね。
やっぱり上がっていかれてるとい
うことは、医療に関する人が、詳
しい人が上がってくるわけですか
ら、
人の命を超えるようなルールは、たぶん、世の中にないと思うんで、
そこは責められてもしかたがない
んじゃないですかね。
>>そうですね。
観客席からもやじで、
女の人を上げるなという声も上が
ったということなんですよね。
今、あいはらさんからもありまし
たけれども、パクさん、
この早い措置が命を左右するんで
すよね。
>>そうですね。
土俵に女性を上げてはいけないかどうかということは、ずいぶん前
から議論になっていて、太田房江
さんがね、
表彰式に上がれないということで、
かたくなに土俵に女性を上げないということを貫いてこられたわけ
ですが、この場合は非常に特殊な
ケースですから、人の命が懸かっ
てますから、
そのような論議を抜きにして、即座の対応をすることで、
あの人が命が救われたわけですか

ら、
こういうケースのときにどうする
かということも、
相撲協会は事前に考えておかなけ
ればいけませんよね。
>>そうですね。
土俵は古くから女人禁制といわれているわけなんですが、その理由
についてはこちらです。
相撲は五穀豊じょうの神事とされて、
女性は不浄と見なされていた。
大相撲が関わる土俵は、本場所、
地方巡業、
稽古場、すべて、女性は入れない。
野村さん、
この江戸時代は女性は見ることすら許されていなかったという歴史
もあることは事実なんですけれど
も。
>>そうですね。でもやっぱり、
原則がどうであれ、
やっぱり今の話っていうのは全然
違う次元の話なんですよね。
やっぱり一番問題となるのは、
こういうことが起こりうるっていうことをきちっと予測して、
そういうときの対応をきちっと決
めておくっていうことがなされて
いないということなんですよね。
やっぱりどの企業でも、
何か例えば自分の店で、
お客様が倒れたときはどうするのかということを、
徹底的に決めてありますし、練習

もしてるわけですよね。
そういうことが全く行われないと
いうことが、
神事の名の下では許されないとい
うふうに私は思いますけどね。
>>パクさんからも一部ありまし
たけれども、大相撲の世界では、
これまでも土俵に上がれないとい
う出来事がありました。
1990年には、
森山真弓官房長官は、
内閣総理大臣杯の授与を断られま
した。
そして2000年、
太田房江大阪府知事が、
土俵上での優勝力士への表彰を断
られました。
そして2010年には、
お母さんすら土俵に上がることができなかったということがあるん
ですよね。
山川さん、ずっと続いてきてるん
ですよね。
>>パク先生もおっしゃいました
けど、2000年にあった、
大阪府の太田房江知事の問題っていうのは取材をしましたのでよく
覚えてるんですけれども、女性と
しては、
土俵に上がれないので、
副知事が代わりに、
男性の方が上がって、

大阪である3月場所の優勝者に副賞を渡したという流れだったんで
すけども、
当時は街の取材をしても、
ちょっと太田房江知事も、
わがまま言ってるんじゃないかという声も結構あったように記憶し
てるんですけれども、あれからや
っぱり18年たってますので、世
の中の考え方とか、
どんどん変わってますし、
土俵に外国人力士も増えてますの
で、
ちょっとやっぱり今の考え方はど
うなのかということも、
時代背景も考えないといけないか
もしれないですね。
>>野村さんからもあったように、
ケースごとに対応を考えなくちゃ、
もうそろそろいけないですよね。
>>そうですね。
土俵の問題ではあるんですけども、
実は日本相撲協会と日本相撲連盟というのがあって、
実は対応が違うんですね。
日本相撲協会はプロとして、
神事というふうに考えてるんです
けども、
学生、
アマチュアが所属している日本相撲連盟は、
もうこれはあくまでもやっぱり相
撲はスポーツだと、
男女平等が基本なんだと。

だから、
国際大会なんかも広く行われてる
んですけれども、当然、
女性も参加しているというような
ことですので、
土俵だから女性がだめということ
は、もう事実上、
ちょっと崩れてるのかなという気
はしますね。
>>やっぱり神様は命を大事にし
ていると思うので、
やっぱり神事というものの考え方
も、
やっぱり神事であっていいと思い
ますけれども、
そこは変化があってもいいんじゃ
ないかなと思いますよね。
>>そうですね。
では続いて、
ずさんな文書管理が、
また発覚しました。
これまで存在しないとされていた、
イラクでの自衛隊の日報。
陸上自衛隊は去年3月に発見した
にもかかわらず、
当時の防衛大臣に報告されていな
かったことが明らかになりました。
>>きょう、
日報問題について、
野党合同で行われたヒアリング。

>>これ、
虚偽の話をきのうまでずっとして
たのかなと。
これ、皆さんも知らなかったんで
すか?
それとも知っていたけど、
なんとか乗り切るんじゃないかと思って、
そのまんまにしておいたか、不作
為をしたんですか。
>>今、はっきり分かっているの
は、
センター長以下数名が、その事実
を承知していたと。
>>皆さんが守っているのは、
陸自でも国民でもない、安倍政権を守ってるだけじゃないですか。
>>防衛省と自衛隊の不適切な対
応に批判が相次ぎました。
国会でも。
>>大臣の指示に反した行為が、
1年以上も継続していたのに、
シビリアンコントロールは機能していたと言われても、
やはり一般の国民には納得ができ
ないと思うんですね。
>>昨年の2月、3月の時期に分
からなかったのかということを、
私がおかしいと思って指示をして、
今回、
このような事案が表に出てきまし
た。
私どもとしては、

これからも、
政治の立場でしっかりと防衛省・
自衛隊のこのような体質を変えて
いく、これが私どもは、
シビリアンコントロールの役目だと思っております。
>>小野寺防衛大臣は、苦しい弁
明に追われました。
その小野寺大臣が昨夜発表した衝
撃の内容。
>>昨年3月27日に、
研本においては、前回、
確認していなかった外付けハード
ディスクから、
イラクの活動の日報が発見されて
いたことが分かりました。
>>アメリカとの蜜月関係から、
日本は支持は表明したものの、
開戦の大義だった大量破壊兵器が
見つからなかったイラク戦争。
人道復興支援を目的に、2003
年から2009年まで、
日本は陸上自衛隊をイラクに派遣。
そのときの活動を記録した日報を、去年3月に、
陸上自衛隊の研究本部が発見して
いたにもかかわらず、
当時の稲田防衛大臣や統合幕僚監
部などに報告していなかったとい
うのです。
これまで防衛省は、
去年2月から3月にかけて、

陸上自衛隊の研究本部が日報を探したものの、発見できなかったと
説明。
当時の稲田大臣も。>>イラクに関しては、
日報は残っていないことを確認を
いたしております。
>>去年3月の時点で、
すでに日報を発見したとなると、
1年以上にわたり、
日報の存在を伏せていたことになります。
日報を巡る新たな問題を受け、
稲田氏は。
>>日報については、
探したけれども、
見つからなかったということで、
その旨、答弁をしていたところで
す。
そこから1年以上もたっているわ
けですから、
非常に驚きと同時に怒りを禁じえません。
>>一方、
陸上自衛隊トップの山崎幸二陸上幕僚長は。
>>日報について、陸上自衛隊と
して、不適切な対応があったこと
が判明いたしました。
本件につきまして陸上自衛隊のみ
ならず、
防衛省・自衛隊全体に対する国民の皆様からの信頼を揺るがす事態
となってしまいましたことにつき
まして、陸上幕僚長として深くお
わび申し上げます。

大臣の指示が部隊の末端まで及んでいなかったと、
それに伴って行動していなかった
という事実があったことにつきま
しては、
極めて大きな問題だという認識をしております。
>>そんな中、きょう、
オスプレイ5機が、
東京のアメリカ軍横田基地に到着
しました。
今後、訓練に参加したあと、
夏ごろに配備される予定で、
沖縄以外でのオスプレイの配備は
初めてとなります。
政府は日本の防衛およびアジア太
平洋地域の安定に資すると、
配備の意義を強調する一方で、安
全面に最大限の考慮を払うとして
います。
防衛省が日報問題で揺れる中、首都圏にも配備されることになった
オスプレイ。
この2つが意味するものとは。
ヤマカワ目線でひもときます。
>>きょう、
オスプレイが配備されたんですよ
ね。
>>日本の防衛を担う防衛省が、
これだけごたごたしている中で、
在日米軍のオスプレイが配備をさ
れる、これ、首都圏に初めてにな
るわけですけれども、この横田基

地というのは、
どういう基地かというところを見
ていきたいんですけれども、
これは明らかに北朝鮮の有事を想
定した動きになるんですけれども、
まず横田基地なんですけども、
この東京都の福生市という所にあるんですけれども、
在日米軍の司令部があるところな
んですね。
さらに朝鮮戦争の後方指令部のそ
の機能を併せ持っている、非常に
重要な基地になります。
オスプレイというのは、新型の輸送機ですので、この横田基地とい
うのは、
極東アジア、
北東アジアで何か有事があった場
合、北朝鮮情勢、
まさにここなんですけれども、
物資を運ぶ、
大きな役割を担っているというこ
とはいえると思いますね。
ですから、
朝鮮半島有事を想定したシフトチェンジが今、
行われているという中なんですけ
ども、肝心の防衛省は、
このイラクの日報というのは、
実は非常にこれ、
大事な、
特に大事な資料なんですね。やっぱり、
イラクに人道復興支援で派遣され

た隊員たちが、
危険と隣り合わせの中で毎日どん
な活動をしてきたのか、どれだけ
危険があったのか、
日々の活動を逐一、
報告を上げているので、これ、今
後、
将来の有事にも大変参考になる、
教訓になる資料、
これを大臣が把握をしてなかった
という問題、
非常に深刻だと思います。
今起きているのは、
はっきりいって、
大臣軽視と。防衛大臣の存在感というのが、
非常に低下しているんじゃないか
ということがいえると思うんです
ね。
この大臣の存在感が低下している
というのは、これは安倍政権の中
で、
ほかの中央官庁でも起きている。
森友問題では財務大臣、加計問題では文部科学大臣、
それから裁量労働のデータ隠しの
問題でいうと、これは厚生労働大
臣ということで、政権の中で大臣
の存在感が非常に下がっている、
これの引き金になっている問題と
いうのが、やはりあるんですね。
この安倍内閣、

安倍政権で始まった内閣人事局というものなんですけれども、
4年前の2014年の5月に発足
しました。
これ、
どういうものかということなんですけれども、まずこの内閣人事局
というのは、
いわゆる霞が関の中央省庁のトップを含めた幹部およそ600人い
るんですけれども、その人たちの
人事を管理
、事実上決定していく、
つまり総理官邸が主導でこういうことを、
人事を決めていって、
掌握していこうと。これはまあ、
歴史的にいうと、
日本の政治というのは官僚が主導してきたというような、
苦い経験もやっぱあるわけですね。
これにぶら下がる族議員たちが政治をゆがめてきたという問題があ
ったので、
そこから政治主導にシフトしようというために作った部署なんです
けれども、
実はあまりにもこの官邸、
菅官房長官をはじめとする安倍総
理大臣、官邸の力が強すぎたため
に、
この官僚のトップである大臣の存在価値、存在感というのが今、非
常に落ちているんですね。
ですから、この情報というのが、
大臣をスルーする形になっている。
官僚は、自分の人事を決めているのは、
この人たちですので、

大臣を飛び越えて、
官邸の動きを気にするようになっ
ているという背景があって、
情報がなかなか大臣に届いてこな
いというのも、
一つの大きな要因になっていると
思うんですね。
>>これ、野村さん、
この流れはどう思われますか?>>今、山川さんお話があったよ
うに、
この今の話を批判する前に、じゃあ、
どういう霞が関だったのかという
ことを考える必要があるんですよ
ね。
それは自分たちの昌益、
つまり、役所が豊かになっていっ
て、
国が滅んでもいいというような形
が多く見受けられたんですよね。
ですから、
例えば予算を自分たちのところでどんどん確保するためにむだな仕
事をどんどん増やして、
それで前の民主党政権のときには、むしろ、それをきちっと仕分けっ
ていう名前の下に、
みんなで官僚主導のやり方はおかしいということを、確認したわけ
ですよね。
その中からやっぱり、
当時の民主党政権もそうでしたけ
れども、
きちっと国の政策をみんなが実現

する、それぞれの、
いわばピラミッドの構造の中で動
いていきましょうという動きの中
で始めたわけなんですよね。
そうなると、本当であれば、大臣
というのは、それぞれの部署の部
長みたいなものですから、社長い
て、部長いて、課長いて、
係長いてっていう、こういう構造になればいいんですけれども、
そこがもしうまくいかないのであ
れば、
部長の役割をもう少しきちっと整
理し直すことが必要だということ
になるかもしれませんね。
>>まさに内閣人事局なんですけれども、これが2014年にでき
たというのは、非常に大きなポイ
ントになっていまして、
防衛大臣、
日本の安全保障に非常に関わる動きが同時に起きてるんですね。
この同じ年にあった閣議決定、
4月には防衛装備移転三原則、
いわゆる武器輸出三原則というの
が事実上の撤廃をされた。
それから集団的自衛権の行使の限
定的な容認。
これはすべて国会を通さない形で、
閣議決定したということで、
やはり内閣の力が強くなったとい
う意味では、日本の安全保障、
防衛省が絡んでくる話として、

やはり人事が大きく変わった契機としては、関連があるというふう
に思うんですね。
こういうふうに大臣の力が今、
存在感が落ちている、
そこで出てくる大きな問題というのが、こちらなんですね。
文民統制、
いわゆるシビリアンコントロールといわれる話なんですけれども、
文民である政治家が軍隊を統制す
ると。
これは日本の歴史の中で、
戦時中に軍部の暴走を許してしまったと。
アジアの各国を侵略戦争に巻き込
んだという、
二度とそういう間違いを起こさな
いために、
軍をしっかりと縛っておくという
考え、
これが一番基本中の基本として、
日本の安全保障の中では大事になっている。
ここが揺らいでいるんじゃないか
というぐらい、
大きな問題だというふうに野党も
指摘をしていて、今、
小野寺大臣の辞任まで要求する事
態になっているということなんで
すね。
>>パクさん、今ね、
北朝鮮を巡っても緊張状態が高ま
っている中で、これは危機的な状
況ですよね。

>>今回の、
2018/04/05(木) 15:50〜17:53
読売テレビ1
ten.【春のSP!蓬莱&黒木が滋賀へ…屋形船から桜をお届け】[字]

▽旬感中継!蓬莱&黒木が滋賀県へ…屋形船から桜をお届け▽遠くで頑張る関西人 未知の日本を広めたい!秋田に外国人を呼び込め!▽補聴器耳に元気よく!99歳合唱団

詳細情報
出演者
【キャスター】
中谷しのぶ(読売テレビアナウンサー)
黒木千晶(読売テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
大田良平
橋本雅之
【解説デスク】
山川友基
【パネラー】
メッセンジャーあいはら
朴一
野村修也
【天気キャスター】
蓬莱大介
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