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2018/04/16(月) 02:23〜03:23 関ジャム 完全燃SHOW 【観て楽しい&裏側はもっとスゴイMVの世界】[字]

(カメラのシャッター音)
「この度 ジャニーズ事務所を→
辞めさせて頂く決断を致しました」
この会見で 渋谷のグループ脱退。
そして 夏以降は6人で活動する事が発表された。
7人で全てを話し合い 決まった
今回の決断。
夏までの間 『関ジャム』も→
この体制で完全燃焼していきます。
♪♪~
今夜の『関ジャム』は…。
♪♪~「嘆いて 嘆いて」
数々のアイデアが盛りだくさん!ミュージックビデオを大特集。
テイラー・スウィフトの最新作が→
公開初日に なんと2800万回再生の新記録を打ち立てるなど→
ますます注目を浴びている
ミュージックビデオ。
今夜は 見る人を飽きさせない
プロたちの工夫が詰まった→
珠玉のミュージックビデオを
いっぱい見せちゃいます!
一緒に見ていくのは→
日本のミュージックビデオ2大監督。
まずは…。
手掛けたのは…。
(黒沢)「うわあ~!」
(安田)「そうか…」
椎名林檎とトータス松本の
デュエットで話題になった→
GINZA SIX

スペシャルムービーや…。
♪♪~「朝昼晩と」
宇多田ヒカルなど→
大物アーティストの
ミュージックビデオ。
(古田)「かっこいいな」
さらに リオオリンピック閉会式セレモニーで→
全世界に放送された映像を
手掛けた…。
まさに
日本を代表する映像監督。
そして
もう一人が…。
手掛けたのは…。
♪♪~「何者でもなくても」
最新曲 『ドラえもん』や『恋』など
星野源の楽曲や…。
サカナクション
『アルクアラウンド』。
OK Go
『I Won’t Let You Down』など…。
日本だけでなく
世界でも活躍!
さらに
もう一人…。
♪♪~「カメラ目線で歩きながら」
ミュージックビデオのあるあるをいじった『MUSIC VIDEO』で→
大ブレイク 岡崎体育。
これまで1000本以上を研究してきた→
ミュージックビデオの

エキスパート!
今夜は…。
さあ 今夜のゲスト児玉裕一さん→
そして 関和亮さん→
そして 岡崎体育くんです。
お願いします。
(黒沢)今すっごい興奮しちゃいましたよ。
すごいっすね!! すげえ…。
よう この並びに体育くん 座れるなあ…。
よう来たな 俺
ホンマに 今日…。
児玉監督とか関監督とかは…。
(一同 笑い)
(村上)いや そうですよね。
(横山)いいですよ!
(村上)体育くん 顔! 顔!
ちなみに ご一緒するのは初めてなんですか?
(関)はい。
(高橋)初めて。
でも なんかね
面白いじゃないですか。
それが また カチンときて…。
(横山)そこ イジってくんなやと。そう そう。
やりづらいですよね。
なんか 最後 すごいいい話に まとめちゃう…。
ちょっと サビで
うるっときちゃう 自分もいて…。
(村上)振り上げた拳
最後に下ろしてしまうという…。
(村上)これは 嬉しいやん

体育くんも。
まずは ミュージックビデオの→
歴史を作りかえてきた10作品を→
時代と共に振り返っていこう。
始まりは1960年代。
♪♪~「Johnny’s in the basement
Mixing up the medicine」
♪♪~「I’m on the pavement
Thinking about the government」
1965年 ボブ・ディラン
『Subterranean Homesick Blues』。
一昨年 ノーベル文学賞を受賞した
ボブ・ディランが→
手書きの歌詞をめくっていく映像。
これは[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
1980年代には→
音楽専門チャンネルMTVが誕生。
♪♪~「’Cause this is thriller,
thriller night」
1983年 マイケル・ジャクソン
『スリラー』。
ダンスと壮大なストーリーを
融合させた内容は→
世界中で話題を呼び…。
その後 日本でも様々な→
アイデアミュージックビデオが
誕生。
♪♪~「もうはなさない」
1989年 COMPLEX『BE MY BABY』。
♪♪~「BE MY BABY」

吉川晃司と布袋寅泰が→
固定カメラの前で
パフォーマンスするという→
ワンカット撮影。
2人のカリスマ性が際立つ作品。
♪♪~「BE MY BABY
BE MY BABY」
♪♪~「I know a place
where you can get away」
1990年 マドンナ 『Vogue』。
ファッション雑誌『VOGUE』をイメージした→
ヴォーグダンスが
世界中で大ヒット。
この作品が 数々の賞を取り→
監督のデヴィッド・フィンチャーは→
映画監督デビューを果たした。
♪♪~「Futures made of…」
1996年 ジャミロクワイ
『Virtual Insanity』。
勝手に床が動いていく
不思議な映像。
実は 床が動いているのではなく→
スタッフが 壁と天井を動かしているんだそう。
2000年代には
インターネットで→
いつでも観れる
時代に。
♪♪~「Traveling 君を
Traveling 乗せて」
2001年 宇多田ヒカル

『traveling』。
CGを多様したカラフルな世界観と
軽快なダンスで→
ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
2009年SOUR 『日々の音色』。
(村上)「えっ すげえ」
(黒沢)「すごーっ!」
♪♪~「虹色に輝く雨上がりの空」
2010年代には スマートフォンで→
どこでも観れる時代に。
♪♪~「1から10 数えるまに乗り込め皆の衆」
2016年 lyrical school
『RUN and RUN』。
実は これ[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
画面が 勝手に→
操作されているように
見えるという→
スマホならではの演出。
♪♪~「今日に精一杯期待したい未体験の未来」
♪♪~「そこに向けて走りだしたい」
(安田・古田)「ああ~!」
2016年 OK Go
『The One Moment』は→
この4.2秒の映像を→
超スロー再生で4分のミュージックビデオに伸ばした→
話題作。
(村上)「すごかったよ」(大倉)「うん」
(高橋)
「どういう計算でやってるの?」
♪♪~「睡眠時間を削って

君に書いた歌がまたボツになる」
2016年 Haru.Robinson
『Identity』。
なんと[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(高橋)「ああ 横についてる…」
パソコンで
ここをクリックし→
色を変化。
(黒沢)「へえ~」
次はアングル。
(大倉)「うわ すげえ!」
そして サイズもチェンジ。
(安田)「へえ~!アップにもできるのか」
1曲で 様々な映像の楽しみ方が→
できるのだ。
(拍手)
(村上)すげえな。ボブ・ディランから→
振り返りましたけれども
古田さん。
(古田)『スリラー』
最初にMTVで見た時に→
「いつ終わんねん」
って思ったもん。
壮大なね
ストーリーになってますからね。
「長っ」って思って…。
(村上)でも 結末まで→
しっかり作られてますもんね
『スリラー』。
『スリラー』に至っては

映画になってたもんな。
(村上)横山さん
いかがですか?
だから ジャミロクワイは
よく 当時 見ましたよね。
(村上)印象的ですよね
ダンスも含め…。
かっこええなと
思って 見てた。
あの手の帽子
被ってるヤツおったもん。
(横山)カラクリ聞いたら
その… アナログというかね。
(村上)これ 関さん
いかがですか? ジャミロクワイ。
僕らも 最初見た時は
全然わからなくて→
床 動いてんだなってぐらいしか
思ってなかったんですけど→
のちのち そういうふうにしてる
っていうのは→
メイキングで聞いて。
独特なダンス あの動きをやるに…。
(関)だから…。
すげえな。
今 掛けられるお金って
どうなんですか?
大体 平均すると…。
(村上)えっ!でも そんなもんなんですか?
(村上)平均200~300…。 昔は

やっぱり 何千万ぐらいは…。
あったと聞いていますが…。
(村上)バブルの時含め80年代 90年代は…?
うん そうですね。
(黒沢)えーっ!(大倉)すごいわ。
でも 賞まで取ったもんな。
文化庁のな。
国から 賞も頂いたりしたんで。
スマホ作品とかは…意識されますか?
スマホで
最後 チェックして見たりとか。
スマホで見たら
こうなんねん…。
モニターでは こうやけど
スマホは こうだという…?
見えないな… みたいな。
(高橋)へえ~。
最近の若い子って→
なんでもかんでもやっぱ スマホで見れちゃうから。
気に入らんってなったら→
すぐ もう飛ばして次のやつ 見ちゃうんですよ。
なので
それを避けるために やっぱ[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
やっぱり
冒頭に 結構持ってくる?
へえ~ つかみが大事?
30秒で いかに つかめるかが大事かなと 僕は思ってますね。
さあ ここからはですね→
実際の作品を例に 制作の裏側を解説して頂こうという事で→
まずは 関監督の作品

ご覧頂きましょう こちらです。
まずは 完成した作品を
ご覧ください。
♪♪~
この作品は全編 ワンカットで撮影。
冒頭 リンゴを食べながら歩く
シーンから始まり…。
♪♪~「つれづれな日」
♪♪~
♪♪~「僕は歩く ひとり」
♪♪~「わからぬまま」
♪♪~「嘆いて 嘆いて 僕らは」
文字をバラバラにしたオブジェを歩く先々に配置し→
ポイント ポイントで
歌詞を浮かび上がらせていき…。
さらに…。
♪♪~「この地で この地で」
流れるカメラワークに合わせて
歌詞が展開。
♪♪~「探し求め また歩き始める」
そして…。
♪♪~
冒頭と同じシーンになり→
無限ループしているかのように
なって終了。
果たして[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(拍手)(高橋)これは すごい。
これ 多分 みんなが→
どうやって作ってる? っていうね疑問は湧きますけれども。
関監督のミュージックビデオ制作の

大まかな流れ→
教えて頂きました
こちら。
まずは レコード会社から
オファーが来→
アーティストご本人と
打ち合わせをしたのち→
企画書 絵コンテで
プレゼンしまして→
ロケハン
シミュレーション。
撮影は 基本的に1日。
1日で!?
(村上)で 編集は
ものによりけりで→
1週間から1カ月
というのが→
主に 大きな流れ
という事ですけど。
その時のオファーって
どこまでのレベルで来るんですか?
曲であったりとか…。
ホント それは→
時々によっても違いますし→
アーティストさんによっても違います。
さっきの場合は…?
サカナクションの場合だと→
とにかく すごい
歌詞を大事にしている曲なので。
とにかく その歌詞を→

どうにか ビデオの中に出したいんだけども→
なんか
いいアイデアないだろうか→
っていう事は お話を頂いて。
あとは ネットで何回も見てもらうには→
どうしたらいいか?
っていうのを→
とにかく考えてほしい
っていうオファーを頂き…。
歌詞を見せるなら
どうしよう… と。
そうですね。 単純に
テロップにのせるっていうのが→
一番簡単なんですけど
それ どうしても なんか…。
元々 発想はあったんですか?
こういうのって。
元々は なかったですね。
そもそも タイトル頂いて…。
『アルクアラウンド』っていうのを
頂いて→
全部カタカナだったんで→
これ なんか意味あるなってずっと思ってて。
もちろん 「アルク」と「アラウンド」
っていう→
歩き回ってるんだな
っていうのと→
ルックアラウンド
してるんだっていう→
探してるっていうのを…

もう 全部入ってるっていうのを→
歌詞を ずっと見てて
気づいて。
でも それ 最初から教えてくれよ
って感じなんですけど。
(一同 笑い)
(高橋)確かに。
それのヒントさえ くれてりゃね。
『アルクアラウンド』しかもらってなかったんで。
じゃあ なんか→
歌詞を探しながら歩いたらいいんじゃないかっていう。
それが見つかっていくという…。
そうですね。
(村上)すごいアイデアやわ。
これを[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
そうですね。
これは面白いっていう事で→
それでいきましょう
っていう感じになりました。
(高橋)関さんが このアイデアで→
文字を ずっと撮っていくねんって言うた時→
それ 言うてるけど できる?
ってなりません?
なりますよね。 大丈夫? って…。
(高橋)ホンマにできんの? っていう。
(関)実際 ちっちゃい
模型みたいなのを作って…。
…で やったんだ。
(関)シミュレーションをして。
当時のプレゼン資料が こちら。

「歩く」という漢字をバラバラにし→
大きさもバラバラにした模型を作成。
それを 前後を付けて配置し→
正面から見たイメージと→
カメラが動いた時のイメージの資料も。
(高橋)なるほど。
(関)文字を まず分解して→
で パーツによって
大小付けると→
奥のものは
ちっちゃく見えるし→
手前のものは大きく見える
っていうのを利用して→
前後に並べて
正面から見ると→
こういうふうに
なりますよねと。
で これが
ちょっと動くと→
その文字がバラけますね
っていうのを→
説明しました
この紙を使って。
これ すごいアイデアよ。
これ見たら まあまあなるほど こういう事かと。
こうして 企画が通り
迎えた撮影当日。
その裏側で とんでもない苦労が。
(関)きつかったですね。やっぱり セッティングするだけで→
12時間ぐらい…。

セッティングで12時間!?
回してたのって
何時間ぐらいですか?
夜っていう設定を
どうしても守りたかったので→
朝になるまでには撮ろう
っていうような感覚でしたね。
(村上)日の出まで?
(関)そうですね。
ちなみに この[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
入られてから10時間ぐらい…。
(一同)わーっ!
機嫌悪くなかったですか?機嫌は悪くなかったです。
えーと…。
(横山)「えーと」じゃないです。
スタッフですね。
(横山)ああ スタッフさん。
一番苦労したところ
っていうのは?
(関)やっぱり 一個一個 全部
このポジションにカメラが来て→
ようやく成立するものなので。
その カメラの位置ですね。
たまに ここ来てください
っていうのはあるんですけど→
さらに この 上下とか…。
(安田)うわあ ピンポイントや…。
(関)そうです そうです。
だから…。
足元に こう

印した事はあるんですけど→
ここにバミらなきゃいけない
っていうのは…。
そこを まず 考えるのが
すごい大変でしたね。
空中にバミリあるんですか?
(古田)糸とか?
床から 針金を こう立てて→
で なんとなく 白い ちっちゃいポイントだけ置いて→
カメラマンに
ここに来いっていう 白いのを…。
グッと こう ここに来るという。
すげえな。
で 実際 あの…。
映り込んでいる白い玉にご注目。
♪♪~「僕らは今うねりの中を」
(横山)「あった」(安田)「あった」
「言われなわからんわ。
あった!」
(高橋)
「ホンマや ホンマや ホンマや」
(黒沢)「えー わかんない」
(高橋)「わからんわ」
♪♪~
(村上)「でも 普通に見てりゃ全然気にならへん」
(黒沢)「へえ~」
確かに小さな印が。
こうした印に
いくつも気をつけながら→
およそ4分の映像を

ワンカット撮影。
カメラマンも大変だったらしく…。
これはカメラさんが一番大変でしょう?
そうですね。 やっぱ 最初は→
もっとおっきな機材でやってたんですけど→
それはそれで重いし→
4分やってらんないってなってしまって。
最終的には
ちっちゃい一眼レフ…→
ちっちゃいカメラで
やってるんですけど。
まあ それでも…。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]っていうのはカメラマンに言われましたよね。
これ 予算って
どの時点で決まってるんですか?
(関)予算は あれは あの…。
(横山)へっ!?
(高橋)使いきった?
(関)使いきっちゃいましたね。
なので 会社さんのもうけと
僕のギャラはなかったです。
えーっ!?
ただ 準備期間とか含めたら→
むちゃくちゃかかってますもんね
時間。
そうですね。 これは[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(高橋)ノーギャラで3カ月?(黒沢)すごーい!
(村上)いかがですか? 黒沢さん。
(黒沢)なんか 結構割に合わないのかなって…。
ハードだなと思って。 私[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]

(一同 笑い)
すごい なんか 恥ずかしい…。
すごい なんか自分が情けなくなって…。
ホントに やっぱ 作品なんだ。
(横山)『イッテQ!』の愚痴聞く思わなかったですよ。
さらに このあと
超大物との作品の裏側が。
果たして[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
と その前に…。
まずは 前編をご覧ください。
♪♪~「fixing up a carto drive in it again」
2016年 コールドプレイ
『Up&Up』。
(黒沢)「どうなってるの?」
(高橋)「どういう事?」
(安田)「スポンジよ これは」
(大倉)「すげえ」
♪♪~
現実ではありえない世界を→
高い合成技術で表現した
この作品に→
推薦者は…。
♪♪~「we’re going to get itget it together right now」
♪♪~「going to get it
get it together somehow」
(大倉)「こんな世界になったら
どうしよ?」
(村上)「思いつくのがすごいよな
やっぱし」
♪♪~「oh oh oh oh oh oh」

♪♪~「we’re going to get itget it together I know」
♪♪~「going to get it
get it together and flow」
♪♪~「going to get it
get it together and go」
♪♪~「That’s the start,
the middle, and the end」
2004年
The Vines 『Ride』。
(高橋)「全然 想像つかん…」
(安田)「ええっ!?」(高橋)「えっ どういう事?」
(黒沢)「えっ?」
この作品に推薦者 岡崎体育は…。
2002年 ケミカル・ブラザーズ
『Star Guitar』。
皆さん この映像の仕掛け
なんだか わかりますか?
♪♪~
なんとなく車窓が続いているが→
実は
流れていく電柱や建物などが→
曲のリズムに
合っているんです。
♪♪~
(村上)「うわあ…! 何? それ」(黒沢)「うわあ!」
この作品に 推薦者は…。
すごいわ。 さあ 関さんは『Star Guitar』。
当時 見た時には
ホントにビックリして…。
最初は ホントに ただの車窓なんだな

って思ってたら→
リズムとか 全部の楽器に
風景が合っていくので→
えっ? えっ!? って こう
どんどん どんどん ビックリ…。
(村上)ちょっと ぞわっとしますね
カラクリ わかった瞬間。
(高橋)すごい 計算
してるんでしょうね だから。
(関)単純に
見てて 気持ちいいし。
これは素晴らしいって
当時 思いました。
コールドプレイも
すごかったですけどね。
これは 児玉さんはどういうふうに
ご覧になられますか?
えーっ!
(児玉)逆に もう…。
(古田)アイデア出しだけでも
すごいよね。
(関)あの数やってるのが
すごいですね。
(村上)組み合わせといい。
(児玉)打ち合わせでは出てくる話とかを→
もう最高のクオリティーで
仕上げちゃってるところが…。
(古田)しかも あの数だもんね。
(横山)悪ノリでも言ってそうな事が結局 形になってますもんね。
(児玉)子供か! みたいなね…。

続いて[外:13E9349D7AAC534E7FD53B92F3260C5B]
♪♪~
2015年 安室奈美恵→
『Golden Touch』。
一見 ただのシンプルな映像に見えるが→
実は 画面の真ん中に
指を置くと…。
(横山)「ええーっ!?」
まるで 指で動画を操っているような疑似体験が→
楽しめるのだ。
(村上)これも手間がすごいな。(大倉)やっぱ スマホなんやな 今は。
♪♪~
1997年 Daft Punk『Around The World』。
(高橋)「何よ これ…」
(大倉)「丸 好きそうやな」(村上)「丸 好き これ」
独特のダンスが延々続く
このミュージックビデオに→
推薦者は…。
…と コメント。
♪♪~「竜巻 旋風 あぁ めまい
かなり 回転 飛ばしてる 大都会」
2015年
group[外:4C59D83288271D7E7E2CA7A3B95011E5]inou 『EYE』。
Googleのストリートビューに
CGを合成した作品で→
文化庁メディア芸術祭
新人賞を受賞。
推薦者は…。
…と コメント。
♪♪~「you’ve got

what the whole world wants」
2014年 OK Go
『I Won’t Let You Down』。
関が監督を務めた この作品は→
ドローンを使った大人数でのワンカット撮影。
推薦者は…。
(安田)ホントすごい これ…。
OK Goの裏側ですけれど。
air:manさんからもね色々 お話は伺いましたけれど。
監督としての
苦労であったりとか…。
(関)そうですね あれは やっぱり→
ワンカットで撮るっていう事のもう 試行錯誤たるや…。
やっぱり
空中を使うって事で→
色んな視点だったりとか
距離を稼いでるっていうのは→
ちょっと
考えていて楽しかったですね。
さあ 安田くん いかがでした?
Daft Punkさんですかね。
いや たまんなかったですね。
俺 もう なんか腹えぐられた感覚なりましたわ。
(児玉)あれ めちゃくちゃとは
言ったんですけど→
実は あれ あの画自体が
シーケンサーみたいになってて。
ギターの音が入ってくると
このダンサーが出てくると…。
ドラムのキックの音だけに

反応するダンサーとか→
ボコーダーの音で
ロボットが歩いてくるとか…。
最終的に… 『Around the World』
って曲なんですけど→
盆踊りみたいに こう
あそこをぐるぐる回って→
レコードみたいになるっていう…。
(安田)素敵やな。
(村上)ただ ふざけてるんじゃ
なかったんやね そりゃあね。
いやあ なんか 楽しそう。
♪♪~「ダン ツッタン ツッタンツッタン ツッタン」
入りたい!
(村上)なんの楽器やろうね?
すごい 太鼓たたきたい!
当時 思いました。(村上)いや 面白いな。
(高橋)見たいよ。 改めて見たいよ。
(古田)オモロかったやん。
ホントですか? やった!
じゃあ 頑張ります。
(村上)そうやで!
しかも 6万でやで。(村上)そうやで。
勝った!
(一同 笑い)
(横山)勝ってはないねんで?
(高橋)横並びに おるし。
続いて[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
語って頂く曲は…。
まずは 完成した作品を

ご覧ください。
♪♪~
♪♪~「二時間だけのバカンス」
♪♪~「渚の手前でランデブー」
♪♪~「一度きりの人生ですもの」
♪♪~「朝昼晩と…」
♪♪~「エスケープ」
果たして
このミュージックビデオは[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
児玉監督の制作の流れ
見て頂きましょう こちらです。
まずは レコード会社からの
オファーがありまして…。
お任せなんや。
アーティストとの会話はないんですか?
そうですね。 曲と歌詞だけが…。
(村上)送られてきて…。
(児玉)…時が多いですね。
歌詞の深い意味とかは→
横に注釈メモみたいなのも
ないんですよね?
ないんで
勝手に妄想を膨らませて…。
送られてきた
宇多田ヒカルの歌詞。
この内容から 果たして
どんな想像を膨らませて→
ミュージックビデオの世界観を
作ったのか?
この『二時間だけのバカンス』の

場合は…。
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]のデュエットなので→
その2人が2時間バカンスに行くっていう…。
そのままなんですけど。
(高橋)歌詞にあるんですか?(安田)ないない。
歌詞に…
宇宙ないんですよ。
(児玉)
2人が ギューッと こう…→
くっついてる画を
撮りたかったんですけど→
どこで 2人っきりにさせたら
いいんだろうっていうのを→
考えた時に
もう 宇宙空間にしようと思って。
(安田)どう繋がるん?
(大倉)いや 飛びましたね 今。
(村上)日本でも
もう 地球でもないなと…。
(児玉)
誰も追いつけないところに…。
(村上)なるほどな。
(高橋)届かへんようなところ…。
(村上)児玉さんは こういう事を
考えるという事で こちら。
(大倉)なんとなく…。
1周 回ってそう言われるとなんか→
テーマ こういう事なのかな?
みたいな…。
思いきり まず

真逆に話を1回振ってみて→
こう… 猛烈な勢いで
回収していくっていうか…。
なんか そうすると 今回の曲は→
宇宙旅行がすごい 一般的になって→
みんな
銀河系の外に行ってる時に→
ちょっと寂れた
太陽系旅行っていうのに→
2人がこっそり…。
(高橋)そこまで細かく決まってるんですか?
(児玉)そうです そうです。
…っていうイメージです。
そこで2人きりで
しっぽりしてるっていう…。
(古田)なるほどね。
ハワイじゃなくて→
熱海に 新婚旅行 行こう
みたいなもんやね。
しかし そんな
ちょっと むちゃな設定を→
大物2人に
どうやって説得したのか?
2時間で 大体 行けるのは→
その頃は 土星ぐらいまでですかねみたいな…。
ああ~…。
(高橋)はあ~!
(児玉)火星で なんか ちょっと…。
(一同 笑い)(村上)すげえなあ…。
(一同 笑い)

(大倉)絶対 わかってない!
意外と薄いな 反応が…。
(大倉)絶対 わかってないねんて。
でも 信頼関係があるからね
絶対に…。
さあ 今回 実際の絵コンテを→
ちょっと出させて頂けるという事で→
児玉監督の。
(児玉)それぞれの惑星でやる事を描きましたね。
(高橋)え~!
(大倉)でも これ見てもやっぱり ちょっと…→
想像つかへんもんな。
これをどう説明されたんですか?
いや これは火星で…。
これは あの…→
フライングボードに
乗っておられます みたいな。
…はい。
(高橋)はい はい はい。
土星で 最後の別れを
惜しむかのように→
密着します。
「ほう」みたいな。(村上)ハハハハ…!
で 地球に帰っていきます。
帰ってきます… はい。
(一同)へえ~!
(一同 笑い)
(安田)やっぱ 変やな。
もう半分… 多分 結構[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(一同 笑い)

ええーっ!
笑って! みたいな。
アハハ!
[外:6EB29F1917CAEA1CADF94F5496A4C374]って言いながら
やってましたね。
(高橋)へえ~!
(安田)景色 出来上がりは だって→
きっと 児玉さんの頭の中にしか
ないですもんね。
想像できないですもんね。
ここが いいんですよって言っても大抵 伝わんない…。
(村上)周りが
ついていけないですよね。
だからこそ もう
信頼を… 全幅の信頼を寄せて→
出来上がってるんでしょうし。
(高橋)面白いわ。
で その土星って どこで撮るの?
ってなりますよね。
あっ… でも さすがですね。
はあ~!
(古田)2人がいる所も
あれはCGなんですか?
(児玉)いや あれは
ソファが置いてありますけど→
手前はCG。
(古田)あっ そうなんだ。 枠も?
(児玉)枠は 木の枠があって
影だけは…。
(古田)ああ~!

(大倉)うわあ すげえ。
(児玉)作って
上に お化粧はCGで。
(古田)はあ~!
(安田)影がリアルだから→
ウソっぽくならないんですね。
(児玉)そうですね。
(黒沢)へえ~!
(高橋)全然わからへん。
すごいですね! 周りに
何か あるんだと思ってました。
関さんとか 聞いてみて
どう感じるんですか?
なかなか そういう発想しろって
言っても 難しい事だと思うので。
もう 本当 天才だと思いますね。
いやいや…。
(村上)体育くんは?
今の 児玉さんの話 聞いて。
やっぱり 児玉監督は
歌詞からアイデアを…→
こう湧いて 作品
作ってらっしゃるんですけど→
僕の場合 結構…。 僕の曲[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
(村上)そうか! 歌詞になぞってっていうの 多いよね。
(岡崎)カメラ目線で
歩きながら歌うって→
もう そのまま
やってくれたらいいんで→
監督が 「楽できる~!」って

言ってました。
(一同 笑い)
さあ では もう一つ→
児玉監督が手掛けた作品の裏側
教えて頂きます こちら。
まずは 完成した作品を
ご覧ください。
♪♪~
(横山)「かっこいいよね これ」
♪♪~「当てにならない
肩書きも苗字も」
♪♪~「今日まで
どこをどう歩いて来たか」
銀座の ど真ん中で→
様々なシーンが細かく散りばめられた この映像。
♪♪~「出るとこへ出るわ」
♪♪~「当てにされたい閃きもとんちきも」
♪♪~「もっと迷いたい
もっと色めきたい」
♪♪~「広い往来で」
♪♪~「本番さショータイム終わらない」
おしゃれなカットが
目まぐるしく変わる→
この映像だが…。
♪♪~「銀座は、春」
(拍手)
(村上)これは まあ また…!
大作!!
ねえ。
(古田)何日間 かかった…?

これも なんだかんだで…。
(古田)8日間!
(安田)8日…。
(一同 笑い)
ロケだけで撮ろうと思ったら大変ですよね。
っていうか 許可が出ないですね。
(村上)そうですよね。
外のシーンは 一応…。
(児玉)景色だけは撮ってきてるんですけど→
そこに人を立てたり
っていうのは→
あとでスタジオで…。
(安田)それも合成なんですか?(村上)じゃあ ほぼ合成ですか?
そうですね ほぼ合成ですね。
(村上)ってなると そうですよね。
そうなんや!
私 ホントに…。
なんで あんなに華やかなんだろう
って思ってたんですけど→
CGだって聞いて納得しました。
夜の銀座。 酔っ払いが多くて。
今日わかったやんか 答えが。
わかったんで。
いや すごいなって やっぱ…。
(黒沢)その中に入った気分になるので→
ホントに いつも楽しまさせて
頂いておりますっていう事だけ…。
(村上)でも 嬉しいですよね
現場まで行ってね 再現してる…。
ありがとうございます。

現場までには 100パーセントできてると思うんですけど→
行って 実際 撮ってみると→
もっといい画がいっぱいあったり…。
(村上)そっか。
そっちか。
(村上)でも それって
嬉しい誤算やったりする…?
もちろん もちろん。 そうすると
どんどん差し替えていったり…。
では この作品で
撮影前の想定と出来上がりに→
どれくらいの
違いがあったのか→
Vコンテと完成版を
比べてみよう。
(黒沢)「すごっ!」
(大倉)「でも もう 完全に…」
(村上)「あの だから…
できてんねんな」
(高橋)「見えてるんですね」
(安田)「こうなるって…あんねやろな」
(村上)「すごいな!」
(大倉)「すげえ」
(村上)「すげえな」
(渋谷)「すげえ」
多少の変更はあるものの→
ほぼ最初のVコンテどおりに仕上がっていた。
(拍手)
お見事。かっこいい。
ほぼほぼじゃないですか。

もう コンテの時点で ほぼほぼ…。
そうですね。
歌詞で 歌いやすいとことかないですか?
ああ~…。
(児玉)そういう時は…。(古田)現場で。
こっちの方が やっぱ
いい顔してるなって時は→
ヒュッと こう…。
(黒沢)へえ~。
俺らも グループやから
あるんですよ。 俺が…。
めっちゃ腹立つねん あれ。
せっかくのソロが誰かのアップなん?
(横山)グループショットになったり。
「俺やろ それ!」みたいな…。
(村上)影響しないからや。
信用できるな こうやってコンテが細かい監督さんは。
全然 コンテどおり撮らへんヤツ
おるからな。
自分が どういう画になるんだ
っていうのが わかるわけだから。
これは体育くん
やろう思うたら…。
大変ですよね。
(村上)大変やね。
僕 コンビ組んでる監督
いるんですけど…。
(一同 笑い)
コンテちゃうがな もう それ。(岡崎)全然読めない。
そのコンテが 逆に見たいわ 今。

ホンマに あるんやったら見せたいぐらい…。
(高橋)マジで すごいよ。
もう 延々に話聞いてたい感じしますし。
ホンマに その
1個の作品 作るまでのご苦労が→
バラエティーとは また 全然違う。
(村上)そうですね。
(一同 笑い)
(高橋)絶対に言うたらアカン。
もう言わないですね?
言わ… たまには…。(一同 笑い)
このあと[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
今夜のジャムセッションは→
関監督がミュージックビデオを
手掛けた事もある→
LiSAが登場!
今夜セッションさせて頂きますのは→
LiSAさんのヒット曲
『Catch the Moment』。
セッションさせて頂きますが…。
楽しみです。よろしくお願いします。
(村上)よろしくお願い致します。
(渋谷)お願いしまーす。
♪♪~
♪♪~
♪♪~
(スタッフ)オッケーです。(LiSA)わあ すごーい!
(拍手)
ありがとうございました。
♪♪~「Oh,happy day」

次回の『Mステ』は新生活を応援する1時間!
豪華アーティストの
新生活トークも。
さらに 3週連続
初登場バンド企画。
♪♪~「Oh,happy day」
次週は拡大スペシャル。
コーラス&ゴスペルを特集。
もう 本当に気持ちいいですよね。♪♪~「ド ミ ソ」
一流シンガーたちが
気持ち良さの秘密を解説。
♪♪~「シュビドゥビ
シュビ ドゥドゥ」
♪♪~「シュビドゥビ ドゥドゥ」
♪♪~(一同)「関ジャム」♪♪~(秋山)「関ジャム」
さっきから
説明がなさすぎじゃ…?
2018/04/16(月) 02:23〜03:23
ABCテレビ1
関ジャム 完全燃SHOW 【観て楽しい&裏側はもっとスゴイMVの世界】[字]

関ジャニ∞&古田新太!音楽を語る上で欠かせない「MV」の面白さと制作の裏側のスゴさを児玉裕一、関和亮の2大MV監督と岡崎体育が大解剖!業界関係者が選ぶスゴいMV紹介も

詳細情報
◇番組内容
ikatako117

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