◆きょうも始まりました「よ~いドン!」。
「となりの人間国宝さん」は、
京都・木幡駅周辺をぶらり。
経営の知識がない中、
父の跡を継ぐことになった敏腕女社長が登場します!
「いきなり!日帰りツアー」は、
青森県・八甲田山。
大迫力の雪の回廊に
歴史ある名湯でおば様との混浴?
さらに、豪華フレンチフルコース
をご用意!
きょうも元気によ~いドン!
◆もうこいのぼりの季節や。
桜散ったら、今度はこいのぼり。
楽しいこと、ようさんあるな。ゴールデンウイークや。
仕事かあ…。
関係ないわ。
◆京都府宇治市
木幡(こはた)駅。
市内最大の大きさを誇る
「木幡池」があり、
緑生い茂る魅力あふれる町です。
それではきょうもぶらり歩きの
はじまりはじまり~。
◆ぎょうさん、
まあ。
かわいらしい子ばっかり、
あんた。
こんにちは。
中学生?高校生?
◆中学生。◆中学生か。
◆キャー!
◆笑うてはるけど、
誰か知ってんの?
◆円さん。
◆円広志やで。
おもしろいやろ?
うわあ、
みんな、また学校が始まってね。頑張ってね。
頑張りましょう。
どうもありがとう。
◆さようなら。
◆行ってらっしゃい。
どこ行くのよ?
いやいやいや。
ちょっとちょっと…。
◆やだ。◆何の話やねん。
これかわいらしいやんか、
これ。これ、かわいらしい、
これ。
ここか?
ここ誰か、さっき
女の子が出ていっとったで。
家になってんの?
こんにちは。
◆こんにちは。
◆ここは何?
パン屋さん?
◆パン屋なんです。◆入らせてもうていいですか。
◆どうぞどうぞ。
◆パンがある。
おいしそうな
パンがぎょうさんあるやん。◆きょう発送用のパンを
焼いてたんで。
◆これまた狭いところでやってん
なあ。
◆ガレージを壊しました。
◆ここガレージやったん?
◆自宅のガレージを改装し、3年前にオープンした
小さなパン屋さんエプリーズ。
◆何でパン屋さんやりたかったんですか。
◆ええとね、もともとあのね、
発酵させたりするものが好きやったんですよ。
◆これがミカンの酵母で。
◆これが趣味やったん?◆そうなんです。
◆発酵が?
◆はい。◆何で?
◆魔女のスープ、魔女がスープを
つくってる
シーンがありますよね?
あれにすごい子供のときから憧れてたんです。
あの緑とか、紫のどろどろの。
◆こうやってやってるの。
ほんで、自分もやりたくなったん
?
◆やりたかったんです。
◆ぶくぶくするには発酵するもん
やということになったんですか。
◆似てるって思いました。
◆それで、これをやろうと?
◆はい。
◆確かに、これブクブクいってる。
◆そうなんです。◆これを発酵させるとパンができ
るということを誰かに教えてもら
ったんですか。
◆そうです。
それを聞きました。
◆ほんで、パンをつくろうと思っ
たんですか。
◆はい。
◆けったいな人やなあ。
パンは好きなんでしょう?
◆つくるのが好きで、あんまり食
べないですね。
◆何それ!
何それ!
◆そんなに食べない…。
◆ブクブクでパンができることを
知ったんでパンをつくってるだけ
で、パンが特別好きなわけではな
いんや。
◆はい。
◆買うた人、怒りはんで。
◆でも、ちゃんと。
◆おいしそうやで。
◆ありがとうございます。
もしよかったら。
チョコとクルミとピールです。
◆これうまそうやなあ。
うまっ!
◆うれしい。
◆うまい!
酸味が…。
◆ピールです。
◆チョコレートがいやらしくないわ、このピールで。
ご主人はこのパン、食べたことあ
るんでしょう?
◆主人は、はい。
◆おいしい言うてるでしょう。
◆主人は、毎朝持って、仕事に行
ってます。
◆主人はって、あんた全然食べて
ないやん。
珍しい。
珍しいなあ。
◆おはようございます。
◆きょうも元気に始まりました「よ~いドン!」。
火曜日は松本伊代さんと
ご一緒です。よろしくお願いします。
さあきょうの「となりの人間国宝
さん」は、京都の
木幡駅を
ぶらぶらされています。
◆きのうも高校生とかいろんな人
と出会ったんですけど、
きょうもきゃっきゃきゃっきゃね。あれはもう、
ピョンピョンはねて、
楽しい楽しいて、本当に若い子は、
楽しくいいですね。◆生きてるだけで楽しいからね。
◆あれ、不思議やなあ。
僕なんか、こんなん、
こんなキャーキャー言われたら
道歩かれへんやん。カメラなかったら
何にも言われへん。
◆大体そうですよ。
みんなそうです。
◆そうなん?
◆みんなカメラが好きなんですよ。◆カメラが好きなん?
◆カメラにきゃっきゃ言うてる。
◆そう。
円さんじゃないんです、あれは。
◆そうだったんや。
◆大きいカメラにきゃっきゃ言う
てる。
◆残念。
◆これからカメラ連れて歩かない
といかん。
◆ふだんでもね。
◆マイカメラを。
◆にせものでも。
◆勘違いするわ、ほんまに。
人気あるな思うねん。
◆勘違いしたらだめですよ。
◆だめですね。
◆家帰って、
誰もしゃべってないから。
◆えっ?
きょう会うたよって?
◆円さんのまの字も出してないと思う。
◆ええと、誰だっけ?
◆家帰ったら、きょうカメラがあ
ったわって。
◆大きいカメラあったよ。
◆関西テレビが来てたよって。
◆寂しい始まりやなあ。◆みんなです、はい。
◆さあおいしいパンも出てまいり
ます。
続きをごらんいただきましょう。
どうぞ。
◆おー。
宇治吉田運送。
引っ越しやって。
「上空注意」って書いてあんねんけど。
何やあれ?
車か。
道が狭いから、トラック行ったと
きにこれに当たるということか。
だから上空注意ということやね。
そういう事やね。
ほんまにね、きょう何時になるや
わからんで。これ、ほんまに。
何でも気になってしゃあない。
俺、こういうところ、
歩くの好きやなあ。
たまらんわ。
これレンゲやないよな?
レンゲに似てるけど、違うな。これもすごいで。
こんなところに
国内海外旅行の…。
あれ?
運送やろ?
どういう事やの。
ここ敷地内って…。
あっ、来たんちゃう。
ほら、
そうちゃう?
吉田運送、あれや!
これはおもろっ!
こんにちは。
すいません、
関西テレビの朝の「よ~いドン!」という番組で、円広志という者
ですけど。
◆こんにちは。
◆着がえてはったん?
◆いえいえ。ちょっとトイレに。
◆トイレか。
◆ごめんごめん。
何か持ってはったから着がえてん
のかと思った。
◆びっくりした!
◆ここは?
運送屋さんになるんですか。
◆運送会社です。
◆運送会社ですか。
社長!
◆社長は…。
◆社長はここにいますね。こんにちは。
社長、どうも、こんにちは。
◆こんにちは!
◆円広志です、どうも。
運送会社の女性の社長って珍しい
事ないんですか。
◆何人かいはりますね。時代が変わってきたんでしょうね。
◆そうですか。
社長は、ここに
就任してどれぐらいに…。
◆50年や!
◆違う違う。
20年です。
◆50年はね。
◆あの方は、今、74ですけど。
常務さんです。
常務さんのほうが
先輩になるんですか。
◆大分先輩。
◆47のときにここに入ったんで
すか。
◆47で?
◆会社に入ったんです。
◆それまでは何を?
◆主婦です。
◆専業主婦?
◆ではないですけど、
ちょっとバイト程度はしてました
けど。
◆旦那さんは、
今どうしてるの?
◆今そこで旅行業をやってる。
◆あの日進トラベルちゃうの?ええ?
あっ、そうなんや。
ちょっと…。
上げさせてや。
◆私ね、
上がってもらったら悪いんかなと
思って。
ごめん!
どうぞ、どーぞ!
◆いつ…。
まあええから上がってって言うてくれると思って。
◆今まで、経営はおろか、
会社組織で働いたこともなかった吉田さんですが、
家業である運送会社を
51歳で
引き継ぐことに。
旦那さんが代表を務める
子会社の旅行代理店など、幅広く
事業を展開しました。
しかし、そこに至るまでには、
紆余曲折あったそうで…。
◆いきなり、お前社長やれって言
われたんですか。
◆そうなんです。
ほんで、
◆むちゃでしょう、それは。
◆ノリがいいんで、断るって知らないんで。
今の常務と一緒に
二人三脚でやらへんかって。
◆運送の仕事全然してないのに
そんなできるものなんですか。◆ちょっとバイト程度に
ここの会社の姉妹店に、日進トラ
ベルってありましたでしょう。
あれはレンタカー、
白ナンバーのレンタカーがあったんです。
そこの、事務とかやっとけって言
って。
◆多少は事務系統はやったことが
あると。
常務呼んでください。
◆常務!
はよちょっと。
◆毎度毎度!◆いきなり
社長になってね、常務としては
大丈夫かなと思えへんかったんですか。
◆思わへん。
そんなん、現場がしっかりしてた
ら、大丈夫や。
◆社長なんか…。
◆代わるろうがどっちゅうことも
あらへん。
◆ちょっと、先代の社長に怒られ
るで!
◆怒られへん。
俺、先代の社長、好きやったもん。
◆先代を慕っていたので、最初の
うちは吉田さんに対し、聞く耳を
持たなかったという常務の林さん。さらに、追い打ちをかけるように
業績もどんどん
落ち込んでしまったんだそうです。
◆大手さんが撤退したんです。◆大お得意さんが
いなくなって。
◆がちゃんってなってもうたんや。
えらいこっちゃ、そんなもん。
そこで、
考えながら社長とやったら…。
◆うまいこといってきてね。
◆旅客のほうが…。
◆さっきの白ナンバーを緑に変えて、
営業に変えたんです。
◆何の車ですの?
◆マイクロバス。
◆旅客のほうをやったんよ。◆マイクロバスを。
それを社長は、
マイクロバス、どう?って言ったんですか。
◆そうですね。
みんなは反対してたんやけど、
そのほうがええん違うかと思って。◆常務が反対しとったんやな?
◆いやいや。俺も
免許取りに行ったがな。
◆大型2種を。◆取りに行かされたん?
◆社長命令やもんね。
◆柱をふやすことによってどんな
ときでも倒れへんでしょう?
◆運送だけやったのが、
マイクロバスは
人を今度も運ぶやつでしょう?◆そうです、そうです。
◆同じ運送という考え方ですか。
◆全部。
人・者全てを運びます。
◆もともと会社員の経験が全くな
かった吉田さんは、普通ならリス
クを恐れ、
言い出せないようなあらゆる可能
性を提案。
貸し切り観光バスやスクールバス
など、
事業の柱を
拡大し、
経営状況は右肩上がりに回復した
んだそうで
す。
◆A点からB点に運んだら
ええと思ってはったけど、
サービス業やしね。◆そういうことですか、
ええこと言いますわ。
がさつやもん、この常務。
◆そうでしょう?ははは!
◆あなたは…。
◆これ娘…。
◆これ娘さん。
◆私、娘なんです。
◆ここの娘や。
◆あそこのトラベルの。
◆トラベルって、
何なの?
ご主人がやっておられる?
ほんなら、ちょっと待って。
マイクロバスもやりだして、
そこから今度…。
◆今度は、
人・物全てを運びますなんで、
ほんなら、旅行も全部一緒にしようって言って、そういうこともや
りたいから、あなた資格取ってき
てって。
◆うわっ、社長言いたいことを言
って、全部人に…。
それが社長やな。
あの2階が旅行会社。
下は何に?
◆お弁当屋さんです。
◆下はお弁当屋さんになってるの
?
◆聞いたら、朝食べてへんとか、
昼、コンビニやって言うし、
何にもしあへんで、
やめてもらったら自分が悔いが残るでしょう?
せやし、お弁当を食べてほしいと。
◆なら、社員の健康にするためにお弁当を
とにかく朝食べなさいと。
◆だから、お昼のために
1回でも食べてほしい。
そういうのはやっぱり、
人で助けてもらってるし。
◆人?
◆最終的に
うちの理念は
心をそえて、なんです。
それで、みんなが安全・安心に働けたらいいな。
最終目的は幸せ。
◆これね、女性やないと
なかなかそれ言えませんわ。
会社自体が、子供。
その子供を何か大事に育てていっ
てるって
そんな感じがしません?
◆本当そうです。
母親。
◆母親やね。
すばらしいですわ、社長、これも
らってください。
「となりの人間国宝さん」に…。
◆ありがとうございます。
本当にうれしい!
◆思いついたアイデアを
ことごとく成功させた肝っ玉社長。
社員のことを思う親心から、
お弁当屋さんも
つくりました。
きょうも心をそえて、たくさんの
人に
幸せを運びます。
◆ノルマをかけたことないの。
何でやと思います?
◆ノルマって、俺だったら、
仕事せえへんな。
◆ノルマ、
どうやってかけたらいいかわから
ない。
◆そうなんや。
ノルマがわからへん。
◆そこはやっぱり主婦上がり。
◆あっぱれ!
◆しかし、緑が多いなあ。
これ、全部桜か?これ。
ご主人、こんにちは。
関西テレビの朝の「よ~いドン!」という番組で、円広志という者
ですけど。
これ、桜でっか?◆桜です。
◆桜ですか?
もう葉桜になってもうたんや。うわあ、これアパートでっか?
マンション?
◆マンション。
◆マンションの人は、
これ、ええところに…どこに住んでまんの?
◆2階のね、向こうから3軒目。
◆もう窓あけたら、
桜ばあっとあったでしょう。
ご主人は、これ、おしゃれな格好してますけ
ど、何か趣味かなんか、やってま
んのかいな。
◆趣味じゃなくて、仕事が変わっ
てます。
◆仕事何やってまんの?
◆ここで問題。
◆ということで、
このちょっと、
マンションの間で
ちょっとお一人で
ちょろちょろっと
パソコン…。なかなか
ちょっと変わった感じがしますね。
この男性でございますけれども、
仕事がちょっと
変わっているらしいんです。ご主人の職業を
皆さんに当てていただこうという
ことでございます。
たむけんさん。
◆見てすぐに。
◆やっぱりピンと来るんでしょう。
さすがやな。◆何?
◆すぐわかった。
◆その職業のときに、きょろきょ
ろして、何をしとったん。
◆わかってもうたから、
当ててええんかなあと。
◆ああ、
余裕のその感じなんか。
◆スタジオの雰囲気を見てたんや。
◆はい、プロデューサーの顔を見
て、
当ててええの?って。
◆探してて、おったというようなもんですか。
◆当てていい?っていうサインが
出たん?
◆もうええよって。
わかってたらどうぞって。
◆当たってまうやん。
◆あとはボケていかなしゃあない。
どうぞ、言うてください。
◆たこ焼き屋?
違う?
◆違うわ、あほ。
前振りだけやんか、
おもしろいの。答えが弱いから、
前振りで
盛り上げようとしたでしょう?◆からくりを言うな。
◆びっくりするわ!
◆答えが弱いときに、
前を振るんですよ。
◆そうなんですか?◆そういう手法です。
これ吉本の学校で教えてくれるん
です。
◆そうなんですか。
◆ホンダ先生が!
◆プロデューサーがすごい厳しい
目で見てましたよ。
◆何やそれ!
◆25年やってたら、
何ともないですわ。
◆えらいもんでな。◆プロデューサー。
◆25年すると、
何でもないですよ。
◆プロデューサーの目の奥まで見
えるんやね。
そういう事やな。
これ大丈夫。
◆全然怒ってない、全然怒ってな
いという。
◆ほっしゃん。行きましょう!
◆服装とか、全然関係ないんです
よね。
実はあれね。
あれは普通の私服なんですよ。
メジャーリーガー。
見たことありますもん。
出てた、出てた。
◆大谷さんと…。
82なんですけどね、今。◆えっ?
◆82?
◆82歳の方なんです。◆若い!
さあ、良純さん、行きましょう。
メジャーリーガーが出てきたとこ
ろで、良純さん!
変わった職業。
◆ちょっと変わってるんだ。
◆じゃあ、あの格好…。
ええとね、あれ、
カウボーイ。
◆どこから金もらえるんですか?
◆だからちょっと意表を突いて。
メジャーに引っ張られちゃったん
ですけど。
メジャーに引っ張られた?
◆今、カウボーイは珍しい。
◆すごい格好いい。
◆でもそういう系なのかな。
これは珍しい職業。
さあ伊代ちゃん行きましょう。
珍しい職業。
◆でも、そういう系ですよね、
きっと。
八十何歳で。
◆82歳。
お元気ですよ!
◆元気ですから、脱ぐとすごいん
です、きっと。
ボディービルダーじゃないですか。◆脱ぐとすごい。
あり得るなあ。◆どこから金もらってるんですか。
◆プロでスポンサーで。
◆本当に変わってますよ。
ごらんいただきましょう。
どうぞ。
◆仕事、何やってまんの?
仕事やってまんのかいな、現役でっか?
◆現役です。
◆お幾つでいらっしゃいますの。
◆82。
◆82!
82で仕事やってる言うたら職人
さんでっか?
◆人形劇。
◆人形劇?
人形劇というのは…。
◆一人芝居。
◆ほお。
桜見ながら?
それ人形というのは
家にありまんのかいな。◆あります。
◆ちょっと見せてもらえます?
◆うん。
本当は見せんようにしてるんやけ
ど…。
そんなことはない。
◆ご自宅にある
人形を見せてもらうことに。
◆これはようできてはんなあ。
◆自分でつくった人形。
◆ご自分でつくるんですか。
これは何でできてますの?
◆きりの木。
◆ええっ!
◆これで食うや食わずで生きてき
たけど、最近ちょっとね。
◆ほんなら、この人形劇で、
お仕事をされてきたんですか。
◆そうそうそう。
◆ギャラをもらって?
◆うん。
これは、僕の女房なんですけど。
◆これ奥さんですか。
◆長い間、病気したんですよ。
◆奥さんが主人公になったりする
物語もあるんですか。
◆物語というかね、
全く1人芝居でこの人形一体だけ
で
1時間しゃべり続けてます。
◆それは、
1時間はちょっといいですわ…。
いや、
違いまっせ。
◆1時間しゃべる、
そんな人形を芝居をやっている人
は、
日本にも世界にもいないんだよね。◆これ、
奥さんの…。
◆あのね、さわりだけですよ。
私ね、去年、おととし、あの世へ
引っ越ししたんや。
うちの主人がほったらかしにしたって
怒ってるやろうと思いますけど。
しょうがないよね。
寿命というものはそういうもので
すわ。
◆おもしろい。
◆こんな感じです。
◆これはもうあれですね、語りで
すな。
◆そうですね。
僕の場合は、
特にそうなんです。
◆ですね。
◆人形劇歴64年。
82歳にして現役の西川さんがつ
くる
新しい作品に登場する人形は、
一体だけ。
一人しゃべりで落語に近いのが
特徴です。
そういった作品をつくるのには、ある思いがあるそうで…。
◆人形劇といったら、みんな
子供が好きやねって言われる。
嫌いなことはないんだけど、
人形劇といえば、
即、子供向きではないという。
一つの演劇だっていうのがあって。◆もっと、
内面的なものも…。
◆お子様ランチみたいなのは、
つくりたくないんですよ。
子供が見たら
わかりますかって言われたらわか
るって、
言葉も嫌いなんだ。
芝居なんていうのは
感じるもんでしょう?
◆ややこしい人やな。◆歌でも違います?
◆そう。
そのとおりです。
その人がどう感じるかが問題です
よね。
◆せっかくなので、
明治生まれの
お母さんをモチーフにした一番人
気の人形劇を
披露していただきます。
◆どうも初めまして、どうも。
私、あの
おきぬさんって呼ばれてね。
東京オリンピックの年でしたから
ね、
コロンと死んだんです、こうやっ
て。
そこへ死神が迎えに来はった。
おさばきを受けるんですね。極楽行きじゃって言って、
ばあっと、極楽へと飛んでいった
わけです。
向こうへ、ぽんと落ちたところで
極楽であったんです。
どこ座ろうかなと思ったら池の周
り、満員ですわ。
ふっと見たらすき間があいてると
ころがある。
よう見たら、どこかで見たことあ
る人やなと思
ったら、こっちの人が清少納言、
こっちは紫式部。
仲が悪かったさかい、
ちょっと間があいてある。
そこへ座って、どうぞよろしい?
言ったら、
すんとしてはった。
そこで、
ずっと極楽にいるという。
こういうわけで5分間ぐらいたっ
たと思いますけどね。
これが入り口です。
◆これはね、すばらしいですわ。
恐れ入りましたわ。
◆全然でたらめで思いつきでしゃ
べってるんですけどね。
◆そうでしょう?
この人、すごい人やわ。
◆人形劇を一つの演劇として誰が
見ても楽しいと思ってもらえるも
のをつくりたいという西川さん。
もともとは役者で、18歳から
劇団に所属していたんだそうです。
◆芝居をやって、
京都で
食えるということはないですもんね。
バイトばっかりして
やるわけですよ。
人形劇がバイトだったんです、
まあいわば。
◆そうですか、芝居をやるために
人形劇をやって。◆人形劇は
芝居と同じようにせりふを覚えて
ちゃんとせないかんでしょう?だから共通してますよね。
サラリーマンにはなりたいとは思
わなかったんです。
◆なるほど。
大体わかってきたわ。
激動の人間やわ。
激動の人間生活を送っているわ。
本職にしようと思ったのは何なん
ですか。
◆人形劇ってね、おもしろいんで
すよ。
命のないものに命を与えるという、
言い方をしますけど、
命があるのを引き出す、
見つけるわけですね。◆あるものを見つける?
◆何でその1人でやることになっ
たわけですか。
◆だんだん人形劇が発展してきて、例えば京都会館、1300人のホ
ールでやったり、
十何人の編成でやるんですよ。
それはそれでおもしろいんですけれども、ちょっと何か
ひざを突き合わせてやりたいとい
うところがあって。
最初はそういうところから出発し
てるんですよ。
1人とか2人でやるような道端で
やるようなところから出発してて、
出発してて、もう一回そこへ戻り
たかった。
◆1人であっちこっち回ったりす
ることがあったんですか。
◆全国。
◆全国回ったんですか?
60代初め70代までは、
多いときは、
200ステージぐらい。
お母さん、「よ~いドン!」、
見たことないの?
◆全然。
◆情けないなあ。
「となりの人間国宝さん」という
ね、コーナーがありまして、
「となりの人間国宝さん」という
シールをプレゼントするんですよ。
記念にもらってもらいたいと思いますけど、お母さん、どう思いま
っか。
◆ありがたいことでございます。◆うれしいなあ。
こういうやつですよ、お母さん。
これ、「となりの人間国宝さん」。◆これ、どうするんです?
どこに張っとくの?
◆急に。
お母さんにしゃべってまんねや。
いきなり、
これになったら、お母さん、
こういう…。
◆一体やからね。
◆これ差し上げますわ。
もらってください。
「となりの人間国宝さん」、
ありがとうございました。
◆人形に命を吹き込み、
1時間しゃべり続けるという世界
で唯一の人形劇師。
わからなくてもいい、
感じてほしいという
西川さんは、ソウルフルな歌声を
披露することもあるんです。
◆これね、
実は…。
◆これはええわ!
組み立てのところから始まってますな。
◆こうやってやるでしょう。
やった途端に
拍手をしてくれる。
それで、
拍手してもうて
うれしいわって、
もう一回外しましょうか?って。
◆もう営業なれしてはるから。
◆芸術家ですよ。
◆申しわけない、申しわけない。◆恐れ入りました!
◆おもしろい、すごい。
◆82歳で、まだ現役で。
1時間ですからね。
お父さんの顔が見えなくなって。◆最初お父さんがしゃべってるん
だけど、西川さん、
芸術家ですからって。
こうやってやって、やってるんだ
けど、どんどん
西川さん自身がこの中に入ってし
まうんです。
見てる人は最初は
西川さんがしゃべってんねんなあと思うけど、
どんどん見ているうちにこの中に
魂が入ってしまいますから
お人形さんの中に。
お人形さんのほうを見るんですね。◆引き込まれますよね。
◆引き込まれるんですって。
1時間、要するに、台本もない。
自分で感じたことをずっとやって
いくというすごいですわ。
ほんで、70歳までは、1回60
分のステージを
年間で200ステージやった。
◆全国津々浦々。
◆やったことないわ。
やったことないというか、
200ステージは。
◆200ステージはすごいですよね。
◆すごい。
伊代ちゃんが一番売れているぐら
いのときに200ステージぐらい
やってたんですか。
◆やってないです。
やってみたい。
ハウンドドッグか!
本当すごいと思いますわ。どうしても小さいお子さんが見て、
楽しむというイメージがあります
けど、それが嫌いなんだと。
お子様ランチはだめ。
だから、大人が聞いても人生観と
か、そういったものを自分の中で
投影できる、そういったものを表現したいということですから。
◆オオカミが何を語るのか聞いて
みたい。
あのオオカミ、見たいでしょう?
◆この人の特徴は、
こうやっていろんな人形が出てき
て、
キツネが出てきたりするでしょう
?
オオカミもいますよね。
この声を変えないんだって、一切。
◆変わってなかったですね。
◆声変えないでしょう?
声を変える、語りだから。
非常におもしろい。だから、その人の
入っていくんでしょうなあ。
一昨年、
奥様を、
亡くなりまして、
奥さんが天国でどんな生活をして
るんだろうということを。
◆思ったことを自分で声に出して
言うんだ。
◆自分で妄想したことをそっくり
人形に入ってやりはるという。
人形劇として楽しむということな
んですけど。
僕、間近で見て、この人は、
やっぱり本当の語り部だなと思いましたね。
◆聞きほれるというか。
◆でも聞いてみたい感じがするね。◆いや本当。
よかったら営業で、営業言うたら
あかんな。
芸術家ですから。
◆公演。
◆そうそう。
さあお土産をいただきましょう。
お土産はエプリーズのチョコピー
ルハードです。
片仮名が読めなくなったら、
もう終わりでございます。大分来てますよ。
もうちょっと頑張りましょう、
でも。
◆すごいクリームがいっぱい入っ
ている。
◆かなりチョコっぽいよ。
◆パン職人の、
要するにどう言うんですか、
経験がゼロなんですって、
この方は。
ご自宅で、
ガレージを改装して。
◆あのポコポコという、
酵母を使うの?
◆あれを、酵母が好きでやっているうちに
酵母でパンができたので、
パンもつくっているという。
◆あの酵母で発酵させるというこ
とですよね。
◆なかなかおもしろいものでござ
います。
◆食べたことない感じ。
◆これ食べたことないって。
パンとチョコのバランスが…。
◆全然嫌らしくないんですよね。
◆チョコがほろ苦いですよね。
◆そしてもう一方ですね、宇治吉
田運送の社長。
吉田さん、
實子さんね。
それから林専務でございます。常務でございます。
林常務。
それから娘さん。
この3人で頑張っておられるとい
う。
社員さんもたくさんおられます。
47歳で入社して、右も左もわか
らんまま常務となんかいろいろや
りながら。
人を物を運ぶんだというところに
一つの注目点、運送会社ですから、
ものを運ぶだけじゃなくて、
運ぶのもいいじゃないかと。いろいろ考えてるうちにどんどん
会社が大きくなってきたという。
◆お弁当屋さんは従業員のためか
ら始まっているんですね。
◆だから何何をするためには
どうしたらいいんだろう?
じゃあそれをやりましょうという、
果敢な挑戦が全部V字回復…。
◆会社はうまく、じゃあ?
◆会社はうまくいってるんですよ。だから、人を運ぶ、それから物を
運ぶということで、言うたら、引っ越しありますわな、
それから一般貨物、それから貸し
切りバス。
学校バス、それから、その中に旅
行会社も一つ。
そういうふうなことを考えている
うちに、どんどん会社が大きくな
ったという。
◆いろんなパターンがあるんだ。
◆ひょっとしたら、何にもわから
んままやったのが、逆に、リスク
というのをあんまり考えないでと
いうのがね。
ノルマがわからへんぐらいですか
ら。
◆言ってはりました。
◆本当に心のある、
会社でございます。
「となりの人間国宝さん」でございました。
◆円さん、ありがとうございまし
た。
続いては
「本日のオススメ3」です。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
音楽家、谷村新司さん。
◆「よ~いドン!」をごらんの皆さん、
おはようございます。
谷村新司です。
きょうは谷村がお勧めする絶品グ
ルメを
3つご紹介したいと思います。
◆まず1軒目はお勧めは
神戸の三宮にあります
ピノッキオさん。僕がお店を知ったのが
大学の1年生のとき。
当時はまだピッツァというのが
有名じゃなかったんで、
初めて18歳のときに
食べたチーズとホワイトソースだ
けの
ピッツァの原点みたいな。
◆創業当時から変わらないトマトベースのソースに
2種類のチーズと
自家製のホワイトソースを
たっぷりと!
◆生地もですね、
今みたいな生地ではなくて、
ちょっとクリスピーな
タルトっぽい生地なんですね。
とろけるチーズのうまさ、
これにまずびっくりして。
女子はもう絶対間違いなく好きな味なので。
◆ほかにも
こだわりがあり
◆ピッツァの1枚1枚に通し番号
が入ってるんです、三角の札が
ピザに挟んでありまして、これは
自由に持って帰れる。
神戸に行くと、
必ず寄って。もう青春がよみがえってくるぜひ
お勧めしたいと思います。
◆まるでパイのような
絶品のピザ、ご賞味あれ。
◆続いてのオススメは、
京都市東山区にお店を構える
「はれま」。
京都らしい風情漂うお店の名物が
京土産として人気のちりめん山椒。
◆このはれまさんのやつっていう
のは
さらさら、ぱらぱらとした感じで、
ほどよい味かげんというか、1回食べると、
あっ、やっぱりこれやって。
何とも品のいい味。
◆厳選した上質のちりめんを
香り高い実山椒と合わせた一品。
◆ご飯のお供って
みんなそれぞれいろんなものがあると思うんですけども、
あったかいご飯に
この山椒の香りと、
ええぐあいに甘辛に煮てある
ちりめん。このバランスが、
めちゃくちゃおいしい。
◆さらに谷村さんオススメの食べ方が…
◆ちりめん山椒をまぜ込んで
おにぎりにする。
それで、パリパリの海苔で巻いて
食べるというのもおいしいですし、あと、究極は、
ちりめん山椒をぱらぱらっとかけ
て
お茶漬けにする。
これでさらさらっといくと、
本当に幸せな食事をしたという感
じになります。
◆お酒のアテにもぴったりの逸品、お土産にいかがですか。
◆3つ目は、
京都・南座近くにお店を構える
総本家 にしんそば「松葉」。
創業から百数十年。
こちらのお店が発祥とされる名物のにしんそば。
◆関西で生まれて
関西で育って、
舌がもう全て関西の味なんですね。
僕にとっては、このにしんそばというのは
京都の味そのものですね。
特に松葉さんのにしんは、
棒煮といいまして、
うすら甘辛く、
上手にやわらかく煮てあるんです
ね。
おそばを上にかけて
にしんが煮えて、このありさまを見るだけで
唾が出てくるぐらいおいしいです。
僕は、にしんを最後まで残していくんですね。
そうすると、そのニシンの棒煮の
味が
おつゆにだんだんしみ込んできて、何ともいい甘さがただよってくる
という。やっぱりここのにしんそばという
のは、必ず京都に行ったら食べた
くなる一品です。
◆長年、多くの人々を魅了してき
た名店の味をぜひご堪能ください。
◆そして最後にもうひとつお勧め
があります。
谷村新司コンサートツアー ~3
8年目の昴~が
6月、大阪で行われます。
「昴」をつくったのが1980年。
世相を鑑みながら、
そのころにつくった歌を
たくさん皆さんにも聞いていただ
くという構成になっております。
皆さん、ぜひお越しください。
◆ええよなあ。
「昴」なんて
名曲持ってたらええよなあ。ほんま。
あともう少々のことやっても大丈
夫やもん。
◆しがめる。
◆あれだけでいける。
◆ぜひご利用ください。
以上、「本日のオススメ3」でし
た。
いいですか?
続いては「いきなり!日帰りツア
ー」です。
たむらけんじさん、お願いします。◆今回の行き先は
青森県の八甲田山ということで
飛んで飛んでまいりましたよ。
◆「とんでとんで」行ったかあ!
◆そうですよね。
この季節にしか見れないものもあ
りましたので、ぜひ行きたいなと
いうことで、行ってまいりました。
ごらんください。
どうぞ。
◆たむらけんじが
まち行く人にいきなり声をかけ、
そのまま日帰りツアーにご招待。
「いきなり!日帰りツアー」。
◆やってまいりました。
「いきなり!日帰りツアー」でございますけれども、
今回は、
この日帰りツアー初の試みがやってまいります。
さあ行き先は、
青森は八甲田山。
いいですね。
まだ雪が残ってるでしょう、
今年多かったら、
雪の回廊があって、ロープウエーに乗って、
おフランス料理のフルコースです
わ、最後。
青森で。
青森でフランス料理、
いいミスマッチ、みたいな感じで
いいんですけども、ここです。
あっ…。
ごめんなさい。
声が大きくなりました。
超名湯なんですけども、
ここ、何と混浴OK。
来ました!ついにおば様と混浴でございます。
おば様が着る
混浴着。
これが売ってるんです。
見てください。
女性のための温泉着。
湯美人。
透けない、破れない、肌に優しい。
あともう貴重な情報でございます。ソフトクリームは、7時で終了い
たします。
まあまあ遅くまでやってます。
言わなあかんかって話。
5時やったら、何か言ってほしい
なと思うけども、7時やったら、
結構もう
長めにやってるから、
言うてくれんでもええなと。
今回探すのは阪急塚口駅周辺です
ね。
人、多いねん、めちゃくちゃ。
すごい人が多い。
◆42に見えた。
◆あんましてないです、そっちは。
ありがとうございます。
◆申しわけございません…。
◆行きたかった!
恐らく、
味方や。
◆蒲生でね、蒲生四丁目で焼き肉
してはる?
◆何なん。
今のおもろい、おばちゃんからし
ゃべりかけられるコーナー?今。
◆そうなんです!
言うてる場合じゃないんです。
きょうは、行ってくれそうな
おば様になかなか出会えません。
◆こんにちは。
◆混浴って、
たむけんさんと?
◆僕ももちろん入りますけど。
◆そうなんですねえ…。
◆混浴を了承し、お友達に連絡することに。
今たむけんさんおんねん。
ちょっと変わるわ。
◆ちょっと今から無理な人としゃ
べります。
無理な人ですかー?
きょうは忙しい?
ああ、そうですか…。
失礼します。
無理ですって、やっぱり。
◆そのあとも電話をかけてみるもお友達は見つからず。
◆返信あって、
行けるという人がいてましたら、
すぐに連絡ください。
◆はい。
今から2人探さなあかんで。
これやばいと見た。
何が混浴なんや…。
ええ…。
円さんの…。
◆見てますよ、いつも。
◆行けます?
◆行けるよ。◆1人でしょう?
◆お友達が来るのよ、
バスに乗って。◆どこに?
◆もうバスが32分のバスに乗る
って言うてはったから
◆ネコバスですか?
何バス?
◆阪急バス。
◆ネコバスやなくて?
◆ネコバスって何?
ネコバスって何?◆青森。
◆そんな遠いところ行くん?
◆そうよ。◆でも日帰りって書いてるやん。
◆日帰りよ。
8時ぐらいに伊丹に着く。
◆ああ、そう。
大丈夫よ。
◆きょうは大変なことが。
◆何があるん?
◆これ見て?
名湯やねん。
初めての混浴。
◆ウフフフフ!
混浴でもええよ、別に。
◆要らんね、これ。
要らんね、これも。
要らん要らん。
要らん要らん、もう。
そんなもんすな。
それかえよう。
きょうはどっちかですわ。
僕の一人旅か、ほんできょうは、
何さん?
◆私はタナカ。
◆タナカさんと
サカモトさんの全裸が見られるか。◆見せたるよ、
何ぼでも。◆何ぼでも見せたるって。
何ぼでも見せたんと、こっちは。
やったんど!
ねっ?
さあ、バス来た。
何バスやった?
◆ネコバスって何なん?
ネコバスって
ほんまなんなん?
◆ネコバスちゃうがな!
阪急バスやないか!
阪急バスちゃうで、あれ。
ちゃいますよ。
市バスや。
市バス乗ってんの?
◆ごめんなさい。
◆サカモっちゃん。
◆マッチャン!
待ってました!◆たむけん!
◆来たで!
ミラクル。
こっちこっち!
◆ネコバスって知ってる?
ネコバス。
◆いやしらん。
◆言うのよ、この人ら。
◆聞かんで、
もう行く行く!
◆どこ行くの?
◆遠いねん。
◆今から青森に行きますよ。
◆青森行くの?
◆今からはあかん。
◆今からはあかんよー!
◆ええ?
何で?
◆日帰りやで?
◆ほんまあ。
◆行けるでしょう?
行ける?
◆バスで?
◆ほんまかいな!
◆ほんまや!
青森何で行くねんな!
青森!
◆ネコバス言うたやん。
◆もう行こう行こう!
すっぽんぽんの
田中と坂本やった。
◆今回のツアー参加者は、
カラオケ仲間の
元気な2人組に決定。
大阪から飛行機とバスで
2時間15分。
4月でも雪の残る
青森県・八甲田山に到着。
◆お疲れさまでした。
来たで、青森。
寒いなあ。
◆寒いわあ~。
◆鼻水出るわ。お二人、ちょっと薄着やったんで
ね、ラコステ買いましたんでね。
◆そうそう。
いいの買ってもらってん。
◆見て!
よかったね、この景色。
◆すごい。
◆岩木山展望所。
見て、これ、全部。◆すごいねえ。
◆もっとええ景色を見に今からロ
ープウエー。
高いところ大丈夫?
◆大丈夫。
◆気をつけてよ、落ちんように。
頼みますよ。
◆この後、たむけんと
おば様が初めての混浴!
お楽しみに!
◆今回の「いきなり!日帰りツアー」は
青森県・八甲田山。
一行は、山頂からの景色を眺めにロープウエーへ。
◆歩きますよ。
◆歩くん?
走ったらあかんねんな。
◆走ったらあきませんよ。
歩きますよ。
右からせ~の。よいしょ。
ということで、今からですね、
ロープウエー、
八甲田ロープウエー、
ちょっと雲も多いけど、
まあまあ晴れ間もあるし、上に行
ったら、
絶景ちゃいまっか?
◆ああ、そう?
◆ゼッケンつけてこなあかん。
◆ゼッケン着けて…。ほんま!
こんにちは。
大人3名。
◆ええ?
◆せっかく来たのに。
◆うそでしょう!?
動いてないんですか?
◆何メートルぐらい吹いているん
ですか。
◆今、山頂で
28メートル吹いてます。
◆めちゃくちゃ吹いてる。
こんな晴れてるのに?
◆うそついてんちゃうかなあ思っ
て…。
◆何でうそ言うん?
◆いやだって晴れてるからさあ。
◆吹いてるって言うてはるやん。
◆ほんまに吹いてるんですか。
◆またや!
◆28メータル?
ええ…。
◆28メータルやって。
かんだ、ははー!
◆残念ながらロープウエーは運休。
風のない翌日は
山頂まで行けたものの…
その天気は、極寒。
4月の中旬にもかかわらず、
気温はマイナス6度を記録。
木々や看板に凍りついた雪がその寒さをあらわしています。
◆さあ、今から、
横に
壁のような雪が…。
出てきた、出てきた。
もう出てきたで。
すごいよ、これ。おお、来た来た。
◆いやあ、すごいきれい。
◆きれいきれい。
真っ白やで、ここ。
◆すごいねえ。
冬の間は、
ここは通行どめやもんね。
4月やで? もう。
4月の半ば。
こんだけ残ってるねんもんね。
どんだけあったんやということや
ね。
◆テレビで見るけども…。
実際見たことない。
◆迫力が違うね。
これ最大何メートルぐらいになる
のかなあ。
15メートル?
◆いやあ、そう。
すごいな、それは。
◆すごいなあ。◆いいの?
おりていいの?
◆見てこれ!
怖っ。
すごい。◆ぽたぽた来てるよ、
ぽたぽた。
◆うわあ、
すごいな。
木が埋まってるわ。
新芽出てる、新芽。
すごいなあ。
かたいわ!
カチカチ!
この強い…。
◆それにこれが出てくるって
すごいやん。
◆「いきなり!日帰りツアー」…。
◆きれいとこ、あんた食べる?
◆ちょっと…。もうちょっと入れて。
◆何してんの!?
食べてええの、これ。
◆食べたらあかん!
食べたらあかんって。
◆ちょっと蜜がいるわ。
◆そういう…。テレビをごらんの皆さん、
食べたらあかんよ、これは!
◆大丈夫。
◆大丈夫よ?
◆どこ行くの~?
◆混浴ー!
◆うれしいー!
◆混浴ー。
◆うれしい!
◆酸ヶ湯。
酸ヶ湯いうんやって。
全然スカちゃうらしいで?
さあ行きまっせ。
硫黄のにおいしてる!
◆すごいにおいするな。こっちやな?
2人にね、きょう着てもらうやつ。
これ着て、入ってもらうんです。◆これ何?
◆これ着て入ったら、混浴して入
っても恥ずかしくないやつや。
ほんで2人、ソフトクリーム、
7時までしかないからね、気をつ
けてよ。
◆裸で行かないよ。
◆事務所、
トップNGなんで、
うまいこと隠…。
ちょっとだけですよ。
何これ?
マジか!
マジかよ。
何なん、ここ。
むちゃくちゃやん。
向こうとこっちと
源泉が全く違うんですって。
この下から、
下から湧いてるんですって。
地中から出て、すぐにもう
びゃって触れるから、
超新鮮な温泉らしい。こっちが女湯?
こっち男湯?
一緒や。
最高。
この温泉、
何なん?
めちゃめちゃええ。
もうね、温度も何も
ちょうどええ。
あれ?
来た来た。
ついに、この「いきなり!日帰り
ツアー」、
おば様と混浴。
歴史的瞬間です!
◆ここだわ。
めっちゃええで。
一緒のやつ。
お二人にサービス。
行くで?
見といてよ。
◆ははははは!
◆私もちょっとサービスしよか?
◆いらん。
◆いらん?
ほんま?
◆ああ気持ちいい。気持ちええ!
すごくない?
この温泉。
◆あー、気持ちいい!
◆何これ。
◆ああ気持ちいいわ。
◆ちょうどいいよね?◆気持ちいい。
◆うれしいわあ~。
来てよかった。
◆すごいもんね。
◆ちなみに、お二人、
今まで混浴したことは?
◆ないよ!
◆初めて?
◆そう!
◆お父さんとも入ったことないよ。◆ええっ!
うそでしょう?◆ほんまよ~。
◆お父さん怒るんちゃう?
◆いや怒らへん。
◆お二人は何の友達なんですか?
◆カラオケ。
カラオケ教室に行ってるねん。
◆一緒に旅行に行ったりもするの?
◆するする。
◆1カ月に1回。
◆旅行してるの?
ええ!そう!4月にどこか行ったんですか。
◆あわら温泉。
◆じゃあゆっくり、
のぼせてきたでしょう?
◆もう上がるよ。◆上がろう上がろう。
もうさすが女優、カメラとまる思
ったら
テンション下がる。
さすが女優や。
◆ここからは、
お楽しみのお土産探し。
青森県のリンゴを使ったお菓子や
黒ニンニクなどを
たっぷりと購入!
さらに?
◆これでいいね?
◆オーケー?
◆梅ガム買っていい?
◆えっ?
どこでもあるでー!
どこでもあるやつ…。
◆ディナーをいただく場所は、
青森でトップクラスのサービスを誇る八甲田ホテル。
そこで青森の味覚が
ぎゅっと詰まった
自慢のフレンチを
いただきましょう!
◆フランス料理のスペシャルディ
ナーでございます。
どれから行ったらええの?
ホワイトアスパラとフォアグラやって。
これこれ!
◆アスパラを食べるん?◆フォアグラやって。
◆フォアグラか穴蔵か知らんけど。
◆こらー…。
何や穴蔵って。
フォアグラつかまえて、穴蔵って。◆おいしい。
◆何食べたん?
◆アスパラ。
◆刺さらへんで。
◆刺さるよ。ぐっと押さえときよ、ナイフで。
◆横に刺してみ、
横に。そうそう。
◆フォアグラ食べた?
◆食べた。◆フォアグラおいしい。
フォワグラ、おいしい。
フォワグラ食べたことあるでしょう?
◆ないよ。
◆初めて?◆うん。
初めてや。
◆フォアグラって何か知ってる?
◆知らん。
◆世界三大珍味やん。
◆ああ、そう。
◆フォワグラが一つですよ。
今、食べたやつ、フォアグラ。
◆あの黒いやつは何なん?
◆それ何?
◆黒いのんなあ。
黒いのん。
◆黒い何やのん。
◆粒みたいな。
◆それそれそれ!
◆どんなんよ。
◆キャビア…。
◆キャビア。
◆正解。
あと1つ。
◆あと一つ?
◆イカか?
◆何でフォワグラ、キャビアに
イカが入って来るねん。
答えはトリュフ。◆トリュフ?
◆ドリフちゃうな?
◆ドリフちゃうよ。
そのトリュフがこのお肉にかかっ
てあるから。
トリュフソース。
トリュフソース。
いやあ、これやわらかいでこの肉。
◆おいしい。◆おいしいねえ。
ちょっとこれ行くで。
◆おいしい!
◆お肉食べてるね。
◆食べてるよ。
私、お肉大好きやもん。
せやから、
元気やと思うよ。
自分で言うのもなんだけど、
本当に健康やもん、私。
ただお金がないだけやん。
◆そうや。
◆ノドグロやって。
◆どうやって食べたらええの?
◆どっちで食べてんの?
ナイフで食べたら怖いわ。
◆何もしゃべらんでええわ。
◆そう?
◆黙々と食べておいて、
それ見てるだけでおもしろいから。お料理するの?2人は。
◆するよ!
◆なっ、何?得意料理は。
◆肉じゃが。◆やっぱり昔も、
料理できるアピールで
何の料理言うたらええか言うたら、
肉じゃがやった?
◆肉じゃがやった。
◆やっぱりそうやったん。
今は…。
◆今の子はようせえへんやん。
ようせんと思うわ。
◆どう?今の世の中。
◆今の世の中、アホばっかりや。
◆どうしたんや。
◆やっぱりね、人間というのは、金や物じゃないと
私はいつも思うねんや。
心やと思うねんやんか。
自分さえよかったらな、
何かいいような気がするけど。
それが世の中なら
仕方のないことやと思うけど。
◆根性ある子もおんねんけどな。
またナイフで食うてるで。
◆映っちゃうよ。
テレビに。
◆そうやった!忘れてた!
◆見て、
きれいで。
本当にこのコーナー初の
おば様と混浴というのも。
◆おばさん言うたらだめ。
◆お姉さん。
ややこしいなあ。めちゃめちゃ
おばさんやで。
ありがとうございました。
◆ありがとうございました。
坂本さん、いかがでしたか。
◆よかった。
最高!
◆よかった。
楽しかった?
来てよかった?
◆生きててよかった。
◆もう死んでもええわ。
◆そんなこと言わずに
これからもお元気で。
いてください。
◆ずっと「よ~いドン!」を見て
おきます。
◆本当に楽しい旅を、そして混浴
を
ありがとうございました。
◆ありがとうございます。
じゃあ、最後
ネコバスで帰りましょう。◆ありがとうございました。
◆ネコバスの意味がわからん。
ネコバスって意味がわからん。
◆トラウマみたいになってるやん、ネコバス。
◆田中さん、
ネコバスがわからん田中さん。
バスにすごく酔いはったんですよ。そうやけど、
カメラが回ったら、
えへへへ言うて、
大女優でしたよ。
本当にありがたい。◆この何というのかな。
八甲田山の景色も美しかったけど、
このお二人の元気さと
明るさで全部
吹っ飛んだ。
すばらしい!
◆パワーをいただきました。
ありがとうございました。
以上、「いきなり!日帰りツアー」でした。
続いては「いっちゃん高いもん
HOW MUCH!?」です。
スーパーマラドーナ、よろしく。
◆今週は関西を飛び出して
沖縄県那覇市にやってきた
スーパーマラドーナ!
どんな高いもんに
出会うのでしょうか?
◆沖縄の那覇にやってきました。
すごいですね。
大阪を飛び出しまして、
南国に来ましたよ、南国に。
どうですか、この大自然。
きれいな海。
◆海ばっかりですね。
那覇、那覇ちゃうわ、
沖縄やから。
あ、沖縄や。
◆何を言うてんねん。
◆いや、南国に来たら、
テンションが変わる。
◆いきなりぐだつくなや、きょう
の天気みたいね。
◆曇りですね。
◆ちょっと曇りぎみですけど、
沖縄の天気はころころ変わるんですね。
急に晴れたり、急に雨降ったりし
ますのでね、そこは気にせずにや
りましょう。
◆本日スーパーマラドーナが訪れるのは「泡盛館」!
沖縄県内の
全ての酒造から仕入れた
えりすぐりの泡盛が
1000種類以上並ぶお店で、
その品ぞろえは、
まさに泡盛の博物館です!
◆泡盛という
お酒中で
一番度数の高いものというのは
ご存じですか。◆わからないです。
何度ぐらいですか。
◆正式には泡盛とは名乗れないん
ですけど、
泡盛をつくる過程でできるお酒として、
この花酒。
◆60度やって。
◆与那国では、
昔から神事で
お祝い事のときにこの60度のお
酒を
使って。
◆お祝いのときに飲まれるぐらい
な貴重な?
◆貴重なお酒です。
◆縁起がいいといわれるお酒、
花酒を
試飲させていただきます。
◆それぞれの願いをこめて、
飲もうぜ。
まずは俺から。
◆そういうことか…。
じゃあ、僕も…。
あー。
◆何やそれは!
もう酔うたんか?
◆酔う
もう酔うたわ。
◆これ柵がしてあるんですけど、
何ですか。
◆こちらは
今は手に入らない貴重なお酒を
歴史の資料として
保存しております。
◆売ってはないんですね。
◆茶色のこの瓶、
よく見ていただきたいんですけども、泡盛なのにどうして?という
ようなおかしなところが…。
◆わかった!
ビール瓶!
◆正解です。
よっしゃあ!
◆どういうこと?
◆ビール瓶のリサイクル瓶を使っ
て、出荷してた時期があったんで
す。
◆僕も正解したバージョン撮らし
てもらっていいですか。
はい!
瓶がビール瓶。
◆正解です!
◆よっしゃあ!
◆何で僕のときよりテンション高
いんですか!
◆泡盛を知り尽くす泡盛館さんで
最も売れている商品とは?
◆泡盛、古酒をより楽しんでいた
だくために特別につくられたもの
があります。
それがこちらです。
◆これ?
おちょこですか?
◆はい、おちょこなんですけども、
沖縄の言葉で
チブグゥアといいます。
◆うちの商品は三口で
飲みきる程度の大きさにつくっています。
より香りを引き立てるために手の
ひらのぬくもりで香りを…。
握りやすいように指にフィットす
る形に。
◆こうなってますもんね、ちょっ
とね。
◆ジャッキー・チェンでこんなん
ありましたよね。
飲めば飲むほどおもしろくなくな
るって。
◆なくなるんですか?
◆なくなる。
◆古酒が多く並ぶ泡盛館さんでい
っちゃん高いもんとは?
◆海乃邦という銘柄の
初代のものになります。1977年につくられたものにな
ります。
◆1977年。
◆僕と同い年ですね。
◆41年前。
◆41年古酒になります。
酒造組合が発足したとき、沖縄を
代表する古酒をつくろうというこ
とで各メーカーさんから同じグレ
ードのもの同じ度数、同じ年数の
ものを集めてつくったものなんで
すけれども。
47社全て入っているのは
この1977、この商品のみにな
ります。
この商品のみになります。
◆だから一番高いんですね。
◆そうですね。
奇跡の一本です。
◆究極ですか。
◆そんな幻のお酒、果たしてお味
は?
◆喉元過ぎたときにすごい香りが
します。
この胃の中で製造されてるのかというぐら
い。
◆もう五臓六腑にしみ渡るような感覚が。
◆これはすばらしいわ。
◆ウオッチネー。
◆何で具志堅さんみたいになった
んや。
ええって、具志堅さんみたいにや
らんで。
◆泡盛館さんでいっちゃん高いも
ん HOW MUCH!?
◆あっあわわわ。
アワモリシンイチです。
◆おまえそれ持つな!
◆しますね。
◆41年前のものですから。
◆年数掛ける1万円ということで。
◆なるほど。
◆100年たったら、100万円
や。
◆100年古酒(クース)になると
もう一つゼロがつくと思います。
◆えっ?1000万?
◆それぐらい高級なお酒になりま
す。
◆宝やねん。
◆きょうこれからのお天気をお伝えします。
近畿地方は、
少し雲が広がりますが、おおむね晴れるでしょう。
午後の降水確率は、
ごらんの値となっています。
日中の最高気温は、
27度前後になる見込みです。
きのうよりも気温が高く、
汗ばむ陽気となりそうです。
◆ここで視聴者の皆様に
プレゼントのお知らせです。
ABCマートで販売中の
ホーキンススポーツ「ブリリアント」!
足のずれを防止する新しい機能で、
毎日が快適に過ごせるよう
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ベーシックなネイビーのほかにも、ピンクやグレーなど、
春らしいカラーも魅力的です。
本日は、ごらんのベージュカラー
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応募方法は、ごらんのとおりです。
ご希望の方はこちらの電話番号に、
発信者番号を通知しておかけください。
また携帯、スマートフォンからも
ご応募いただけます。
◆さあエンディングのお時間とな
りました。
◆雪ってさ、
2018/05/01(火) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【芸歴63年モノに命吹き込むひとり人形劇師▽たむけん青森八甲田山】
国宝・京都木幡の芸歴63年、モノに命を吹き込むひとり人形劇師&何でも運ぶ女社長▽たむけん青森八甲田山で(秘)混浴体験&雪の回廊ツアー
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
松本伊代
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
たむらけんじ
星田英利
石原良純
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
情報/ワイドショー – その他