(城島) ホントは そうですよね。
いっ!
よいしょ!
うっ
。
うっ
うっ。
うっ!
うぅ!
うっ!
よいしょうぅ~ よいしょ。
これは
ちゃんと続けて行かないと。
(
木村さん) はい。
<春は
潮の満ち引きが大きくなり→
海中の砂が巻き上げられ→
わずか1か月で→
生き物の
すみかとなる岩の隙間が埋まってしまう>
<だから
石を掘り起こして>
おっ
。
<小さな生き物が隠れられる
隙間を>
<昔から
海女さんが→
生き物のために行う
岩場の手入れ>
<隙間がなくては
せっかくすみ着いた生き物達が→
行き場を失ってしまう>
<いつもなら 4月中に行う作業>
よいしょ
。<しかも>
ここんとこ
ずっと暑いですもんね。
これ
急がないと。
<さらに→
4月からの平均気温は観測史上 最高>
<日陰が必要な小さな生き物が→
行き場を失っていた>
うわ~
アカンわ。
<身を隠す場所がなければ
この場を離れ 沖へ>
<そして
大型の肉食魚の餌食となってしまう>
<…と
隙間ができた途端に>
あっ!
もう いますよ ここに。
ちょっと大きめだな
これもう カニ 入ってますね。
(
木村さん) おっ。ごめんね。
すごいなぁ
もう すみか 見つけたんやな。
おぉ
。(木村さん) イソガニですね。
うわ~
。
あっ
これ 卵ですね抱卵してるわ。
お母さんですね
。
ここから増えて行くわけですね
。
(
木村さん) 大体 この卵1万~2万個ぐらい。
あっ
そんなに あるんですか これで。
へぇ~
。
丈夫なコを産んでくれよ
。(木村さん) そうです はい。
増えてもらわないとダメですよね
。
(
木村さん) そうだと思いますよ大事なことですよ それ。
手
止めるわけにいかないですからね。
(
木村さん)やっぱね 人が こう 長年→
ダメにして来ちゃったわけじゃ
ないですか。
悪気はなかったにせよね
。
だからこそ
人の手で何とか戻して行ってあげるって→
すごく大事で
。
でも
時間かかることなのでちょこっと やってじゃなくて→
やり続けて行かないと
いけないわけですよね。
そうですね
。(木村さん) はい。
<岩おこしを終えれば
やがて 水温が上がる6月>
<間もなく→
こんなやつや→
こんなやつらも→
やって来る>
(
長瀬) お疲れさまです。(一同) お疲れさまです。
(
長瀬) 皆さん いろいろと→
ご迷惑
ご心配 お掛けしましてすいません。
いやいや
もう ホント…。(長瀬) 突然でね…。
頑張ってください
。(長瀬) 申し訳ないですけども。
<国内では
江戸時代以来となる→
反射炉を建設中>
<スタッフだけでなく炉のプロ 本勝さんにも→
力を借りて来た>
こう付けるな こう付けるな。
一緒に頑張って
立ち上げて完成しましょうよ。
(
長瀬)もう ありがとうございますそう言っていただけると。
(
長瀬) 何? 気ぃ使ってんの?
≪いや…≫
(長瀬) 心配は しなくて大丈夫だと思います。
(
一同) はい。(長瀬) また 引き続き よろしく。
(
一同) お願いします。
(
長瀬) これはね取りあえず 完成させないとね。
(
本勝さん) そう。
(
長瀬) ハハハハ。(本勝さん) フフフ。
(
長瀬) ヤバいちょっと 塗り過ぎたな これ。
(
本勝さん) その辺 まだ調整できますから ある程度はね。
(
長瀬) 大丈夫? OK。(本勝さん) はい。
(
長瀬) よっしゃ~。
よし
。
(
長瀬) あぁ。
(
長瀬) お前ら 暗いな!(笑い)
(
長瀬)へこんでる場合じゃねえぞ!
(
一同) はい。
(
長瀬) 反射炉 造り終わったら一緒に泣くぞ!
(
一同) はい!(長瀬) ハハハハ。
≪お願いしま~す≫
(長瀬) はいよ!
≪お願いしま~す≫
<それは無人島で 鉄を造るため>
<世界遺産
反射炉計画>
<その建設は
およそ1年前から続いている>
<レンガを一つ一つ
加工しては→
接着剤代わりのモルタルを塗って
積んで行く>
(
国分)なかなか うまく塗れねえな。
1
.5mmから2mm。
(
本勝さん) ミリ 厚ければ浮いてしまうから。
ねぇ
。
<無人島で身に付けた
技術と経験>
<その全てが
今 生きている>
気を付けて
気を付けて。
第一歩!
上陸!
<開拓の日々は→
厳しい環境や自然との闘い>
ホントに…
。
原生林やね
。
<先は見えず
目の前のことを一つ一つ やって行くしかない>
<だが
環境は厳しく>
うぅ~!
超怖えぇ!
これ見て
この角度。
やっぱ…
。
この島が
。
ここにいるのはさ
危険なんじゃないかって感じるもん。
ああいうのかな
。<しかも>
うわ
。
<開拓6年目で
未踏の地は まだまだ>
うわ!
怖えぇ。
<確かに
そこは>
≪おっ≫
(足立) えっ?
(
足立) うわ! 何か おる何か おる 何か おる!
≪うわ~!
うわ! うわ~!≫
(
足立) ヤバい 何?ヤバい ヤバい ヤバい!
<高さ20mの崖の上>
<山の中も>
うわ
。
危ねぇ
。
あっ…
うわ。
あぁ~
。
<こんな斜面が
島の大半を占める>
おぉ!
<道なき道 城島もスタッフも山の歩き方を学ばなければ>
≪危ない!≫
≪大丈夫ですか?≫
大丈夫よ
。≪もう1個 行きます≫
危ない
。≪画面に入らないように≫
<足を踏み入れたのは→
いまだ半分程度にすぎず>
<わずかな平らな場所でさえ>
(長瀬) 穴 開いちゃってるもん。
うわ
何か…。
(
長瀬) 危ないんじゃないの?大丈夫?
(
松岡) 分かんないけど…。
(
長瀬) うん… 牙あるもんね。これ 犬の骨。
(
長瀬) 何で 犬の骨があんだろ?
犬
いたんじゃない?
<こんな骨も>
うわ!うわ 何や? これ 何や?
う~わ
何や 何や!
うわ~
えっ?
もう
ビーバーとかの世界でしょビーバー。
新種だよ
新種。
<さらに>
うわ! うわ うわ。うわ! うわうわ うわうわ…。
うわ
俺 絶対ダメなんですよ 俺。
これ
ちなみに…。
いやいや…
。
うわ
デケェ!
<そして
対策が急がれる>
ここ…
。
結構
掘り跡あるやんか ここら辺。
これも
そうやなここも ここら辺も。
<飢えをしのごうとした痕跡>
<カメラを仕掛けると>
おぉ!
<DASH島には多くの野生動物が>
<というのも>
何なんですか これは。(長瀬) 何だ これ。
この建物は
。(長瀬) そうだね それも…。
<中には>
(長瀬) あぁ やっぱ ほら網とかあるもん。
ホントだね
漁だね。(長瀬) ここに オールもあるしさ。
やっぱ
漁師さんの器材入れなんじゃない?
<この島にも
かつては 人が住んでいた>
<しかし
放置されたままおよそ50年>
<その間に
生き物が繁殖していた>
これ
いつのだろうね?
<人が生活していた頃の名残>
(長瀬) 読めないんだけど。「昭和11年6月17日」 逆読み。
(
長瀬) ホントだ 「昭和11年」。
昭和11年
っつったら お前…。
(
長瀬) ねっ。
「
満州移民」ですよ すごいですね。
(
長瀬) 漢字が読めねえ もう。「ピエロで大乱闘」。
<生活の跡は
他にも>
そこ
コンクリート的になってない?(長瀬) なってる。
道路だ
ホントに。
(
長瀬) ワオ!
おっ
。(長瀬) 井戸。
あっ
出てる ある 水。
<かつての島民が
残してくれたもの>
<これが
開拓の助けに>
<しかも>
そこに 何かあった…。
(
長瀬) 階段なってるね ちゃんと。ねっ。
<森の奥には…>
<手入れをすればDASH村のように 作物も>
<さらに>
(長瀬) なるほど中継ポイントなんだね。
<上れば
さらなる期待が>
(
長瀬) うわ 最高だね ここ。うん。
長瀬
あれ。
<これも
手を加えれば使い道 さまざま>
<島の開拓は
かつての島民の思いを継いで>
DASH村の小屋も
これぐらいのレベルの柱 使ってたもんね。
<廃屋に残る
生きた材木を無人島中から かき集めれば→
これも
先人が残してくれた港跡に→
開拓の拠点も>
<しかし 黙って運ぶ単調な仕事>
<話し相手のひとつも
欲しくなり>
うわ~
すげぇ 引っ掛かったよ。
そんなことあるんだ
。
<運んだ石の数
およそ300個>
<そして
大事なことに気が付いた>
今日も行きますか
ヨッショイコ。
<つらい仕事ほど→
リーダーが先頭に立って 楽しみながら>
下に…
。
気ぃ付けて
運ばんとね。
<他のメンバーも
それぞれが できることを>
<長瀬には
バイクの修理を自ら こなす→
知識と技術が>
<お役御免になった台車と材を…>
<これが
あれば開拓は一気に進む>
<線路のプロの手を借りて>
ここが いいかな。
≪はい≫
(笑い)
(
長瀬) 松木君 今フェイントかけたでしょ?
持つみたいな感じで
。
<並べた枕木に
レールを載せれば>
(
長瀬) おぉ~。
<初めて知った
レールを枕木に固定する技術>
(
長瀬) 真っすぐに。
≪そう
そういう感じですね≫
(
長瀬) これで。
<堅い枕木
15kg近いハンマーの重さを使わなければ>
≪あっ
曲がって来ましたね≫(長瀬) 難しい これ。
いや…
。
(
長瀬) あ痛っ。≪ホントに 大丈夫です?≫
≪それは
ちょっと…≫
≪指
だいぶ痛めたんじゃないですか 大丈夫?≫
≪大丈夫ですか?≫
(長瀬) 大丈夫です。
<やり遂げることで
初めて 学びが>
<それは
レール 1本ごとに>
(
長瀬) はぁ いや…。
何とか留まった
。
≪はい
次 カーブがまた 難しいんで≫
<こんな時は>
バール 入れて…。
<レールを曲げる
専用の道具>
(
金属音)(長瀬) おぉ~。
<ネジの力と
てこの原理を利用して>
(
長瀬) うわ すげぇ曲がってるよ。
<しかし
終わりの見えない果てしない作業>
<固い意志さえ
曲がりかける>
枕木
飽きた。
<そんな時は
メンバーの助けを借りて>
<これで
再びハンマーが たたける>
(
長瀬) あぁ~ もう!飽きた ハンマー。
<しかし
気付くと>
(
長瀬) 来たぁ。
<ここで→
自称 メンバーいち頼りになる男で→
ペースアップを>
<しかし 犬釘を打つのはこれが初めて>
よ~し
。
あぁ
。
<レール
一本一本の積み重ねが3か月で ようやく>
(
犬釘を打つ音)
(
長瀬) 森に入って行くところとかもう ほとんど 見えないもん。
<終わりが見えず
途方に暮れようと→
一歩ずつ
進めば目的地に たどり着く>
<そして>
おぉ!何 これ!
トロッコ
。半端ねえ!
あれ
2人乗りやねんけど。大人のおもちゃじゃん これ!
乗ってみる?
あっ! 何 これ!
ちょっと待って
逆って?逆だから 俺 俺。
そう
そう。うお~! 何 これ!
それで
そのまま 向こう 行って。
この先
。うわ~!
うお~
ハハハハ おぉ~!
うわ
ホントだ すごい!
おぉ~
すげぇ!何だ これ。
うわ~!
速い 速い!
大丈夫なの?
大丈夫なの?頭 気を付けて!
あぁ~
怖い!
頭
気を付けて!危ない 危ない 危ない!
危ないよ!
危ない 危ない 危ない!
危ないよ!
危ない 危ない 危ない!
痛ぇ~
。危ない 危ない。
松岡
どこまで行った?
違う
違う…。
えっ!?
違うんだよ。
ぶわ~って
。ドン引きする動きすんだもん。
<この転落を
きっかけに後に 「国分坂」>
<松岡が
頭を ハンドルにしこたま打たれた→
「
マツオカーブ」とそれぞれ 名付けられた>
<そして>
あっ ほらほら ここ。
<傷が癒えたら
これを自分達で敷いたレールで>
あぁ
いい感じ いい感じ。
行け
行け ゴー ゴー!
ヘイヘイヘイ
。
いい感じ
いい感じ。
<しかし
ここは 無人島>
<拠点を建てるには→
足元を盤石に>
<自然の石に
同じ形は2つとない>
おっ?
よし。
<一つ一つ
形を見極め>
(
長瀬) よし 来た 来た 来た。
<かみ合うように>
<石が足りなくなれば先人達に倣って 知恵を絞り>
ゴー!
(長瀬) ゴー!
おぉ~!
ゴー!(長瀬) ゴー!
おぉ~!
<こうして コの字形に石垣を積み中にも 石を>
<盤石な基礎を築けたら→
初めて 骨組みが組める>
(
長瀬) せ~の。(尾谷さん) 大丈夫?
いいかい?
はい じゃあ いくよ。
はい
せ~の よいしょ。
<スタッフ総出で柱を立て>
≪はまってないですね≫≪はまってない≫
<釘を使わない
古くからの造り>
<掘った穴に
突起をたたき込む>
<はまれば
決して倒れぬ 大黒柱に>
<新たに建物を建てる日も
きっと 来る>
<この経験を
体に たたき込んでおかねば>
もう1回
いくよ せ~の。
せ~の
。
<TOKIOだけで
手が足りなければ スタッフも>
≪行きます≫
≪せ~の≫
<チームワークも申し分ない>
<しかし>
せ~の
。
<地上5m
不安定な足場での作業>
≪1回
上に≫
<都会での
デスクワークのようには行かない>
せ~の
。よいしょ。
<この経験を
今後の開拓に生かせる日が→
いつか
きっと 来る>
<そう自分に
言い聞かせるうちに→
身なりを気にする余裕など
なくなっていた>
<足元を固め→
そこに骨組みを組み上げたら>
これ
土 使うなぁ。使う。
やっぱり
調達しといて よかった。ねっ。
<雨を受け流す屋根瓦は
掘り出した土で固定する>
おぉ
結構 形になって来たな。ねっ。
うんうんうん
こんな感じ こんな感じ。
<やがて
また来る真夏の炎天下での作業>
<瓦を運んでは積むを繰り返し>
<暑さにやられたか口をつく言葉も繰り返す>
<しかし
厳しい時期さえ耐えしのげば>
うん
いい感じ いい感じ。
行けた
行けた。
<もともとは
廃屋の瓦>
<土に落ちていたものが
よみがえり>
もうちょいやね
。
<屋根の仕上げには→
命を吹き込んだ 新たな瓦を>
<教えを請う相手
年下も増えて来たが>
息吹を感じる
表情に。
<これで
また 新たな技術が>
≪これで
大丈夫です≫
うん
OK。
<夏の日差しや
雨風の盾となる屋根>
<これで
安心して作業ができる>
<壁板を打つ手と
口も軽やかに>
はいはい
曲がってんじゃないの? もう。
いや…
。
おっ
おっ。
行った
行った 行った!ありがとう!
はぁ~
ったく もう。
俺がいないと
何もできねえんだから この2人は。
<さらに>
これ 使える これ いいわ。
<と
浜に流れ着いたふぞろいの板も→
同じ寸法に
切りそろえれば>
<拠点の壁に生まれ変わる>
(釘を打つ音)
<足元を支える
仕上げの床板>
よっしゃ
。
よっしゃ!
これね 一番端のやつ。
<もう
大工仕事が苦手などと言ってはいられない>
<そして
城島にも 大事な仕事を託すことが増えるはず>
<知らず知らず
気が せいていた>
<そして>
あれ?
おぉ
やったね!
<…が!>
あっ! 違う 違う 違う。
これは
うっかりしてしまったな。
<2階の出入りに使っている
足場は おいおい外す>
<つまり→
階段用の穴がない>
<…が>
なんて優しいんだろう 松岡。この空間はさ→
ちょっと
一席 設けたくなるねえぇ。
だって
まず ここで こうでしょ。
てめぇ
何 泣いてんだよ!
昔から
。いやいや おかしいよ この人。
ホンマに
。ハハハハハ!
松岡
もうホンマに→
何で
そんな優しいのお前 いつも。
いや~
くだらねえ。ホンマに。
くだらねえ
。
おかしいよ
この人。なんて優しいんや。
いやいやいや
何で…。
あぁ
面白い でも まぁまぁまぁ大変だけどね。
(
長瀬) 怖えぇな これガラス割れねえかな?
<身長差は
大八車を引くには 好都合>
<島じゅうから集めた戸を
雨戸代わりに>
<それを固定する窓枠も>
これで合ったかな?
これ
いいな。
窓枠って
確かに こんぐらいしっかりしてるもんだもんな。
うん
確かにな。
<そこに
開くように ちょうつがいで>
こうか
。そういうことです。
1回
はめられる?ちょっと待ってね… 上?
(
長瀬) 上。それで 上に上げて。
<唯一の30歳代
最年少が下から支え>
すいません
長瀬君 頑張ってて。(長瀬) 大丈夫です。
<ねじ留めは
小柄な太一が身をかがめ>
かなり
おしゃれだよ。(長瀬) カッコいいよ。
小っちゃいガラスの窓が
ちょっと あって おしゃれ。
あぁ~
あっ おっ。イエ~イ。
<これで>
よっしゃ! すごいな おい。
(
長瀬) こうなったんだ。
島に来て
初めて人工の日陰がある。
今まで
木の下しかなかったでしょ初めて。
<ここに集まれば
暑さ 寒さをしのげるだけでなく→
潮が満ちれば
そのまま 舟で 海に出て行ける>
<そこで
漂着物の守り神を付けた帆船で>
いいね
いいねよっしゃ じゃあ 出しますよ。
<…が!>
ヤバい あれすげぇ 波 高くない? ここ。
うわ~!
≪危ない!危ない 危ない!≫
≪危ない!≫
<時には 予想を超える災難も降り掛かる>
こちら
港に来ています。
<毎年
夏には日本列島を襲う台風が>
<各地に
甚大な被害をもたらす猛烈な波風の影響は→
DASH島にも>
<北からの風で高波が打ち寄せる>
<打ち上げられた
がれきが線路を遮る>
やっぱ…
。
まぁ
スタッフにもケガなくて よかったし…。
<とはいえ
できることを1つずつ>
<被害は
他にも>
(
長瀬)これは どうしたらいいですか?
<大小2つの島を結ぶ州に→
強烈な波がひと晩中 押し寄せ続け→
地面は
深く えぐり取られた>
<これでは
つないだレール崩落の恐れが>
<そこで>
おぉ いいね。(長瀬) いや~。
やっぱ…
。
(
長瀬) 円くなんねえとな。なるべくカドがないほうがいいよ。
(
長瀬) うん。
<一度
緩んだ地盤は当てにはできない>
<いったん崩して
かき出しそこに 新たに→
二度と崩れぬ…>
せ~の よいしょ!よいしょ!
<まずは
足元から>
あぁ~!
<60kg以上ある 石のアーチがぴったり寄り添い 支え合う>
こう?
若干やな。
あっ
今 今 いいよ今 惜しかったよ 今 来てたよ。
あぁ
来た ほら。
もう1回
やって。
これだ
。
<隙間があると
重みで落ち1つ 抜ければ 全てが崩れる>
<そこで
目では見えないほどのわずかな ゆがみを→
たたいて
ミリ単位で つぶして行く>
<すると>
どうだ?おぉ! すげぇ。
おぉ!
おぉ~。違うね。
これでこそ
要だね。
<そして
二度と崩れぬよう>
<両脇に石垣を>
<石には 一つ一つ 個性が>
ほっ
。
あっ
はまった。これ うまく行ったんじゃないの?
≪ばっちりですね≫
行く時はそんな 一発で行くんだね。
パ~ンって
はまった。
ほら
動かねえもん。
<これで
脇を固めたら>
すごいわ
。
ほっ!
<アーチを覆うように小さめの石>
<重さが
かかるほど石は かみ合い 動かなくなる>
<つまり>
(長瀬) よいしょ!ほっ。
<石運びが
重く つらいほど>
ほっ
。
<完成した石橋は
より強いものに>
よいしょ
。こんな感じやね。
<そして>
つまり ここまで盛ってけばいいわけですよね。
ここまで盛って来れば
出来上がりだ。
もうちょいやね
。もう少しなんだよ。
≪OKです≫
やった~!(長瀬) できたぜ。
<これで
支えがなくても自ら 立っていられるはず>
すげぇ疲れた
最後。(長瀬) もうダメだ。
<荒波が
何度 打ち付けようと崩れることはなく→
荒れる波は
支え合う石の下を抜けて行く>
<断ち切られた
2つの島をつなぐ州が→
固く強い石の力で
再び>
<無人島には
さまざまな植物も>
これ
ほら。
ハマナタマメ
。
<野生の豆も
手間と時間をかければ>
これ
あんまり 豆の この香りがそんなに せぇへんな。
よっしゃ
よっしゃだんだん分かって来た。
<洞窟で
夜通し 火の番>
<2年がかりで>
っていうか いい匂いしてるぜ。
これ
発酵して… ちょっと待って。
おぉ~
いい色! 赤味噌だ。
<さらに>
おぉ すごいじゃん!
そうやね
椿やね。
♪~
つばき咲くだね。
<その種を集めて
蒸して搾り出せば>
おぉ
出てる 出てる 油 出てる。マジで?
うん
にじみ出てる。うわ すげぇ 油 出てる。
おぉ~
。
<これで
明かりが>
カッケェ
。(長瀬) うわ いいね これ。
こうやって
持って歩ける。
携帯できるね
これね。
<となれば→
まずは リーダーが先陣を>
あらためて思うけど
ホンマに無人島やね ここ。
ちょっと怖いな
。
森の中
どないなってんのやろな?
月明かりも届かんで
これ。
<わずかでも
明かりがあれば→
先が見えない暗闇も
歩いて行ける>
ちょっと
木も 気ぃ付けんとね。
(
物音)うわ! ちょい!
おっしゃ~!
おっしゃ。
ちょっと!
何か おるな 絶対。
気配した
どっかで。
おぉ!
びっくりした。
うわ
何?
うわ
何?
うわ!
あっ。
サナギから孵化したばかりの
。
あっ
あっ うわ~ 羽 奇麗。
いよいよ
色 変わってぱ~っと こう 飛び立つんやね。
そこで
ファイナルやね だから…。
<暗闇は
人の集中力を研ぎ澄ませる>
うわ~
もう もう おるやんけ。
もう
おるやんけほれ ほれ ほれほれ ほれ 見ぃ。
ほれ
見ぃ ほらこれ バッタやな。
えっ
ホンマに?
どっち?
バッタやねあっ 違うのかな?
いや
ちょっと待って これカナブン。
今日は
国分やなくて 城島です。
あっ
あっ ちょっと待ってコクワ コクワ。
いや~
よかった…。
あっ
でも 何か おるよ。
陰に
何かね隙間に いるんですよ。
<そして>
ちょっと待って!
うわ~
もう もう クワガタ。
クワガタ
おるやんかこらぁ ええなぁ!
その下!
カブト カブト うわ~ すごい!
がっしり来とる
やっぱ 本命に来た。
<夜の無人島には
生き物 さまざま>
うわうわ!
飛んでった!おぉ~ 飛んでった。
<やがて
こいつらも集まって来る>
<生き物達の動きは→
大都会の屋上でも>
おはようございます
お疲れさまです。
あぁ
。
ず~っと
。
そうだね
。<というのも 3日前の…>
<スタッフが見つけた>
≪来てる?≫(礼斗) はい。
(
礼斗) 巣の前に。
≪あっ
ホントだ≫
<このハチは>
あっ あっ あっ!あの穴から出て来ませんでした?
あっ
あそこじゃないですか?≪あぁ~ ホントだ≫
≪そうですね≫
≪23区内で見られるのはねホントに ごく限られた場所です≫
すげぇ
。
<春
気温が上がると新女王バチが誕生>
<もとからいた
ベテランの女王バチは 群れの半分と共に→
巣を新しい女王バチに譲って
引っ越しする>
<しかも
今年は>
東京都心では
今月9日目となる夏日を観測し→
記録を更新しました
。
<その影響を受け
例年より早く→
引っ越しの準備が
活発に>
<つまり→
新宿の屋上に現れた偵察バチは→
TOKIOが作った巣箱を
引っ越し先の候補として→
見に来ていたということ>
<だが→
このまま
日が当たり続ければ暑さに弱いミツバチ達は→
引っ越しをやめ
その結果>
(アナウンサー)
今日 昼前 東京・新宿区のJR高田馬場駅の近くで→
ミツバチが
大量に発生し一時 騒然となりました。
<行き場を失い
駆除されてしまうことも>
<ならば→
ミツバチ達が また路頭に迷わないように→
急がねば>
<ニホンミツバチが好む日が当たらず風通しのいい→
涼しい環境を>
<縄文時代から屋根にも使われる稲わらで>
もう
こんなもんかな?
<こうして束ねた
稲わらを→
南西からの強い日差しを受ける→
この部分に>
はい
。
渡しちゃって
もう大丈夫?(礼斗) はい。
<という
スタッフ 山口礼斗は→
太一とは
福島DASH村の頃から10年来の付き合いで→
経験豊富な
年上ぞろいのDASH村で→
太一が先輩面できる
唯一の相手>
初めてです
。
(
礼斗) すいません。
<共に
細かい作業の大切さを福島で学んで来た>
あっ
これか。
な~んてこと
やんだ。
(
礼斗) ダメですか?
<その10年来のコンビで>
うん いいね いいね いいね。
このぐらいで
いいんじゃないかな。
取りあえず
ここで結んで。
<これも
福島DASH村で学んだこと>
こうやってやって
パン!じゃなかった?
DASH村に…
おぉ! すごい。
さすが
DASH村に いただけある。
すごいね
。
そうそう
。
こんなんだった
。
絶対
できないもんだと思ってた。
最初から
諦めてた。
できんだな
。
<同じ束を
もう1つ>
<この場所を
新たな巣に選んでくれれば→
新宿では
絶滅しかけた日本古来のミツバチのすみかを→
増やすことができる>
よし。
大丈夫かな?
大丈夫だよね?
<わらをかける前と比べると→
この違い>
<さらに>
<これも 福島DASH村で学んだこと>
あっ
。
ハチの
ミツバチの巣。えっ?
≪甘ぇの入ったやつ≫
うわ~ すごい。
<ハチミツを採った際に出る
巣のかけらに→
TOKIO手作りの日本酒を>
うわ~。すごい。
<つまり
嗅ぎ慣れた巣の匂いを→
蒸発しやすいアルコール成分で
遠くへ>
ほらほら
。≪来た来た 来た来た 来た≫
<ミツバチは
このにおいに安心感を覚え>
≪すごい
すごい すごい≫おっ 入って行った。
<引っ越し先の…>
<去年 作っておいた特製エキスを>
<ミツバチの引っ越しに
何とか間に合ったか>
<でも
もう1つ→
この時期
急がねばならない作業が>
<それは→
福島に残して来た 米の苗>
<しかし>
<ここからは…>
何か…
。
ホントは
そうですよね。今回のことは。
(スタッフ)
村の頃からの仲間の皆さん達に…。
(スタッフ)
向こうも たぶん気を使って連絡して来ないとかもあって。
ただ
これは これで 僕は その…。
(スタッフ)
ホントに…。
(スタッフ)
それを考えると…。
<そして>
<訪ねたのは→
福島DASH村以来→
18年共に米作りをしてくれた方々>
(
三瓶さん) だけど…。
(
三瓶さん)「まだまだ」って言ったよ。
(
女性)…って言ってると思います。
うんうん
。
いや~
。
うん
。(三瓶さん) そういう気持ちで→
みんな
集まってます。
<この続きは
近日中に放送いたします>
2018/05/13(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!![字]
それはまるで、突然の豪雨。行き場を無くし、立ち尽くしたまま、言葉さえ失ってしまったような気がした。それでも…男たちはまた、動き出す。
詳細情報
出演者
TOKIO
番組内容
【DASH海岸】【DASH島】【新宿DASH】【福島での米作りは…】
ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
バラエティ – 旅バラエティ