(ナレーション)< お茶の間の朝を彩る国民的ドラマ→
NHKの朝ドラ。>
<知られざるその舞台裏とは→
いかなるものなのか。>
<1975年「おはようさん」でヒロインを務め→
過去3度 朝ドラに
出演している大女優…。>
< そして 2002年
「まんてん」で→
ドラマ初出演にして
主役に抜てきされた→
シンデレラガール…。>
<視聴率20%超えは当たり前のお化け番組。>
<昭和 平成の朝ドラ女優が見た→
驚きの1シーンとは。>
<朝ドラの舞台裏と→
人気番組ゆえのつら~い現実に迫ります。>
(拍手)
(東野)さあ ええ~それではですね まずは秋野さん→
よろしくお願いします。
(秋野)よろしくお願いします。
ええ~ 朝ドラでございまして→
秋野さんは「おはようさん」という。
そうですね。
秋野暢子さん中田喜子さんとか→
正司歌江さん
大村崑さん→
山城新伍さんと
いらっしゃって。
大阪を舞台にした→
明るくユーモラスに描く青春ストーリーでございます。
はい そうでした。
ちなみに→
この「おはようさん」
っていうのは…
ええ~ ほんこんさんが…。
5~6年ぐらい。
(あいはら)
もう5~6年だったんですね。
(笑い)
(ほんこん)何やねん。
でも ほんこんちゃんが
5~6年いうのショックやわ 私。
(笑い)
かなり後輩よね。
ほんこんさん
不思議な芸風というか。
(笑い)
たけしさんからも「ほんこんさん」。
(ほんこん)さんまさんも
最初ず~っと「ほんこんさん」。
「ほんこんさん」ですよ。
(笑い)
そして 宮地真緒さん
よろしくお願いします。
(宮地)よろしくお願いします。
これが 第67作品「まんてん」でございます。
宮地真緒さん 藤井隆君→
浅野温子さん生瀬勝久さん 氷川きよしさん→
宇宙飛行士の
毛利さんでございまして。
このころは もう
プロダクション入ってたんですか?
そうですね 入ってて
えっと~→
ちょっと…
した事がなかったんですけど。
いろんなプレッシャー
あったと思いますけども→
ちょっと後ほど
そのお話も伺いますけど。
今現在やってる「半分、青い。」が
98作品目でございまして→
ええ~ 秋野さんは
16作品目でございます。
ええ~ ここです。
そこです。
その「水色の時」と
「おはようさん」から→
東京NHK 大阪NHKになったんです。
あっ てれこ てれこ 順番に。
東京のNHKさんだけで
撮ってたんですね。
だって その前までとかは
男性とかいますもんね。
笠智衆さんであったりとか→
仲谷昇さんとか。
ほんこんさんは…
思い出って…。よく見てたなとか。
(ほんこん)よく見てた…。 僕も…
(てつじ)あれ?(あいはら)あれ ほんこんさん→
出てらっしゃったんですか?
ほんこんさんは…。
(方正)かっこええな。 何や。
(ほんこん)Vの尺がなかったんや。
なんと
石原さとみさんがヒロインだった…。
石原さとみ演じる
主人公が暮らす商店街で…。
ウワサ好きで あちこちに
首を突っ込んでは→
ウワサ話を言いふらす
もう…
(昴生)そのまんま。
(笑い)
(てつじ)
今 現実のものとなってますやん。
ええ~ パラちゃんとか
朝ドラ あんま見ない?
見ないですけど
僕 「ゲゲゲの女房」は→
割と好きで。
(中島)82作品目。
はい「ゲゲゲの女房」でございます。
ええ~ 僕 やっぱ あれやね「あまちゃん」やね。
(てつじ)「あまちゃん」。
ハマってましたね。
「あまちゃん」好きやったわ。
(てつじ)聖地巡礼とか。聖地巡礼した。
(中島)したんですか?
しました しました。
「梅ちゃん先生」も見てました。
だから ちょっとね この辺りから→
売れてる方が出始めて。
そうそうそう。
要するに…
でも 最近は その→
もう既に売れてる方が
主演なさったりするので→
完全にCMも流れてますしね。
そうですよね。全然 違いますね。
あとだから その…。
(あいはら)どれですか?
ちょろっとだけですけどね
「わろてんか」。
お前…
いやいや言うほどのもんじゃ…。
もしかして お前 言うたらどんな話?って
振られんのが→
怖くて
言われへんかったんか?
そういう事やないです。
お前 ほんまに→
自分の役 自分のセリフしか
覚えてないわけないよな?
もちろんです。 それに関しては
もちろんですけど→
「わろてんか」と「ふたりっ子」も
出してもらってます。
「ふたりっ子」。 ええ~っ!
(八光)「ふたりっ子」もう結構 前ですけどね。
前やね。
(てつじ)何で言わへんの?
ちょろっとなんで。
何やねん お前。
(ほんこん)恥ずかしいやないか。
ほんこんさんはちょっとのシーンを→
一生懸命 引っ張って
引っ張って 引っ張って。
ちっちゃいやつを。
(てつじ)引っ張って 引っ張って。
(方正)言い過ぎですよ。
お前 ほんま バカにし過ぎや。
してないです。
いや はしゃいでないです。
どういう役? 「わろてんか」は。
(八光)「わろてんか」は あの→
伝統派と おちゃらけ派という
落語家の師匠がいてて→
僕は その…
松坂桃李さんが「劇場出てください」って…。
会ったの!?
頼みに来る。→
はい 会いました。
桃李君に。
(八光)はい。
ええや~ん。
そん時… ふだん 僕
マネージャーついてこうへんのに…
(笑い)
(八光)ふだん全然来うへんのに。そらそう そらそう。
小太りの
女マネージャーが3人。
ええねん。 ええねん それは。
(ほんこん)関係ないがな。
ウワサによると…
「わろてんか」。「わろてんか」 そうですね。
吉本興業の だから…
朝ドラでやったみたいな。いやいや 全てですよ。 全てが!
(てつじ)東野さん
表しかないんすよ。いやいやいや。
<日本の
テレビ市場にさん然と輝く→
NHKの
朝の人気シリーズ→
連続テレビ小説
通称 朝ドラ。>
<国民的ドラマの舞台裏とは→
いかなるものなのか。>
<高校時代 NHKのあるドラマで
女優デビューした秋野暢子。>
≪暢子ちゃん。
はい。
用意 スタート!
<現在は大規模なオーディションで→
ヒロインを決めている
朝ドラだが→
当時 NHKでは
別のドラマの演技を見て→
ヒロイン候補を
チェックしていたという。>
えっ!
大丈夫。暢子ちゃんならできるから。
<アドリブで歌を歌いながら
演技したシーンが目に留まり→
ヒロインに
大抜てきされた秋野暢子。>
< その作品が…。>
女1匹矢でも 鉄砲でも 持ってこい。
ダダダダダダッ!
<大阪を舞台に→
あるOLの日常を描いた
この作品の最高視聴率は→
なんと 44%!>
ありがとう おじちゃん。
<放送開始直後から→
新人だった女優人生は一変。>
<朝ドラのパワーを
初めて知るのだった。>
< 一方…>
よしっ。
<朝ドラ「まんてん」の冒頭
駅伝で走るシーンがあったため→
オーディションでは
ランニングのテストが。>
< ただ この時は
何も知らされておらず…。>
<宮地は よくわからないまま→
無我夢中で走り続けたのだった。>
< その後 演技テストや
カメラテストなどが行われ。>
<次々と ふるいにかけられる
オーディション参加者たち。>
< そして…。>
<事務所社長とマネージャーが実家にやって来て→
ヒロイン決定の報告。>
はあ…。
そら頑張るわ。 そらやるよ。
よろしくお願いします!
何とぞ
よろしくお願いいたします。
< こうして宮地真緒は→
朝ドラヒロインの座をつかみ取ったのだった。>
さあ VTRにしましたけども
まあ 朝ドラというのは→
いろんな大変な思いが
あると思いますが→
ええ~ 秋野さん。
はい。
まず そもそもは小学校の時は
引っ込み思案やったんですか?
そうですね。 私 ちょっと…
割かし 人と接するのがあんまり上手じゃなかったんです。
それが
小学校の5年生ぐらいの時に…
それをやったら…。
で 親がやっぱり先生に言われて→
演劇の盛んな学校に
行かした方がいいよって言われて。
あんた向いてるよとか
上手よねっていうのも自分もうれしいし。
じゃ ちょっと
演劇やってみようかなという事で→
四天王寺学園に行った。
はい。
そこで演劇部やってて
その中で→
全国大会みたいなのあるんですよ。
甲子園みたいなの。
それに テレビ局の…
ほうほうほう。で 私がやってるの見てて…。
それは喫茶店の…
仁鶴師匠がオーナーで。
仁鶴師匠 マスターで…
そうそうそう。 その役を…。
結局…
その時いっぱい出てたんですよ若い子が。 他の番組にも。
で みんな動かしてみて
使える子見つけようっていう感じやったみたいです。
なるほど。 で…
(てつじ)出た。ねっ ねえさん さすがですね。
もっと
♪♪ 潮来の伊太郎~
こういう感じで
やってたんです。(中島)ええ~っ。
ほな おもろいってなって。
おもろいやん この子って思いはったみたいですプロデューサーが。
だって今
ちらっと今 見ましたけど…
なかなか こう何か…
うまいというか。
根性はあるっていうか。
フレッシュさ ないの?
いや あれ見たら…。
18やで。 フレッシュやで。
どう考えても
フレッシュやん。ベテランの…。
(てつじ)そうそうそう。
初めてじゃない感じですよ。あっ そう?
(中島)1年目女優さんでは
なさそうです。1年目の感じ…。
(ほんこん)全然ない。
1年目こんな感じないよ。
ええ根性
してると思うんですよ。
で そん時に
まだプロダクションも入ってない高校生で→
卒業間近で…
そうです。プロデューサーの方からね。
電話かかってきて
母が取って→
「何か
主役になったみたいやで」みたいな感じで。
当時は
ほんとに朝ドラって…今も そうですけど→
全く新人使って
新人の登竜門だったんですよ。ですよね。
それやって したら
そのあとも仕事が来るなって思ったんで。
思ったというところで。
結果 そんなもん…。
(ほんこん)若手の考え方ちゃう。
「渡りに船」とか。「渡りに船」ですから。
さあ そして
宮地さんでございますけども→
2000年…
これはきっかけはオーディション?
はい オーディション受けて。
そうよね グラビア出てたよね。
「プレイボーイ」とか何かで
いろいろ見た覚えあるんですよ。
結構いろんな雑誌で
水着で やらせてもらってて。
女優志望っていうよりも
何となく…
始めてしまってたんですよ。
水着で ちょっと写真撮ったら→
お金くれるし
これええな みたいな。
月 もらえる。
まあまあ そうよね。
まあ 楽しかったんで
それはそれでと思ってたんですけど。
番組アシスタント。
そう 石田靖の司会の番組で→
アシスタント
してたんですって。そうなんです。
それは淡路から通ってたの?
はい 淡路からバス乗って→
大阪まで来て。
で 通ってて→
その時に 受けてみないか
というお話を頂いて。
まあまあ でも受かるとか
簡単に受かると思えへんもんね。
はい。
1916人 オーディション。
高3の時 1916人。
(中島)応募者がそんなに。
審査 四次審査まであって。
はい。
最終審査のみ大阪で
あとは全て渋谷。
で さっき Vであったけど
走るっていう。
そうです。
走ってる姿を見るという。
もしかしたら…
はははははっ。(あいはら)そんなチェックですか?
(方正)あんまり…
いやいやわからへんよ わからへんよ。
いやいや ちょっと待って。
言わしてください。
(中島)怖いんですけど。
そんな冗談言いましたっけ?
何か言うといた方が
ええかな思て→
一か八か言うたんや。
(八光)ははははっ。
こんな感じになるとは
思わへんかった。
冗談って
こんな裏目に出るんですか。
ドラマ上…
そうです。ほんとに あの~→
いちばん最初の週から
駅伝のシーンがあり山を駆け 野を駆け。
大阪に上京してからも
ず~っと走ってる みたいな。
すごい元気な子
やったんで→
走るシーンは
ものすごく多かったです。だから走らせてっていう。
走り方っていうのも
見てたんでしょうね。
で すごいのが…
(方正)はあ~ これ すごいな。
(てつじ)うわ~。
で スタジオにセット組んで→
カメラテストとかやるけど
教えてくれないんですか?
教えてくれないです。
何人残ってるっていうのも…。
俺やったら
カメアシさんぐらいに…。
(笑い)
(てつじ)めっちゃ聞くやん。(方正)行け!
散れ!
一応…。 気になるでしょ?
気にはなりましたけど
結局 最後まで知らないままでした。
すごいのが…
(あいはら)2人?2人で。
で どちらか1人 選ばれると。
でも 個別で審査やから…
(方正)
でも そっちの方がいいかも。
だから知らないです。
誰か知らないの?知らないです。
そらそうやね。
そうですよね。
(笑い)
(方正)しょうがない。なりますよね これはしょうがない。
これは
こういう世界ですから。
何で この子に負けたんや
とかね 思ってるよね。
どうなんすか。
自信とかあったんですか?
何か
いけそうな予感みたいなんあったんですか?
いや~ なかったですね。
なかったし→
そんなに…
なかったんです 当時。そんなん言わん方がいいよ。
当時 当時。
たまたま 今 大阪で→
落ちた子が見てたら
何言うてんねん こいつ。ボケ!みたいな。
何言うてけつかんねん!
みたいな。
しかも…
ああ 進学 決まってたの。進学 決まってて。
東京の学校に。
家も決めてたし。
で ちょっと…
急に…。
(てつじ)すごい ぬるま湯。
そうなんです。
2002年2月に
主役決定の発表があって。
当時の事務所の
社長とマネージャーが→
淡路の自宅まで来て
直接伝えられたと。
で すぐ1日~2日後には
制作発表の会見でトントン拍子で。
はい そうですね。
でも やっぱり不安でしょ?
不安でした。
まだ言うても高校とか中学時代から…
まあ 確かに
テレビのドラマも なかなかね→
そら 連ドラ きついけど。
なかなかのプレッシャーやね これ。(あいはら)確かに そうですよね。
いや…
(笑い)
あれ 肝 据わってましたな。
ドキドキしてましたか。
<ヒロインになるにも
ひと苦労の朝ドラ。>
< しかし本当に大変なのは
その過酷な撮影。>
<高校卒業後
大阪へ出てきた宮地真緒。>
ふふっ。
はい!頑張って。
< およそ8カ月に及ぶ撮影の間→
歴代のヒロインが住んだというマンションで→
マネージャーとの共同生活が
スタート。>
はい。
<数週間分のストーリーが同時進行で行われる→
朝ドラの撮影。>
< なかでも セリフ量がいちばん多いヒロインは→
台本との格闘を
強いられるのだった。>
< そして 撮影に入ると…。>
お疲れさま。お疲れさまです。
はい…。
<朝ドラの主役を張る…>
<…が当たり前。>
<1つのシーンが終われば→
着替えて また別のシーンの撮影。>
<ヒロインは常に出ずっぱりのため→
楽屋さえ与えられないのが→
朝ドラの撮影スタイル。>
ダメだ こりゃ。 はあ~っ。
< こうして2002年秋スタートの→
朝ドラ「まんてん」では→
宇宙飛行士を目指すヒロインを→
全力で演じきったのだった。>
山の神様~!
さあ 撮影スケジュールでございますが
こちら ご覧ください。
(方正)ええっ!?
当時 2日間 リハで。
今は1日の場合もあるんですけど。
リハあって ほんで→
スタジオ
スタジオ スタジオとあって。
土日はロケでやると。
だから 1週間分の台本を全部 頭に入れるんですか?
そうですね。
はい。
だって セット押しだから。
セットが決まってるからそのセット決まってるシーンが→
こう 1話2話3話4話
いろいろあったら→
それを
ガチャって そろえてるんで。
えっ? 宮地さんも
ちゃんと台本 全部覚えて。
はい。
リハまでに頭に入れておかないと。
やっぱり…
皆さんに…。
はい。
リハは もう全く…。
ええっ?
あの~ ほんまに 東京から…
行く?
(ほんこん)呼び出されんねん。
渋谷のNHKに。
ちゃうちゃう。
ええっ!?
東京から大阪まで新幹線で。
シーンが。
うん シーン。→
ほんで 台本
ほんまに皆さんが言うように全部の読むやん。→
けんかのシーンあるやん。
そやから 先の事も…先に もうてるから。
どうせ
これ 仲ようなるのになと思いながら芝居やってるもん。
はははははっ。
いや いやいや…。
いや わかる。
いやいや…。
わかるけど。
心 入ってへんなぁ。
でも 15分ですけれども
月曜から土曜ですから→
90分。
90分のドラマを撮るわけですから→
そら それで大変ですよね。
そうね。
今はね…。
そうです そうです。働き方改革もあるし→
厳しいしね スタッフもあるしね。
だから 絶対に8時間は…。
押していったら
何時終わりで… なんですか?
全然…
朝までやってまた朝からやるんですか?
(てつじ)もう むちゃむちゃや。
その辺は宮地さんも問題なかったですか?
そういう
ストレス的な事とか。
あっ 私の時は…。
体調管理とか。
もう この…
ああ じゃあまだ よかったんですか。
とりあえず…
あっ そこは もうちゃんと寝るって決めて。
はい。 倒れるっていうのが
いちばん怖いので。
大阪の繁華街 東通商店街
うろついてるとか→
「揚子江ラーメン」
入っていくとか。
あっ でも もともと…
高校生やもんね。高校生やし。
へえ~。
朝 学校行って…。
じゃあ 学校みたいな感じで
やってたからよかったんですかね。
ただ もう 楽屋も
戻る時間もないんですか?
出ずっぱりで。 着替えて。
あっ 私…
どうせ 帰られへんし。
秋野さんも?
楽屋は ない。
そん時は… えっ?
例えば…
ちょっと こう 何かくすぶってるような悪い俳優とか。
「あいつ かわいいな」とか
いうような。
そんな目は 全然なかった。
宮地さんも そんなんなかったんですか? 何にも。
あったん?
ははははっ!
(あいはら)ちょいちょい。
ちょいちょい あったん?
(方正)
ちょいちょいって すごいで。
えっ じゃあ もう…。
ああ~ じゃあ もうたくましいね。
えっ 月曜日とか? 火曜?
いや 土日の ない日。ない日に…。
もしくは 夕方に終わったら
ちょっと…。
携帯もある時代やもんね。
はい 携帯もあるので。
えっ じゃあ ほんまに…
はい NHKから自転車で→
心斎橋 行って
アメ村 行ったりしてました。
へえ~っ。 ちょいちょい?
ちょいちょい。ちょいちょい 行ってました。
ちょいちょい。
はい ちょいちょい。
ええなぁ。
でも いいストレス発散なるよね。
そうですね。
(ほんこん)
(ほんこん)
飲みに集まんねん。
あっ
朝ドラの出演者は。
(ほんこん)ほんで…
岸谷五朗さんも次の日に残るから→
土曜日やったら
休みやったら飲んで。→
「土曜日 飲みませんか?」
って言うて。
(笑い)
感謝やで。 こういうの感謝やで。
(方正)薄くない。
こういうの ミキ 習いや。
しゃべってくれる。
ありがとうございます。
(昴生)悪いな この人 ほんまに。
何やねん。多分ね 岸谷さんが 今見てたら…。
ははははっ。
ありがとうございます。
でんでんさんと
3人で飲んだりもしたよ。
えっ 岸谷さんと でんでんさんと。
(あいはら)濃いですね~。岸谷さん…
(方正)でんでんさんに失礼や。
アホ。
めちゃめちゃウケたわ。
あははっ。
ええ~ 歴代ヒロインが住むマンション
っていうのが あったんですか?
あっ はい。
ウイークリーマンションで。
そうですね。
今は ちょっと違うのかもしれないんですけど。
あの~ 当時…
ここに住んではりましたっていうのが あって。
竹内結子さんとかも
住んでたんじゃなかろうか。
「なかろうか」ですけど。
管理人もいらっしゃるんですか?そうです。
すごくいい 優しい
おじちゃんとおばちゃんで。
いうて。
「アンタ 真面目やな~」って事は→
真面目じゃない人も
歴代におったっていう。
はい。 だと思います。
夜遊びとか しなかったんで。
あの~ NHKの 往復だけで。
わかりますよ。そういうので→
「アンタは真面目やな」と
言われたので…。
だって ちょいちょい
アメ村 行ってる子が→
「アンタ 真面目」やったら…
あっ でも…。(てつじ)帰ってないって事?
でも 夜は行ってないんで。
なるほど。
大体 お昼の明るい時間にしか
私は行ってなかったんで。そっか そっか。
マネージャーと
一緒に住んでたんですか 1Lに。
そうです。 私が
ベッドルームを使わせてもらって。
当時 新卒で入った…。
これは あれですか?秋野さん。 やっぱり→
何か
精神的に参ったりとか→
どっか…
ちょっと夜遊びじゃないけど→
そういう 一応…
ああ~ そうかもね~。1Lに 一緒に住むのは。
悪い場合もあるけど
落ち込んだりとか…。
支えてあげたり。
支えてあげるっていう両方の面が。
あるかもしれないね。
でも この…
大阪をめっちゃ満喫。
大阪 満喫してはりました。
(中島)はははっ。
なので→
夜は1人で台本を覚える
っていうのが逆に はかどったりとか。
人が いない方がね。
はい。
さあ そんな…
やっぱ 秋野さん 安いんですか?
朝ドラっていうのは。
っていうか NHKって→
今は
ちょっと わかんないですけど…
っていいますよね。
何回 出たかで…。
あの~ 「おおさか・三月・三年」で→
ちょっと レギュラーでやらせていただいてましたけど→
そういう意味では
全然 新人だし。
まあ でも そうですね。
そっから その…
とかやから
今は ちょっと投資というか→
我慢する
っていうところですもんね。
さあ 宮地さんは
どうなんですか?
私は…
ああ そうか そうか。
そうなんです。 細かい事は
ちょっとわからないんですけど。
ただ あなた
朝ドラが終わってから ふと→
給料 時給で働いた日で
計算したんでしょ?
はい…。
しっかりしてんなぁ。
計算したんですか?
時給 いくらやったんですか?
300円ちょっと。 前後とか何か。
まあでもそれは事務所からもらってるお給料で→
あとは
ウイークリーマンションの…
あと~ ご飯代も全部…。
そらそうやわ。まるまる まあ その…。
「宮地さん じゃあ
マンション代は あれやから→
3万円だけでええよ」
って おかしいもんな。
(笑い)
3万円 払うの?みたいな。
「12万やけど
3万だけでええよ」って言ったら→
何かまるで
ああ ラッキー と思うけど→
いや 違う違う違うって。
ご飯も食堂で?ご飯も はい。
食堂ねぇ。
はい。
(中島)朝昼晩?
はい。 食べてました。
どうなるんですか? 何か…
っていうの やっぱりそうなっちゃうんですか?
それか 別に…。
そうですね。パンパンの時期だからね。
で まあ 食欲もあるしね。
(笑い)
<昭和の朝ドラのヒロイン→
秋野暢子の忘れられない撮影現場が→
食事のシーン。>
<若かったためか 家族ですき焼きを食べるシーンでは→
高級牛肉を前に食欲が爆発。>
<芝居 そっちのけで→
お肉に食らいつき。>
それでさ取引先の しゃしょうがね…。
カット カット!
< こんなNGを出してしまった事も。>
< それから
40年の時がたち…。>
< お弁当屋さんの
大おかみ役を務めたが。>
彩りも
きれいですね。
ありがとうございます。
はい カット。
いやいや
全員 食べてたっちゅうねん。
秋野さん カットです。
<用意された料理がおいしすぎて→
監督のカットの掛け声も無視。>
<微動だにせずに食べ続けた事もあったという。>
<対して…>
<赤ん坊との共演シーンで。>
本番。
用意!
スタート!
ああっ うぇ~ん えぇ~ん。
あぁ~ん!
ああ~っ!
はぁ~。
ああ~!カット!
<赤ちゃんを
上手にあやす事ができず→
トイレに駆け込み
1人 涙した事もあったという。>
ううっ うう…。
< そんな朝ドラ ヒロイン…>
ねえ!
(笑い)
<本番直前 出演者同士で→
明るく世間話をしていたと思えば→
その直後。>
用意!
スタート!
(浅野)私 これからどうしていいか わからない。
ううっ。
<本番がスタートしたと同時に…。>
びっくりやなぁ。
ううっ。 ああっ。
< ほんの…>
<感情のスイッチをオン。>
<見る者を引きつける…>
さあ こちらでございますけれどもまず 秋野さん。
おいしい食事のシーンとか
もう おいしいんですか?
めちゃくちゃうまい?
はい。
言っときますよ。
「とと姉ちゃん」の→
私が ず~っと
食べてたんじゃないんですよ。
あれ…
「カット」言うても?はい。
ちんとんさんっていう人が
いるんですよ。
その方が…
ちんとんさんっていう人がいてるんですって。
そうそう NHKにね。
で 真ん中に ちんとんさんがいて。
そいで
全部の消え物をやりはるんですよ。
そいで こっちは 私らのとこは→
「森田屋」という弁当屋の話やったんで→
お弁当がず~っと
作られてるわけです。作業で。
それも 1個1個。
映ってるねんから別に味なんかどうでもいいのに→
1個1個 丁寧に。
うれしいねぇ。
ゆでたり 焼いたりを
してくれはって弁当 作りはるんですよ。
それを 弁当のシーン終わったら
みんなで食べるみたいな。へえ~。
で 「用意 スタート」
始まって→
ご飯 食べるシーンも
結構あったんですけど…
もう ほんと みんな
しゃべりながら一生懸命 食べて→
で 「カット!」って言われて
モニターチェックしますやん。
それも ず~っと食べながら
モニターチェック。
「茶の間でテレビ見てるみたいやね」
って言いながら。
言いながら。
わいわい言いながら。わいわい言いながら。
それぐらいおいしい?
おいしい。
宮地さんも
おいしかったですか?おいしかったですねぇ。
ほんとに
消え物担当の方と仲よくしていただいて→
「真緒ちゃん」…
みたいな事言うんですよ。 だから…。
食事のシーンは…。
食事のシーンは。
作る方の まま
アドリブもきくから。
リクエストも
言うんですけど→
残ったものを
持って帰れるように…
へえ~。
タッパー持っていって夜食にするとか。
だから ほんとに
消え物 おいしかったですね。
今 考えると…
NHKの朝ドラが。はい。
そういう意味でいうと
やっぱりアットホームですし→
チームワークもいいしって。
やっぱ半年間やるって やっぱ…。
家族になるんです。
普通の連ドラじゃないチームワークで 家族に。
家族になる。
はい。
はい。
ほんこんさん。
うそばっかり。
なったよ。
ゆう子さん めっちゃあれやで。
ば~って。あっ 今でもしゃべって。
(ほんこん)そのあとのドラマで
会うた時も ば~って。
ほんで うちの店
来てくれたりとか。あっ なるほど。
ちゃんと つながりが。
(あいはら)つながってるんですね。
(ほんこん)錦戸亮とかも
ず~っとしゃべってたよ。
最初 関ジャニ…。
ほんこんさんね…
(笑い)
「錦戸亮とかも」…
無理しなて。
(てつじ)炎上しませんから大丈夫。
我々が いてんねんから
大丈夫やって。背伸びしなて。
(笑い)
でも 宮地さん1回は つらくて泣いたんでしょ?
赤ちゃん 大泣きして。
そうですね。
そらそうよね。
はい ほんとに…。
やっぱ怖いんですよ
赤ちゃんって。
18やったし。
赤ちゃんに触れた事もないし。そらそう。
「泣きやませ!」みたいな事。
多分 監督とかのイライラを→
宮地さんに ぶつけて。
「おい 泣きやませ」。シーンってしてるし。
でも
人前で泣くの 絶対 嫌やったんで。
秋野さんは 泣いた事は?
その 朝ドラの時はないけど…
ええ~っ。
今って NG出てもそっから 撮り直せるけど…。
そうです そうです。
最初のころって…。
一気に カメラ 回ってね。
回ってね。
そしたら このシーン
私のシーンっていう→
シーンがありますねん
その役の。
主役さんが 別にいても
このシーンは私が頑張らなあかん→
っていうシーンの
先輩の女優さんとこう やってたら→
まあまあ 自分でも
「よし いけてる」と思ってたら→
最後の方に
「あっ ちょっと ごめんなさい」って…
(あいはら)うわ~ いけず。
1回目で わかるんですか?わかりますよ そんなん。
向こうが 「あかん」…
(笑い)
(てつじ)向こうが それ
使わせへんようにするんですか。→
すごい。
(あいはら)すごい世界。
ええ芝居されたら ちょっと
こっちも嫌やな~みたいな。
何なん?って。
わざと ちょっと→
「あっ ごめんなさい。
セリフ 何だっけ?」みたいな事 おっしゃって。
うわ~ やられた思て。
でも それは もう監督も わかってるでしょ。
その監督はね。
わかってますね。
(ほんこん)嫌がらせみたいな
芝居やられた時に…
(ほんこん)「今の わざとやろ」
とかいうのはないんですか?
守ってくれる人。
自分で やっていかんとね。
俺が 仮に
3人のシーンやって→
そうなってても
俺 こうやもん ずっと。
(てつじ)いちばん最低な先輩。
(方正)何か言うてくれ。→
何か言うてください。
(てつじ)何か ぼそぼそ言うてる。
(ほんこん)
(笑い)
浅野温子さん。
温子さんはほんと すごいです。
お母さんだったんですけど。
私のお母さん役でいらしたんですけど。
よくバラエティーで見る あの…。
何か ちょっと独特のテンションな感じですもんね。
直前まで「今日 何 食べ行く?」
みたいな話をしてらっしゃるんですけど→
「本番」っていう声で
スイッチ入って…。
その爆発の させ方が すごくて。
ずっとグラビアとかやってて→
そこまで
女優さんとかに興味なくてお芝居に興味なくて→
選ばれて行って 現場で
こんな人おったら→
もう びっくりするよね。
びっくりします。
でも 私 やっぱり
「101回目のプロポーズ」大好きだったんで。
その人が目の前にいる
っていうのが→
やっぱり 最初は
ちょっとミーハーというか。
そら うれしいし
勉強にもなるし。はい。
秋野さん 正司歌江さんが
やっぱ 印象深い?
ああ もう お母さんには。
かしまし娘さん。
歌江師匠が お母さん役で。
「おはようさん」。
「みんな
同じ釜の飯を食べたらな→
みんな
仲ようなるから」言うて。
色とりどりの お弁当を
毎回 持ってきてくれはって。
ほんとに感謝してます。
私…
仕事場に 私 お弁当
みんなのも持っていくもん。
だから こういう人。
こういう人が1人 いらっしゃったらねほんこんさん。
チームとして楽しいし→
前室に集まって→
皆 楽屋に帰れへんって
いう感じになるからいいんですよね。
だから パラちゃんも きっと
いい現場に出会えたら。
あはははは。
あります あります。
台本 読んで→
秋野さんがおったら行ったらええ。
あっ そうですね。
台本 チェックして。
あと でも…
意地なって?何か知らんけど いてはるよ。
ほんで やられてるなと
思うもん その人。俳優さんが。
「違うな」とか言われてはるの。
って言われてはって…。
前列の
この5人で芝居して。
「はい ほんこんさん もう1回
ちょっと お願いします」。
「じゃあ いいですよ」みたいな
ば~っとやって。
「ほんこんさん ちょっと
間が悪いですね」とか。
そういう事でしょ ず~っと
ほんこんさんだけを ず~っと。
(宮地)
(ほんこん)
ああ なるほど。 ほんまは
主役の人に言いたいけど…。
(ほんこん)ちょっと待て。 例えば…
俺ばっかり嫌や。(あいはら)全部 全部。
(方正)怒られんの 全部。
(てつじ)何にも できひんとか。
「ほんこん
何 笑てんねん お前」とか。
(ほんこん)笑てる事さえ。
っていうふうに。
そうなのよ。
ああ そうなんですか?
監督の作品には
必ず 出てる人なのよ。
でも
いっつも いじめられてるの。
何やろうな~ そういうの。
宮地さんそういうの あるんですか?
私も ウワサでしか
聞いた事ないですけど→
はけ口…
(笑い)
(方正)はけ口俳優なんかないやろ。
いやいや 違う。 すみません。「はけ口俳優」。
(昴生)誰の事?
ほんとに主演の方とかには…。言えない。
例えば 主演の人が
かんだりとか→
ここ セリフ 飛ばしてんな
っていう時も言わないんですよ。
でも 他の人のせいにするとか。
その…
(てつじ)関口さんみたいな。
関口さんみたいな言い方でやめて。
(中島)お名前みたいな。
なるほどね。
(ほんこん)俳優さんが
監督に注文つけて→
監督が変える場合が
よう あるで。あるね~。
(ほんこん)かわいそうや あれ。
どういう事ですか?
(ほんこん)「このセリフ
ちょっと おかしいから→
こっちの方が ええ」。
俳優が監督に言うと。
ほんなら…
(ほんこん)せっかく覚えたのにとか思うやん。
(笑い)
(てつじ)はけ口が文句言うたらダメですよ。→
はけ口が
文句言うたらダメですよ。
<NHKの看板シリーズ→
朝ドラのヒロインを務めた→
2人の女優。>
<圧倒的な視聴率を誇る人気ドラマならではの重圧に→
苦しんだ事もあったという。>
(方正)ええ~ うそやろ。
何やねん。
<1975年放送→
「おはようさん」の
ヒロインを務めた…。>
<世間では 吉永小百合の再来
と騒がれ→
一躍 ブレーク。>
<笑顔が似合う爽やか系女優として→
注目を集めたのだが…。>
それでも いいですか?
<オファーされたのは
山口百恵主演のドラマ→
「赤い運命」。>
<ヒロイン山口百恵を→
陰湿に
いじめ抜く→
ヒール役
だった。>
でも 面白いですよね。
朝ドラのヒロインが ヒール役ってね。
ねえ いいでしょ。
デートしてよ。
今日は ちょっと…。
<秋野暢子の悪役に徹した演技と→
センセーショナルな演出は→
世間の話題を呼び→
瞬く間に ドラマは
高視聴率をマーク。>
< すると
朝ドラの追い風は 一転…>
<秋野暢子に吹きつけるように。>
<ファンレターかと思いきや…。>
痛っ。
(あいはら)うわ~ マジか。
<視聴者から カミソリ入りの
封筒が送りつけられたり…。>
<子供たちから 石を
投げつけられる事もあった。>
<ドラマの影響は
大阪で暮らす 母親にも及び。>
すいません。
≪は~い。
この大根 もらおうかな。
(方正)ええ~。
帰り 帰り。
< なんと お店で何も売ってもらえないという→
衝撃の事件も 発生。>
<朝ドラとのギャップゆえ→
与えたイメージは
大きかった。>
「愛はみなし児」。
< 一方…>
(一同)お疲れさまでした。
(拍手)
< ついに…>
<天真爛漫で 笑顔が似合う→
元気なヒロインに染まり→
演じきった宮地真緒だったが…。>
<燃え尽き症候群にも似た→
朝ドラロスに陥ってしまうのだった。>
何にも やる事なくなるもん。
<朝ドラのヒロインのキャクターが なかなか抜けず→
本来の自分を 見失うように。>
< やがて。>
ははっ。
<根暗な自分に気付き→
明るいヒロインとの
ギャップに→
しばらく 苦悩する日々が
続くのだった。>
ああ~っ!
< そんな宮地に与えられる役は…。>
うふふふっ。
はぁ…。
いや~。
<朝ドラのイメージを引きずった→
元気で天真爛漫な役ばかり。>
<朝ドラが終わって 数年→
その呪縛から
逃れられないでいた。>
< そして…>
< ついに。>
えへへへ。
<紙パックの焼酎を買い込み→
どっぷり 一人酒。>
おっさんやな。おっさんでした。
おっさんやった? こん時。
おっさんしてましたね。
ぷはぁ~。
はぁ。
<自分も知らない
新たなキャラを見つけるため→
酔いに任せて
踊りながら 歌う日々。>
< こうして 宮地真緒は→
自分を追い込んでいくのだった。>
<昭和のヒロインと
平成のヒロインに→
襲いかかった 朝ドラの悲劇。>
<恐るべし。>
ええ~ 朝ドラから 一転して→
恋敵の役で ヒール。そう。
山口百恵さんという
当時 もう 人気絶頂のアイドルで。
いじめ倒しましたね。
(あいはら)いじめ倒す。
「赤い運命」
という→
ドラマで
ございます。
いや~ でも
これの影響は→
もう 半端なかった?
いや~ 半端なかったですね。
だって 朝ドラの…
すぐ これ?そう。 だから ちょっと面白いな→
って思ったんですよ。
面白い?
何か 国民的女優みたいな事
言われるの ちょっと嫌やな→
って思ってるところも
あったんで。なるほど。
ちょっと これ 面白いから
やってみようと思ってやりだしたら→
ほんま いけずなんですよ。
私がね。 みんなが ほんとに→
私が そんな人間やと思って。
ほんとに ファンレターの中にカミソリ入ってたりする?
カミソリは入ってるしね 何か…
うん 何か 気持ち悪い。
子供に…
子供に石は つらいっすね。
子供…
(笑い)
「百恵ちゃん いじめるな!」
みたいな。
みたいな とこね。
収録の時 百恵ちゃんとは仲よくやってたんですか?
うん。 めっちゃ
仲良しやったけどね。
百恵ちゃんにも
それは 言ったんですか?言ってない?
いや 言うた 言うた。
「百恵 私 あんた→
この役のおかげで めっちゃ
いじめられてんねんぞ外で」って言ったら…。
それで 私は
ほんとは えっと→
三國連太郎さんの
演じる→
殺人犯の 娘なのよ。
で 宇津井健さん演じる→
弁護士の娘が→
あの~百恵ちゃんなのよ。 ほんとはね。
それが 間違えられて→
引き取られていくわけ。そう これは→
2人の 言うたら
ヒロインとヒールが→
取り違えられて
親が互いに違う→
っていう設定なんですよ。
設定で。
で その 私が ほんとは→
三國さんの娘やっていう事…
っていう設定なの。
(てつじ)う~わ。
でも 徐々に徐々に徐々に。
わかってくんのよね。
わかってくるの。
でも 私は 知らないの。
一応ね 最終回まで。
最終回に「えっ!」てなるみたいな。
で そんなんで
通ってたんですよ。
そのころ もう
1億総敵やから→
帽子かぶって
サングラスして…。
バレんようにね。
バレんように 電車でもちっちょうなって。
そしたら ある時
ここに大学生みたいな男が座ったんよ。
で 私に
「いづみ」って言うのね。
役名で。
私 役名。
あっ バレてしもた
と思て。
知らん顔するのも
あれやしなぁと思って。
「はい」って言ったら。
「教えてやろうか」。
(笑い)
(てつじ)どツボに入ってるやん。どっぷりやん もう。→
どっぷりハマってる。
(中島)すごい。 社会現象や。
すごいっすね。
(方正)そいつ 何やねん。
あはははは!
台本あるし。
知っとるわ!
知っとるわ!
そやけど 一応
びっくりしたげなあかんやん。
あっ 大学生が…。
せっかく言うてんのに→
「知ってるわ!」って言うたら
悪いやんか。 せっかく…。
どうしたんすか?
優しいね。(あいはら)優しい。
(方正)入り込んでね。
そう。すごかった あの時 ほんとに。
だから 私ね 途中でね 1回ね…
だって お母さんが八百屋行って→
大根 買えないんでしょ?
そう。
「あんな娘に育てて」
みたいな事 言われて。
もう…。 まあ あんまりにも
そんな目に遭うから→
ちょっと 私
迷いだしたんですよ 役を。
その時
三國連太郎さんが→
「暢子」…
「はい 迷ってます」って言ったら…。
って言われたんです。
三國さんもヒールの役ですよ 殺人犯やから。
って言われて
「あっ わかりました」。
それで 吹っ切れたんですよ。
(てつじ)へえ~。
宮地さんは どうなんですか?
そういう悪い役っていうのは。
しばらく できなかったですね。
やっぱ したかった?VTRでは→
おんなじ役が多かったって
言ってましたけど。
そうですね 何か…。
すごい…
やっぱ イメージが どうしても…
みたいな感じだったので。
でも 実際の自分は 別に…
やめてくれ!
そんなに否定しなくてもいいです。
清純や!
清純でしたけど
もっと暗い もっと根暗なオタクやったんで。
もともとは?
もともとが。
ほんとの自分に
近い役だったりとか→
もっと悪い役とか
振り幅とか→
女優として生きていくには
これだけじゃ→
10年先 無理やとか
いろいろ。
だから 初めて ちゃんと
半年間 ドラマして→
終わったら ポッカ~ンって
なる感じなんすか?
あの~。
うん うん。 プライベートも?
はい プライベートも
まんてんっていう人として過ごしてて。
ってなった時に
クランクアップしました。
次の日から あれ?
ってなると…。
どんな人間か。
何が好きでどんな事をしゃべってみたいな事も→
全部
わからなくなっちゃって。
あれ 台本ないって
こんなに生活しづらいとか。
へえ~。
それだけ のめり込んだと。
ちなみに…
屋久島弁でした。
そっから また
普通のドラマがあるから標準語になるじゃないですか。
はい。
でも しゃべれなくて。
あっ そっか。
そうなんです。お芝居してなかったから。
本当に あの~。
決めて?決めて。
そうそう。 そうです そうです。
関西弁 わかるけど 屋久島弁…。
屋久島弁も ふとした瞬間に
出るんですよ やっぱり。
< そして ミキが→
ドラマ進出でしくじり連発!?>
もう 2人で
20回ぐらいNG出してしまって。
そらそうや。 笑いが…。
お芝居とかは。(こいで)僕は よしもとの映画で…。
(こいで)やらしてもらいました。
(てつじ)ええっ!→
そうなん? そうなん?
(方正)あった。 あった。→
あったわ!
(てつじ)監督ですか?
待って待って待って。
ありました。 忘れてた。(こいで)10年ぐらい前ですよね。
(てつじ)監督?
忘れてた。
方正監督はね…
おっ 芝居論 演劇論や。
で めちゃくちゃ飲む時なんで…
(こいで)僕 翌日 助監督に…。
「飲んだら」って怒られてる時…
あはははは!(てつじ)監督が飲ましてるやん。→
監督が飲ましてるやん。
あかんやん。
いや 俺も…。 無視 違う。→
俺も多分 こうなってたんや。→
飲み過ぎて。
(ほんこん)二日酔い?
ミキとかは ないんですか?
ドラマとか お芝居の経験は。
(昴生)あの~ 他局ですけども…。
宣伝し。
(亜生)はい。
ええ~っ!
くりぃむの上田君が
バカボンのパパ やって。
どうやった? 何の役?
(昴生)バカボンが通ってる小学校の校長先生と教頭先生で。
出て。
どうやった?
出してしまって。
何でなん?
(昴生)いや セリフが
本番になったら もう飛んじゃう…。
あんなに シーンと
するんですね 現場が。そう びっくりして。→
で お互い 飛ばすから
どっちのミスもカバーして→
「お前は~!」みたいなん。
2人で。
「お前 飛ばした!」。
「お前 飛ばしたやんけ。おい!」。
(昴生)やっても もう…。
誰も笑わへん。
(八光)あはは。
(てつじ)そらそうや。
そらそうや。 笑いが…。
(亜生)ふわっと。何か 「もう~!」って。
「天才バカボン」やから
楽しくやりたいのかなと。
(昴生)
やってるんかなと思いきや。(亜生)誰も笑わないもう。
(昴生)呼んでくれはった
監督さんとかも→
もう最後 目も
合わしてくれなかったです。→
「次 また お願いします」
とか言ったら→
「はい また。
はい お疲れっす」みたいな。→
これは もうないんだ。
これは 秋野さん ないですね。
(笑い)
首都高で 彼が「お腹 痛い!」って言いだして。
<去年 結婚した
宮地真緒。>
<結婚を決意した
衝撃の事件とは?>
どれぐらい
おつきあいされた方なんですか?
(昴生)ええっ!
じゃあ もうず~っとや。
朝ドラ終わって
すぐ彼氏 出来て。
はい 半年ぐらいで
彼氏 出来て。 はい。
すごいね。
結婚しようと思ったきっかけ。
一緒にドライブしてて→
私が運転してたんですよ 車。
で ちょうど
天ぷらか何か食べて。
油っこ~いもの いっぱい食べて
帰ろうとした時に…。
って言いだして。
「ちょっと待って」って。
「首都高やから
次 出口 降りるか→
トイレ見つけるか
何かしよう」って言ったんですけど…。
車 動かなかったんで。
って言って 後ろ 行って。
そこに したんですよ。
うんこ?(あいはら)なかなかですね。
なかなかの状態やった。
うんこした。
なかなかの状態で。
ブリブリブリッ!いうて。はい はい。
(ほんこん)そういう時はな…。
(方正)車内?→
かけたらええけどな。
(ほんこん)音楽 鳴らしたらええやん。
つまみ… つまみ。
(ほんこん)何で 音を…。
何か…。 でもね 何か
おもろかったんですよね それが。
こんな状況ないし こんな状況で
笑ってる自分も おもろいし。
何か この人とやったら
結婚して 下の世話もできるなと。
ふ~ん。
将来的に。
まあ あの事件がなかったら→
結婚しようと思ってなかったかもしれないです。
ターニングポイントで
うんこが出てくるんや。そうです。
(ほんこん)うんこは出るもんやからな。
はい? 何ですか? ほんこんさん。
うんこは出るもんやからなって。
ああ そうでっか。
(笑い)
2018/05/30(水) 04:20〜05:25
関西テレビ1
マルコポロリ![再][字]【秋野暢子&宮地真緒朝ドラ女優爆笑ぶっちゃけ壮絶&驚き裏話】
▽秋野暢子&宮地真緒▽朝ドラ女優が爆笑ぶっちゃけ告白▽壮絶&驚きの撮影裏話
詳細情報
番組内容
1975年「おはようさん」でヒロインを務めた大女優・秋野暢子!
2002年「まんてん」でドラマ初出演にして主役に抜擢されたシンデレラガール・宮地真緒!
昭和・平成の朝ドラヒロイン 国民的ドラマの仰天!撮影舞台裏&苦悩激白SP
お茶の間の朝を彩る“朝ドラ”
◆朝ドラの思い出を語る…ほんこんはまさかの出演経験が
◆東野が聖地巡礼するほどハマった朝ドラとは
◆密かに朝ドラ2作品に出演していたポロリ
番組内容2
メンバーが…一同猛ツッコミ
ヒロイン抜擢秘話
◆オーディションはまさかの●●出演!?意外な行動で爪痕を残した秋野
◆1916人の中から見事合格した宮地…?オーディションに東野がついつい…?
超過密スケジュール!朝ドラ撮影舞台裏
◆宮地は歴代ヒロインが暮らす部屋にマネージャーと同居生活
◆宮地が明かすNHKのギャラ事情…激務すぎて時給を計算すると驚きの金額に
◆「どこの局よりもおいしい」と評判の料理
番組内容3
を作るNHKで有名な専門家とは
◆朝ドラ舞台裏を懸命に話すほんこんに東野が忠告!?
◆秋野が涙した先輩女優の嫌がらせ
◆宮地が見た超一流女優の“演技スイッチ”…すさまじい切り替えに一同驚がく
◆ドラマ撮影に欠かせない“ハケ口さん”
ヒロインを演じたその後
◆[秋野]悪役を演じて日本中から嫌われる…なんと●●にまで影響が
◆[宮地]“朝ドラロス”で自分を見失う…台本が無いと生活ができない!?
出演者
【司会】
東野幸治
【アシスタント】
中島めぐみ(関西テレビアナウンサー)
【芸人リポーター】
ほんこん
月亭方正
メッセンジャーあいはら
シャンプーハット
月亭八光
ミキ
【ゲスト】
秋野暢子
宮地真緒
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