◆きょうも始まりました「よ~いドン!」
「となりの人間国宝さん」は、
JR京都駅周辺をぶらり。
はりを刺すのが怖い鍼灸師!?
全ての情熱をお灸だけにささげる
お灸専門鍼灸師が
つくってしまった
個性的すぎるあるものとは?
「おしえて!スゴ腕ワーカー」は、
バスの神様と呼ばれる
大型バス運転士技能教官。
京都の観光バスドライバーとして
48年間、無事故・無違反で勤め上げた経験と技術を
次の世代へつなぎます。
きょうも元気に、よ~いドン!
◆何だろ。
ツアーかな。
さすがに海外の方か。
どうも~!
ツアーとはまた別ですね?
紛れてましたね、ツアーに。
◆JR・京都駅。
京都観光の玄関口として
国内だけではなく海外からも
多くの観光客が訪れるところ。
それでは、きょうもぶらり歩きの
はじまりはじまり~
◆お昼から、
お肉ですか。
えらい、ぜいたくちゃいますの?
むちゃくちゃ高そうですやん。学生さんですか。
◆学生です。
デート?
◆デートじゃないです。
◆大学の友達。
◆友達やけど、
好き同士なんでしょう?◆彼女います。
◆彼女いてるの?
怒られるんちゃうの?
何、食べるの?
◆何食べますかね。◆僕はね、どうしようかな…。
僕やったらねえ…、
どうしよう…。これ、
悩むな、確かに。
うわ~!
どうしよう!
これにしようかな?
特選カルビ定食にしようかな。
僕やったらこれ。◆僕もそれにします。
◆やっぱり、ちょっと
ハラミ定食に変えていい?
俺、ハラミ定食に。
◆僕、特選カルビ。◆彼女はどうする?
◆じゃあ、これ。
◆何がいい?
◆じゃあ、これで。
◆行くねえ!
俺が横におると思いながら食べて。俺、ハラミ定食食べるつもりで。
◆それも頼んでおきます。
◆頼まんでええけど、
あるていで食べといてな。
ありがとう。
◆どうも!
お出かけですか、今から。
きょうはどちらに行かれるんです
か。
◆金閣寺。
◆金閣寺~!
どちらから?
◆私は大津。
◆私は和泉市から。◆和泉市から。
◆どういう…?
◆姉妹です。
◆きょうだい?
両方、妹ですよね。
両方、妹と?
◆ありがとう。
◆姉妹で会うたりすると、どうい
う…。
◆旦那の悪口。
◆恐ろしいなー!
そうなるんですか、やっぱり。
主人は何をやっているんですか。
◆仕事中。
働いてもらわな、私、遊ばれへん。
◆幸せですね、そう思ったら。
ゆっくり楽しんできてください。
◆ご夫婦ですか。
◆きょうは人間ドッグで休みをと
ってました。
◆今、終わったところですか。
◆きょう、何やりましたん?
◆人間ドッグはたくさんやりまし
た。
胃カメラ、心電図、超音波。
もう一通り、やりましたね。
◆夫婦で行くとは、また何で、仲がいいですね。
◆仲がいいというか、そういうタ
イミングで一緒に行ったらね、
まあ、一石二鳥。
◆見るからに健康そうやし、
きょうの結果も大丈夫やと思いま
す。
◆人間ドック、悪かって
ちょっと反省してるんです。
◆そうですか。
◆そやのにね、ビール飲んではん
ねん、昼間から。
◆それです、原因は。
唯一、お酒です。
昼からの。
気をつけてください、これから。
◆わかりました。
どうもありがとうございました。
◆ああ~、どうも。
◆久しぶりやなあ。
◆どこで会いましたっけ、覚えてるんですけど、
一応確認させてください。
◆いっぱい会うてんねんけど。
毎朝、見てんねん。
◆僕もテレビ越しに、
お父さんよう見てくれてるなと思
ってたんですよ。
◆映ってるやろ、反射して?
◆お父さんの感じがね。
そうですか。
きょうはどちらへ?
これから研修にいかなあかんねん。
◆何の研修ですか、今から。◆定年後の研修。
◆今までは何をやってたんですか、お仕事。
百貨店に。◆百貨店にいてて?
◆大丸。
◆すごいじゃないですか。
◆京都やで。
◆大丸京都。すごいじゃないですか!
退職金、ガッポリ?
◆研修せなあかん。◆何の研修ですか。
◆見る?
◆ちゃんとしてますやんか!
茂勝(しげかつ)言うねん。
退職資料?おもろい、しっかりしてますね。
◆これ…。
◆研修を受けて、
この後、どうなりますの?
◆それがわからへんねんやん、きょう行かな。
一緒に行く?
◆応援してますんで。
僕、もう
お父さんの応援で、きょうは仕事が手につかんと思います。
考えてください。
◆よう言うてるわ。
◆おはようございます。
きょうも元気に始まりました「よ~いドン!」、金曜日は羽野晶紀
さんとご一緒です。
よろしくお願いします。
そして、きょうはゲストに、
新川優愛さんにお越しいただきました。
ようこそ~。
お顔が小さいですねえ。
◆さっき廊下で、ちょっとすれ違
ったんですけど、
イチゴのにおいがしました。
◆におわんといて!
◆僕も、扇町公園を過ぎたあたり
から
イチゴのにおいがしてた。
◆そうでしょう?
◆あなた、ミス・ティーン・ジャ
パンの宣伝を…。
◆はい。
そうなんです。
◆それの宣伝に来はってんね。
◆後ほどお話しさせていただいて。
今、言うといたほうがいい?
今のうちに。
普通、告知は最後やのに。
◆いつもと全然違いますやん。◆いつもやったら、朝から下ネタ
やって、何ちゅうこと言うねん!
◆応援アンバサダーを務められるということで。
後ほどよろしくお願いします。
◆ということで、JRの京都駅の
ほうに行ってまいりました。
続き、どうぞ。
◆何やろう?これ。
◆いろんなお店が、並んでるんや。こんにちは。
ここは何ですか、これは。
「よ~いドン!」という番組なん
ですけど。
これは何の集まりなんですか。
美魔女コンテストでもあったんで
すか。
◆優勝者、この人です。
◆違う違う。
◆今、何の…?
◆仕事。◆お仕事関係で?
◆屋台村です。
◆屋台村ですか。
すごい!
すごいな、これ。
いろいろお店が…。
こんにちは。
ここはもう
今、ご機嫌に
ビールを今飲んでるところですか。◆はい、そうです。
◆こんにちは。◆何、これ?
◆「よ~いドン!」という番組で、
◆「よ~いドン!」。ぶらぶらしております。
ここはどういう…。
◆いつか会うと思ってた。
◆いつか、会うと思ってましたん
?
念願の…。
念願かどうかわからないですけど。◆何で八光やったんやろ。
◆危うく帰りかけました。
どういうシステムなんですか。◆ここはね、
席はフリースペースで、
各店舗で、買っていただいて、お好きな
自由な席で食べていただくという。
◆ここは何屋さんですか。◆中華料理屋です。
◆中華料理屋。
何とラグビーの、マークは、
このマークは?
ラグビーをやってましたか。◆はい。
伏見工。
あの「スクール☆ウォーズ」の。
112対0で
負けたときに、順番に殴られたでしょ?
◆あの名シーンじゃないですか。
◆あのときの1人です。
◆うそでしょう!?
ほんまに言うてますの?
◆ほんまですよ。
◆清華園のオーナー、清水さん。
山下真司さんの大ヒットドラマ、
「スクール☆ウォーズ」の題材となった、伏見工業ラグビー部に所
属していたんです。
◆何番目に殴られたんですか。
◆そんなん、僕ら、1年生なんか
後ろのほうです。
◆後ろのほうで?
前でどつかれてるの見えてるわけ
でしょう。
もうこの辺に来たら、わかるじゃ
ないですか。
◆歯を食いしばって、
うー、という状態やね。
◆グーでガンと。◆そのかわり、1人ずつ
ちゃんと声かけがありました。
頑張れよって。
そのかわり、
先生、泣いてはりましたよ。
◆その熱い思いで弱小ラグビー部
が強豪になっていくのです。
それから40年たった今でも、
オーナーと当時の山口先生は、親交が深く、
お店にも来られるそう。
そんな清華園の名物は、
ミノとレバーを揚げたものに
甘辛いソースをかけたもの。◆中華ではないんですけど、
ここの僕、地元なので、
昔から、地元で愛されていた食べ物を、食べ物を
ちょっと復活させてほしいという
ことで…。
◆おいしい。
甘口がまたうまいわ。
◆ソースも…。
◆今でこそね、
有名やから入るのわかりますけど、
その当時というと、ちょっと悪い学校やったということですよね?
◆ちょっとだけね。
◆ご主人も1年生で入学したときも、
結構、周りは…。
◆結構パンチパーマがたくさんいましたね。
◆テレビで、
バイクで廊下を走ったりとか、
あれは、うそとしても…。
あれはうそじゃないんですか。
◆あれはね、
先輩に、あんなん、ほんまにあったんですか?って言ったら、
あれワシやとか言うて。
マジっすかあとか言うて。
◆ご主人は何で入ったんですか。
◆何にしようかなあと、グランド
に行ったら、先輩がグラウンドで
寝転がってはったんです、ラグビ
ーボールを枕にして。
で、
何か楽そうやなあと。
理由で。◆先輩がラグビーボールで寝てる
んですもんね。
◆しかし、
入部間もなく、
山口先生の
熱い指導が始まり、想像と真逆の
厳しい3年間を過ごしたのです。
◆それってやっぱり、
今に生かされていることはありますか?
◆辛抱強くはなってますね。
◆そら、そうですよね。
わからんけど、今までで高校のと
きに、苦しい事ないんじゃないで
すか。
世の中に。
◆そうですね。
結構、理不尽なこともたくさん経
験してきてるし、やっぱり社会っ
て、理不尽って多いですやんか。
ほぼ、理不尽ですよ、
社会に出たら。◆それを耐えられるだけの…。
◆料理の世界も厳しいでしょう?
◆料理の世界も厳しいですね。それがうまいこと対応できました
ね。
◆ご家族は?
◆嫁さんと、娘3人で。
◆それ、ラグビーの話とかって…。
恐らく…。
◆全然。
◆そうでしょう。
そんな気しますわ。
◆久しぶりにしゃべってうれしい
でしょう。
◆イキイキしてます!
◆奥さんとかは、どこに?
◆娘は、あそこに…。
◆娘さんも?◆娘もいますよ。
長女と次女と。
◆娘さん、お話を聞いてもいいで
すか。
お嬢さんたちは、
見ましたん?「スクール☆ウォー
ズ」は。
◆小学校のときに見させられた。
これ見って。
◆見たときどう思いましたか?
◆ハズって。
◆普通のおっさんやのに…。
◆「ハズッ!」って言われてますやん、
青春を。
◆今のそれ、山口先生が見てたら、
どつかれてますよ。
◆全然、大丈夫です。
だって、私らからしたら普通の…。
◆おじいちゃんですよね。◆おじいちゃん?
グーパンチはないですか。
◆おじいちゃん。
うちの子とか、膝の上に抱っこし
て。
◆自分の孫みたいに。
◆何か教育にラグビーの精神を…。
◆根性あったらできるわ!って。
根性か…、みたいな。
◆お母さん、それは思わないです
か。
◆でもいまだにあるやんな、
根性論。
◆根性論!
これが伏見工業の教えですから、
もう一回、「スクール☆ウォーズ
」を見直しください、一から。
◆はい。
◆これ、もらってください。
「となりの人間国宝さん」に認定
させてもらいたいと思います。
◆ありがとうございます。
◆根性論と
強いきずなは、
青春時代に手に入れた宝物。
ご主人は、それを
愛する家族にもわかってもらえるように、
日々、トライし続けているのです。
◆私ら、
手伝いさせられてても、
学生のころとか、
テスト中とか関係なかったんです
ね。
テスト期間中でも。
忙しいと言って、
すぐおりてこい。
◆常日ごろしてれば、テストやか
らって、
勉強って必要じゃないですか。
◆正論やわ。
◆常日ごろから、
ちゃんとしてればいいんや。
◆超、格好いい~!
えっ、何、これ?
お灸の専門店ってこと?これ京都やからかな、
こういうのって。
なかなか見ぃひんこと、ない?
こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけど。
お邪魔させてもらってもいいです
か。
すいません。
お灸の専門店ですか。
◆一応、お灸の治療院です。
◆ええ!
珍しいですよね。
お灸だけでやってるんですか。
◆はい。
僕は
一応、鍼灸師なんですけど。
◆はりはしないんですか。
はりのほうが、一般的じゃないで
すか。
◆やっぱり、いろいろ理由がある
んですけど、一番は
僕、はりが恐いんですよ…。
◆わかる。
わかる、わかる。
刺すんも、
刺されるのも…。やばいなこれって。
そうやったら、お灸専門でやった
ほうがいいやって。
◆どういう感じなんですか。
◆体をあったまってもらいたいので…。
失礼します。
◆でかないですか!?◆大丈夫です。
◆笑ってますやん。
◆デカないですか?
ほんまですか!?
ほんま、ちゃんとしてくださいよ!
ふざけずにしてくださいよ。
ふざける人おるんですよ。
◆ちょっと…。
◆めっちゃ、でかい…。
◆熱くはならないですか。
◆だんだんあったかくなってきます。
◆熱くは、ならないですか。
◆熱くはならないです。
中にちゃんと箱に入ってますので、だんだんあったかくなってきます。
本当、
目に乗っける、目のお灸。
これは筒状になっているんですけど、
これの中に、
こういう炭上にしてあげたお灸があって、
これを中に入れてあげると
じわっとあったかくなってくるの
で…。
◆めっちゃ怖い気がする。
ああ…、でも、気持ちいいなあ、
確かに。
◆結構気持ちいいでしょう。
◆何かねむたなってくる。
◆関西でも珍しいという
お灸だけしかしない鍼灸師、
鋤柄(すきから)さん。
はりが怖いからと、そうしました
がお灸1本でやっていくには、
かなりの苦労があったそうです。
◆何年ですか、やり始めて。
◆ここ始まってからは5年ぐらい
です。
その前は、
師匠のところで修行という感じで
す。
◆弟子入りみたいな感じ?
◆入らせてもらって、いろいろあ
って、失礼させてもらって。
◆いろいろというのは?
◆「いろいろ」というのは?
◆いろいろ、ちょっと…、
僕、出来があんまりよくなかった
ので、
ちょっと…。
なかなかね…。
すんませんって…。
◆どういうこと?
急に歯切れが悪いじゃないですか。◆ちょっと…正直…。
◆厳しかった?◆優しかったですよ。
◆どっちなんですか。
優しかったら、いいじゃないです
か。
◆優しいんですけど、ちょっと…。
やめさせてくださいって。
◆すいませんって、やめさせても
らって。
ただ、患者さんは、いたんですよ、
いたんですけど、師匠のところや
めさせてもらったので、その患者
さんを引き継げなかったんですよ
ね。
◆まあまあ普通はそうでしょうね。◆それで商売が
全然、うまくいかなかったんですよ。
◆生活的にはどうでしたか?
◆めっちゃ厳しくて。それこそ、
もうそのとき、既に結婚していた
んですけど、
子供がめっちゃ小さかったんです
けど、月末の支払いができないの
で、どうやって払うって言って。
そういうのをずっとやっているみたいな…。
◆奥さんは今は?
◆奥さんは上にいます。
◆奥さんを呼んでもらっていいで
すか。
すいません、すいません。
初めまして。
奥さん。
ほんなら。
先生、ここ座ってもうて。
奥様、ちょっと…。どうですか、なかなか大変やった
時期を考えると。
◆本当に、あんまり考えてなくて。
◆助かったのが、
あんまりきつそうにしてなかったんですよ。
多分、ほかの人やったら、
引くぐらいつらい思いを、
結婚してすぐでつらい思いをして
るはずなのに、
ニコニコしてくれてるし…。
◆確かに、つらさが顔に出なさそう…。
助かりますよね。
◆ここで問題。
◆本来なら、
なかなか大変やと思います。
奥様、子供おって、
生活がなかなか苦しい。月末の支払いもできない状態。
そんな中、
やっぱり、
あの奥様、女性というのはやっぱ
り
ドーンとしてますね。
根性が座ってるといいますか。その中でも楽しみを
見出してました。
奥様。さあ、わかりますでしょうか。
◆顔小さいね。
あなたと横並びになったら…。
めちゃくちゃ。
こちらが奥様ですけど。
小さいやろ。
俺な、ワイプでこうやって、
我々、見てるワイプがあるじゃな
いですか。
新川さんのときに、これぐらい余
ってるねん。
周りが。
まあ、橋本とき、
もうパンパンやで。
◆ほっといてくださいよ。きょうもパンパンやな。
びっくりするわ、自分で。
◆きょうは、全員の答えで
新川さんの顔を
うつしとってほしいですね。
◆八光さんしゃべってても、
新川さんの顔見てますよね。◆確かに、きょう、全然、目が合
わない。
さあ、奥様の楽しみでございます、
円さん。
◆そうですね、生活にも困ってた
わけですけど。
いつもニコニコ笑ってるというのは、やっぱり何か、あったわけで
すよね。
だから、ご主人のところの仕事場
に行って、
もぐさをちょいちょい、食べてたんちゃいますか。
◆もぐさをね。
おなかすきますから。
◆あれ、結構、唾とまじるとね、
よく食べると、
甘みが出ますよ。
◆出ませんよ。
もぐさは甘みが出ません。
皆さん、まねをしないようにしてください。
冗談です。
◆すんません、冗談を言いました。
◆さあ、鰻さん、いかがでしょう
か。
◆鍼灸師ですから、お灸がたくさ
んありますよね。
使い古したお灸があると思うんで
す。
それを集めまして、一旦、粉々に
して、でかいお灸をつくったんで
すよ。
◆むっちゃ笑うてますやんか。
おもろいんですか。
めちゃくちゃ笑ってましたよ。
◆今ピークなんですけど。
◆びっくりした。
◆でかいお灸をぜいたくに奥さん
にやらすというやつですね。
◆それ、冗談?
◆これ…、冗談ですね。
冗談です、これ。
◆想像してください。
奥さんが、でっかいお灸を背中に
乗せて
寝ている。
それは想像したらおもしろい。
◆想像したら、おもしろいです。
◆これは
皆さん、まねしないでくださいね。
冗談ですから。羽野さん、いかがでしょうか。
◆あれだってさあ、暇やん。
ご主人かって
お客さんも来ないし。
そやから、練習台になってあげる
わっていうて、私がやってもうた
ら、自分が気持ちいいやん。
それちゃう?
◆なるほど。
練習台という。
◆練習台。
◆という中で、大きいもぐさを背
中に乗せてもらう?
違います。
乗せません。
冗談です。
冗談です。
だめです。
想像したら
でっかいのが乗っているの。
◆きょう難しい。
◆新川さん、いかがでしょうか。
◆え~、そうですね。
やっぱり、お客様がいなくて時間
があると思うので、
夫婦の時間を大切にできる
お話ししたりだとかという。
◆奥さんがつくる料理に
食材にお金がかかってしまうとか。一番安い鶏むね肉を、つくるとき
に、バリエーションを考えたりと
か!
これはすばらしい。
正解でございます!
◆橋本さん、お出番がなくなりま
した。
◆助かりますよ。
◆ちょっと申しわけございません。
◆胸肉なんか、新川さん、言うて
ませんやん。
◆何にも言うてへんやん。
◆むね肉をいろんなバリエーショ
ンの料理をつくって、
ご主人に食べ…。◆正解!
◆乗ってるし。
◆それでは、正解…、ごめんね、
橋本さん。
正解はこちらでございます。
どうぞ。
◆ちょっと!
◆節約の中でも、楽しみやったご
飯は何ですか。
◆鶏むね肉をたくさん買って、
バリエーションを変えていろんな
料理にしていくんです。
◆それが楽しみ?
◆楽しみです。
◆パワーになりますからね。
◆ある?
◆タンパク質が豊富ですから。
◆あっ、そうか。たんぱく質は豊
富ですもんね。
◆そんな節約生活を乗り越え、
徐々にお客さんもふえ始めたお灸
堂。
さらにお灸を広めるために、
いろいろと試行錯誤されており…。◆こういう感じで。
Tシャツをつくってるんです。これは英語でお灸という意味なん
ですけど…。
◆へえ~!
いいじゃないですか。
いっぱいある。
子供用の?
◆これはね、5周ぐらい回ってか
わいいです。
これを着た子供が来たら、
声、かけるもんなあ。
お子さんにも着せてるんですか。
◆できたら着さすんですけど、
ちょっと嫌がるようになってきて。◆ちゃんとね、
正常に育ってますね。
よかったです。
売れ行きは?
◆これ、思ったより売れなくて。
やっぱり商売は甘くないですね。
◆いろいろやっておられるんですか。
◆お灸の漫画をやるというか、
つくるというか。
「きょうの灸せんせい」。
これは誰が描いているんですか。
◆これは漫画家さんがいらっしゃ
って、
うちが監修させてもらったんです。
◆すごいじゃないですか!◆女性の方がお灸を受けてどんど
ん元気になっていく話で。
一応うちの治療院が舞台になって
いるんです。
◆あっ、ほんまや。
なら、先生がモデルとちゃいます
の?
ちょっと何これ、
眼鏡もかけてへんし。
白髪のイメージも…。
◆格好いいですよね。
漫画になって、でもこれ、
せっかく1冊出たんですけど、
内容がマニアック過ぎて、あんま
り売れなかったんですよ。
◆すごいんちゃいます?
監修というのは。
これは、ある意味、師匠も、
そういう監修をしたことないんち
ゃいます?
師匠超えちゃいます?
◆それは違います。
それはちょっと。
◆おい師匠!
◆違います。◆おい、師匠、こらっ!
師匠の話になったら。
奥さんは知ってるんですか、
何があったか。
◆あ…はい…。
◆いろいろあったんですか。
◆お世話になりました。
◆何か…、何か、あれやねんなあ。師匠はどちらに住んでいるんです
か。◆京都に住んでます。
◆京都に。
これ、見てるんちゃいます?
師匠に何か言うことはありますか。◆師匠、ありがとうございました。
おかげさまで頑張っております。◆まあまあこういうこと、いろん
なことをしながら、ちょっとお灸
というものが身近になっていった
らいいですもんね。
◆本当です。
◆ぜひ頑張ってください、「とな
りの人間国宝さん」に認定させて
もらいますので。
◆ありがとうございます。
◆はりを捨て、お灸一本でやって
いくことでみずからに火をつけた
鋤柄さん。
これからもお灸のように
温か~い奥様と
そのすばらしさをじんわり伝えていくのです。
◆おなかって…。
◆そうです。◆そうですよね?
今、
一か八かやったんですけど…。◆3人目?
うわ~!
違うかったらどうしよう思ったんですよ。
師匠に言うたほうがいいんちゃい
ますか。
お伝えしたほうがいいんじゃない
ですか。
◆おかげさまで、3人目…。
◆お幸せに!
◆お灸一本でやってるという、
非常に珍しくて、やっぱり女性のお客さんが多くて、
確かに、やってもらってると、
何か、何というんやろ、
ふわあっとします。
気持ちいい感じ。◆昔はね、
あれ、悪いことをすると
お灸据えるよって。
◆そういうイメージですよね。
◆イメージだけど、だけど、多分、
僕、思うんだけど、もちろん、
お灸はいいんだろうけど、この時
間がすごくゆったりとした。
この先生がすばらしい人柄やから、
何かあそこにいると、安心して、
ゆっくりできる、その時間がいい
んじゃないかな?
お灸のにおいとかね、
空気感だよなあ。
◆だから先生も熱いとか、怖いお灸じゃなく、
本当に、
リラックスしていただくお灸をやっておられるということで。
◆これは、はやるんちゃうの?
お灸って。◆ねえ。
◆こういう雰囲気は。
いいと思うわ。
◆今までなかったですけど、
ほんまに肩凝りとか、
体があったまったりとか
しますので。◆新川さん、どう?
お灸。
◆でも肩凝り、
結構あるので。
◆そうなの?
◆はい。
◆それは、早速、僕が…。
僕がじゃない。
最後まで聞けや!
僕があの先生に言うてあげて、
肩凝りを治してもらわないとだめですねって。
◆何で入ってくるんですか。
僕が言いに行きますよ。
何で、円さんが言いに行くんです
か!
◆僕が言いに行きます。
お灸Tシャツも
よかったら、
皆さん、着ていただいて。
◆「オキュウ」、いいなあ。
あれ、本当にいいと思うわ。◆とっつきやすいですね。
◆かわいい。
◆これ、かわいらしいですね。
◆奥さんの人柄がめちゃめちゃい
いんですよ。
何か、癒やされる感じです、
奥さん。
◆奥さん、もぐさ食べてるとは思
えへんわ。
◆食べてないです。
◆ということで、きょうのお土産
でもぐさを持って帰りました。
違うんですか。
これ、もぐさじゃないんですか。
◆清華園さんの
ミノテン、レバテンを持って帰り
ました。
◆おいしそうやな。
◆3個セットで750円でございます。
これ、ほんまに何というんですか、ローカルフードなんですけれども、
非常においしい。◆やわらかいですね。
◆もうビールがんがんです。
どうですか、新川さん。◆これ、夏に
さっきの屋台みたいなところで、
ビールとかを飲みながら食べたら、
すごいおいしいですね。
◆おいしい、
最高です。
これはすばらしい。◆ソースもおいしい。
◆食感がいいわ。
◆おいしいですよね。
その清華園さんでございますが、
伏見工業ラグビー部。
有名な「スクール☆ウォーズ」の
モデルになった
誰もが知ってるところですが、
結構、ほんまなんですって。あのドラマの中で、
大げさにしてるやつもありますけ
れども、
やり過ぎで、ドラマでは
小さめに放送してるというところもありました。
◆ええ!?
◆珍しいですね。
普通大き目にするんですけどね。
◆大き目にしているところもあれば、
小さめにしてるところもあるので、まさに
殴られるシーンの
あれの殴られた方です。
この方は。
泣きながら。
でも、そこからほんまにみんながやる気を出して、
行くぞって言って。
それから急に、近畿で優勝して。
全然、勝たれへんかったチームが
ですよ。
◆難しいなあ、教育って。
あなたが言ってたね、八光君が途中で言ってたけど、
世の中は
不条理なことばっかりやと。だから、殴られることは、
非常に不条理だけど、世の中に行
ったら
たくさんあることだからというの
は
もちろんそうなんだけど。
今はもう難しい時代やし。本当に教育というのは
難しいね。
◆そうなんですよね。
◆やっぱり、先生の愛情というの
が。
◆そこですね。
現に、花園で優勝するというね。
◆そういう達成感もあるんだろう
ね。
◆そういうことを気づかせるとい
う山口先生、
実力やと思いますけどね。
◆写真映ってたけど、山口先生、本当にただのおじいちゃんやね。
◆今はね。
◆確かに、あの拳を見たら、
今でもけんかは強そうですね。
◆見て、これ。
家族で。
以上、JR京都駅でございました。
ありがとうございました。
◆八光さん、ありがとうございま
した。
続いては、「本日のオススメ3」
です。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
◆女優、黒木瞳さん。
「よ~いドン!」をごらんの皆様、
黒木瞳です。きょうは、私がお勧めします
絶品グルメを、
3つ、ご紹介させていただきます。
◆まず1つ目は、
兵庫県宝塚市から。
◆ルマンさんを知ったのは、
私が
宝塚音楽学校に合格をして
宝塚に行くようになって知ったんですけど、
多分、私の記憶では1年生のとき
は、
入れないお店リストだったんです。それで、
2年生になって、
行けるというお店だったような記
憶があって、
やっと行けるから、
行こうと思って、
行きましたところ、フルーツサン
ドというものを
生まれて初めて見て、
パンにチーズや卵や
ハム以外に、
フルーツと生クリームを
入れて食べるということが、
そのとき、
生まれて初めてで、
衝撃だったんです。
なんて宝塚歌劇団のような
夢のあるサンドイッチなんだろうと。
フワフワしててきれいだし、
食べるのがもったいないような。
それで、それ以来、すっかり、
フルーツサンドのファンになりま
した。
◆黒木さんも、
そのおいしさにはまってしまった
フルーツサンド。
ぜひ一度、ご賞味あれ。
◆続いては、
大阪、北新地。
ビルの9階にあるお店から。
私が久しぶりに大阪に行くという
ことで、
知人が、
じゃあ、どこがいいかと、
何が好きかとかって言われて、
いや、大阪は何でもおいしいので、何でも結構ですって言ったら、
おでん屋さんはどうだとおっしゃ
って、そしたら、
私は屋台を想像していたら、
もう立派なお店で、すごくきれいで、
おでんなんて言って
ばかにしちゃいけないですよ。すばらしいんですよ、そのおでん
が。
◆そんな、おでんをメーンにいただくおまかせコースが
黒木さんのお勧め。
色鮮やかな前菜や、
お造りをいただいた後は、
メーンのおでん。◆私、ハマグリとか、
そんなに好きじゃないと思ってい
たんです。
ところが、ここのハマグリは絶品
です。
本当においしかったです。
だから、あっ、ハマグリって
おいしいんだなというのは
知りました。
あとレタスのしゃぶしゃぶも
うん、なかなかすごいと思いましたし、
半熟卵はおいしいですよね。
あと、いろいろ食べたと思うんですけど、
おでん。
一つ一つが、物すごくおいしくて、
出されたものは全部おいしかった
です。
また行きたいなと思うくらいです。
◆極上のおでんを味わうおまかせコース。
いかがですか。
◆3つ目は、
神奈川県にある
辻ファームのトマトジュース。
特殊な栽培方法で育てられたトマ
トを
ぜいたくに使用しています。
トマトのみでつくった
トマトジュースで、
本当にトマトを食べているような、トマトを飲んでいるような、
そんなおいしいトマトだったんで
す。
赤いトマト、黄色いトマト、
緑のトマトで。
緑~?と思うかもしれないけど、
どれも
特徴があって、おいしく飲んだん
ですけど、私はいつも、
トマトジュースって、お料理に使
うんですね、
カレーライスなんですけど、
トマトジュースとヨーグルトをベースにつくった、
カリーです。
結婚をしたときに
私は、料理はしません!って言っ
て、結婚したんですけれども、
そうしたら夫がこれだけはつくっ
てほしいと言われて、
義母に教えてもらって、つくり出
したんですけども。
つくったら、おいしくて。
それ以来、つくるようになったん
ですけど、まんまとはめられまし
た。
◆原料は、トマトのみの
ぜいたくなジュース。お取り寄せして、味わってみてく
ださい。
◆最後にもう一つ、
お勧めがあります。
あした、
6月16日土曜日、
ホテルヒューイット甲子園で
行われます、黒木瞳トークショー
です。
このホテルならではの
旬の食材を使った創作フレンチ、このお料理を
皆様に提供いたしますし、
トークショーでは、
宝塚時代のまだ、
お話ししていないような
いろんなお話だったり、
それから、写真集も去年出版しましたけれども、
なぜこの年になって、
この写真集を出すのかという、
そういうちょっと秘話を、
皆さんにお話をしたいなと思いました。
盛りだくさんでいろんなお話をい
たしますので、ぜひ、
明日ですけれども、
お越しいただければと思います。
お待ちしております。
◆以上、本日の「オススメ3」でした。
続いては、「おしえて! スゴ腕
ワーカー」です。
銀シャリのお二人よろしくお願い
します。
◆よろしくお願いします。
というわけで、今回のスゴ腕ワー
カーさんはこちらでございます。
大型バス運転士技能教官でござい
ます。
◆すごいんですよ。
やっぱり一人前の運転手を育てる
ために、日ごろから、厳しい目で、
目を光らせている。
えっ?
◆新川さんに振って?
◆どうですか、大型バス運転士は?
どう答える。
◆バスの運転手はどうですか?
◆上級者でも難しいところを入っ
ていくので、
怖いぐらいのところを入っていく
ので。
◆運転技術がすばらしいんでござ
います。
◆格好いいなと思います。
◆優しい。
◆それでは大型バス運転士技能教
官、スゴ腕のお仕事をどうぞ!
◆日本を代表する観光都市京都。
この地に
創業から70年にわたって
観光バス業界を牽引してきた
企業があります。
さまざまな観光地をめぐる
ツアーや
高速道路を使った長距離運転など、
その道中を
安全かつ快適に送り届ける
運転士の育成を行うのが
今回のスゴ腕ワーカー。
◆40年以上の運転士経験を
生かし、考案した
教育プログラムで
大型バスの模範運転士を育成するプロフェショナルをご紹介!
◆いいお天気でございます。
のどかですねえ。
◆いいですね。
長岡京ですよ。
◆すばらしいでございます。
今回のスゴ腕ワーカーは
大型バス運転士技能教官でござい
ます。
◆おー!
教官!
職業的にはもう言うてますから、
どんな人かということですよ。
◆なるほど、そこに当てていくと。
◆このきょうの人は、ハートやと。ハートで来い!みたいな。
◆技能とハートですもんね。
◆そういう人で、運転に迷ったら引っ張ると。
◆なるほど。
◆バスをもう引っ張っていけと。
◆最終的には、こうやってでも何
とかしろよという。
◆行けということでございますね。
◆確かめに行きましょうか。◆行きましょう。
◆2人が訪れたのは
1946年の創業以来、
観光バスのパイオニア企業として
バス業界を牽引する
帝産観光バス京都支店。
◆あの方かな?
◆あの方ちゃう?
◆「育成バス」って書いてあるもん。
◆うわ~!
レジェンドっぽいぞ。
◆初めまして。
◆運転士技能教官の野口さんでし
ょうか。
◆野口です。
よろしくお願いします。
◆この方が今回のスゴ腕ワーカー、
大型バス運転士技能教官の
野口勇(いさむ)さん。
◆鰻さんの全然違いますやん。
フリップ。◆困ったら
ロープで引っ張るんかなと思って
たんですけど。
こういうことはしたことあります
?
◆たまに。
◆ありがとうございます。
大型バス運転士技能教官って、
これは
どういったお仕事なんですか。
◆初めて二種免許を取って、
何の経験もない人を一から
大きいバスを運転できるように
教えると。
◆まずバス乗るにも、
免許みたいなんが要るんですよね
?
◆要ります。
大型二種免許という。
◆大型2種?
◆皆さんは普通1種免許。
大型二種免許というのは、バスと
か。
◆ちなみに、野口さんがすごい記
録を持っているとお聞きしたんで
すが。
◆無事故で112万キロぐらいま
で。
◆どんなもんや?
◆どんな距離ですか。
◆地球で言うたら…、
何回ぐらいですかねえ?
◆そんなに?
◆地球をぐるっと1周。
4万キロぐらいと違います?
◆4万キロぐらいかな。
◆全然わからん。◆全然わからへんわ、
ちゃんと調べといてくださいよ!
◆オンエアでは大丈夫です。
◆立派な自慢なんですから。
◆正解は、実に地球28周分!これはもちろん帝産観光バスで
歴代1位のまさにレジェンド。
ドライバー同士での指導が一般的だった観光バス業界で、
指導者が専門的に所属する部署
「育成部」を日本でいち早く発足。
その教育プログラムを
中心となって考案したのが野口さん。
アクセルやブレーキといった
基本操作から
夜間や山間部の走行など応用運転
まで50項目以上にも及びます。
藤本。
◆藤本さん。
◆鈴木です。
◆鈴木さん。
◆兄弟ですか?
俺もここに入ると三兄弟みたいに
…。
◆ほんまやな。
三兄弟やな。
実際に、指導していただいている
感じを見せていただいてもよろし
いですか。
◆まずは敷地内で
バスの技術を学ぶ
トレーニングを見せてもらいます。
◆タイヤをはみ出さず
V字型になったコースを通る
トレーニング。
清水寺に向かう道など
細い山間部を通るために必要な
技術を訓練します。
◆タイヤを見てたらいいんですね。
どう行くの…?
◆行った、行った!
◆1回で行けるか。
◆その後、もう一度切り返しコーンを倒すことなく
鋭角をクリア。
◆行きますとね、
今の。
見事。
◆続いては、
クランクと呼ばれるコースを
タイヤがはみ出さないよう
通ります。
◆むずいぞ。
◆こちらは、京都の細い市街地を通るのに必要なトレーニング。
◆今度は左。
◆どうでしたか?
◆よかったです。
◆よかったです。
◆何点ぐらい差し上げられますか。
◆これ、全体でやったら、うーん、70点ぐらいですかね。
◆まだまだ。
◆辛口ですね。
◆ちなみにどの辺が足りない部分
ですか。
◆まず、切り返しが多かった。
◆鋭角をもうちょっと。
◆2回やったと。
◆あれが1回やったら、ちょっと
あれなんですけど。
◆野口さんがほんまにできるのか、
俺、ちょっと疑ってきたよ。
技術が見たいです。のぐっさんの技術。
◆わかりました。
◆「のぐっさん」って言うな。
◆後輩が2回切り返していた鋭角。
野口さんの腕前は?
◆入ってるもんだって。
◆入ってる、入ってる。
オーケーですね。
◆この辺でハンドルを切ったら、
ぎりぎりいっぱい、あそこを踏ま
ずに
これぐらいの間で、
行けるやろうというような。
◆よう聞いたな、
野口さんに「できますか?」って。
できたやん、そりゃ。
◆すいませんでした本当に。◆ありがとうございます。
◆続いては路上での
実践トレーニング。
◆運転技術はもちろんですが
路上ではさまざまな事を予想し注意するのが重要だそう。
◆ちょっとでも荒いなと思うと、
お客さんとの波長があわないと、
合わなかったら、もう
そっちが気になっちゃいますもんね。
◆なるほど~!
今のは、また
ちょっとあけちゃうと
また来るから、発進のときは危なかったりとか。
そこをきゅっと寄せることによっ
て、自転車が
もう一回、奥に入ってくれたり。
◆ここなんですね。
◆テクニックで、
次に起き得ることを
未然に防いでいるわけですね?
◆前もって。
◆おしゃれ~! すてき!
予測というのも、必要やから。
あのバイクなんかでもちらっと見
えたら
とまってるだろうじゃなしに、
何かの動きをするかもわからないということで、
それを頭に描いていたら、ブレー
キも早くなるやろうし、
ハンドルさばきも早くなるやろう
し。
◆こっちも想像して、次の動きを。
◆普通の自動車とは違い、危険を避けるための挙動も
大きくなるため、
高速バス運転手にとって
事前の予測がより重要だと
野口さんは言います。
◆奥が深いですわ。
◆すばらしいご指導でした。◆ありがとうございます。
◆バスの揺れを少なくし
お客様が快適に過ごせるよう
アクセルやブレーキなどの
基本操作こそ
納得できるレベルになるまで
何度も丁寧に指導します。
大型バスの運転士を48年間
務めた野口さん。
その腕を見込まれ、5年前、
現在の運転士技能教官となりました。
◆逆に今までプレーヤーというか、
大型バスを運転する側だったじゃないですか。
運転士技能教官のやりがいはどこ
にありますか。
◆やっぱり、育てて第一線に出て
るドライバーたちが
10万キロ、20万キロ、
無事故でずっと続いてくれたら。そしたらまた、
私のほうに報告してくれたり、
10万キロ、超えましたとか、
ああ、そうですかということで、
育ててよかったななんて。
◆ちなみに、すごいですね。
合間にさあ、
違う従業員の方と話をしてて、
ほんまにすごいんですか?って聞いたんや、野口さんに。
そのときに、本音が出てくるやん。
リサーチしたんや。
ほんなら、皆さん、口をそろえて、
“バスの神様”って言うてたんですよ。
すごかったですよ。
ほんまに言うてましたよ。
あの人の腕はすごいと。
◆ジーコとかと一緒やな。
教えてもらうということね。
◆神様的存在って言うてました。
◆高い技術と厚い信頼で
運転士を育成しています。
◆この日、野口さんが選んだ
トレーニングは
バスとほぼ同じ幅の斜面を
バックでのぼるというもの。
かなり高度な運転技術が必要。
まずは野口さんが手本を見せます。
◆進入する角度が少しでも悪いと
脱輪してしまう
難しいトレーニング。
野口さんが誘導しながら行いますが…
◆オーケー!
顔出してみ。
これぐらい、これぐらい。
◆時には檄を飛ばしながら丁寧に指導を行います。
◆2人は、
初めて、
狭いスロープを上がっていくのは
初めてでしたので、初めての割には、
こちらの言うことをよく
聞いてもらって、やってもらってるから。
何回も何回もやってたら自信もつ
くし、
また経験も
入ってくるしね、
いいかと思うんですけどね。
◆全てはお客様に快適な観光をしてもらうため。
技能教官として、
時にはみずからやってみせ
持てる技術の全てを
伝えていきます。
◆円の中で、
タイヤを外に出さずに、
方向変換をしてまた出てくる。
いろんなところ、
狭いところに入っていって、
方向変換をするときに、
これを知ってたら
物すごく役に立つときがあるんですね。
◆なるほど、全ての根幹。
全部の技術が詰まっている。
卒業試験レベルにふさわしいやつ。◆見てもらったらね、
本当に、えっ! と思うような。
◆こちら、5分以内に出ることが
できなければ減点となります。
神社の境内など、狭い駐車場で
必要になる技術の訓練。
◆まず最初の難関ですね。
◆どういうことなんや? これ。
◆コーンに当たらないように。
◆後ろにコーンもありますよ。
◆何度も細かく切り返しながら
車体を回していきます。
◆行けた?
ハーイ!何分ですか。
◆これで4分47秒。
◆5分以内!すばらしい!
◆行きましたねえ、これ!
◆野口さん、
ちなみに、何点でしょうか?
◆100点満点中?80点!
◆辛いな。
20点…、何が足りなかったですか。
◆もう少し動作を素早く。
◆まだ早くできますか。
◆もう少し早く。
◆まだまだ、行けるってことでね、
あと20点。
◆20点いけると思います。
もうちょっとやったら。
◆それを言うなら、のぐっさん…。
◆あとの20点、
ほんなら。◆100点見せてくださいよ。
できますか?
◆100点、取るように頑張りま
す。
◆100点、見してください。
◆できはるって。
◆100点のたこつぼ。
◆野口さんが見せる
100点の「たこ壷」とは?
◆確かに早いね。
これは速いですね。
◆バックと、そのアクセル、
前に進む…。
普通もっと下がってぐうっと行き
そうな感じ。
何だ、このテクニックは…。
ちょっと待って! ウソやろ!? もう終わるぞ。
うそやろ。
◆2分16秒です。
◆2分半も行ってない。
◆実際、見比べてみると…野口さんがいかに無駄なく
切り返しているか一目瞭然。
これがバスの神様と呼ばれるテクニック!
◆いかがでしたか。
◆やっぱり、先生、
さすがですね。
◆さあ、野口さんの
今後の目標とは?
◆帝産観光バスの誇りとするような
ドライバーを育てていきたいと思
っております。
◆いいですね。
またその帝産観光バスに
また僕らも乗らさせていただきた
いなと思います。
◆よろしくお願いします。
◆きょうはどうもありがとうござ
いました。
◆さあ、皆さん、
見ていただきましたけれども、
大型バス運転士技能教官。
◆すごいなあ、技術が。
運転技術というのは、すごいねえ。
◆新川さん、
本当にプロフェッショナルです。◆いかがでしたか。
この技術。
◆いや、技術、すごいなって。
ふだん高速道路とかで、見てて、
すごいなと思っていたんですけど、改めて見ると、
やっぱり格好いいなって思います
よね。
◆これ、やっぱり
なかなか、あの車幅と…。
円さん、
前は出てますけどね。◆俺も車の免許を取ったとき、
たこ壺にはまって、
泣いたことがあるねん。◆出れないんですよ。
◆出られへんねん。
◆ほんまに、円の中で切り返えし
てバスを回転させる。
境内とかにある
駐車場で必要な技術です。
たまに、なんか山奥とか、
◆観光して、そこで観光地ですよ
って、ここで返さなあかんと。
◆森とかね、ぐんぐん上がって、
スペースがないときに、
あれでもう一回、帰れると。
根幹の技術。◆本当に京都やから、
細い道とかが多いみたいで、
V字とかもあるみたいなんですよ。
清水寺に向かう、細い道とか。
それで、本当にこういう運転技術
が必要だと。
◆京都の細い道で、
2018/06/15(金) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝さん泣き虫先生に教わった元伏工ラグビー部▽京都観光バス教官】
国宝・JR京都駅ぶらり歩き、泣き虫先生に教わった元伏見工業ラグビー部▽安全で快適な観光を、京都バス運転手の教官▽黒木瞳おすすめパン
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
羽野晶紀
【レギュラーパーソナリティー】
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【パネラー】
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