<ネオンサインのように光る体が水族館で人気>
<食用ではないが
餌となる微生物が多い場所を好むため→
こいつがいるのは
海の栄養が豊富な証し>
<…と
すぐ その下に>
(
長瀬) いっぱい あるね。(城島) いっぱい あるのよ。
これ
全部 そうやねんけど。すごいね 真っ黒だね。
そうなの
この時期になるとね。
何?
これ。
何だ?
あっ すごい よう分かったね。モズクか。
<モズクの中でも
高級な…>
<福岡や広島では
炒め物や炊き込みご飯の材料に>
<一般的なモズクは
その名のとおり→
海に生える藻につくが→
フトモズクは 石に>
<値段も
少々お高め1kg およそ2000円>
<それが
無人島の海沿いにびっしりと>
<これを→
何としてでも採りたい理由があった>
めちゃくちゃ
肌には いいよ。うん これは…。
<モズクは
腸内環境を整え肌荒れを解消するだけでなく→
高い保湿成分で
頭皮を潤す効果も期待できる>
<そこで→
気になる 生え際の後退に>
すごいプルプルしてるね
。<毎年 味噌汁の具にして来たが>
<今年は
もっと たっぷりと>
これで採るの?
<モズクは 光合成で育つため日光が届く浅瀬に生える>
<潮が引いた
この日は水深1mほど>
<ここなら
モズク採りは初めての長瀬でも>
<タモで
石をこすり→
ちぎれたモズクをすくう>
<しかし>
<タモで
すくえぬほど短く ちぎれ→
城島の抜け毛のように>
<そこで>
<隙間に
タモを押し込み石を持ち上げるように>
そうなの
。
あっ
。あっ!
折れた
。
<長瀬の
バカ力に耐え切れず→
貴重なタモが>
<そこで>
<サザエなどを採る道具
これで>
なるほど
。よいしょ。
これ
ちょっと…。
リーダー
。あっ 分かりました。
行けるよ
行けた! 行けた。行った。
よいしょ
。おっ。
ねっ
。モズクだね。
結構
モズク 太いね 1本が。
ラーメンの麺ぐらい
あるね。
<2人なら
この石1つで十分>
よし
モズク!おぉ~。
<食べるには
海水で…>
よいしょ…
何かさ。
美容室
行ってるみたい。
気持ちいいっすね
。
こっから
剥がすかのように。
<波に流されぬよう→
へばりついているため引き抜けない>
<そこで>
よいしょ。
すごいね
。岩ごとやからね。
剥がすように
こう こう…。
長めで
。
おぉ~
。
<これを
たっぷり食べるには>
へぇ~
。
<モズクの天ぷらは
沖縄では定番メニュー>
<酒のつまみや
子供のおやつとしても人気>
<サックサクの食感にするには
モズクに…>
<お好みで…>
<しかし ここは無人島>
<小麦粉は>
小麦粉 ないから 代わりに…。
最高
。やってみようか。
<島で採れた…>
<そして>
うん
。そっか。
いやいやいや…
。
ここに
もう1つ 油。何? その ふり。
<これも
島で採ったアケビの種から搾り出した油>
<さらに>
それで ちょっと…。
いいね!
ちょうど ありますよ。ありますね。
<この藻塩も
島の海水と海藻で作った>
<これで
モズクの天ぷらを>
<まずは>
<サックサクの食感を味わうための ひと手間>
ホントだ
。
そう
そう そう。
まぁ
まぁ まぁ… でも栄養が全部 逃げてないから→
大丈夫だよ
リーダー。
(
笑い)えっ?
急に
食う気が失せた。
何か…
。
その前までは
すっげぇ うまそうだったのに。
そうなのよ
。
もう
リーダー形もクソもなくなって来たよ。
<これを>
ここに 片栗粉をちょっと掛けて。そうだね。
ぱっと入れるようにしようか
。うん。
昔は
やってたけど。
うん
。
どうでしょう?
<見た目は それっぽいが→
片栗粉で
カラっと揚がるか?>
ねっ
うん それがいいね。
<これで
貴重なアケビ油も節約できる>
よいしょ
どうかな?
あっ
いい感じ。
粉が
ふわ~っと。
うわ
いい匂い 油の。
1回
沈んで すぐ。
行きますか
じゃあ。
(
揚がる音)うわ うわ うわ うわ!
(
揚がる音)すげぇじゃん!
(
揚がる音)揚がってる 揚がってる。
(
揚がる音)おっ いい音。
(
揚がる音)
ひっくり返す?
(揚がる音)
もうちょいだな
硬くならないとこれ ひっくり返せない。
<小麦粉ほど硬くはならず→
返すタイミングが つかみづらい>
おっ!
これ おいしそうやん!
<所々
こんがり きつね色に>
もう
全然 いいよ。
はい
。はい~。
いや~
。
片栗やから
白いんやね。
もっと
何か ベージュというか肌色っぽくなるもんね。
<見た目は
そこそこだが→
片栗粉の天ぷら
カラっと揚がっているのか?>
じゃあ
ちょっと 切ってみますね。うん。
<となれば→
テレビで よく見る>
<こんな音が
食欲をそそる>
行きます
。
(
切る音)
もうちょっと
厚みが。でも カリっていうのはあった。
もうちょっと
厚みあったらね。厚みあったら サクっ!みたいな。
コマーシャルみたいな
。うん なったけど。
あぁ
いいねこの藻塩がね いいね。
色みがね…
。
いいっすね!
うん いや~。
こんなもんっすかね
。おいしそうじゃないですか。
ミネラルたっぷりの藻塩が
。
じゃあ
ちょっと 乾杯。
これ
フトモズク普通のモズクじゃなくてね。
じゃあ
いただきます。いただきます。
(
かじる音)
あぁ
うまい!
うん!
うまい!
ええやん
揚げたて!最高。
うん!
上品なね 鼻から抜ける この衣の。
うん
おいしいサクサク すごいな これ。
うん
いや これ 全然 行けますねうまいな。
はい?
えっ?
<これからは
こんなのも拾って行かねば>
今日は
もうええね。
あっ!
(笑い)
何
ライバル心を燃やしてる。
<続いては>
<日本古来の生き物を脅かす外来種>
<この
罪はないが厄介なやつらを→
人だけが持つ
料理の力でおいしく いただき→
減らして行く>
<日本の自然を 本来の姿に>
来ましたね
高知ですね。
(
加藤さん) 四万十川です。四万十川だ。
いいじゃないですか
水が ホントに澄んでいて。
ねぇ
ってことは 生き物が もううじゃうじゃ いるわけですね。
はい
。
<その透明度の高さから
別名…>
<川辺には
民家が ほとんどなくダムや人工の堰もない>
<ろ過された雨水だけが注ぎ込む
川には→
清流の象徴
アユ>
<さらに
赤い目を持つことからその名が付いた→
体長1mを超える
幻の巨大魚 アカメ>
<だけでなく>
こうやって タモを置きますねそして 上のほうから→
こうやって
ガサガサ 追い込んで行くと。
あっ
入りましたね。
入った?
はい。
これ
かわいいっすねっていうかね…。
すごいですよ
。
<どちらも
四万十川の名産>
<佃煮や唐揚げなど
地元の郷土料理に>
<他にも
ヨシノボリ モクズガニなど→
日本古来の生き物…>
<しかし この…>
<…する厄介者が>
えっ!
<だけでなく
そいつは→
ネズミも>
ひな鳥すらも平らげる>
えぇ~!
<その大きさは…>
<清流に
すむ日本古来の生き物を食い荒らし→
生態系を破壊し続けている>
この周辺 トンボが非常に多くて自然豊かな場所なんですが→
その…
。
<ここは→
およそ2億年前から 姿を変えていないムカシトンボなど→
貴重なトンボを保護する湿地帯>
<…と>
あっ!
何?
ほら
動きましたよ。何? 何? 何? えっ?
ほら!
ほらほら。
<卵から
かえったばかり>
デカっ!
<大きさは アマガエルの50倍>
<こいつが
大人になれば…>
<世界最大級のカエルに>
<時には 仲間のカエルすら餌食にする大食漢>
バンバン食べて
成長して最大800gになるんです。
800g
。はい。
デカっ
。
<例えるなら>
じゃあ…。
いつも
俺 大体。
だから
450g…。
<よく分からないので
実物を>
<これで…>
<これの およそ2倍が>
800gか~
。
でも…
。
確かにね
。
<それも
そのはず>
<実際
食用として日本の食糧難の→
救世主として輸入>
<養殖もされていた>
<しかし
戦後 食が豊かになり捨てられ 大繁殖>
<まだ
町なかに水辺が残っていた昭和生まれには→
聞きなじみが>
あっ。
(
鳴き声)あっ!
(
鳴き声)
いますね
。うん。
聞こえる?
本気とか あるんですか?あります あります。
<現在…>
<鳴くのはオスのみで求愛のため 音色も違う>
<例えば…>
(鳴き声)
<鳴のうを使い
吸い込んだ息を→
少しずつ吐きながら
鳴く>
(
鳴き声)
<体全体を小刻みに震わせ→
小鳥のような美しい鳴き声>
<かつて
江戸時代の人々は→
専用の籠で飼い
夏の風物詩に>
<その声は
100mも離れれば聞こえないほど>
<一方>
(鳴き声)
<…が特徴で
その重低音は1km先まで届くとも>
<住宅街で
大繁殖すれば>
(
鳴き声)
<それは
まるで>
<生態系だけでなく
静かな住環境さえ破壊する>
(
鳴き声)
ザリガニか
あれ。
ザリガニがいるってことは
。いるってことっすか?
<今や
日本中 どこにでもいる外来種…>
<もともとは…>
<…されたのが始まり>
<硬い体やハサミを
ものともせず ひとのみに>
あっ
いました いましたそこ そこ そこ!
小さいやつ
子供が。
先生
見えてんの?
え~っと
藻の上にのっかってます。
小さいやつ
。
あっ
あれか 頭 出てるやつ?いましたね あれ。
<恐らく
オタマジャクシからカエルになったばかり>
なるほど
。
タモ
上からバサって行ったほうがいいかもしれないですね。
<距離
およそ2m>
行っちゃってください
。行っちゃっていいですか。
はい
。
そ~っとです
そ~っと。
(
水音)あっ。
<たった3歩で>
(水音)あっ。
消えましたね
。ねっ。
まず
耳が大きいんです。
耳が大きいので…
。
<カエルの耳は目の後ろ>
<人間とは違い…>
<わずかな振動に反応>
<中でも そいつの鼓膜はとにかくデカい>
<500円玉サイズ>
<5m以内なら…>
<さらに>
例えばあの辺り 花が咲いてますが。
はい
。
<視力は
カエルの中でもトップクラス>
<20m先も見通せる>
<つまり>
あっ
いた… いた いた。
<姿は確認できないが→
水の中に気配が>
<天敵である
蛇や鳥を察知すると→
水の中に入り
物陰で じっとして→
潜って来られない天敵を
やり過ごす>
<20分近く
潜水したまま動かない>
<この瞬間こそが
人間が捕まえるチャンス>
<つまり>
見てみましょうか。
こういう泥の中に潜ったり…
。あっ!
何か
いた 何か いた!あっ!
こういう泥の中に潜ったり…
。あっ!
何か
いた 何か いた!あっ!
あっ
。
カメか
。
へぇ~
これも 外来種。アカミミガメですね。
アカミミ
横がね 赤いですね 顔のこんな 大っきくなるんですか。
そうです
。
<ミドリガメの愛称でも親しまれ
広まったが→
あっという間に→
この大きさに>
<飼いきれず
捨てられ 大繁殖>
<…が
こいつも破壊王は ひと口で>
<…と!>
(鳴き声)
そこだよ
そこそこ 先生。(鳴き声)
行ってみましょう
。
あっ!
どれ?この辺。
あっ
。いたと思いますよ。
<倒れた草の面積から
推定30cm以上の大物>
<…と!>
あっ! いた いた いたほらほら ほらほら ほらほら。
ホントだ
ホントだ。
<加藤の目の前で
あっという間に 水中へ>
ちょっと待ってくださいね
。回ろう。
あと…
。
<深く潜ると
動かなくなる>
<ここからは
手の感触のみで>
おっと!
カメじゃ ない。
じゃ
ない?カメじゃ ない カエルがいるので。
もしかしたら
こういうとこここ 手 入れてみて ここ。
この辺
いないですか?
えっ
どこ行った?結構 デカかったよ だって。
デカかったですよ
さっきの デカかったですね。
ねぇ
。
こっから
チョンチョンチョンって来て…。
す~って来るから
。
<そう
この男は プロ>
<普段
この番組では>
<城島の向こうを張る>
おっ なるほどね。
<しかし
本来は>
<国立大学の講師で
他局に出演すれば→
世界各国の逃げ足の速いやつを
捕まえる→
ハンター>
<そのプロの嗅覚で>
うん?
捕った。
うわ
早っ。
デカい
。
どこに
いたの?ここに隠れてましたよ。
マジっすか?
気付かなかった。
デカ~っ
。
オス
。
これ
ウシガエルだあっ こんな顔してるんだ。
腰があるんで
そこ 持てば。へぇ~。
意外と
捕まればおとなしいんですよ。
この口が
ほら。
うわ
デカっ! これは…。
はい
。
<この大きな口で
あらゆるものを食い尽くす 厄介なやつ>
<推定400g
リベラのステーキ1枚分>
<そう
2倍近いやつが>
<…にしても
もっと 確実に捕まえる方法はないものか>
<…と!>
うん?(鳴き声)
あっち
あっち。いますね。
(
鳴き声)
います?
まだ 逃げてないはずです。
たぶん…
。
<この辺りから
声が>
あっ
いた! いた いた。
ちょっと待って
。
あのさ
葉っぱの上のっかってるでしょ?
あのさ
水中の上に そこの右下デカい あれ デカい。
デカいですね
。あれ デカい。
デカいなぁ
デカいな これ。デカいっしょ これ。
デカいね
。デカいですね。
これ
先生 どうします?これは…。
<そう
デカいやつほど逃げ足が速い>
<その距離
およそ50m>
ねぇ
パクっとね。
あんの?
釣り竿。
<というのも
長瀬>
来た来た
来た来た 来た。
<釣りには
自信が>
<20年以上の
キャリアだけでなく→
日本中の海へ出て→
プロの漁師からその技を学んで来た>
やった~
。
超奇麗!
<イカに似せた疑似餌でこんな大物も>
<その経験と技術で>
<竿は 急きょ 町の釣り具店で>
どういうのがいいの?
重いには 重いですね。あっ このぐらい。
<選んだのは
本来…>
こういう感じで行きますよ
。はい。
こういう感じで
。
1回…
。
草の
アシのギリギリを狙う。
すっげぇ
うまい!やっぱ すっげぇ うまい。
<重さは
軽いルアー1個分>
<狙いどおり
アシの際へ>
<着水したら
ハスの上をはうように引き→
疑似餌を
逃げ惑う生き物と勘違いさせ→
食い付かせる>
<釣り歴20年の狙いは>
狙うポイントは
カエルのすぐ左に 黄色い花あるでしょ。
あれと
もう1個 手前にある花があるの。
その奥ぐらい
。
<つまり
この辺りに着水>
<目の前を横切らせ
逃げる餌と勘違いして→
食い付いたところを釣り上げる>
<だが 距離50m>
<ピンポイントを
狙って落とすのは→
プロでも至難の業>
行きます。
<狙うのは
この辺り>
<着水したのは
ターゲットの右>
<距離は
ぴったりだが横に1mほど ずれた>
下がれば
食い付くかもしれない。ねっ 下がればね。
<…と!>
反応した。なるほど。
来た!
追ってる 追ってる来た 近づいた チャンス。
<疑似餌の着水は
ずれたが餌と思わせることには成功>
黄色い花
あるでしょ。
<次の狙いは
ここ>
<もう一度
近くを横切らせ手前側に誘う>
行きます
。
えっ
ちょっと待って。
<40m先のハスの上
まずは 狙いどおりの場所>
来る
来る 来る 来てる。
<今度は
疑似餌の動きが速過ぎたか?>
<見送られてしまった>
あっ あそこね。はい…。
ちょっと待って
もう1回…。
<コツは
つかんだ>
OK
ちょっと…。
<狙いは
右の茂みの裏>
<草の陰に誘い込めば
こちらが死角>
<警戒されずに釣れるはず>
OK。
行きますよ
。
あっ
。
来た
来た 来た 来た 来た。
チャンス
。
来たか?
来た! 来たか? 来た!
来たか?
来た!来たか? 来た来た来た 食った。
食った
食った。
食った
よし。食った 食った。
<…と!>
あぁ。
<一度は
針にかかったものの→
かかりが浅かったか
口を開けた拍子に→
外れてしまった>
はい はい。
1回
私達下がったほうがいいと思います。
<何でも食らう貪欲さ>
<うまく誘えば 耐えきれずにまた姿を現すはず>
行くよ
。
<ウシガエルが消えた茂み辺り>
<…と 釣り糸が草に>
<これは
長瀬の狙いどおり>
<草に釣り糸を引っ掛け
上下させることで→
同じ場所で暴れ続ける>
<…と!>
あっ
。
来た来た
来た来た!
あれ
さっきのデカいやつでしょ。デカいやつ デカいやつ。
あぁ
もう…。
<しかし
日没間近>
<疑似餌を目で確認できるのは
あと30分!>
<黒い疑似餌では見えにくい>
<目立つ赤に>
よし…
。
<距離は20m>
<目の前に落とし食い付かせたい>
<長瀬には
1つ 作戦が>
<疑似餌が木に
これも長瀬の狙い>
<上から
あえて水面に落とすことで→
木の上から
ポトリと落ちて来た生き物だと見せ掛ける>
えぇ
。
いや
いい位置だな。
ねっ
。ねっ 警戒してますね。
見えてる
。
反応した!
来た追ってる 追ってる。
来た
近づいた。
来たか?
来た。
来たか?
来た。
<アワセを入れるのが→
半秒 早かった>
はぁ…
。
<…が
隠れる様子がないのは見失った獲物を捜している証拠>
<狙いは→
カエルの正面>
<ここ>
チャンス 来る来る来る 来てる。
OK
。
OK
。
釣った!
釣った! よっしゃ~ 来た。
<今度は
しっかり食い付くのを見届けて>
来た~
。
釣った
。
いましたね
。釣れました。
よいしょ
。
よかったですよ
。
ホントに
警戒心が半端じゃないですね。
そうですね
。
ちょっと
思ったよりも小っちゃかったっすけど。
300g
まぁ…。
うん
。
<これで確かめられる>
さぁ ウシガエル東京に到着ですね。
はい
来ましたね。ちなみに…。
そうですね
。
(スタッフ)
これです。ここか。
バル
フェルミンチョスペイン料理屋さん?
こんにちは
。こんにちは。
シェフは
いらっしゃいますか?(作元さん) こんにちは。
今日は
よろしくお願いします。はじめまして。
<スペイン料理
フェルミンチョ…>
<21歳で
修業に渡ったのはスペイン バスク地方>
<ミシュラン
星付きレストランが20軒 集まる→
世界一の美食の地>
<その中の名店 アラメダで腕を磨き→
その経験と技術を
日本に持ち帰り→
日本人好みの味付けに
アレンジ>
<その味を求め
全国から→
美食家達が足を運ぶ名店>
早速 見ていただいてもよろしいですか。
もちろんです
。
うわ
。
カエルですね
。
ですよね
。はい。
ちょっと触ってみていいですか
見させていただいてもいいですか。
もう生きてはいないんですけどね
。
うわ
大人になって カエルの解剖するとは思ってなかったですね。
意外に
隙間が いっぱいあるんですね カエルってね。
身が
そんなに ないってことですよね。
できるだけ…
。
(
作元さん)そうですね 鶏とか そうですね。
身は
どうです?
(
作元さん)身質は ちょっと やっぱり…。
あぁ
そうなんだ。
<スペインでは
一般的な食材のウサギ>
<肉質は
軟らかく 淡泊な味わいで→
スペインの代表料理
パエリアは→
ウサギを使ったものが
始まりとも>
何か
その 何ていうんですか。
<つまり
肉の硬さは→
大体
この辺>
まず…
。
…が
基準かなと思いますね。焼きで。
<脂肪が少ないカエル
オリーブオイルをたっぷりと>
(
作元さん)塩もせずに 取りあえず味だけを見させていただきます。
でも…
。
ねぇ
。
(
作元さん) はい。
うん
。
ホルモン
。
ホルモン
。うん。
デメリットは
あります?(作元さん) そうですね…。
肉に
味がない感じがしますね。あぁ~。
そうなんですね
淡泊なんですね 味が。
<オリーブオイルとニンニクを
多用する スペイン料理>
<かつて
捕獲した中国からの厄介者は→
見た目も鮮やか
パエリアに>
すごいな
香ばしい。
(
松岡)うわ~ いい これ 僕 大好き。
<ならば
アメリカからやって来た こいつも>
(
作元さん)ご用意しようと思います。
知らないです
。ねぇ。
おっ
来ましたね。(作元さん) お待たせしました。
うわ~
おいしそうだな。
(
作元さん)1品目はスペインらしい料理で。
ふくらはぎと
背骨と上半身の部分を使って→
アヒージョにしました
。アヒージョ。
<淡泊なカエル肉>
<本場から取り寄せたエキストラバージンのオリーブオイルをふんだんに>
<これで
脂肪分の少なさを補う>
<そこに→
ドライトマトと>
<最高級
イベリコ・ベジョータのうま味を>
<そのエキスが染み出した
オイルを→
たっぷりと染み込ませたら>
<罪はないが 厄介者>
<その命を>
これ 骨 付いてます。
(
作元さん)むしゃぶりつくぐらいのほうが→
おいしいかもしれないですね
。なるほどね 手で行っちゃう。
いただきます
。
うまい!
うまい。
(
作元さん) はい。
(
作元さん) そうですね。
(
作元さん) そうですね。うん!
(
作元さん) 非常に合いそうなイメージあります。
なるほど
あっ いい香り!あぁ いい香り。
うん
。
(
作元さん) そうですね はい。それが 結局…。
(
作元さん) はい そうですね。
何ですか?
「若がえる」! 来ました 早速。
序盤から飛ばし過ぎじゃ
ないですか? 大丈夫っすか?
大丈夫ですよ
。
料理はね
いや 僕…。
いやいやいや
。
うん
。
いや
いや。急に 何か 急に。
急に
口数が めっちゃ増えた。
いやいや
そんな まだ こんなですもん。
<アルコールは
しっかり飛ばして>
長い…
。あっ 来ましたね。
ありがとうございます
うわ! 何?
おいしそうだな
これもおしゃれっすね。
(
作元さん)今回は カエルの…。
チリンドロン
。
<鶏肉などを
野菜と共に炒めて煮る→
スペイン北部の定番料理>
<鶏の代わりをウシガエルで>
<まずは
表面をオリーブオイルで焼き→
肉のジューシーさを閉じ込める>
<そこに パプリカとタマネギで甘みと彩りを>
<さらに
イベリコ・ベジョータの生ハムで→
うま味と塩気を>
(作元さん)トマトソース 加えます。
<トマトの酸味がアクセントに>
<そこに>
(
作元さん)先ほど焼いた お肉 入れます。
<煮込むことで
淡泊なカエル肉に味を染み込ませる>
<さらに
もうひと手間>
<その
ほぐれた部分からさらに 味が染み込む>
おしゃれっすね
。
これが
モモの部分。(作元さん) はい。
いただきます
。
うん!
食材として いろんな味に。
カエル感
全くないんですよ。
おぉ~!
おいし過ぎてばんばん浮かんで来る。
ダジャレ?
「逆に」って何?
あぁ
そっか…。
(
笑い)
ふるんじゃなかった
。ふるんじゃなかった?
<最後は
カエルをしっかり味わえる→
メーンディッシュを>
やっぱり。
他が分からないですね
。ねぇ 何だろう?
あぁ
。
ええ
吸う的なやつ。
ちょっと
俺 食えないかもな。
タピオカって言われても
食えないな。
ゆで卵ですね
。
おっ
。うわ~! うまそう 何だ? これ。
トマトっぽい感じ
。
(
作元さん) はい ヤリイカのカタルーニャ風煮込みといいまして。
残ったお肉を
全部 ミンチにしまして→
中に詰めさせていただきました
。
<豚肉をイカで包んだ→
ボリュームたっぷりの伝統料理>
<豚の代わりをウシガエルで>
<上半身の肉をそぎ落とし細かい肉まで 全て使って>
<ゆで卵と混ぜ合わせ
ボリュームを>
<それを
中身をくりぬいたヤリイカに>
<カエル肉に
イカのうま味を染み込ませながら焼き上げたら>
(
作元さん)先ほど 焼いたイカを入れます。
<魚介出汁とトマトソースを
合わせた スープの中へ>
<イカの中の肉に
風味が染み込むよう→
弱火で
じっくり煮込む>
(
作元さん) 非常に…。
<地中海の香草
アニスを漬け込んだ リキュール>
<スパイシーな香りで
料理に アクセントを加える>
<イカは
衣代わり>
<中の肉を
たっぷり味わうための伝統の業>
タレをつけて…
いただきます。
うん
。
おいしい…
あっ。
食感の違いというか
。
(
作元さん) そうですね。うん。
そうですね
。
うん!
ねっ。
<もともとは
100年前→
日本の食糧危機を救うために
持ち込まれた 罪のない命>
<そして
今日→
人間だけが持つ
料理の力で…>
2018/06/17(日) 19:00〜19:58
読売テレビ1
ザ!鉄腕!DASH!! 四万十の破壊王 vs ハンター長瀬[字]
【DASH島】それは天然の“育毛剤”。無人島の極太モズクをサクサクの天ぷらに!【グリル厄介】最後の清流に棲む…四万十の破壊王vsハンター長瀬!
詳細情報
出演者
TOKIO
番組内容
【DASH島】浅瀬で見つけた大量のモズクを、サックサクの天ぷらで頂きたい!が、無人島には小麦粉が無いので…。
【グリル厄介〜高知県四万十】“日本最後の清流”を脅かす、生態系の破壊王。そいつは魚、亀、鳥、なんでも平らげる世界最大級の大喰いガエル!素早さ・ジャンプ力に優れたこの超厄介者を…ハンター長瀬はどう捕獲するのか?
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