本日は…
九州の南方
美しい奄美の島々は→
実は
珍しいお名前が咲き乱れる→
不思議の島でもあるのです。
そして こちら 奄美を舞台にこのお方が大活躍。
(光浦)ジャンプ力よ。
(宮崎)すごいですね。
幕府に追われ…
革命家 西郷隆盛の原点ともいえるこの島で→
彼は ある画期的なお名前を
発明しました。
発明?
劇中 西郷どんは 結婚を機に…
とぅま。
(宮崎)とぅま かわいい。
愛加那。
愛加那という変わったお名前。
愛加那。
その第一印象をこのお方に聞いてみました。
あら ご本人。
最初 聞いた時はやっぱり…
…というふうな
印象を受けました。
初めて聞いた時は…
という事で 初めて聞くと誰でも思う この疑問から。
まず「西郷どん」の島編が ちょうど
佳境にというところなんで→
まず この愛加那から
入る訳ですけど…
そうなんだ。
お名前に関しては。
今日は ちなんでというか
何と言うか→
まあ 井戸田さんに関しては
桂 久武役で→
「西郷どん」で重要な役どころを
やってますよね。
ず~っと 西郷どんを
フォローしていく。
そうです。
最終的に 西南戦争で→
亡くなるという事
なんですけども。
ものすごい評判いいんです。
今の質問 すごい。
別に 通りがかりに入っていった
訳じゃないですよね。違います。
光浦さんは 奄美のどこに
行かれた事があります?
10年ぐらい前に。
入り浸ってたんですか。
一時 潜りに
そこばっか行ってました。
イメージないですけど…
家に籠もるイメージでしょ。
あの…
ウミガメは見た事ないですか?
あります あります。
一緒に泳ぎましたよ。
(澤部)すごいな。
あ~ その感じね。
(井戸田)響きはね。
愛に加那が付いてる。 じゃあ…
だってアイ ラブ ユーって 意外と
明治とかじゃなかったでしたっけ。
愛してるなんて
言ってないですよね。
そもそも…
ちょっと見えてくるんです。
愛加那の謎を追って
向かったのは→
西郷どんと愛加那が
3年間過ごした…
あ~ すごい。
町は 「西郷どん」一色で盛り上がっていました。
すごいじゃん。
「あいかな」…お土産屋さんのお名前ですね。
早速 愛加那という看板を発見。
こんにちは。
(澤部)ウガミショーラン。
ウガミショーラン。
全然 違うな。
愛加那ファンという常連客の皆様に→
集まって頂きました。
(取材者)そちらは何でしょう?
龍郷女性を代表するっちゅうか…
そういう感じを受けますね。
お客さんの中に なんと…
マジで?(宮崎)あら あら あら。
私の…
ちょっと似てる。何かね 面だちが。
つまり 愛加那は→
西郷どんが名付けた愛に加那を足した→
愛ちゃんや 愛さんという
意味でした。
(取材者)それって…
たるめたる?
大体ね そんな名前多くて…
江戸時代 愛が付く名前は→
斬新すぎる
キラキラネームだったのです。
キラキラ。
およそ150年後の現代お名前ランキングでは→
愛の付く女性のお名前が
常に大人気。
もしかすると
その はしりともいえるのが→
西郷どんの愛加那かもしれません。
愛って どういう意味なのか…。
あの当時はですね むしろ
愛の字を日常に使ったり→
それから 愛するという言葉を
使ったりする事は→
なかっただろうと。
特殊な 例えば仏教では→
もともと 愛という言葉は
ありますけれど→
今の言葉で言うと
執着のような意味で→
それを取り除きなさいというのが
仏教の教えなんですね。
愛は 日常的には使われない→
むしろ マイナスイメージの言葉だったのです。
よく使ったね。
そして…
当時
西郷どんを重用していた人物が→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩藩主 島津斉彬。
斉彬の 西洋の文化を次々と取り入れる革新的な考え方に→
西郷どんは 心酔していたのです。
幕末から明治にかけて日本に新しい概念が流入する中→
科學や
民主主義→
[外:9D625A633536064596D4012308B5A44A]會などの
言葉が生まれました。
そして 愛という言葉にも また
これまでとは違う→
西洋的な新しい意味が
加わっていったのです。
西郷の その
先進性というのかな→
新しいものを取り込む
という事がね→
あるいは 込められているのかも
しれませんよね。
そうね。 今っぽい。
先取の精神で生きた西郷どん。
もともとの…
うん…
最初かどうか
分からないですけど…
(拍手)
西郷さんは 愛という名前を付ける元祖だったというような→
捉え方ですね。 相当 あの当時は
はしりっていうか→
かなり先進的な名前に込めた
付け方だったんですね。
こちらですね
大正時代の女性のお名前ベスト10。
(光浦)大正で もう愛?
大正6年に初めて→
愛の付くお名前が ランキングの
トップ10に入ってきたんです。
それまでは まだまだ 一般的では
なかったという事ですね。
そうなんです。 その後
大正9年から6年間連続で→
愛が入ってきた。
どんどん。 流れなんですよ。
その西郷どんが
愛をポジティブな意味で捉えて→
名前に付けた その証拠ともいえる
ものが こちらです。
敬天愛人。
これは 道理である天を敬い→
全ての人々を愛する事という
意味なんですけども→
愛加那を名付けたあとに
座右の銘にしていたものなんです。
すごい人だな やっぱり。
だけど やっぱり桂 久武さんというのは→
やっぱ 愛加那さんの
面倒を見たり→
西郷どんに
ずっと寄り添って→
命を懸けていくっていう
流れで言うと→
愛に満ちていた人とも
いえるんじゃないですか。
そうですね。 やっぱり
2人の このラブラブ感とか→
名前の愛とかいう感じ 非常に…
ありがとうございます!万全です これで。
奄美スペシャルですから。
まずは 奄美の位置を ちょっと→
確認してみましょう。
こちら ご覧下さい。
奄美とひと言で言っても
島々ですからね。そうなんです。
沖縄の方が近い…。
そう 沖縄の方が近いんですよね。
鹿児島と沖縄に
挟まれていますがちょっと沖縄寄り。
でも鹿児島県です。
これ ちょっと大きくしてみますと→
たくさん島があります。
奄美群島というもので奄美大島だとか加計呂麻島とか。
徳之島も有名ですしね。
その奄美のお名前に関してこんなお便りが。
そう 元ちとせさんと 中…。
中 孝介さん。そう 中 孝介さん。
本当にね 調べてみると奄美の方々
圧倒的に一文字が多いです。
圧倒的にですか?
はい。その一文字を探っていくと→
この奄美の島々の歴史や
人々の思いや→
いろんな事が見えてくるんですよ。
そうですね。 奄美は 一文字が多いというだけでなくて→
奄美独特の一文字が多い
というとこが特徴ですね。
ポイントですか。
その謎がですね 実は→
現地で取材すると
すっきり解けました。
実際…
まずは 奄美大島の町役場へ行ってみると…。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
(取材者)この中で…
いや~ 圧倒的に。
なんと いきなり…
二文字が珍しいよ 逆に。
中には 名字か名前かすら
にわかには分からない方も。
やはり あのうわさは本当だった。
町へ出てみても 次々と一文字名字に出会う事に。
(光浦)これ何て読むんだろう。
「さと」でいいの?「さと」かな~。
更に 町のハンコ屋さんを
のぞいてみると…。
一文字 多いのかな。
そのほとんどが特注品なんです。
これは ちょっと すごいな。
(光浦)面白い。
(澤部)祝さんがいるんだ。
(取材者)これで「のり」って読むんだ。
これで まきっていう名前の
女の人が結婚して→
下に まきが付いて
のりまきになったっていう。
(笑い声)
かわいい かわいい。
という事で
電話帳にある一文字名字を→
前代未聞の徹底調査!
全て書き出して数えてみました。
その数 なんと 400種類!
一体 なぜ 奄美にはこんなに一文字名字が多いのか?
江戸時代 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩に支配されていた
奄美では→
なんと 名字は一文字と
決められた時代があったのです。
なぜ 一文字名字なのか?
それには 奄美の位置が関係していたのです。
当時 [外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は
中国と貿易する事で→
藩の力を高めたいと
考えていました。
しかし 中国は
交易する相手を限定し→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩を含む日本は
入っていませんでした。
そこで[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩が目をつけたのが奄美。
奄美は 中国と交易があった→
琉球王国の一部と→
認識されていたのです。
そこで鍵となるのが→
一文字名字でした。
二字姓だと
例えば 原口だったら→
これ どうせ 大和って
すぐ分かっちゃいますよね。
日本なのか 分からない…。
それが一文字名字だったのです。
更に 奄美で
一文字名字が増えたのには→
もう一つ別の理由がありました。
当時 名字を持たない農民が→
大多数を占めていた奄美。
一文字名字を名乗れたのは→
郷士格という武士同様の身分を→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩に与えられた人々だけでした。
そこで奄美の人々は 次々に→
ステータスシンボルだった一文字名字を得ようとします。
そのうちの一つが
西郷どんの世話をした→
愛加那の実家 龍という一族。
龍家は広大なサトウキビ畑を所有し…
龍という名字は
西郷どんが暮らした村→
龍郷から一字を取って
名乗ったといわれます。
ほかにも 藩の財政に貢献した
芝村の芝家や 伊仙の伊家など→
地名から一字を取った
一文字名字が次々に誕生。
こうして幕末の頃には…
へえ~。(拍手)
中国と交易をするために
一文字でいく。
複雑な事情が絡み合っての
この流れなんですけど。
じゃあ 今 どんな名字があるのか
なんですが ちょっと…。
これは 今のランキングです。
1位から30位まで ランキング見ると。
これ もう 森岡先生に聞くしか
ないんですけども→
一文字っていうだけじゃなくて
特徴的だっていう辺りを。
そうですね 1位が栄だというのは
ありますけれども→
それ以外でも 上位の方では
やっぱり 森とか泉とか→
割と どこでもあるというか
普通の名字が多いんですけども→
10位から下辺りを見てみますと→
ちょっと特徴的な事が分かるんじゃないかと思いますね。
何だと思います?
盛り上がるとか 福とか。
傾向がちょっと… 分かりますか?
はい!まさに そうなんです。
まさに めでたいも…。
縁起のいい文字が多いですよね。
100種類ぐらい もう江戸の段階で
交易があったから→
出来ていたって言ったでしょ。
そうそうそう おっしゃるとおり。
縁起が良い一文字名字が多いと
聞いて向かったのは→
奄美群島の一つ 喜界島。
こんにちは。≪こんにちは。
(取材者)あら…
(取材者)同じじゃない…。
中1の桔平君。
旧字体の壽に初挑戦。
(取材者)
すごいじゃん。 書けるじゃん。
(桔平)はい。
取材をすると…。
縁起がよさそうな
一文字名字サマが→
喜界島には ザックザク。
いいな~ めでたくて。
これは 一体 どういう事なのか?
その謎を追ってたどりついたのは…。
♪♪「花のように 花のように」
縁起のよい一文字名字の…
♪♪「島唄よ 風に乗り」
実は…
そして…
その時代とは…
♪♪~
すごい歌詞だな これ。
すごいな。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の支配下で 奄美の庶民は→
黒糖による 厳しい年貢の
取り立てに苦しめられていました。
黒糖地獄とも呼ばれる
島民たちの労苦によって→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の力は
支えられていたのです。
そして島唄こそは
こうした厳しい[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩支配の時代→
自分の思いを伝える
手段だったのです。
島唄独特の歌い方にも秘密が。
♪♪~
こうした
裏声を多く用いる歌唱法は→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の役人に 歌の意味を
理解させないためだったとも→
いわれています。
大河ドラマ「西郷どん」にもそれを思わせる こんな場面が…。
♪♪「アラヘイヤ サリコノヨ
ヨホイヤ」
♪♪「アラヘイヨーホー」
♪♪「ハレ長月ぬてぃだやヨー」
♪♪「ハレゆぬくりどぅまちゅり
ヨホイヤ」
♪♪「アラヘイヨーホー
アラヘイヤ サリコノヨ」
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩による圧政は
明治時代になり 終わります。
そして ようやく 庶民の…
そう 縁起のよいお名前だったのです。
本当に希望が持てる…
このころ生まれたお名前に→
輝くと書いて
輝という名字がありました。
こちらの輝サマご一家は→
代々 その名前を大切にしてきました。
よく友達に…
不思議に思って。
めちゃくちゃいいVでしたね。
ねえ~。
確かに ちょっとグッと来ました。
ごめんね。
「[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩!」と思ってやって
ごめんなさい…。
でも 僕も 何かちょっと
資料を見て勉強したんですけど…
そうなんですよね。
そうなんですよね。
今回はですね 喜界島で
取材 進めていたんですけども→
もう一つ気になったのが→
この喜界島という島自体の名前です。
更なるミステリーが隠された
お名前だったんです。
喜界島というお名前。
そこに どんなミステリーが隠されているのか?
すいません すいません。
まずは 島の人に…
(光浦)もう嫌なんだよ。
何で? 何でよ?
(取材者)喜界島って…
もうタブーなんじゃない?
子どもたちにも
聞いてみましょう。
やばい やばい やばい やばい。
う~ん…
ハハハハ!
あいつ強いな。
いい子だね 何か。
これは 室町時代の地図。
(取材者)お~ 確かに。
ああ 本当だ。
喜界島の「き」には 確かに→
鬼の字が使われていました。
それが転じて 島の人には→
鬼ヶ島と伝わっていたのです。
当時 喜界島は 都から遠く離れた
異世界だと認識されていたので→
えたいの知れないものの
イメージだった→
鬼の字が当てられたらしい。
ところが 更に意外な事実が!?
鬼の前があったそうです。
なんと 鬼が当てられた室町時代より前→
平安時代まで遡ると→
別の当て字があったそうです。それは…。
あっ 「高い」っていう字?
(野[外:3F642F3778827E651C8B82A4E9F06FD3])それがですね貴重の「貴」の字になりますね。
鬼の前 喜界島の「き」は→
貴重の「貴」だった。
その理由が
海の中にあるらしい。
(宮崎)何が採れるのかな?
その秘密を知る人物が こちら島の漁師さん。
えっ?
名前の謎を解く鍵を目指して海の底へ。
そして ついに発見!
うわ 何これ。
でかくない? でかっ。 何これ。
(取材者)でっかいですね。
直径20センチに及ぶ…
(取材者)いいんですか?はい。
食べてみたいです。
大きいのから。
うわっ!
うわっ! うわ~!
こんな大きい。
お刺身で。
うまそう もう。
食べてみて下さい。頂きます。
(藤山)全然 淡泊です。
おしょうゆ ちょっとつけた方がおいしいけど…。
結構 コリコリ
香ばしくないです?
しかし 喜界島という
お名前にとって重要なのは→
中身ではなくて
外側の貝殻の方なんです。
あ~!
ヤコウガイの貝殻を削っていくと…。
真珠みたいに光るね。
うわっ!うわ~ 磨くと きれい。
出来ました。
(取材者)やっぱりここと比べると全然違う。
これが こうなる訳ですね。
(取材者)これは何に使われるんですか?
最も多いのが…
そうヤコウガイから取れる螺鈿は→
世界遺産である
中尊寺金色堂の内装や→
東大寺正倉院の宝物を彩り→
平安貴族の調度品などにもふんだんに使われました。
ヤコウガイで出来てるんですか。
こういうの見るけど知らなかった。
中でも最高級品が
奄美近辺の海で採れたものでした。
へえ~ 質がいいんだ。
そのままで よかったのにね。
このヤコウガイこそが→
喜界島というお名前のルーツだったという訳です。
ヤコウガイを主要な交易品として
発展した千年前の喜界島。
その栄華を示す場所に
案内してもらいました。
ここは 城久遺跡と呼んでる
場所でして。
…という事が確認できてます。
2002年に始まった遺跡の発掘調査。
その成果は
歴史を覆すような発見に満ちていました。
当時 大変貴重だった…
更に驚くべき事に 数多くの…
平安時代当時 製鉄は→
武器や農具を作るのに必要な最先端技術でした。
この いろんなものが 当時の…
(拍手)
驚きましたね。
はい。
ヤコウガイなんですけども
現在では→
こんなアクセサリーに
なっております。
ペンダントだったり バングル。
見た。
お土産に買っていらっしゃる方
いらしたら そういう歴史も→
ちょっと感じて頂ければと。
あと やっぱり貴重の「貴」でしょ。
貴重の「貴」を あえて
ヤコウガイから当てるっていうのを→
もうちょっと探ると もう一つ
具体的に見えてきますね。
そうなんです。 ちょっと こちら。
実はですね…
なので こちらを見て下さい。
お金に関係する漢字。
(光浦)貝だ 貝だ貝だ!
初めて気付く方 多いと思います。
(澤部)気付いてなかった。
僕ら自然と使ってるでしょ。
いちいち考えないかもだけど
貝が全部ちりばめられています。
だから 今の紙幣とか貨幣が
出来る前の→
貨幣何っていったら…
(一同)へえ~。
ねえ~。
最終的に 貴重から鬼になって…
でも さっきの おめでたい
喜ぶような名前を付ける傾向に→
明治以降 爆発的にというところと
重なってきちゃうんですけどね。
やはり 名字と同じで…
なるほどね。
奄美の奥深さを
感じて頂いておりますけども。
いやいや 分かんないですけど…
まだあるんですね?終われないんです。
ご当地ならではの
ネーミングを求めて→
やって来たのは
奄美大島のスーパーマーケット。
牛乳に思えるよね。
牛乳が並ぶ棚にパッケージも牛乳そっくりな→
「ミキ」の文字。
これは 一体 何?
ミキっていうブランドの
牛乳じゃないの?
お客さんが
次々と買っていきます。
(澤部)めっちゃ買ってる。
こんなに いっぱい?
そう いろんなミキあります。
一体どんな飲み物なんでしょうか?
頂きま~す。
ミキで乾杯してるじゃん。
でもね お酒ではない。
はい どうぞ…
じゃあ ちょっと頂きますね。
初めて味見してみると…。
あっ… すごい… すごい…
昔からの奄美の主食を混ぜ合わせて発酵させた→
いわば ソウルドリンクなんです。
覚えてます。
ミキの語源は
豊作や島の繁栄を願い→
神様に捧げられたお神酒でした。
この方 なんと 101歳。
平さんは 毎日 畑仕事をこなし
漁にも出る…
あっ 海も? すご~い。
(澤部)すごすぎない?
そんな平さんの健康の秘けつは→
1日3杯欠かさないミキなんです。
1日3杯のミキ。
おいしいですね。
そう ミキは 長寿ドリンクとして
注目されているんです。
これ売れるよ。
実際 奄美では平さんのように→
元気な100歳以上の高齢者が
いっぱい。
マジかよ。
長年 ミキを研究してきた専門家によると…。
ミキはですね 要するに…
ところが奄美では ミキは…
一番大事なポイント。
地元の元気なシルバー世代おすすめのミキの飲み方は…。
これは…
(取材者)10日?はい。
はい そうです。
すごく おいしい。
皆さんにも
その味を体験して頂きましょう。
(光浦)ミショレ~。
かわいい ミショレ~かわいいね。
という事で ミキ ご準備しました。
皆さん 立って頂いて。
じゃあ
立ち上がって頂いて 皆さん。
ものすごく発酵させた
特別なミキです。
これは
奄美から直送したものでして。
香りを ちょっと
何となく確認して頂いて。
何て言ったらいいんですか…
あれ ちょっと すごいな。
ちょっとチーズっぽいでしょ。
きつめのチーズ。
でも 香りはそうかもだけど
一口飲んだら 101歳越えだよ。
いきますよ せ~の 乾杯。
(一同)乾杯。
低いな低いな。 乾杯低いな。
あっ 飲んだら爽やか。
イケるでしょ。
何ですか お米の このザラザラ…。
ちょっとザラついた
この食感っていうかね。
においの割には飲みやすい。
じゃあ 井戸田さん 感想は?
甘くはないかもしれないから
感想は?
待って下さいね。
さあ 飲んだ。
何でハンバーグなんだよ 今。
全然ハンバーグじゃないじゃない。
今 ハンバーグじゃないだろ 絶対。
ハンバーグじゃないミキなんだから。
2018/06/21(木) 19:30〜20:15
NHK総合1・大阪
ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!【奄美のおなまえ】[解][字]
大河ドラマ『西郷どん』の舞台、奄美は不思議なおなまえにあふれていた!西郷どんが妻に名付けた「愛加那」ってどんな意味?寿・祝・輝…めでたい一文字名字だらけの謎。
詳細情報
番組内容
大河ドラマ『西郷どん』のロケ地、豊かな自然に恵まれた奄美のおなまえがテーマ。奄美で恋に落ち、結婚した西郷どん。妻に「愛加那」というおなまえを付けたのですが…実はこれ、日本のおなまえ史を変えるすごい出来事だったんです。さらに、奄美独特の一文字名字の謎も深掘り。島唄で有名な中(あたり)孝介さんとともに、その歴史をひもときます。そのほかご長寿に人気のご当地ドリンクなど、奄美の魅力満載でお届けまします。
出演者
【司会】古舘伊知郎,赤木野々花,【出演】澤部佑,宮崎美子,森岡浩,【ゲスト】井戸田潤,光浦靖子,【VTR出演】鈴木亮平,中孝介,二階堂ふみ,【語り】里村奈美
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
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ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行