◆きょうも始まりました「よ~いドン!」
「となりの人間国宝さん」は、
大阪・大日(だいにち)駅周辺をぶらり。
20年間で愛を育んだパートナー
は4人!
恋多き母親に息子の本音が炸裂!
?
「おしえて!スゴ腕ワーカー」は、
京都の老舗・油商人。
上質な油を家庭に届けたい!
世界各地の生産地に直接足を運ぶ、
熱血仕事人に密着します。
きょうも元気に、よ~いドン!
◆大阪モノレールと
大阪メトロ谷町線の駅、大日。
駅前に大型ショッピングモールが
ある、
住みやすいベッドタウンです。
きょうは、ここ大日でぶらり歩きの
はじまりはじまり~。
◆近畿刃物工業。
あっ、こんにちは。
どうも~。
刃物工業やて。
これは刃物という。
この辺、
有名なんかなあ?こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけれども…。
◆部長!
◆こんにちは。関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけれども、
ぶらぶらしておりまして。
ここは
入らせてもうてもええですか。
◆大丈夫です。
◆いいですって。
ここは、刃物屋さん?
◆そうです。
◆包丁とか、
はさみとか…。◆そうじゃなくて、
工業用の刃物で、主に
段ボール用の刃物を…。
◆段ボール用の刃物?
どういったものですか、それは。
◆段ボールをつくる機械にとりつ
ける刃物。
◆見せてもうてええですか?
◆はあ…。
◆いいですか。
◆ちょっと社長に…。
いいですか?
すいません。
こんにちは。
「よ~いドン!」という番組で。
こんにちは。
社長…。
社長!
あっ、社長、今、
軽く聞いたんですけど、段ボール
を、
切る刃をつくっている。
それ1本ですか。◆ほとんどね。
◆すごいですね、それ。
こんな立派な会社が立ち上がるということですか?
◆ちょっと俺、服来てもうてええ
?
◆もちろん。
もちろんです。
◆服、あるね~ん。
◆服あるんですか。
ほんまやわ、
僕も社員みたいやわ…。きょうに関しては。
何でピンクなんですか。
◆いや、
またちょっと…。
◆あるんですか?社長はお幾つですか。
◆62。
◆何代目さんですか。
◆2代目。
◆2代目さんで、ということは歴
史でいうと?
◆次、60年目に入るんですよ。
69期、きょう最後の日なんです。
◆ええっ!めちゃくちゃめでたい日じゃない
ですか!
◆あした、60の
◆すごい。
じゃあ60周年のパーティーの
司会でもしましょうか。
◆ホンマ?◆はい、もちろんですよ。
パーティー、どこでやるんですか。◆ほな、日程、後で…。
◆これ刃も見せてもらっても。◆いろんな形はしているんですけ
ど、私らが一番よう出してるとい
うのは、こういう形…。
◆なるほど。
イメージしてたのと、ちょっと違いますね。
◆違うでしょう?
段ボールって、箱なんです。
箱をつくると箱をつくるために、
こういう溝が
普通なんですね。
私どもの刃物はこういう溝を切る
刃物
ためのものをずっとつくっている
んです。
これがないと刃物にならない。
◆独占ですか。◆日本でも、
3社はないですわ。
◆これだけでやっていこうと思っ
たら、相当、シェアを持っとかん
と、できないですよね?
社員さんは何名ですか。
◆今で、40名。
◆ピンクは何でですか、ピンク。
◆人間、腹の気持ちは
なかなか見えないでしょう?ふとね、
信号を見たら、
赤、青、黄、
ありますやん。
みんな、緑になったら動きますや
んか。
色を見ても
わかるねんなと思うたら、気持ち
をね、色で出したらどうかなと。
ピンクとブルーがあるんですよ。
ブルーは
余りバイオリズムが低いときとか、あんまりきょう働きたくないなと
いうときは、それを着てちょうだいと。
何も言わんから。
◆ということはほんなら、見渡し
て、
ブルーの人が来てたら、モチベーションが下がってると。
部長ちょっとブルー…。
◆あれはグレーやから。
◆あれはグレー。
◆びっくりした。
向こうでテンション下がってるの
かなと思いました。
あるんですか、今までに
ブルーを着たことは。
◆何回か…。
◆どういうときに?
◆そうですね。
夫婦げんかしたとき。
◆おはようございます。
きょうも始まりました「よ~いドン!」。
金曜日は、羽野晶紀さんとご一緒
です。
よろしくお願いします。
そしてきょうはスタジオに
レイザーラモンRGさんにお越し
いただきました。
◆どうも。
◆ようこそ。
◆どこを目指して行ってるんです
か。
すごいな。
◆RGさん。
◆朝からの格好、ちゃうやんか。
◆格好より、
ここやろ?ここ!
ここやろ。
◆CDを出して、
「いただきます」やっけ?
◆あれは誰がつくったの?
◆m.c.A・Tさんです。
◆いろんな食べ物を歌う歌なんや
けど、
あれ、聞いてると腹が減ってくる
ねん。
お寿司からね、
いろいろね。
◆平成の寿司食いねをつくりまし
た。
◆そこまで!
◆もう十分、宣伝したやん。
この後、ゆっくりね。
◆ありがとうございます。◆この後よろしくお願いします。
◆何や、それ。
◆刺しゅうでつくったいただきますです。
これはすばらしい!
お子さんが喜んでいると思います。
◆ありがとうございます。
◆よろしくお願いします。
◆そして、鰻さんに、第一子の男
の子が誕生されたということで。
おめでとうございます。
◆2894グラムの鰻が生まれま
した。
◆今、ウナギ、
高いからなあ~。
大変やでこれから。
◆ちょっと、今後、しっかり育て
ていきたいなと
思っています。
◆立派な黒鰻か、
青鰻なんか、
緑色がいいんですよね?
◆何の話してるんですか。
その鰻じゃないんです。
◆日本で8人目の鰻さんなんです
か。
◆そうです、数少ない鰻でござい
ます。
◆すごいな!
◆男の子なんでまたね。
鰻を継いでいっていただきたい。
◆鰻さんという名前が日本では少
ないんだ?
◆8人目の鰻です。
◆すごい、めでたいですね。
◆お願いします、今後とも。
◆本日は大日駅でございます、
続きをどうぞ~。
◆おっ、これは何…、
かわいらしいお店。こんにちは。
関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけれども、
こんにちは。
ここはドーナツ屋さんですか?
◆そうです。
◆ああ~、おいしそうなドーナツ。
ちょっといただいてもいいですか。
どうぞ。◆どうぞ。
◆これ何、
しろくまドーナツ、というのはどういった…?
◆どういった?
どういった?
◆オーナーさんは?
◆いやいや、向こうです。
◆息子さん。
◆そうです。
息子さんが…。
どういうドーナツですか。
◆まあ、どういうドーナツ…。
「しろくま」は関係ないですけど、
しろくまが好きなだけで。
◆ほんで、
学生のときはアメフトをやって?
◆いえいえ違います。
バスケットです。
よう見られるんですけど。◆昨今の事情を聞こうかと思った
んですけど、よかったです。
息子さんが詳しいんですか、
ドーナツに関しては。
◆飲食関係で働いていたんです。
◆うわっ、おいしいです。
これは塩がかかってるんですか。
◆はい、塩がかかってるんです。
◆息子さんが編み出したんですか。
◆はい、そうです。
◆塩があることによって、
ドーナツの甘みも感じれるし。
これは何、
オープンは?
◆きのうです。◆うそでしょ!?
きのう、オープン?
◆はい。
◆何できのう?
◆今までずっと、
からあげ屋さんをやってたんです
けど、
さすがに、オカンがもう60にも
なって、
日中も揚げ続けるのは大変やなと
思って。
で、そこで揚げ置きできるドーナ
ツを
やめようかということで。
◆これはどうしたんですか。
◆全部僕がつくりました。
◆でっかい子を産んでよかったですね。
◆はい。
◆こちらの「しろくまドーナツ」
は、
お母さんに
プレゼントしたお店。
以前の唐揚げ専門店から、
直哉さんみずからの手で内装をリ
ニューアル。
ふだんは東京で会社員として働い
ていますが、
オープンしたばかりのお店が心配
で、お手伝いに来ているんです。
◆うれしいですね、お母さん。
かわいらしいお母さんやし…。
ご主人は?
◆いないです。
◆理由ありで。
◆理由ありで。
◆わけしかないです。
◆でもね、原因は夫婦間のことや
から、それぞれの見方があると思
いますけど、どう考えてもね、
ご主人が悪いです。
◆そんなことないです。
◆だめです。
お母さんは悪いところゼロです。
こんなかわいらしいお母さんが悪
いわけ、ないです。
いつ、なられてんですか、ご主人
と。
◆ややこしいねえ。
◆1歳。
◆1歳?
◆僕が1歳のときに。◆そこから
女手一つで?
◆いえいえ。
女手一つで、下に3人います、
母方には。
◆ややこしい。
◆ほんなら、ちょっと待ってくだ
さいよ。
今のを簡単に言うと…。
◆下が全部ばらばらなんですよ。
4人とも
男親違いなんですよ。
◆えっ、ちょっと待ってくださいよ!
◆お酒は置いてないですか。
しらふで聞けるかなあ、この話…。
◆恋多き女だった、
母が
20年の間に出会った
パートナーは4人。4人のお子さんは、
全て父親が違うんです。
◆ドラマになる人生。
いや、わかるのが、かわいいから、正直、
息子さんからしたら、
オカン、かわいいと言われて、
気持ち悪いかもしれないけど。◆気持ち悪いですね。
◆魔性の女ですよ。
◆気持ち悪い。
◆オカンは魔性の女です。
これは事実として。長男さんは
どう思われているんですか。
◆僕に関しては
11人兄弟なんですよ。
◆もうね…。きょうはね、
一旦かえらせてもらいます。
どういうことなんですか。11人兄弟?
◆母方がいれば、
父方もいるので。父ちゃん側にも7人いるんです。
◆父ちゃん、
7人いるの?
◆ビッグダディや言われています
けど、
そら、もう
負けてないですね。
うちのビッグマミィは。
もちろん、長男さんはぐれる以外方法はないじゃないですか。
◆そうですね、
グレたことはないとは思うんですけど。
小学校2年生から登校拒否やった
んですよ。
学校にほとんど…。
中学校2年生まで登校拒否が続い
て。
◆そこからは?
◆そこからは、長女のお父さんと
反りが合わなくて、僕は出たんで
す。
◆2人目のお父さんですか?
◆ええっと、3人目ですね。
◆それから、
友人の家に
居候。中学を卒業すると
1人暮らしを始め、働きながら
定時制高校へ通いました。
◆ずっと1人で、暮らしてたんで、もちろん、
お金はたまらないので、
大学に行く費用は16歳のときに、
初めて会ったお父さんに
頭を下げてお金を
用意して…。
◆最初のお父さんに?
◆そうです。
入学金は工面してもらえたんです
けど、
学費は自分で払わないとだめなん
で、
新聞配達の奨学金で行きました。
◆大学を卒業し、
就職活動の面接では
波乱万丈な人生のエピソードを披露。
見事、大手企業のリクルートに就
職を果たします。
◆不思議な家庭環境で、悩んだと
きはありました?
◆僕がですか?
いや…。悩んだことは
あんまりないかもしれないですね。
◆それが救いかもしれないですね。
◆そうですね。
◆お母さんは悩んだことは?◆あるよ、やっぱり。
◆ありました?
どのときが一番きつかったですか。
次は、そんなこと…、来世にはそ
んなことしないと…。
◆本来涙ながらの話やと思うんで
す。
こんなハッピーな気分になれるの
が非常にうれしいです。
ぜひこれもらってください。
「となりの人間国宝さん」、
お母さんのとんでもない人生に…。◆うそやろ。
ええ!?ありがとう。
◆息子と一緒に、◆ありがとうご
ざいます。
◆家を飛び出した息子と
恋多きビッグマミィ。
荒波を乗り越えた家族は、
ちょっぴり
しょっぱい塩ドーナツのように、
1つの輪で
つながっています。
◆ご家族は?
◆います。
◆お子さんは?
◆1人います、娘が。
◆家庭環境は知ってるんですか。
◆知ってます。
◆どういう感じですか。奥さん。
◆へぇーって。
◆確かに、僕も聞いたことのない
話やから。
◆ナイス!
◆こんにちは。
お昼ですか、
今は?
◆はい。
◆何を買ったんですか。
◆おやつを買いに。◆おやつ、何を買いましたん?
◆これ、これ。
◆レーズンサンド、2つも買いま
したん?
◆3つです。
◆3つ?
3つ、どうしますの?
1人で?
◆いやいや。
会社のみんなで。
◆お仕事は何ですか。
◆デザインの仕事をしているんで
す。
◆何系のデザインですか。
◆プロダクトデザインって、
もののデザインをしているんです
よ。
医療品とか、産業機器とか、
あと、自分の会社でやってるのが、
オモチャとか…。
◆見に行ってもいいですか。◆大丈夫です。
◆見たことあるやつってあります
かね?
専門的なやつ?
◆いや普通のものです。
◆行きたい、いいですか。
◆ということで、マンションの一
室にあるというオフィスへお邪魔
することに。
◆どうぞ。
いいですか。
◆どうぞ、どうぞ。
◆どうも。関西テレビの「よ~いドン!」と
いう番組なんですけれども、
中と外とが全然違い過ぎて。
いろいろ何があるんですか。
これはどういう作品が並んでいるんですか。
◆これはね。
桜ですよね。
見ててくださいね。
こうしたら。
こうすると…。
◆くるくるって、
丸めて。
もうできてます。
◆うそでしょ?
◆できてます。
うわ~!
◆これが、
1歳半の子がやったら、
おじいちゃんとか、おばあちゃん、
びっくりするでしょ?
◆びっくりする。
僕、41ですけどびっくりしまし
た。
おもしろいわ、これ。
車がカエルになったり。
特許庁長官賞。
これはこれで取ったんですか。◆そうですね。
◆これってどういうアイデアにな
るんですか。
◆知育玩具ですけど、ちょっと難
しい。
トポロジーという、
わからないね。微分と積分の話があって…。
◆よう言うてたんですよ。
学校で習った、数学は、
世の中に出てから1回も役に立っ
たことないって言ってたけど、
使ってる人はおるんですね。
◆こちらが社長。
◆そうです。
◆で?
◆社員です。
◆社員さんで。
◆で、娘です。
◆あっ、お嬢さん?
お幾つですか。
◆72です。
すんませんなあ。
◆うそや!
ひっくり返したら、しわくちゃに
なるんじゃないですか。
若過ぎるわ。
ひっくり返したら、しわくちゃで
しょう。
すごいわ!
全体的に。
めちゃくちゃ若い。
◆チョコレート食べてるから。
とか言って…。
◆“とか言って”って、今ので年
を感じましたわ。
とか言ってという、最後のそれだ
けが。
◆娘さんとともに
デザイン会社を営む飯田さんは、
国内外の賞を受賞している有名プ
ロダクトデザイナー。
当初は松下電器に所属し、さまざ
まなデザインを手がけていました。
中でもこちらのコンポは、
日本人のライフスタイルを変えたと
変えたと言われている
代表作。◆このデザインにかかわったとい
うことですか。
◆そうです、これをつくったんで
す。
◆これをつくったんですか?
◆はい。
◆コンポが立ったって。
それまではセントレートって、
初めて、
立ったんですよ。
◆世間一般で
オーディオコンポを置くって言っ
たら、趣味の範囲のものですもん
ね。
例えば、それこそ、三種の神器。
洗濯機、冷蔵庫、テレビ。
3つは普通にあったけれども、
これが第4のということですね。
◆余暇とか、そういうものが世の中で言われ出したんですよ。
それで、
ちょうど池田さんのときから、所得倍増で
どんどん、どんどん成長してきた
ときの、
一番のこれがものなんです。
◆一時期、すごかったじゃないですか。
誰もが僕らも中学校のときに、
何を買うてほしいって言われたときに、
コンポって言いましたもん。
あれを広めたということですか?
◆ということは、
ご主人が
世の中に、コンポは、なかったと
いうのは…。
大げさに言いましたけれども。
◆飯田さんは、
木製スピーカーが定番の時代に
アルミのボディーを
1本のネジで固定する、
小型スピーカーを発表。そして、
数々の賞を受賞したCDラックは
見せる収納としてそのデザインが高く評価されました。
さらに、
画期的なデザインの商品も。
◆これ真っ黒けで申しわけない。
これ、何に見えます?◆何、これ…。
◆これ、
抜くと…。◆あっ!
裁縫道具。
◆これを抜いたら、こんな小さなはさみが。
MoMAって、
ニューヨーク近代美術館に
永久コレクション。
◆永久コレクション?
…で、飾られているということで
すか。
◆そうです。
◆現在では珍しくなくなった、
カード型収納デザインのさきがけ
として、
30年前、大ヒットした商品。
◆多分、ご存じないと思うけど、
昔、カメラって、この先の、
こんなもんだった。
この先だけ。
この先がなくて、
こういう形だった。
◆あっ、なるほど、なるほど。
◆わかるでしょう?
◆わかります、わかります。◆こういう四角い形。
◆本来はこの形。
◆そのときに最初にしたのが
靴型って僕らは言って。
靴型のデザインだった。◆それをデザインしたのは…。
◆私。
◆私!
私!
すごいじゃないですか。
◆最初に重心が中心に。
しているんです。
◆撮りやすいし。
形も格好いいし。
今、僕らが使ってるこのカメラ、
あるじゃないですか。
これは、どっちが先ですか。
この形…、同じような…。
◆それもね、これもうちでデザイ
ンしたやつ。
◆ということはですよ、
今、こうやってロケをやらせてもらってますけど、
当然のようにやってるのは、
ご主人のおかげ。
過言ではないと。
もし、ご主人が
変な形のこんなカメラをつくって
たら、
今ごろ今、ロケしてる
この方は、
ロケ、できなかったわけですよ。
感謝ですよ、それは。
これは我々業界にとっても大きい
ですよね。
◆そうですね。
◆あっ、
これ、何とかなりませんか、
昔から変わらん。
こんなんもう、古くないですか。
僕も
たまに思うんですよ。
恥ずかしいんですよ、連れて歩い
てるの。
こんな古いデザインの…。
女子校の前通るとき恥ずかしいん
ですよ。
ダサっとか思われてるんじゃない
かと。
照明も古いなあ。
いつから使うてるねんこんな、
だっさいですよね。
デザインとしては。こういうのを、
変えていかないとだめなんですね
?
◆そうです。
それが新しい、未来をつくってい
くことになる。
◆未来の技術陣とやりたいなあ~。
◆やりましょう。
◆これ古いわ、昭和やわ。
このロケ、昭和やわあ~。
◆芸人が古いから。
◆誰がや!
最先端や、芸人は!
◆ここで問題。
◆ちょっと、何かないですか、
デザインとして音声と、このライ
ト。
格好よくするとしたら。
◆これ、飯田さんすごくないですか。
何げにみんな、使ってるけど。
その当時から、デザイン、
格好よく何かをしたいと。
だから、コンポが立ったって、
そのフレーズ知らなかったんです
けど、
昔の人から聞いたら
そういうCMで
そういうのがあったりとか、
というのがあったんですが、
この飯田さん親子、頑張っておら
れますが、未来のロケスタイル、
どうなるかというのをちょっと考
えていただきまして、
格好よくロケ、したいじゃないで
すか。
◆格好いいロケ。
◆どうでしょうか、円さん。
◆だから、例えば僕らがロケする、
そのスタイルがどうなるかということでしょう、
未来はね。
感じですね。
◆だからね、ロケにいくときに、
僕らが一番ちょっと嫌なのが、
嫌とは言わないですけど、
正直言って、ロケ車ですね。あれがね、
背中が何かガタガタやるじゃない
ですか。
未来はロケ車がなくなると思うん
です。
◆今のロケ車は
世の中で一番安い車を使ってますからね。
◆そんな事ないよ。
◆だから、
未来はロケ車がなくなって、
スタッフ全員、
犬ぞりで行くというのはどうです
か。
犬ぞりで行く。
◆確かに、かわいらしいですけどね。
犬ぞり、行きません。
◆エコです。
◆エコとかの問題じゃないです。
◆餌持ってね。◆鰻さん、いかがでしょう。
未来ですからね。
◆未来のことを考えるのが好きなんです。
もうね、八光さんが
ロケ車とすると、
八光さんの記憶を、
吸えるんですよ。
八光さんだけでいいんですよ。
八光さんが経験したことを、吸われるんで。
◆うえ~っ、恥ずかしい!
吸いとられるときは、
すけべなこと考えられへんやん。
◆そうです、考えられないです。それを編集する人がおって…。
◆マイクロチップみたいなので、
とったら終わりって。
◆すごいなあ!
◆未来やわ。
◆これは最高でございます。
◆俺そんなん嫌やわ。
きょうロケ終わって、すんませ~
んって、出すの。
嫌や~!
◆そのときの記憶、なくなります
から。
その日、記憶がない。
◆痛くないの?
◆それは大丈夫、
◆今後、これでやっていきましょ
う。
違います。
大分、未来ですね。
羽野さん、いかがでしょうか。
◆ええ~っ、私ね、やっぱり、
人口も少なくなってきていますし、あの人数が要らないほうが、
未来な感じがするんですよ。だから、
カメラさん、音声さん、照明さん
と、
3人行かんでも、
1人でついてるやつで、
行ったほうが、何か、よくないで
すか。
◆なるほど。
◆なんで…。
◆今、これね、田中さん、
泣いてると思うの、
カメラの。
◆うそ!
◆老人カメラマン。
◆ごめん。
◆でも逆に、
高齢になっても、
働いてもらわな。
あかんから。◆今、
もう答えが出てしまったんですけ
ど、
RGさん、
どうしましょう。
ゲストを前に、
答えが。◆ドローンがついてくるとか?
◆なかなか、ええ流れです。
答えは出てますので。どうしましょう?
◆いや、もう出てるんですよね?
◆ダジャレでボケるしかないわ。
◆だから、その…、羽野さんと一
緒でね、全部、
サイボーグみたいなのいるんじゃ
ないですか。
ここがボコボコで、
音声、
ここで拾って改造人間みたいな、
ロケを1人で行くような、
ここからピカッと光って、
人数少なくて行けるというのを、
しょうめいできるんじゃないです
か、
未来は。
◆照明だけに。
ありがとうございます。
お後がよろしいようで。
正解はこちらでございます。
◆飛ぶんじゃないですか、
照明は。
◆照明は飛ぶ?
◆飛ぶというのは?
ドローンみたいに?
もう要らんということですか?
◆うんうん。
◆要らないです、だから。
次の就職先探してください。
◆これでピッと光らせて。
◆僕がこれを
持って。
現場にあらわれて、
ピピってやったら、ここ照明が、
飛び出すということですか。
ここで照明を照らす。
◆照明と音声さんは、もう飛んでる。
◆音声さんも要らん。
これだけで
こうしてこうロケしたら、カメラ
はどうしましょう。
◆カメラはこれでいける。
◆わかりました。
首にします。
全員、クビです。
経費削減。
◆ここには、今そこで、
今、そこで収録したデータ、
あるでしょう?
◆まだカセット使ってるんですよ。◆まあ、古いけど。
◆うるさいんですよ。休憩中に
カチャカチャ。
◆飛ばしたら。
◆クラウド。
見てください、これですよ、
今使ってるの。
こんなこと、あります?
こんなん、
久しぶりちゃいます?こんな古いことやってますんやで。
これからも世の中のためにちょっ
と頑張っていただきたいと思いま
す。
ぜひこれ、もらってください。
「となりの人間国宝さん」に認定
させていただきます。
◆ありがとうございます。
◆生活を豊かにしてきた
飯田さんのすてきなデザイン。
世界が認めるその才能で未来へ向けて、
星の数ほど新たなデザインを
生み出していくのです。
◆お嬢さんも
跡を継いで、
こうやって一緒に手伝ってるとい
うことは、
やっぱりずっと、お父さんの背中
を見てきて、
いる感じのものがあったわけです
か。
◆めっちゃ楽しそうでしょ?
◆楽しそう。
未来の話しするって、楽しいです
もん。
◆結局、人と話をしてるでしょう
?
話していたらアイデアが出てくる
わけです。
◆グレート!
◆さあ、
ということで、
いろいろ考えていただきまして。◆おもしろい。
◆未来はだから、
照明、
音声飛びます。
カメラ、これです。
◆そんなん言うけどな、
僕らタナカさんとね、
カメラ、回ってますやんか。
いなくなると、
あの人、ちょいちょい、俺が言う
たこと、
そやなって言うてくれるんです。
これ、おもろい、おもろい、
そやな~とか言うてくれるねん。
カメラは黙っとけって!
◆あの日、帰りがけ、技術陣が、
皆、
車に乗りながら、はっちゃん、
そう言うけど、
誰も笑ってくれへんかったら、
寂しいでって。
何でもかんでも機械化したらだめ
ですよ。
◆チームでやってるから。
◆チームであったり、
みんな、カメラの奥底で声には出
さんでも、
にこっとしてくれたら、こっちは
やりがいが出るから。
◆いつも皆さん、ありがとうござ
います。
◆どれだけ最先端になっても、
この技術陣で行きましょう!
よろしくお願いします。
◆俺ね、
こないだアルバム出したんだけど、そのときに
「夢想花」が入っているんだよね。
昔のテープ、40年前の曲だから、
その音源を返してくれと言ったら、
あるかないか、調べたら
こんな分厚いテープだよ、昔は。レコーディングで。
今はそんなんないやん。
こんな分厚いテープで、
それを再生するのにデジタル化し
て、一生懸命やって、
今やっとできたの。
だからね、
その技術がもう全然。
だから、
デモテープつくったら、
昔は東京に送ってたけど、
今は
音源も行くし。
◆大分便利になってきました。
すごいですけれども。
そして、お土産のほうを
食べていただきたいと思います。しろくまドーナツ持ってまいりま
した。
塩ドーナツ、1個200円。
◆いただきます!
◆何かおもしろい。
◆1つずつ手づくりしています。
◆これは何やの?
◆生クリームですね。
そのままでも、もちろんおいしい
ですので。
◆おいし~い!
◆あのお母さん、何か魅力的でし
ょう。
かわいらしいという感じがあって、
おモテになるんやと。
食べにくいですか。
◆ドーナツを
いただき~ま~すっ!
◆そんなルールが…。
◆大体、ああいう歌ですわ。
◆そうなんですね。
これからはやっていくと思います。
◆“これから、はやっていくと思います”って、
ツルンと言うな!
◆まだ聞いたことなかったので。◆前から言おうと思ってたんや、
心を込めろ!
◆はっちゃん、頼むで。
◆売れたらいいと思います。
◆おいしい。
◆しろくまドーナツのお母さん、
20年間で、4人、
パートナーが代わっておりまして、お子様がそれぞれ
いてるということですね。◆だけど、
また出会いも
あるんだね。◆だから本当に、
モテるんだと思います。
◆モテないとできないわ。◆で、
息子さん、娘さんのお顔を見てて
も、
かわいらしかったり、男前ですか
ら、
ご主人も男前やと思います、
恐らく。
◆だってこれ、
かわいらしいでしょう。お嬢さんも。
◆息子さん、
登校拒否したり、
家出したりしてるけど、いい人や
んな。
◆今、
すごいところで働いておられますし。
◆多分、
お母さんの心音がいいから、
そのやったこと、どうのこうのよ
りも、
その本質がわかってるんだろうね、お母さんも。
◆お母さんにこのお店をプレゼントしてね。
すばらしい方でございます。
ということで、以上、大日駅でございました。
ありがとうございました。
◆八光さん、ありがとうございま
した。
続いては、「本日のオススメ3」
です。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
日本旅行 平田進也さん。
30年以上の経験で培った
巧みな話術と変身芸で、
旅に笑いをプラスするカリスマ添
乗員。
関西で知らない人はいない
とまで言われる平田さんが
本日オススメするのは?
◆おはようございます。
日本旅行の平田でございます!
今回も、
夏のグルメと
日帰りツアー!
◆まずは新大阪を出発して、
道の駅「関宿」でございます。
何と五十三次、東海道の
五十三次の47番目に当たる、
関宿でございます。
その後は、何と昼食、デラックスでございますよ。
松阪牛のA4ランクを270グラ
ムもおなかに入れていただけるわ
けでございます。
このお店、上ロース、そして
上カルビ、
上赤身、
そしてホルモンなどを270グラ
ム、
食べていただきましょう。
太るけど、うれしいなあ~。
その後は、伊勢の内宮でございま
す。
おかげ横丁などで、
お買い物していただいて、ぴゅ~っと大阪に帰りましょう。
◆食べ歩きにお土産探し。
旅気分
いっぱいです。
◆松阪牛のA4ランク、
これが270グラムついて、
何と
1万1800円!
これも安い。
◆7月19日の
添乗員さんが平田さんなんです。
◆新大阪を出発して、
道の駅「丹波おばあちゃんのさと」でございます。
ここでは、新鮮な野菜が
いっぱい、ふんだんでございます!
◆地元で人気の黒豆パンなどを購
入した後は
お待ちかねの昼食。
◆おなかがすいたところで、
海鮮のフルコースでございます。
何と浜焼き、アワビ、
牡蠣、ホタテ、
ハタハタなどを焼いて、焼き放題、
食べ放題でございます。
◆新鮮な海の幸を
心ゆくまで堪能できる
ぜいたくな昼食。
浜焼きだけでなく、ウニや甘エビ
を
使った手巻き寿司なんかも楽しめ
るんです。
さらに、デザートやビール、
ワインもおかわり自由。◆そして、
その後は
余部鉄橋でございます。
何と、昨年の11月に完成した
全面ガラス張りのこのエレベーターで、
ストンと、
40メートル行くわけでございます。
うわあ~、きれいだな~。
でも、
怖い、怖い、怖い~!
震える。
ああ、余るほど震えるぅ~!
そちらのほうを見ていただいて、
ビューッと大阪へ
疲れた。浜坂で
アワビや海鮮食べ放題
ツアーで、何とこれが9600円!
安過ぎる~!
◆まずは新大阪を出発して、
淡路ハイウェイオアシスでござい
ます。
こちらのほうで、タマネギスープ
や、そして、
お買い物くださいませ。
そして、その後は
鳴門大橋へ向かいましょう。
海外旅行でございます。出た!
昼食でございます。
ハモの料理、食べていただきます。
ハモ吸い、
ハモ鍋、ハモの梅肉とガーリック添え。
そして、ハモの磯辺揚げ、ハモ雑
炊、
フルーツなどを食べていただいて、フルコースでございます。
ほわほわする、ハモの食感を
お楽しみくださいませ。
◆中でも楽しみは
やはりハモ鍋。
ホクホクの身を
存分に楽しんだ後、
うまみエキスたっぷりの雑炊。
最初から最後まで、
おいしさが詰まっています。
◆今度は観光でございます。
霊山寺にお参りしましょう。
四国八十八ヶ所の
一番札所でございます。
私だけ幸せになりますようにとい
うことで、お参りしましょう。
その後は、ハレルヤスイーツキッ
チンでござ
います。
こちらのほうで、名物の
金長まんじゅうを
食べていただきましょう。
金長というのは
タヌキの名前でございます。このまんじゅうを試食していただ
いて、そして、お買い物をしてい
ただいて、ビューンと大阪です。
すごい、ハモ、ハモで、
何と
1万0900円。
これも安い、奥さん!
◆ということで、
続いては「おしえて! スゴ腕ワーカー」です。
銀シャリのお二人お願いします。
◆お願いします。
というわけで、今回のスゴ腕ワー
カーさんは、
こちらでございます。
油商人でございます!
◆そうなんですよね。
創業200年でございます。
僕、油の知識はなかったんですけ
ど、
羽野さん、どうですか。
油にこだわりとか。◆何の油よ?
そこよ。
◆そうなんですよ。
◆“そうなんですよ”って、
大分アバウトな質問で。
◆いろいろあるやん。
食べるとか、
塗るとか。
◆料理的な油ですかね?
◆意外と驚きの活用法も教えてい
ただきました。
それでは、どうぞ!
◆日常生活の料理で欠かせない、
油。
料理によって油を変える方も多く、
多様化されている中、
京都に創業して200年にもなる
一味違う油を販売している老舗が
あります。
◆今回のスゴ腕ワーカーは、
世界中を飛び回り、
品質の高い油を家庭に届ける
ある一人の女性。
用途にあった油の選び方、
家庭でできる簡単オリジナルレシピから
油酔いや、においがない
知られざる油の常識を伝授する
油商人に密着します。
◆というわけで今回は
スゴ腕ワーカーさんは油商人とい
うことで、
京都市上京区にやってまいりまし
た。
◆いいですね。
京都が、また雰囲気
落ちついてて。
◆今回は
油商人ということで。
◆油商人ですか。
◆どういったスゴ腕さんでしょう
か。
◆もう、これしかないでしょうと
いう感じですかね。
こちらです。
油を売ってる人のスペシャリスト
ですね。
◆想像の範囲を超えてこなかった
と。
◆もう1個、あるんです。
◆もう1個、あるんですか?
◆アブラカタブラの油かなと。
◆どういうことですか。
◆ええ…、呪文です。
◆どういうことですか。
◆ああ~、きょうは、だめです。
◆スゴ腕ワーカーを訪ねやってき
たのは
京都の老舗油商、山中油店。
◆あら!
◆全然違うやん、
さっきのフリップと。
◆こんにちは~。
◆いらっしゃいませ。
◆お世話になります。
◆油商品の浅原さんでしょうか?
◆お願いします。
◆よろしくお願いいたします。
◆こちらが今回のスゴ腕ワーカー、油商人の浅原貴美子(あさはらき
みこ)さん。日本のみならず
世界各国の食用油を取り扱う老舗。
その歴史は200年にもなり、
浅原さんは、ここ山中油店で生ま
れ、
油商人として日々邁進しています。
◆油商人とは、
どういうお仕事になるんでしょう
か。
◆国内では、菜種の油とか、
ゴマ油、
今、はやりのエゴマ油などを
本当に、信頼のできる、
生産者さんのところから、
買わせていただいて、こちらで販売させていただいているというの
が私たちの仕事です。
◆じゃあ、油をつくっているわけ
ではないということなんですね。
◆そうなんです。
昔から油はつくっておりませんで、こことかでしたら、住宅の密集地
でございますので、油つくるのは、実は音やにおいがすごく出るんで
すね。
◆油の歴史は古く、
江戸時代には既に植物の種などを
製造機を使って搾っていました。
その際に大きな音やにおいが出る
ため、
郊外で生産され、
油商人は全国各地の生産地に足を運び、
油を買い付け、販売していました。
浅原さんはその伝統を守り、
上質な油を家庭に届けています。
◆大体、
油だけで、
どのぐらい種類があるもんですか。
◆大体、ここに置いてあるので2
0種類ぐらい。
銘柄でいうと、60種類ぐらい、
あります。
◆そうなんや、1種じゃないんや。
◆しょうゆも、1個のしょうゆだけちゃうやん。
◆薄口、
濃口か。◆違う違う。
おまえアホやな。
◆山中油店には
浅原さんが厳選した油がずらり!
早速、拝見しましょう!
◆うわ~!
こんなにあるんですか。
◆いろんな種類の
見たことがない油がたくさんありますけど…。
◆そうですね。
うちでしか扱ってないものがほとんどでございますので。
まず、うちの人気商品なんですけ
れども、
菜種油なんですけれども。
皆さん、イメージしていらっしゃ
る菜種油とは全然別物やと思いま
す。
昔ながらの方法で
焙煎してから、
搾ってまして、
その後の化学的な
処理を一切しておりませんので。
◆通常の油って結構、
何か、処理はされているものなん
ですか。
◆そうなんです。
◆一般的な油は化学的な製法で
つくられているものが多いのです
が、
浅原さんは原材料を
そのまま味わえる油を厳選。
岩手県の山奥で生産された
菜種油、
どれほど違うのか?
◆美しい。
あっ!
何か、食材を食べている感覚ですね。
◆確かに。
◆油というよりは。
◆本当に植物的なというか、
植物、
本来の味わいが、この油の中に残
っているかと思います。
◆すばらしい油になったねという
感じですね。
◆なったねで菜種。
◆本当にこれはすばらしい。◆大きくなったね。
◆大きくはなってないよ。
◆植物本来の味が味わえるものこそが本物の油。
それを見つけるために
浅原さんは生産地へ出向き、
風土や生産者の人柄を体感した上
で
販売に至っています。
◆続いては、埼玉県吉川市で製造された、
ゴマ油。
◆ゴマ油、
玉締めしぼりのゴマ油なんですけ
れども。
◆「玉締め」というのはどういう
ことですか。
◆玉石という石で押して搾ってい
ることから
玉締めしぼりというふうな名前が
ついているんですけど、
職人さんの手づくりですので、
本当に、
ゴマの風味にあふれていますので、
ちょっとゴマ油というよりも、ゴマそのものの。
◆確かに、ゴマはもっと色味が
茶系のイメージがありますね。
こっちはまだイエローというか…。ちょっといただきます。
あっ!何、これ!?
◆滑らか。
えっ?
ゴマですやん。
◆僕らが思ってるゴマ油じゃない
ですね!
油というよりは、本当に、
あの素材のゴマを振りかけている
ような感じですね。
だから、あっさりしてますよね。
◆そうなんです。
ゴマ油というよりも、
練りゴマとかの味わいがありますので、きんぴらごぼうをするとき、
私、
これで炒めてるんです。
すごく甘みが出ておいしいです。
◆まさにゴマを食べているかのような味わい。
サラダにかけて
ヘルシーな食事にもおすすめ!
と、ここで油について鰻の疑問。
◆健康にいいんですか、油って。
◆言うても油ですもんね?
◆お肉などの脂肪は
コレステロールを上げる働きがあ
るんですけど、
植物性の油はコレステロールは、
もともと含まれておりませんし、
コレステロールを下げる働きがあ
りますので、
血液をさらさらするといいのは、
そこから来ております。
◆そういった上質な植物性油を
厳選するのが浅原さんの役目。
そして今、世間でも注目度の高
いオリーブオイルも
多く取りそろえています。
◆こんなに多いんですね。
オリーブオイルって、
種類が多いものなんですか、
こんなに。
◆そうなんです。
もうそれぞれの生産者さんが
それぞれの味わいのあるオリーブオイルを
出していただいていまして。
◆やばいやつ、あるやんか。こんなん普通、
瓶でいいのに、
何か変なことしとるやつ、おるで。これ。
◆カクテルのやつ。
◆グローブ45。
◆こちらはカリフォルニアのオリ
ーブオイルなんですけれども、
おばあちゃんが2人でつくってい
らっしゃるんです。
◆えっ?
そうなんですか。
◆それで、
この「グローブ45」という名前なんですけれども、何と、おばあ
ちゃんたちが、1945年生まれ
の2人のおばあちゃんたちがつく
っていらっしゃると。
◆すてき。
◆海外の油はどうやって仕入れら
れるんですか。
◆全部、生産者のところに赴きま
して…。
◆行ってるんですか。
◆はい。
イタリア、カリフォルニアに行か
せていただきまして、
実際に、つくっていらっしゃる人
とお会いして。
◆このおばあちゃんにも会ってる
んですか。
◆そうなんです。
◆顔もわかってるわけですね?
生産されている方に、直接お話を
されている。
◆全部、存じ上げております。
◆それはちょっとすごいですね。
◆その二人のおばあちゃんがつく
った
オリーブオイルの味は?
◆いただきます。
◆あっ!
これぞオリーブオイルって感じですね。
それの濃いやつです。
オリーブオイルのいいところを
全部強化したお味というか。
◆オリーブオイルらしい、深みのある味わいが広がっていくと思い
ます。
◆これ、すごいなあ、おばあちゃ
ん2人!
なかなかやるな。
◆一人でも多くの人に
油のすばらしさを体感してもらい
たい
という浅原さんは、
ご自身が生産地まで出向き
厳選した油を使用した
飲食店までもオープンさせました。
◆いい油を使っている、
お店の特徴はどういう特徴なんで
しょうか。
◆揚げ物のお店に行くと、
油のにおいがすごくつくんですけど、
その嫌なにおいが
しないというのが、
うちの特徴だというふうに言って
いただいています。
◆うちのオカンをまた思い出しま
した。
オカンが、中1のときに、宣言し
たんです、急に。
私、
天ぷら、やめるって!
気持ち悪くなるから、揚げている
ときに。
うちでは、天ぷら、揚げません!
って、
天ぷら終了宣言があったんです。
中学生のときに。◆うちの油は、
揚げていただいても油酔いという
んですけど、
気持ちも悪くならないですし、
召し上がったら絶対おいしさがわ
かっていただけると思いますので。
◆油酔いや、においは、製造過程の中で
化学的な処理をしていることが原
因で
浅原さんが選ぶ原材料を生かした
油は
においもなく、油酔いもしにくい
のだそう。
今回は特別に、
浅原さんこだわりの油で揚げた
2つのエビフライを味わっていた
だきます。
◆こちらは手前は私どもの
山中デラックスコーン油。
向こう側は、なたね赤水という
油で揚げております。
◆まずは、ほどよいコーンの甘み
が
エビフライのうまみを持ち上げる
コーン油。
◆すごいな。
めっちゃうまそうな
音したな。
◆めちゃめちゃうまいっすね…。
本当に、
油というものがおいしいんだなって、
非常にわかります。
エビのうまみは、もちろんあるんです。
油がしっかりと、うまみに参加し
ているんですよ。
カラッと揚がってますね。
◆そうなんです。
サクサク感も十分ありますし。
◆軽い。◆エビの甘みを、また引き立てて
くれますね。
◆めちゃめちゃおいしいです。
◆あっ!
ほんまですね。
◆衣、
落とし過ぎやろ。
◆続いては、焙煎した菜種から搾
った油、
香ばしさが増すというのですが…
◆どう違うのかな。
◆ん!
◆かじる前から、
口に入れた瞬間からもう、
香ばしい香りが。
ザクザクッとして、
力強い。衣が強くなっています。
うまっ!
香ばしい!
◆あっ、うん、うん、うん!
全然違いますね。
◆衣にも味がしっかりついていま
すので。
◆香ばしいのに、
より多く揚げた感もあるんですけど、
おいしい。
◆油切れがよいので、
◆香りだけ、いただきましたとい
う感じですね、いい香りだけ。
◆油ひとつで料理そのものの味を
変える。
浅原さんが厳選した油を使用する
京都の洋食店・ムッシュいとう。
数々のコンクールで評価されたシ
ェフ
伊藤さんも絶賛。
油商人、浅原さんについて伺うと
…
◆油の正しい使い方を教え、
プロの料理人をうならせる油商人
・浅原さん。
定期的にセミナーや食事会を開き
その使い方を広めています。
ということで、
油商人・浅原さんオススメの
簡単オリジナルレシピを
教えていただきましょう。
今回は普段のお料理にも使える
3つのディップソースを伝授。
◆まず、こちら、
白みそ。
だしじょうゆ、
お塩が準備しております。
これと油をまぜるだけで
おいしいディップができ上がります。
◆まずは白みそに小豆島のオリー
ブと
高知県のユズを使った
エキストラヴァージンオリーブオ
イル。
◆白みそには、
絶対に柚子を
オリーブオイルが合いますので、
これをかけて…。
◆あっ、そんな感じでいいんです
か。
◆そうなんです。
まぜて召し上がってください。
◆白みそと柚子って合うんですか。
◆すごくよく合います。
これに
生麩を
◆生麩を?
オリーブオイルを入れることです
ごく丸みが出ますし、
また柚子の風味と、この生麩は、
非常に愛称がよろしいので。
◆おお~っ!
おみそだけやと、
強過ぎるんですけど、ちょうどオ
リーブオイルが
自分の力を主張しながら
おみそを引き立ててくれるという。
◆あさしく包み込んでくれてる感
じです。
このオイルがないときは、普通の
オリーブオイルにユズとか、
ユズコショウですとか、ちょっと、ぴりぴりとするものを入れていた
だいてもよろしいと思います。◆普通のオリーブオイルにユズコ
ショウとかを足して。
◆足してもいいですね。
◆続いては、カツオのたたきを
ぐっとおいしくさせるディップソ
ース。
◆次はそちらだしじょうゆだけなんですけれども、
ここに先ほどの玉締めしぼりのゴ
マ油ですね。
こちらを…。
ちょっと入れていただきます。
これも
カツオのタタキは
ポン酢で召し上がることが多いと
思うんですが、
よりおいしく召し上がっていただ
けると思います。
◆うまそうやな!
◆僕、こっちのほうが断然…。
◆うまっ!
これですわ!
めちゃめちゃうまいです!
すごいっすわ!
◆淡泊にはなるんですけれども、
こんな濃厚さは出ないと思います。
◆だしじょうゆって、
うまみを、担当してくれているので、
めちゃくちゃおいしいです、
これ。
◆これすごいな。
◆これは市販のゴマ油でもいけたりするものなんですか。
◆もちろん。
そちらでもお試しいただけますけれども、
ぜひ、うちのお店でお買い求めく
ださい。
◆最後は、シンプルに塩とオリー
ブオイルを。
◆こちらは収穫時に行ってまいり
ました
ゼフィーロというものです。
◆あんまり日本にいないんちゃい
ますの?
◆ずっと京都にいます。
◆こちらはドレッシング感覚で野
菜につけて…
◆これめっちゃうまい。
◆めっちゃうまい…。
生でもいいですし、
炒め物に使っていただいてもいいですし、
鯖寿司をつくるんですけど、
その鯖寿司、
私はこれ、ゼフィーロかけて食べ
ています。
◆食材そのもののおいしさを
引き立てるオリーブオイル。
例えば、お好み焼きの際に使用す
れば
表面はカリカリであっさりとした
お好み焼きができるんです!
こういった意外な使い方も考案し、
生産者の思いを届けることも
浅原さんの仕事。
この日、浅原さんの姿は岩手県にありました。
菜種油の生産地に訪れたのです。
◆大きな製造機で搾られた、菜種油。
浅原さんは、でき立てを試食しま
す。
◆もちろん、
メールやなんやで、
やりとりはできるんですけど、
じかに話して、
またお客様にこの感動を
お伝えできるかなって思います。
◆そうですね。
全員、スタッフにしても、
全員連れてきてあげられないので、
それをちょっとでも教えてあげたいし、
臨場感をって思いますので、
それは必ずしてますね。
◆必ず生産地へ出向き、
実際に体感することで
より多くの人に
感動を伝えることができるのです。
◆さあ、
浅原さんの今後の目標とは?
◆いいですね。
◆僕からもいろいろ伝えていきますんで、
今後ともよろしくお願いします。
ありがとうございました。
◆というわけで、
スタジオには、
油商人・浅原さんが
お勧めする、お手軽簡単な、
お料理レシピを
ご用意いたしました。まずはトマトとキュウリのほうを
…。
◆これは何だっけ?
◆シチリア産のオリーブと、
塩で合わせた特製ドレッシングに
つけて。
◆ゼフィーロ違うの?
◆これはゼフィーロです!
◆ゼフィーロをいった~だき~ます~。
◆俺が映ってるから今。
今や。
◆ゼフィーロをいただきま~す。
◆うわあ、ゼフィーロ!◆おまえ、
これだけ映ってて視聴率悪かった
ら、
おまえのせいやからな。
◆いかがですか、皆さん。
◆めちゃめちゃ合うでしょう。
◆おいしい!
◆ほんまにおいしいんですよ。
◆これだけでうまいわ。
◆生で使ってサラダにつけてもい
いですし、
炒め物とかでも使うことができる。万能なオリーブオイルです。
◆香りがすごいですね。
続きまして、
カツオのタタキを、
ゴマ油とだしじょうゆで合わせた
オリジナルソースにつけて召し上
がっていただきたい。
◆これ、やりたいねん。
◆これ、ちょっとぜひ…。
◆だしじょうゆとゴマ油ですよ。
食べた瞬間にもう…。
◆これは玉締めしぼり?
◆これはうまいわ!
◆これおいしいですよね。
◆ポン酢とかよりも、こっちかも
しれない。
◆玉締めしぼりの胡麻油を使うと、
カツオのタタキの、おいしさが倍増すると。
一番相性がいいんじゃないかなと。◆質問していい?
動物性油と植物性油って言ってたやん。
植物性油というのは太らないの?
◆体にいいということね。
お肉から出る脂は太るかもしれな
い。
◆だからさあ、俺、
飯、食いに行ったらさあ、女の子、
エビ天を、
衣とって食べよるやつがいてるねん。
いてるやろ?
あんなん、別に太るからって、
太れへんやんな。
◆カロリーはあるかもしれないで
すけど、油自体は全然。
◆そんなんやったら、
最初からエビの天ぷら食べるなよ
っていう。
いや、だから、俺もどんな女と飯
食うてんねんと。
2018/06/22(金) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【国宝さんあの大ヒット商品開発!72歳デザイナー▽京都の老舗油店】
国宝・大阪・大日ぶらり歩き、あの大ヒット商品開発、72歳の敏腕デザイナー▽創業200年の油商人、世界の油を京都で提供▽お得な日帰りバス旅
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
羽野晶紀
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
銀シャリ
月亭八光
RG(レイザーラモン)
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
【天気予報】
片平敦
ジャンル :
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