◆きょうも始まりました「よ~いドン!」
「となりの人間国宝さん」は
兵庫・花隈(はなくま)駅周辺をぶらり。
デザイン会社の凄腕社長が登場!
芸術とは無縁だった彼が
アートの世界に足を踏み入れた
驚きのキッカケとは?
「ロザンのうんちくん」は
西日本の天気を統括する大阪管区気象台!
気象庁が梅雨入りを予測しない
理由とは?
今回はスペシャルゲストも登場で
大波乱!
きょうも元気に、よ~いドン!
◆おはようございます。
今回は、
阪急・花隈駅周辺に
やってまいりました。
ちょっと工事中ということで
狭くはなってるんですけど、
元気に行きましょう!
◆阪急電鉄
神戸高速線、
花隈駅。
駅でいうと三宮と
神戸のちょうど真ん中あたり。
繁華街と
路地裏の
2つの顔をあわせ持つこの町で、織田信成君の
ぶらり歩きの はじまりはじまり
~。
◆すごい、
きれいな建物ですね。
本願寺
神戸別院…?
◆こんにちは。
◆こんにちは。
今、どこか…。
◆ピザ、食べて。
◆ピザ、食べてきたんですか、
お昼ご飯。
ちなみにどんなピザを。
◆えっと、
何やった?マルゲリータ?
◆お二人は何仲間なんですか。
何仲間?
◆元同僚。
◆いいところ、どんなところです
か。
お友達のいいところ。
今、言っちゃいましょう。
◆頭がいいので、勉強させてもら
ってるんです。
◆頭がいい。
◆資格マニアでね、いっぱい資格
持ってる。
◆何個ぐらい、資格を持っているんですか。
◆そんなマニア…。
あれ取った、
これ取ったって
ふえていくので。
◆ちなみに、最近、取った資格は、
資格は何ですか。
◆最近は保育士の資格を取りまし
た。
◆えっ!?
僕の妻も保育士の資格を持ってる
んですけど、学校に行ったり、
大変ですよね?
◆独学で。
◆独学で?
すごいですね。
ありがとうございます。
ちょっとお店を見てきますね。
◆そのまま、真っすぐそこです。
◆ありがとうございます。
失礼します。
ここのお寺、すごいなあ~。
これ、和と洋が
融合したような…。
でも、建物から見ると、
本当にヨーロッパの
建物みたいやねんけど、
何か、ああいう帽子かぶった人が
いたりとか、
あれ、何ていうんやったっけ?
わからへん。修行僧みたいな。
名前、何…?
もう読まれへんわ。
これ…、えっ!?
◆超有名。◆うそ!
この人、超有名なん?
やばっ!ちょっと、これ、また、宇治原さ
んにバカにされちゃう。
ちゃんと勉強しとかな。
西本願寺ってあそこ、京都じゃな
いの?
ですよね?
京都にある
めっちゃ大きいところですよね。
の…。
「おやたかせいじん」?
鷹って漢字じゃないの?
えっ、糸に、言に、鳥。
親…、鷹じゃないもん。
鷹ってもうちょっとあれやもんな。
あのカフェで聞いてみようか。斬新な自転車のとめ方ですよね。
今までに見たことない。
すいません、関西テレビ「よ~いドン!」の織田と申します。
あの、ちょっとお伺いしたいんで
すけれども、こちら、本願寺の
神戸別院ということで、
あのところに
お坊さんみたいな人の名前が、
ちょっと漢字が読めなかったんですけど…。
◆親鸞聖人ですね。
◆あっ、親鸞聖人?何をされた方なんですか。
◆ええと、親鸞さんはご存じでは
ない?
◆ちょっと今初めて聞きました。
◆モダン寺が…。
◆モダン寺というんですか、
ここ。
◆はい、通称ですけど。
◆モダン寺…。
中はお寺みたいになってるんです
か。
◆そうですね。
3階、本堂に上がれるんですけど、
エレベーターで上がっていただく
と。
もう、お寺ですね。
◆そうなんですね。でも、
◆でも、何か本当に
今、優しい話し方を聞いてたら、
親鸞聖人に見えてきました。
◆よくお坊さんですかと言われます。
◆やっぱり!
そういうわけじゃないですよね?
ここにいらっしゃるのは。
◆おはようございます。
きょうも元気に始まりました。
「よ~いドン!」。
水曜日は、ハイヒール・モモコさ
んとご一緒です。
よろしくお願いします。
◆きょうの「となりの人間国宝さ
ん」は、花隈駅、織田さんがぶら
ぶらされています。
◆親鸞聖人ですね。
◆怒ってるで。
もう怒ってるで。
◆すいません。
◆何で知らんねん!
◆すいません。
◆親鸞聖人、浄土真宗。
◆浄土真宗をつくった…。◆そうですね。
浄土宗は法然さんですからね。
違いを覚えておいてくださいね。
◆この話をし出したら、
3時間ぐらい一方的にしゃべり続けますけど。
◆聞いておくわ。
勉強になるわ。
◆あそこの神戸別院は、和と洋が
本当に融合したような、
インド様式を用いたその見た目で、
モダン寺と呼ばれてるぐらい、
すごく…。
◆昔って、
こういう建物が多かったんじゃな
いの?
ヨーロッパの影響で、デザイナー
とか、大阪にもたくさんありまし
たしね。
神戸なんか、特にそうですよね。
◆だから、お寺という感じが全く
しなくて、
本当にきれいな…。
◆「おやたかせいじん」。
◆おもしろかった。
◆親鸞聖人…。
◆覚えておかな。
◆親鸞聖人でございますので、それでは、
続きのVTR、行きましょう。
どうぞ。
◆こんにちは。
どうも~。
あっ、こんにちは。
皆さん…。
皆さんお友達ですか。
◆旅行で来ました。◆旅行で?
何仲間なんですか?
◆祭り仲間です。◆お祭り仲間。
お祭りというのは、
何祭りですか。◆山車祭り。
◆関東3大祭りの1つです。
◆関東3大祭り。
◆「佐原の大祭」というんですけ
どね。
◆すいません、ちょっと存じ上げ
なくて、
それを皆さんで一緒にやられてい
る。
文化遺産に
登録ですよ。◆こんなお祭り。
すごい。
これは。
この上に立っている将軍みたいな
のは…。
お墓に行ってきたんですよ。
◆このお祭りって、何年ぐらい…。
◆360年。
◆いやあ。
◆日本3大囃子なんですよ。
神田囃子、祇園囃子、
佐原囃子。
◆そういった伝統とか歴史を引き継ぐってプレッシャーとかないん
ですか。
◆楽しんでますから。
◆皆さん、見た限り、すごく楽し
そうな。
ありがとうございます。
◆久しぶりですねえ、
こっちら辺来るのも。
神戸の町ってお店が多いですね。ここら周辺は。
うわっ、ジャズ喫茶やって!
僕、ジャズ大好きなんですよね。
う~わっ、めっちゃいい音が流れ
てる!
すごい。
もう何か、おしゃれ、おしゃれ!
へええ、すごい。
ドキドキする。
大人の世界に入ってきたみたいな
…。
こんにちは。
関西テレビ、「よ~いドン!」の
織田と申します。
今、少し中を見させていただいてもよろしいですか。
◆どうぞ。
◆大丈夫ですか。
◆どうぞ。
◆ありがとうございます。
すご~い!
やばい、やばい…。
えっ、
すごい、何これ?
すいません…、
これって全部レコードですか。
◆レコードです。
◆何枚ぐらいあるんですか。
◆5000枚。
◆5000枚!
僕、
現役のころから
ジャズがすごく好きで、
ジャズの曲で
よく滑ってたんですけど。
◆そうなんですか。
◆フランク・シナトラだと、
フライ・ミートゥー・ザ・ムーンとか。
◆このレコードは、どなたが集め
たんですか。
◆マスター。
◆マスターが…。
こんにちは、マスター。
ありがとうございます。
◆どうも、どうも。ご苦労さまで
す。
◆これ、マスターが全部お集めに。
すごい数ですね。何年ぐらいかかったんですか?
◆16~7ぐらいですから、
もう50年近くぐらいですね。何か知らんけど、
どこか心の中を揺さぶってくれる
という。
◆僕もジャズ大好きなんで。
◆そうですか。
◆わかる気がします。
心躍る感じが。
◆心躍ります。
僕は、元気が出ないときなんかね、
コルトレなんか聞くとね、
よしっ!とか、なりますね。◆ちなみに、
カウンターでの会話は、オーケー
ですが、ソファー席では
控えるのがマナーです。
◆でも、神戸の町ってきれいですね。
いいわ。
パソコン開いてはる。
すごいとこで仕事をしてますね。
こんにちは。何でまた、
そこでパソコンを開いているんで
すか?
◆打ち合わせで、天気がよくて…。
◆天気がよくて?
オープンカフェ的なところで。
お二人は何のお仕事をしてるんですか。
◆デザインの、彼がウェブデザイ
ンで。
◆ウェブデザイン!
うわあ~、
してそう。
社員さん同士ということですか。◆いやいや、
会社を一応やってます。
◆社長?◆僕は、
このビルの中で、会社をやってま
す。
◆あっ、この中で社長をやってる。ちょっと、ビル、いいですか、
見させてもらって。行きましょう、ちょっと。
こんな外で話すのもね。
“行きましょう”とか言って、
全然、僕の場所じゃないけど。
ありがとうございます。◆バーとか、
本屋とかこの中でやってて。
◆何階なんですか。
◆事務所が4階なんですけど、
3階でギャラリー、2階が
バーが。
◆これ全部社長がやってるんですか。
◆そうですね。
◆めっちゃ、やり手じゃないです
か。
すごーい。
◆築50年のぼろいビルなんで。
◆確かに、決してきれいではない
ですけど…。
◆ここがバー、
書庫バーという、
本の書庫。◆ああ、
すご~い。
おしゃれな。
ここで、これ、読んでいいんです
か。
◆読みながらとか、本の好きな人
たちが
本の話をしながらお酒飲んだりと
か。
もともと、うちのデザインの
資料、デザインの本とか、
アートの本を置いておく書庫とし
てあけたのを
借りた部屋をバーにして。
◆これは全部社長の持ち物なんですか。
◆ほぼほぼですね。
あとはもうこの本、読んでほしい
みたいな、
このバーのお客さんが持ってこられた、差し上げますと。
◆デザイン会社を経営する濱さん。もともと、
ビルの一室だけを借りていたのですが、
自身の勉強用に買いあさった
デザイン本が大量になってきたため、本の倉庫として
新たにもう一部屋、場所もいいの
で、
どうせならと4年前
書庫バーに改装されました。
定期的にユニークなイベントも催
しているそうです。
◆1カ月に1回、「本プレ」とい
うイベントをやっていて。
◆本プレ。
◆本のプレゼンテーション。
1つ、毎月テーマが変わるんです
けど、前回やったら、
お酒のつまみになる本というテー
マで、
何かそれぞれ持ってきて。
◆テーマ、
難しくないですか。
◆でも、逆に自由なんで。
◆どんな本がつまみに合うんです
か。
◆まあ、これがさっきの
「種子のデザイン」という…。
◆これ、つまみに合う本やったん
ですか。
◆バリバリ理系の
お客様なんで。
◆バリバリの理系が種を見ながら
飲んで。ビールはうまい。
◆前に立って、みんなの前で発表
するんです。
これ、なかなか盛り上がる。
◆やってください、本プレ。
◆うわっ、きつっ!
◆ふだんはテーマを設けているそ
うですが、今回は、そこらじゃ見
かけない本を
“本プレ”してもらいます。
◆これ、僕が
大枚をはたいて
購入した1万7000円の
◆どうぞ、どうぞ。
◆要は、◆始まりましたか?
◆はい。
お習字を書いた後のサイン。昔の人は
篆刻(てんこく)といって、
判こを押すじゃないですか。それが延々と
載ってる本です。
これが上下巻、延々と載っている。
◆これだけ?
◆最初は和の伝統で、ちょっと…。
結構、最近、格好いいなと思い始
めて、
好きになるきっかけになったらい
いかなと思って、
ちょっと格好いいので、ぜひ見て
みてくだ
さいというこんな感じで。
大分まきましたけど。
◆ありがとうございます。
でも、
確かに、これはこれですごくおも
しろいですね。
◆こんな感じでいいですか?
◆プレゼンは、
決してうまくはないですね。
◆そう…ですね。
◆なぜだか上から目線の信成君。
自信満々で“本プレ”してもらいましたが、
見るにたえないので、
別の話題へ。◆彼、実は絵描きなんですよ。
結構ね、
◆どんな絵を描いているんですか。◆油性ボールペンで。
◆油性ポールペンで?
◆普通のポールペンの淡色を塗り重ねて。
◆すごい!
プロの画家さんなんですか。
◆プロではないですけど、仕事を
しながら
こつこつ描いてる感じですね。
◆これでどのぐらいかかったんですか。
◆これでも、
まだ2カ月。
◆ええ~っ!?
◆原価割れしてますよね。
◆原価割れは…。
これもう1人、アルバイトの子が、
絵を描いてる子が、
今週から上のギャラリーで個展をやるんですよ。
◆へえ~。
◆募集したわけではないのに、
不思議とアーティストたちがこの
ビルには集まってくるそうです。
それならとさらに、
もう一部屋借りて
ギャラリーとして開放されていま
す。
画家たちによるアート作品の個展
はもちろ
ん、ときにはギャラリーにダンサ
ーを招いて
アートとコラボさせるという斬新
な試みも。
そして、さらに…。
◆うちがデザインのお仕事をして
るというのもあって、こっちに本
屋さんをつくろうかということで。
◆うわあ~、きれい! こっちも。
こっちも本がいっぱい。
◆デザイン、アート系の本屋さん。
神戸にこういう本屋さんがなかったので、つくってやろうと。
◆それ、意外ですよね。
◆例えば、
イラストを個人で描いてる方とか、
そういう方が1冊1冊つくったりとか、
100冊だけ本を
うちは扱ってると。
マガジンのジンというジャンルが
あって、
同人誌みたいな感じなんですけど、作品を買うまでは、
ちょっと大変やけど、こういう「zin(ジン)」だと、
気軽に買えるということで、
作家さんも
いろんな人にも知ってもらえるツ
ールとして、
最近、ジンというのがすごくはや
ってて。
◆僕、こういうのも意外と好きで
すよ。
こういう…。
表にいるのかなと思ったら…。
近~っ。
近い!
へえ、おもしろいな、
これ。いいですねえ。
何か自分の好きなものとか、
自分のこれだというものが見つか
る感じが。
感性の宝庫ですね。
店員さんはなぜここに。
◆僕、本が好きで、最初は書庫バ
ーのお客さんやったんですよ。
何年も見ているうちに僕やったら
もっとこういうふうな本置くなと
か、結構思うようになって。
◆並び方がちょっとよくないとか、本をもうちょっと
ちゃんと紹介してあげてくださいという感じで言われて、すいませ
んみたいな。
◆ディスられてますよ。
◆ずっと訴えかけていたら、
じゃあ、働く?というふうに聞い
てくれて。
◆すいません、
“本プレ”してもらってもいいで
すか?
◆そうですね。
本プレさせてもらいます。
この「こけし時代」という
本を。◆気になる。
◆この棚が民芸品を扱う本を中心
に
やっているんですけど、この本は、
本当にこけしのことしか載ってなくて、
こけしが大好きで、こけしを愛し
てる人が、この本には載っていま
す。
夜とか見てたら
ちょっと怖いなとか思ったりする、
子供のときとかそういう思いがあったんですけど、
開いてみると、
誰が、どんな人がこけしを
つくったのかとか、どういう人た
ちが
こけしを売っているか、
で、どういう人が昔
こけしをこういうふうに売ってい
たのかとか、そういう詳しいこと
が載ってて、こけしに関するさま
ざまなことが書いてますし、
こけしを愛する人、
こけしをこれから愛したいと思う人に
すごいお勧めの本です。
◆で、
店員さんはこけしは大好き?
◆こけし、まだ持ってないです。
◆持ってないんかい。
◆今度、こけし、買おうと思っています。
◆おもしろい。
ありがとうございます。
ああ~っ!
これ、ランプ!◆知ってます?
◆光るやつや!
◆ご存じですか。
◆この方に会いに行きましたもん。
◆そうなんですか。
◆しかも、「よ~いドン!」のロ
ケで。
◆書庫バーにも
ちょこちょこいらっしゃるんです。◆えっ!?
元気かなあ~。
元気かな?
すごい、つながってる神戸で。
◆ここがフリーランスで、
一人で、個人でやっている方が
みんなと同じ作業場所を借りて交流しながら働けるという、
そういうスペース。
◆すごいなあ。
やり手ですねえ、本当に。
失礼します。
どうも。
織田と申します。
すいません、
お忙しいところ。社長、
美人に囲まれてるじゃないですか。
◆ありがとうございます。
◆ここが、じゃあ、社長の事務所
?
ここが働いてる場所ですね。
◆そうです。
◆やっとたどり着けました、
ここに。
やり手過ぎて、いろんなところも
う…。
子供のころから、子供のころから
絵とか、得意やったんですか。
◆むしろ、めちゃくちゃ下手くそ
で。
◆多分、そんな事ない。
◆ここで問題。
◆この4階のデザイン会社の
事務所の
雑居ビル1室だけが、
会社であって、あと5階は見ていただいたように、
デザインやアートをもっと
広く広めて知ってもらおうという思いで、
いろんなアートにちなんだ
店を展開しているのが
この神戸のデザインセンターだと
いう。
2階に書庫バーがあったりとか…。
◆利益度外視で。もちろん利益はあるんだけど、
度外視で、とにかく自分に本当に
思うことを
全部1階から4階までやってる感
じやね。
すばらしいなあ。
◆あの「zin」というやつもおもしろくて、
いろんな絵というか、
いろんなアーティストさんの作品が集まっ
ているんですけれども、そんな濱
社長、濱社長が、アートに目覚め
たきっかけがあったんですよ。
あっという瞬間があったんですけ
ど。
でも、絵が超下手だったんですよ。
◆「あっ」と、アートをかけたん
?
◆あっ…!
◆かけたん?
◆かけ…て…。
◆どっちでもよかったんや。
◆今の、どっちでもよかったんや。◆俺らが何とかする。
どっちでもええ。◆まだお互い信頼し切ってない。
◆すいません。
アートの社長がアートに目覚めた
きっかけは、一体何なんでしょう
かというのが…。
◆それまで下手やったんでしょう
?
◆下手でした。
超がつくぐらい下手でした。
◆それが急にうまくなった。
つまり、アートに目覚めたきっか
け。
◆うまくなりたいと思うきっかけ
がなかったんですね。
◆いつぐらいとかあったの?
◆多分、小学生のころですね。
◆そんなころ?
◆小さいときに。
◆小学校の何年生ぐらいですか。
◆でも大体5年生ぐらい。
◆小学校の5年生。
わかります。
僕も、小学校5年生のときに、
初めて歯を磨きましたから。
生まれて初めて。
◆遅いわ。
◆うちのおやじが、おまえ、
そろそろどうやと言ってくれまし
て。
昔はね。
小学校の5年生。
高学年で、
はっと自分のきき腕が違ってることに気づいた。
◆ああ~、逆で描いてた?
むっちゃ格好いい話ですね。
大体、おまえ、こっちやないか!
という。
◆それがきっかけだった。
◆違うんですね。
◆えっ、こんだけ沸いたのに?
答えに関係ないの?◆格好いい答えでしたけどね。
◆格好いい話やから。
◆菅さん、いかがですか?
◆だから、
自分よりもそんなにやなと思ってる人が、
普通に明るく、パッて
絵を描いてるのを見たときに、
これでいいんやと思ったと思うん
ですよ。
だから、宇治原さんの
「宇治原人」を見たとき。
◆出ました。
皆さん、覚えてますか?
大丈夫ですか。
スタッフすら、ほとんど笑ってま
せんけども。
◆えっと、スガメラのほうかな?
◆誰が覚えてるねん。
スガメラのこと、誰が覚えてるねん。
◆長いことやってると、
人事異動で代わるのよ。◆5年でしょう。
修学旅行。
修学旅行先で、絵がうまかったら、
ただでパンを食べられるみたいな
んがあって…。
◆芸人が全員食に釣られると思っ
たら…。
◆えっ、パン、要らんの!?
◆要りますけど。
◆宇治原さん、正解お願いします。◆難しいなあ。
僕も絵、めちゃくちゃ下手なんで。
頭いい人、下手なんですよ。
◆言い切った。
◆だから、頭がよくないと自分で
気づいた、社長が。
今の、ただの悪口や。
今のただの悪口や。◆ちょっと…。
◆正解のVTR、行きましょう。
◆今の、ボケよ…。
◆クラスに斉藤君という
めちゃくちゃ「ドラゴンボール」の
絵を描くのうまい子がおったんで
すよ。
◆モテたやろうなあ~、斎藤君。
◆人気度ぐあいがすごくて、自分も
もらっておかなあかんなと思って、斉藤君に言いに行ったんですよ。
悟空の絵、ちょっと描いてみたいな。
言ったら
ごめん、ちょっと2カ月間、待ってって言われて。
それがショックで。
みんな、もらっているのに、俺2カ月待てへんみたいな。
だから、僕もそれでこっそり家で
描き始めて、
◆2カ月、待たれへんから。
◆絵がうまいだけで偉そうにしやがって、自分だって
人気者に!と絵を猛練習。
デザインや美術の本を
読みあさり、得た知識を武器に社
長にまで
上り詰めたのです。
◆劣等感じゃないですけど、
羽生君とかね、比べられるわけで
すよ、僕だって。
勝てる要素、ないやん!
何かで勝とうと思って、個性を磨いた結果、
こうなってしまったという。
◆実績を積まないと、
食らいつかんとみたいな。
多分人一倍強いから、何やったら、まだ
その当時の感覚でいますから。
◆でも、今、人気者じゃないですか。
社長ですもん。
◆ピンキリっすよ。
◆社長…。
◆ちょっときっかけがあると、
そんだけ、
人生が分かれるんやっていう、そういうきっかけをつくれる場所
をつくるというのが何か、今、
目標としてあるので。
◆本当これからも頑張ってくださ
い。
◆おっ! 来た!
◆ぜひ、もらってください。
「となりの人間国宝さん」。
◆やった!
◆取り柄なんて
1つもなかったけれど、今では、
神戸の町なかに
自分のデザインした作品が
並ぶまでに。
モテたい思いで
始めたアートで会社を持てたやり
手社長です。
◆年収は何億ぐらい?
◆年収…。
◆気になって仕方がない。
それ、もう、いつ聞こうかなと思って。
◆一番若い子と同じ給料でやって
ます。
◆うそっ!?
本当に!?
◆ファイト!
◆ということで…。
◆また、新しい芸を見つけたんや
?
使えるで。
◆僕が勝手に比べてたんですね。
◆サザンの桑田君とよう比べるも
ん。
◆全然ちゃう。
やめて、謝って。
◆謝ってやあれへん。
デビューも一緒やしね。◆そういうところなんですね。
社長がアートに目覚めたきっかけ
というのが、
斎藤君という、人気者がいたわけ
なんですよ。
◆斎藤君、
思いつかへんかったわ。◆小学生のときから、絵がうまい
とか、スポーツできるとかで、
すごく人気者になる子が…。
◆「ドラゴンボール」なんか、
描けたら
人気になるで。
◆だから、
斎藤君、大人気。
絵を描いてと言ったら。◆俺、
「ゴルゴ13」の左向きの顔ばっ
かり描いてた、
横顔。
みんなおると思うよ、「ゴルゴ13」の絵を描いていた人。
横顔ね。
◆得意な角度だけ。
◆斎藤君にお願いしたら、
2カ月待ってと言われて。
◆2カ月!? 俺だけ~?って。
◆それが悔しかったのが、
原動力。
例えば、スポーツとか、結構ほか
にもコンプレックスというか、
◆濱さん自体、絵もそうなんです
けど、自分はこういうアートの道
に行って、
上手になってきて、またそういう、
何かきっかけがあって、
目覚める人を探してるじゃないで
すけど…。
発掘してあげるという。
◆わかるな。
この人ね、
アーティストというよりも、それよりも何よりも、
みんなと協調するとか、
みんなを囲み込む、あるいは引き寄せる、そういうのが魅力なんだ
ろうね。
◆今、円さんがおっしゃったとお
り、何よりも大事だと思っている
ことは、
人と仲よくなろうとすることだと
いう。
◆すばらしいな~。
◆そういう言葉を…。
◆俺には絶対ない。
◆ないなあ。
ほんまにないわ。
◆おまえが俺のことを言わんでええねん。
自分のこと言うておけや。
◆こういった人間関係とか、
そういうこともやっぱりね、
そういう人を大切にしてというと
ころ。
ぜひ、本当に、神戸、関西で
アートに興味がある方はぜひ、
行ってみたら。
◆本に興味のある人も行ってみた
ら…。
◆2階は書庫バーになってて。
◆行きたいですね、書庫バーとか。
◆本当に専門誌のような、本当に
…。
◆お酒飲むところで、
そういうことをやる、
すごい言葉は悪いけど、知的とい
うかすてきじゃないですか。
それで、いろんな本をこうやって、この落款の…。
これ、ネタになるわ、本当に。◆ちょっと見てみたいよね。
◆知らないこと、たくさんあるも
んね。
おもしろい。
◆ジャズのバーも。
◆おもしろかったです。
以上、花隈駅でした。
来週も続きます。
織田さん、ありがとうございまし
た。
続いては、「本日のオススメ3」
です。
皆さん、メモの用意をしてごらん
ください。
どうぞ!
◆本日のプロは、
グルメライター
天野準子さん。
人気情報誌「SAVVY」などで
グルメに関する記事の執筆に携わ
る
かたわら、
生まれ育った京都で
食の奥深さに魅了され、
さまざまなジャンルのお店
を食べ歩く、
京都在住の敏腕ライター。
そんな天野さんのオススメは?
◆今回は、
京都で味わう
個性派ひんやり麺を
3つ、ご紹介します。
◆1つ目のオススメは京都市中京区、
麩屋町通(ふやちょうどおり)沿
いに
店をかまえる
「河道屋(かわみちや)」
◆こちらは、
江戸時代から続く
老舗のおそば屋さんです。
お店も数寄屋造りで
京都らしさをすごく感じられる場
所なので、
遠方から来たお友達などをよく案
内するところです。
今回こちらでご紹介するのは、
みぞれそばです。
◆特製ダレに漬け込んだ
若鶏のもも肉。
味のアクセントに
山椒をまぶしています。
そばは抹茶をたっぷり練り込んだ
見た目も鮮やかな自家製の茶蕎麦。
仕上げに、昆布や
カツオからとっただし、
大根おろし、若鶏を盛りつければ
完成です。
◆おそばの上には、
大根おろしと若鶏が
乗っていて、その若鶏が
甘辛い特製ダレで
漬け焼きしてあり、
山椒もぴりっときいていて、
あっさりとしたおろしそばにめり
張りをつけてくれます。
抹茶を織り込んだおそばは
見た目にも涼しく、つるんとしたのどごしで
かめばかむほど抹茶の香りが口い
っぱいに広がり、
清涼感もたっぷりです。
大根おろしと茶そばのコントラス
トも涼しく、蒸し暑い京都の夏に
ぴったりです。
◆さっぱりした大根おろしと
合わさった茶そばが醸し出す
何とも上品な味わい。
京都に訪れた際は
ぜひ食べてみてください。
◆続いてのオススメは
京都市下京区河原町にあるお店
「芙蓉園(ふようえん)」
◆四条河原町の
裏手にある中華の隠れた名店です。
こちらのお店で紹介するのは、
夏限定の冷やし担々麺です。
◆味のベースになるタレは、
ゴマをペースト状にした調味料チーマージャン。
そこに鶏ガラスープや
甘酢を加えます。
細麺ながらもコシがある玉子麺を
さっとゆで、
氷水でしっかりと締めます。
仕上げに、特製ダレをたっぷりとかけ、
きゅうり、ピリ辛の肉味噌を
トッピングすれば完成です。
◆担々麺というと、
辛いイメージですが、こちらの担々麺は
辛さよりも
うまみが優勢です。
タレは、芝麻醤(チーマージャン
)に
自家製鶏ガラスープ甘酢が入って
いて、
サラサラなんですが
コクもあって、甘酢の
さっぱり感もあり、
すすってしまうほどくせになるお味です。
豚ひき肉に赤みそ、
豆板醤を加えた肉みそはコクがあり、
麺と豪快にまぜていただくと一体
感がたまりません。
細麺なのにコシがあり、しっかり
締めてあるので、
冷た~く、つるんつるんです。
◆ゴマの風味が香る冷たい担々麺。
ぜひ一度、味わってみてください。
◆3つ目のオススメは
京都市左京区、京阪三条駅近くに
店を構える「うね乃」。
◆こちらのお店は、
コブやカツオを扱う
おだしの老舗うね乃さんが手がけ
る
おうどん屋さんです。
今回ご紹介するのは、冷やしちらしうどんです。
香川県産の小麦、水、塩のみでつ
くる
自家製麺は、やわらかなのにコシ
もしっかりあり、
京うどんの進化系です。
◆その麺に合わせる具材は、粘りの強いヤマトイモや梅肉
だし巻き玉子。
さらに、見た目も涼しげなジュレは
6種類のだしをゼラチンで
冷やし固めています。
◆料理長が割烹出身ということも
あって、
味がビシッと決まっていて
おいしいのはもちろん、うどんというより、
一つの料理というぐらい、見た目
も美しいんです。
こんなに細く切れる?というぐら
い、
細かく千切りされたミョウガとニ
ンジンの下には、
だし巻き玉子、梅肉、さらに
とろろをしのばしてあって、
一口ずつ、違った味が楽しめます。
◆つるつる、もちもちの京うどんにたっぷりの具材
そこに、だしのうまみがきいた
冷たいおうどん。
この季節の味わいをご賞味あれ。
◆続いてはロザンのお二人、
よろしくお願いします。
◆さあ、今回は、
大阪管区気象台でございます。
◆西日本の気象を統括している
ところなんですけれども…。
◆どこにあんの?
場所も知らん。
◆官庁というか、
集まってるあのあたりあるんじゃ
ないですか、
大阪城とか、あの近くに。
◆気象のお話でございます。
梅雨ですからね、今。
ごらんください。
◆さあ、今回は大阪管区気象台の
ほうにやってきました。
さあ、あいにくの雨ですけれども、これももしかしたら、
今回のクイズになるかもしれません。
◆この時期ですからね。
こちらに来させていただいたということもあるでしょうし。
◆どうですか、宇治原さん、
天気のほうは。
◆あっ、得意です。
これでも、
ほんまに得意なんです。
◆地学でしたっけ? 専攻。
◆そうなんですよ。
僕は高校、センター試験、地学で。
◆センター試験の地学、何点でし
たっけ。
◆センター試験の地学は、95点
とってます。
◆すげえ!
◆気象庁の機関であり西日本の天気予報を担う
「大阪管区気象台」。
関西はもとより、
全国、世界の気象を把握し
近年、増加するゲリラ豪雨や
災害につながる自然現象を
24時間体制で監視!
まさに
私たちの安全を支える場所!
今回は、そんな気象台にまつわる
うんちくクイズを出題!!
ジメジメ、しとしと
梅雨の時期!
そんな梅雨に関する
意外な事実が明らかに!
◆そして気象台が
天候以外に観測している
意外なものとは?
◆さらにコーナー史上初めてのスペシャルゲストも参戦!!
◆案内していただくのは、
大阪管区気象台の広報係長山田貴之(やまだたかゆき)さん。
◆すごい優しそうな。
◆きっちりしてるはるといううのが出てますわ。
出てますわ。
◆山田さんでございます。
◆わかりました。
◆まずは宇治原が
気象台の知識をひけらかす!
こちら大阪管区気象台、もちろん、
天気の予測をしてるんですけど、
どうやって予測をするかという話なんですが、
皆さん、ご存じ、気象衛星ひまわ
りですね。
こちらから送られてくる雲のデー
タとか、あるいは、スーパーコン
ピューターなんかも使って、
気象を予測されるらしいんですけど、そもそも、「ひまわり」は、
なぜ花の名前がついているんだと。1977年に
第1号機が打ち上げられるときに
宇宙開発事業団のほうが宇宙に花
開けという
意味を込めて、
太陽を連想させる「ひまわり」という
名前をつけたということでござい
ます。
◆すばらしいです。
◆ありがとうございます。
◆よくご存じで。
◆すごいでしょう。
◆最初に向かったのは…
◆うわあ、モニターがいろいろ。
◆こちら現業室といいまして、
24時間体制で
気象状況の監視や把握を行ってい
ます。
◆全部の天気予報は
ここから出てると思っていいんですか。
◆大阪府のですね。
◆天気予報は、まず気象衛星ひまわりが
宇宙から雲の動きを観測するほか、全国に設置された
アメダスによって雨量や気温なども観測。
さらに船から行う海の気象観測や
気球を使った大気観測などなど
ありとあらゆる方法で
収集したデータが
気象庁や気象台に集まります。
気象台はその情報を
スーパーコンピューターによって
処理し
データを発表するとともに
こちらの現業室(げんぎょうしつ)で
天気予報が行なわれるんです。
さらにテレビの場合は
気象台のデータを受け取った
気象予報士が独自の見解を加え
発表しているという流れなんです。
◆こちらの方ですかね。
◆予報官の岩本と申します。
◆関西テレビさんに
片平さんという方が
おられるじゃないですか、
あれは気象予報士の方ですよね。
それと予報官というのは
違うんですか。
◆予報官というのは、
私の役職なんですけれど…。
◆予報官とは、気象庁で天気予報を担当する国家公務員。
片平さんは、国家試験に合格した
民間の専門家なんです。
◆こちらの方々は、
気象予報士の試験は
受けるんですか。
◆受けることもできます。
私は持ってますけど。
◆持っておられるんですか。◆すごいわ。
余裕ですか。
◆フフフ…。
◆いい笑い出ましたね、
今。
めちゃめちゃ狭き門と言われてま
す。
◆予報官の人からしたら、余裕な
んやわ。
「片平」って呼んでるんですか?
◆いやいや。◆全員呼び捨て?
◆とんでもないです。
◆では、ここで
スタジオのモモコさんに
基礎うんちく問題!
◆例えば、12時間のうち
雨が6時間未満だったら「くもり○○雨」
3時間未満だったら
「くもり○○雨」と
発表しているんです。
毎日、天気予報聞いていればわかりますよねー?
◆天気予報は絶対見ますよ。
曇りちょっと雨と、
曇りちょっとだけ雨や。
◆お願いします。
◆そうなんだ。
◆それでよかったでしょうか。
◆はい、正解です。
◆山田さんじゃなくて。
◆山田さんもわかってるから!
◆ちなみに降水確率50%とは
「その地域の半分で雨が降る」
ことではなく、
「その地域全体で雨の降る確率が
10回中5回ある」という
意味なんだとか!
勘違いしている人多いですよね!
では、天気の予測が行われる
現業室の中へ!
◆何かいろいろ。
これは
いろんなデータが机の上に。
◆これが
スーパーコンピューターがはじき
出してきた初期数値。
ここから予報官がどのように
修正していくかを考えて。◆最終的に予報官が修正するとい
う。
◆こういうのをやっていただいた
やつをテレビで片平さんが言って
るということですよね。
◆そうです。
◆手柄の横取りですよね?
◆違う違う。
片平さんは足してるから。
◆足すな、足すな、片平さん。
◆足してる言うても、
ダジャレ、足してるぐらいやけど
な。
◆そやねん。
◆ではお待ちかね!
梅雨に関するツウうんちく問題!
◆これ、しないんですか。
◆しないんです。
◆でも、気象予報士の方とかは、
「梅雨入りです」とかって言いま
せん?
◆発表はするけど、予想はしない
ってことですか?
◆そうですね。
◆意外なんですが梅雨に入った発表は行うものの
事前の予想は行なっていないんで
す。
これは一体なぜなのか?
◆そうなんだ。
お願いします。
◆早いな!
◆何をもって、みたいなことなん
ですかね?
◆そうですね。
◆国家公務員ですから、
そういうところも関係してくるよ
うな。
◆そうですね。
◆2人とも、きっちりされてるでしょう。
わかるじゃないですか。
シャツイン、シャツインじゃない
ですか。
◆それは企業やったら
どこでもそうだと思いますよ。
◆見てください。
こっちは誰もシャツインしてない。
◆ここで視聴者の皆さんに特別ヒント!
梅雨とは、雨や曇りが多い
雨季の事。
つまり季節の一つなんです。
果たして、宇治原の回答は?
◆外れたときの訂正が大変だから。
ちょっと待ちぃな。
◆得意なんですよね。
◆得意です。
◆地学、95点。
センター試験。
◆ちょっと待って。
◆待つことはないけどな、
ほんまは。
でも待ちましょう。
◆優しい!
◆もう1回、言っていいですよ。
◆優しいなあ~。
外れた場合にクレームが来るから。
◆残念です。
◆残念って言うてるやないか。
◆ふわっとしてんなあ~。
◆春から夏に移行する
間の季節、季節現象なんで、
「きょうから冬です」とは
ということは言わない。
◆そのため、気象庁では梅雨入り発表も
「梅雨入りしたと見られます」
という
曖昧な表現で行なっているんです。続いて訪れたのは?
◆またちゃんとされてる方。
えっ、何? 理科の実験に使いそ
うな…。
◆実験器具みたいや。
◆これは我々にとって
大切な機械なんですけども。
◆では、ここでスタジオの円さんに
知らなきゃ恥ずかしい
基礎うんちく問題!
◆バースデーケーキちゃう?
雨があの中に入って、
◆宇治原さん、答え、
お願いします。◆こちらは降水量を
図る機械ということですよね。
◆えっ、これで?◆はい。
詳しくは
松田のほうからご説明させていただきます。
◆山田さん、わからんのかい!
◆担当があんねん。
◆これは、転倒ます型雨量計と言
いまして、
実際は、この上にカバーが…。
置いてあるときは、こういう形で置いてあります。
降った雨が
ここに落ちてきます。落ちてきた雨がここにたまります。
いっぱいになると
カタンと倒れる。
◆この雨量計は、シーソーのよう
な
構造になっており、
雨が0.5ミリたまるたびに
「マス」が反対方向に倒れる仕組
み。
その倒れた回数で
雨の量をはかっているんです!
◆結構アナログなんですね。
◆おもしろいね~。わかりましたか、山田さん!
◆はい。
◆いやいやもともと知ってはる。
担当やないから、答えへんかった
だけで。
◆この雨量計が
実際に使
用されているのが
全国およそ1300カ所に
設置されているアメダス!
◆じゃあ、
入らせていただいても…。
◆ちょっと…、ちょっと待ってもらっていいですか?
ちょっと入られると困るんです。
◆この中、入ったらだめなんです
か。
◆だめなんです。
◆実は、
温度計なんかが敏感なものですから、
人がたくさん入ると、それで
大阪の気温が変わってしまったり、
そういうことがあるといけないの
で、申しわけないですが…。
◆なぜあけたんですか、じゃあ。
◆まあ、見えやすいように?
◆アメダスでは、気温や雨量
風速や日照時間など
天気予報に欠かせないデータを
観測しているため、立ち入り禁止
!
さらに意外な観測も…
ではここで、宇治原への
ツウうんちく問題!!
◆いいですか。
はああ~!
でも、これを観察してくれたら、
何か、まあまあね。◆そうですね。
◆どう答えようかな。
狭い範囲の答え?
ある程度広い?
◆難しい質問やね。
まあまあ、狭いっちゃ狭いし、
広いっちゃ広い。
◆ここで視聴者の皆さんに
特別ヒント!
この映像の中にも
その一部が見えていますよ~!
果たして宇治原の解答は?
◆お願いします。
◆動物や植物?
◆答え、お願いします。◆大正解でございます。
◆ありがとうございます。
◆これは生物気象観測といい
桜の開花予想などは
広く知られていますが
ほかにもアジサイや
カエデといった植物を観測することにより
季節の遅れ進みや
気候の違いなどを
把握しているんです。
同じように、ウグイスクマゼミの鳴き声を
初めて聞いた日、
ツバメ・モンシロチョウを初めて見た日などの観測を行い
気象観測に役立てています。
◆それは誰がですか。
◆観測課の職員が
実際に見る。ですから、朝出勤してくる途中、
もうそろそろ鳴くなあと思って
気にしながら出勤してきて
鳴いてたら、じゃあ、オーケーと。◆ということですよね。
◆では、ここで天気と動物に関する
素朴な疑問!
◆昔から言われてることってあるじゃないですか。
ツバメが低く飛んだら雨が降ると
か、
そんなんってやっぱりあるんです
か?
◆湿度が高くなってくると、
虫が高く飛べなくなって、
低く飛ぶんですね。
その虫を餌にしてる
ツバメが低く飛んで、虫を捕まえ
ると。
◆昔から言われてることって、
理にかなってることがあるんかな。
風邪を引いたときに
喉にネギ巻くのはどうなんですか。◆関係あるか?
それ、山田さんと関係あるか?
◆それでは、ご褒美グルメをかけた
最後のツウうんちく問題に
参りましょう!
今回のご褒美グルメは、
谷町四丁目駅から徒歩6分。
「洋食屋ふじ家」の
スペシャル定食
コストパフォーマンスのよさで
選ばれる
ミシュラン・ビブグルマンに
掲載されている老舗の洋食屋さん
で
絶大な人気
を誇るハンバーグは
焼く前にパン粉をまぶし、肉汁を十分に閉じ込めた逸品!
お箸を入れると、あふれる肉汁!
そして食欲をかき立てるほどよいスパイス!
これ食べんと、ほんま後悔するで
~!
◆ご褒美グルメをかけた
第3問目なんですけど、
どうしても問題を出したいという
方に来ていただきました。
こちらの方です。
◆こんにちは!
◆出た出た出た!
◆片平敦です。
◆よろしくお願いします。
◆最後の問題は、
天候とダジャレに精通する
気象予報士の片平さんから出題!
◆大阪管区気象台に行かれたと聞
いたんで、
これは絶対
何か、かかわらなアカンと思って、
なかなかそんな機会ないですから、
希少(気象)価値が高いんでね。
◆出ました!
◆さすがやな。
うれしそう~!
◆楽しくてしょうがない。
◆片平さんからのツウうんちく問
題です。
お願いします。
◆こちらです。
◆めっちゃおもろい問題や。
◆ええ~っ!?◆おわかりになりますか?
こんな日です。
◆ああ、
そうなんや。
◆等間隔で並んでたら
わかんねんけど、そうでもないや
ん。
◆これ、知っておくと、
人生の転機(天気)になるかもしれない。
◆おいおい、おいおい…。
出してくるな。
◆出してくるやん、もう。
◆僕的には、
6月6日は意外。
◆そうですね。
これはそうですね。
◆いいヒントですか。
◆すごいいいヒントやと思います。
◆ロケ日、6月6日なんですよ。
◆意外!
◆意外?
◆どっから答え出すねん。
◆むずいな~、これ…。
◆では、皆さんに特別ヒント!
この日付は、毎年の調査によって
決まるため、変化していくんです
!
そして、梅雨の時期である
6月6日は意外!
◆ご褒美グルメをかけて
ツウうんちく問題!
3月6日、4月3日、6月6日、
7月27日、10月18日。
この5つは一体何の日?
果たして宇治原の解答は!?
じゃあ、
宇治原さん、お願いします。
◆最も晴れる日?
◆すばらしい。◆いいですか。
◆いいです、いいです。
前後に日に比べて、
なぜかわからないけど、
特段、晴れやすい日、こういう日を特異日というんですよ。
◆この5つの日付は、
前後の日に比べて
特別晴れやすい日!
取材日は、たまたま雨でしたが、
統計学的にも不思議なほど晴れ、
なぜ晴れるのかは、いまだ不明なんだとか。
ちなみに雪の特異日や
台風襲来の特異日なんかもあるんです。
それではご褒美グルメの
スペシャル定食いただきます!
◆片平さんも一緒に食べるんです
か。
◆いや、僕はこれから
「報道ランナー」の本番がありますので。
◆じゃあ、ほんまに今の1問を出
すためだけに
来てくれたんですか。
◆来ました。
「報道ランナー」、月曜日から金
曜日の夕方に夕方に
毎日、絶賛放送中です。
見なきゃたまランナー。
◆はい、帰ってください。
◆片平さんお疲れ様でした!
◆これ、近くにあったらうれしい
店やな。
◆ここ、ええなあ。
◆ハンバーグの肉汁すごいよ。
すごいよ、肉汁!
うまいなあ~。
すごいソースも控え目にしてるか
ら、
お肉本来のうまみがわかる味にな
ってます。
◆よかった~、正解して。
◆これは正解してよかった。
さあ、宇治原さん、
今回、3問中2問正解でした。
◆3問、行きたかったね、好きや
から。
◆当たり前ですけど、
めちゃくちゃやってくれてるね。◆たくさんのデータを
分析して。
◆外れたら、
片平さんだけけなしてください。
◆やめたれ、おい!
せめておるときに言うたれよ。
3問中、2問。
地学、95点の意味がわかりまし
た!
◆というわけで、
2問正解でございました。
◆ちょっと1問だけ、外してしま
いました。
まずは片平さんがスペシャルゲス
トで来ていただきました。
ありがとうございます。
◆地学わからんけど、
私らも2問当たってたで。
◆95点、取れる。◆気象予報士の方って、よく
あしたは雨ですとか、今週の土曜
日は…って、
結構外れることもあるじゃないで
すか、外れたときでも
堂々としてるでしょう。
あの態度はどうかと思う。
◆いやいやいや。
◆頭、かきながら、すいません、
間違えました~やったらいいんで
すけど。
◆片平さんだけね?
◆気象台の方もおっしゃっていま
2018/06/27(水) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン![字]【絵が超苦手だった男が始めたデザイン会社&大阪管区気象台クイズ】
国宝・絵が超苦手だった男が始めたデザイン会社&50年集めたレコード▽大阪管区気象台クイズ、天気予報の裏側に迫る▽ガラス細工店のお宝
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「ロザンのうんちくん」「あいLOVE田舎暮らし」「スゴ腕ワーカー」「いっちゃん高いもん HOW MUCH!?」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ごきげんなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
ハイヒールモモコ
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
ロザン
織田信成
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
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