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2018/07/15(日) 09:55〜10:25 所さんの目がテン!カメ一筋40年の研究者[字]

♪♪~

佐藤) <今回は 新企画>
<前回は
フクロウを追い続け→
森の生態系を守る人物に
密着しました>
<そして
第2弾となる今回密着する人物は!?>
<いつでも
どこでも→
豪快に笑っている
この方>
<その発見は

著名な科学誌『ネイチャー』に掲載され→
世界の注目を浴びました>
<学生時代は…>
<しかも
その…>
<一体…>
<今回の『目がテン!』は…>
もうちょっと分かりやすいのに
してもらえない?
ちょっと
ヒントが足りなかったですねぇ。
今回も
気になる方ですからね。(渡辺) そうですね。
エントリーしましたよ

。こちらで 確認…。
ちょっと

見て行きたいと思いますけれども。
まず
世界が注目する研究者であること。
そしてですね
趣味は ボクシング観戦で→
無類の格闘技好き

そして
父親が日本画の大家→
平山郁夫さんなんです
。う~ん。
平山郁夫さんは

皆さん ご存じの通り→
シルクロードを描いた絵が
有名な画家の方ですけども→
さぁ
所さん何の研究者だと思いますか?

笑い)あっ 分かった!
お父さんが描いたものを
全部 岩で造ってんだ!
そういう人!
ちょっと違います!
ちょっと違う…?
(渡辺:佐藤) ハハハ…!
だから
もうちょっとヒントちょうだいよ。
早速
調べて来ました。


平山先生) はい。
<こちらが…>
何か こう…。
…連れて行って
くれるんですよね?
おぉ!
<その秘密基地のために借りているマンションの一室へ>
何か…


平山先生) そうです はい。
<ここは
通称…>
<現在
飼育しているカメは13匹>
<でも
それだけではありません>
<なんと
冷凍されたカメが100匹近くも>

平山先生) アハっ そうですか。
まぁ
そうですよね。
あと…

ええ
ええ。
<そう
先生の専門は→
生きたカメではなく

その骨!>
<山積みの箱の中は
全て カメの化石と骨格>
<その数
1000点以上>
<カメの化石を求めて→
これまで 世界20か国以上を調査>
<なんと
17種類の新種を発見して来ました>
<中でも
世界を驚かせたのがこの化石>
<ブラジルで発掘した…>
<…の化石>
<その世紀の大発見は→
権威ある科学誌 『ネイチャー』に掲載され→
世界の注目を浴びました>
(平山先生)日本っていうかね…。
え~!
<つまり カメは恐竜と同じ時代を生き→
今も生き延びている>
<そのためカメの化石を見ると→
恐竜の時代の環境が
分かって来るといいます>
<カメの化石に至る
そもそもの きっかけは→
6歳の時>
<父親からもらった古生物図鑑に→
強く引かれたといいます>
カッコいいです カッコいいです。(平山先生) ねっ。
アハハ


<そして…>
<古生物を学べる亀井教授に師事>
<ところが…>
アハハハハ。
<しかし
いざ研究を始めると→
恐竜が生きていた時代の…>
<カメの化石を通して恐竜が生きていた時代の環境が→
少しずつ見えて来たのです>
<以来40年カメの化石に まっしぐら>
<周りの石を溶かして…>
(平山先生) これはね…。
ええ

そうなんですよ

<かつて
恐竜に憧れた少年は→
61歳になった今も→
カメの化石から恐竜に思いをはせていました>
はぁ~!
まぁ すごい昔のカメが…今も カメがいるわけで→
比べてみたりとかで
いろんなことが分かると。
分かると
。すごいね!
豪快に笑うね
あと。(笑い)
ホントに明るくて

いい方。
なぜ
このカメの化石が大事なのか…。
こちらですね
カミツキガメというカメの背中の甲羅なんですが→
裏返して見てみてください
。いいんですか? はい。
あら!
こんなんなってんの?
はい
そうなんですよ。面白い。
人間と同じ肋骨のようなものが
見えるかと思うんですが→
実は
カメの甲羅丈夫な骨で出来ているんです。
はぁ~
。え~。
さらにですね
この平山先生の研究活動に密着していると→
カメの驚きの生態も
分かって来ました。
こちらをご覧ください

<この日
ある国際シンポジウムが開かれました>
<翌日
先生が研究者を連れて訪れたのは→
伊豆半島にある…>
(平山先生)これは みんな ヘビですね。
<実は

ここ…>
<さらに!>
アハハハハ。
<そう
ここは見て触って楽しめる→
体感型の動物園として
人気なんです>
<そして
圧巻なのは こちら!>
お~

<カメは
全部で1000匹以上>
<そこは
まさにカメの楽園になっていました>

平山先生) うお~!
<世界から
120種類以上のカメが>
うわ~


平山先生) あっ そう?

平山先生) うわ…。
アハハ
。アハハハ。

平山先生) すごいでしょ?
うわ~


<この後…>
うわ~。
130歳!?
<待っていたのは…>
この2人は。
そうですね。
<実は ここ…>
<…でもあるんです>
<60匹以上も
飼育しているんだとか>
はい。
(平山先生) お~ ベビー。
<アルダブラゾウガメの…>
え~!
<と 突然 始まった
イズー名物のカメレース>
<すると…>
<しかし こんな時でも→
平山先生は カメの動きに注目>
<この動きの遅さこそ→
カメの生き残り戦略だと
いうんです>
あるいは…。
<カメは 動きが遅い分種によっては 数か月の間→
何も食べずに
生きられるといいます>
はい。
いわゆる温血動物。
あ~ そうなんですか。

<カメは究極の省エネ家だからこそ→
恐竜の時代から
生き延びて来られたんです>
すごいね 世界中から集まって
研究者たちが。
で また あの研究者たちも
ああいうレース見るんだね。
あと あの歩き方なんかも
見るんだね。はい。
省エネな歩き方ね。
そうなんです。
私たち人間は
体温を一定に保つために→
食べ続けなければ
いけないですよね。
ただ 一方で カメは
それをしない手段を選んだため→
常に暖かい所でしか
生きて行くことができないんです。
だから 今の この日本で野生の
カメが生きていられるのは→
関東地方が北限だといわれてます。なるほど。
熱に換えない分暖かいとこにしか いられないと。
はい。
あっ そうなんですか へぇ~。
さぁ ここからが いよいよ
平山先生の研究の真骨頂。
カメの化石発掘調査です。
<やって来たのは東北 岩手県にある久慈市>
(森) ご覧ください。

<早速 平山先生と一緒に発掘現場へ>
(森) 秘密の場所。
<そこは 研究者だけが入れる…>
<すると…>
はい。
(平山先生) 大丈夫ですか?
<雨でツルッツルにぬれた丸木の上を渡ると…>
(平山先生) はい。
あ~!
<そこは 先生が6年前から
発掘調査をしている現場>
(平山先生) 実は この…。
<狙うのは 火山灰の下の地層>
<実は
非常に珍しい地層なんだとか>
ええ はい!
<驚くのは年代だけではありません>
(平山先生) 岩なのに… ギュっと。
割れました へぇ~。
<一般に 日本の…>
ええ まぁ非常に そういう意味ではね…。
<しかし いくら軟らかく
掘りやすい地層とはいえ…>
<果たして…>
<早速 発掘開始です>
<まずは 上にある地層を
切り崩します>
(森) 川に… 川の お水…。
あっ ホントだ 重い。
私 あの…。

(平山先生) あ~ そうですか。
<何年前のことか
分かりませんが→
頼もしい限りです!>
<さらに 工事現場で使う削岩機を使って→
下にある地層を掘り出します>
(森) はい ここですね。
<森さん 人生初の削岩機に挑戦>
<そして 切り崩したブロックを詳細に見て行きます>
(平山先生) え~っとね…。
<これは炭ですが→
カメの化石も同じように→
平らな状態で見つかることが多いんだとか>
<アイスピックを使って
より細かく砕いて行きます>
<と 森さん
何かを発見した様子!>
(森) 先生…。
(平山先生) はい。
(森) こういうとこ。
<やはり カメの化石は簡単には見つかりません>
<そして…>
はい?
<それは 9000万年前に
生えていた→
木の樹液が固まったもの>
<実は 久慈は琥珀の産地>
<古くから
宝石や香料として重宝され→
古墳時代には 奈良まで

運ばれていたといいます>
<作業開始から…>
<入社22年目の森さんに疲労の色が…>
(森) よろしくお願いします。
<近くの博物館のスタッフに手伝ってもらうことに>
<そして…>
<すると!>
<先生が
何かを発見したようです!>
(森) 何でしょう?
(平山先生) うん。
<それは
新種と思われるカメの甲羅>
(スタジオ:所) あの部分?
(平山先生) あっ すごい!
(森) やった~!
(森) アハハハ!
ここが熱帯だった。
<アドクスというカメが生きられるのは 熱帯の気候>
<つまり 現在の久慈一帯は→
かつては 熱帯だったという証拠になるというんです>
(森) 古文書?
ええ。
はい そうです そうです。
少なくとも…。
<すご腕研究者でした>
すごいね! あの辺…。
熱帯だったっていうね。
あれがいたから。
はい。

はぁ~。
こちら ご用意いたしました。
何?
いいですか?
何?
これがですね 今回 発掘された…。
いや 俺 研究者じゃないから分かんないよ。
やっぱ さすが 長年やってるから
すぐ あの先生 分かるんだね。
「あっ これ アドクス」って。
ねぇ。
アドクスは 淡水性のカメで
ご覧のように→
水かきのようなものがあったと
されているんですね。なるほど。
そして 今回 発掘された
甲羅なんですが→
おなかの甲羅の一部だと。
これ?はい。
へぇ~!
ここから計算すると→
この甲羅の大きさというのが→
大体50cmぐらいあったんじゃないかと…。
こんな? こんな大きいカメなの。
そして 今回…。
これを?
なので→
これが正式に受理されれば
これ 大発見ということですから。
もう…。

…ということになります。
『目がテン!』が
見つけ出したわけじゃないじゃん。
これからも
いろいろ研究してくださいませ。
さぁ 次回は 何ですか?
はい 次回は→
移住体験シリーズ第3弾です。
南の楽園 奄美大島の科学です。
近年 訪問者が増加し
人気急上昇の島にプチ移住。
澄んだ海に 手付かずの大自然→
独特な文化を残すスポットを科学の目線で調査。
さらに 先輩移住者や
地元の方から学ぶ→
快適に暮らす生活術に迫ります。
これ すごく参考になるからねこのシリーズね。
ぜひ見てくださいませ
ごきげんよう。
2018/07/15(日) 09:55〜10:25
読売テレビ1
所さんの目がテン!カメ一筋40年の研究者[字]

人物ファイル第2弾・カメ界の重鎮!世界が認めた亀仙人登場▽マンションの一室はカメだらけ…恐竜好き少年がカメ研究に至った数奇な半生▽森富美アナが化石発掘で新発見?

詳細情報
出演者
【MC】
所ジョージ
【実験プレゼンター】
渡辺裕太
佐藤真知子(日本テレビアナウンサー)
番組内容
常人には理解できないほど研究に情熱を注ぐ探求者「人物ファイル」第2弾▽カメ一筋40年!世界最古のカメ化石を発見した男に密着▽恐竜大好き少年がなぜカメ研究の重鎮に?カメと恐竜の意外な関係性が明らかに▽カメの楽園で衝撃シーンを目撃…のろまなカメの生き残り戦略とは?▽ニュースでお馴染み森富美アナが人生初の削岩機!カメの化石発掘なるか!?
音楽
【新エンディングテーマ】
「未来」所ジョージ
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/megaten
おしらせ
※日本テレビ、2018年7月8日放送分です。


ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
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