まるで海の上に道があるかのように→
同じ航路を進んでいるのが
よ~く分かりますよね。
いや~ 関門海峡を安全に
通るのって大変なんですねぇ。
でも 関門海峡を難所にしている
理由は まだあるんです。
それは なんと 海の中に
隠れているんだそうですよ。
こちらがですね…
最近は大型化してるからね。
実は…
底をこすってしまう危険性があるので→
通る事ができない大型船も
あるんです。
海を少しでも深くするため
明治時代から現在に至るまで→
絶えず 海底の土砂をすくい取る…
関門海峡が 浅瀬が多い危険な海峡である事は→
昔から さまざまな記録に
残されてきました。
今は もう ないんですけれども
あの辺りになるんですが→
「死の瀬」と… deathですね 死の。
あっ そういう意味ですか。
こちらが…
え~ すごい絵ですね これ。
(田中)岩礁に
波が ぶち当たっているような→
ちょっと おどろおどろしい絵に
なってますけど。→
実は…
その有名な武将はどなたになるでしょうか?
(田中)はい。→
「ブラタモリ」ではすごく なじみのある→
武将だと思うんですが。
その人って…
(笑い声)
(田中)そうなんですね。
(田中)
はい! そのとおりなんです。
ここまで来て近道したいんだ!
危ないっつうのに。(笑い声)
天下の秀吉をも苦しめた
関門海峡。
…という3つの関門が
立ち塞がる→
まさに 海の難所なんです。
関門海峡が どんな海峡か。
そして ここを どうやって
船が通っているのかを→
ご理解頂けましたか?
よく分かりました。
でも…
気になりませんか?あ この海峡がね。
気になりますね。
今度は…
行きましょう 行きましょう。
続いて タモリさんがやって来たのは 下関側の高台。
私 その辺り
詳しくありませんので。
ご案内いたします。
行きましょう!
たくさん担当の方が…。
それぞれのご専門の方。
海の難所 関門海峡が
どう出来たのか→
探りに行きましょう!
これ すごいな。わあ~。いい景色が。
きれいですね。
はい。
これ すごいじゃないですか。
海峡が一望できます。海峡が一望だ。
あ~ すごい!
きれいですね。きれいだよね。 狭いねぇ。
フフフフッ 改めて。
あっ。こんにちは タモリさん。
産総研の高橋です。
どうも。
1年ぶりですね。
1年ぶりですね。
日本全国の地質を
30年以上にわたり研究しています。
「秩父」「長瀞」の回
以来の登場です。
確かに 海峡の両岸には 高い山。
間には 幅の狭い海峡。
なんとも不思議な地形ですねぇ。
なぜ これが出来たか ですよね。
まあ だから
こう見てみると…。
え?
(小声で)待って下さい。
それ以上 言われると
九州まで飛行機で飛んできて→
ここで 「はいOKです」って
なっちゃいますから。
タモリさんが言うように
関門海峡の両岸にある高い山は→
つながっていたんでしょうか。