いきなりトイレ物件は→
都内だけでも
10か所以上ある事が判明。 更に!
何で?
なんと部屋の真ん中にバスルーム!
ええ~!
いくら何でも。
早速 ディレクターは
問題の物件がある大阪の中心街へ。
こちらのマンションですか?
はい。
築22年
8階建ての賃貸マンション。
こっちの部屋ですか。
こちらのお部屋になります。
ああ~。 これは 本当に→
真ん中にお風呂があるんですね?(不動産屋)そうですね。
(ディレクター)これは
インパクトありますね。 ええ~!
丸見えのお風呂やトイレなど→
水回りが真ん中にあるワンルーム。
バスルームを除いた
15畳ほどのスペースに→
家具を置くのだという。
取材中 20代前半の女性が部屋の内覧に来た。
(不動産屋)すごいでしょ?
はい。
なぜ この間取りに
興味を持ったのか?
聞けば 女性は
近くの食品会社に勤務。
仕事にも慣れ 刺激のない生活に
変化を求めていたという。
ほかにはないお風呂で
気分転換をしたいと→
この間取りに惹かれたらしい。
なるほどね。 透明で。
しかし 一体…
謎を解くため訪ねたのは不動産業界に詳しい専門家。
専門家によれば 特に深刻なのは
首都圏のアパートなど。
相続税が
強化された 2015年を境に→
空室率が急上昇している。
節税対策のアパート建設が相次ぎ→
供給過剰になったのだ。
その結果 単身者向けの賃貸物件で客の奪い合いが激化したという。
そこで
今までとは ちょっと違う…
更に 専門家によれば 玄関に
いきなりトイレという間取りには→
もう一つ利点があるという。
(専門家)従来だったら 2つに分けていたものを3つに分けて。→
とはいえ 居住している
この 住んでいる空間は→
そんなに大きさを変えない
という工夫をするためには→
玄関入ったら もう いきなり
お風呂とトイレが→
むき出しになっていると。
トイレや風呂を仕切らない事でスペースを節約する事に成功。
その結果…。
家賃9万円の部屋を2つつくるスペースに→
7万円の部屋が3つ。 家賃を抑え
入居者を呼び込めるだけでなく→
合計の収入は増える事に。
不思議な間取りが増える背景には→
不動産業界の生き残りをかけた
工夫があった。
このあと!
不思議な間取りは住宅だけではなかった!
変わった店のつくりで大繁盛する
飲食店の謎に迫る!
そういう事情なんですか!
人気あるのが すごいね。
そうですね。 いきなりトイレ物件。
いや 何か 間取りを変えるっていうのは分かるんだけど…
ちょっと びっくりです。
狭くていいっていう。こういう間取りが好きとか→
こういう部屋に
こだわりがあるとか…?
(笑い声)
今日も スタジオには 専門家の皆さんに お越し頂いています。
この不思議な間取りについて
ご意見のある方?はい!
ないわ。 全然ないわ。
こればっかりは。はい。
(久保田)では 澤口先生。
これは 相当いいですよ。
珍しいものなので。
さっき言ってましたね 女性が。
高齢者の方は ああいうのは多分
避けるんです。 珍しすぎちゃって。
ですが 新奇追求性
っていうんですけども→
新しいものを追求する事によって
ドーパミンという物質が出るんですが→
高齢者は
ドーパミン減っているので→
新しいものとか