ちょっと聞いてくれる？これ なん… なん…
これ ほんま なんなんかなって
俺 思うねんけど…
なんですか？
さだ子がね
まあ
今に始まったことじゃないねん
俺 これ 本当に あのね
分析してほしいねん
その心理的な部分
ええ
例えば 「兄さん あれですよね
ダウンタウンって
好きな芸人の こないだ
なんかアンケートみたいなやつで
８位だったじゃないですか？」とか
言うねんな
はいはい はいはい
いや… さだ子 全然ええねんけど
いや ６位やねん みたいなね
その…
いや 全然ええねん
そんなん全然 俺 気にしてないねん
どうでもええねん
どうでもええけど
８位ではないから言うやん？
「さだ子 いや ６位やったけどな」って言うやんか
で そうかと思ったら
「兄さん そのジャケット２万８０００円でしたよね？」
「いや さだ子 ５万８０００円やな」
みたいな
「この間 おごっていただいた
あの おすし
あれ １万円でしたよね？」
「いや ２万５０００円やけど」…
お前 なんで いっつも
悪いほうに記憶すんねん
ほんでな お兄ちゃん…
逆が一回もないねん
逆は 一回もないねんで
ははははっ
あれ なんなん？
イー！ ってなれへん？
お兄ちゃん 聞いて
なんやの？
絶対に言わへんねん
逆は 一回もないねん
なんで ちょっとでも
お兄さんの悪い方向で
記憶を まとめていくの？ お前は
なんかあるみたいですよ何？ 何？ 何？
ちゃうねん これな
まんま このテンションやで
夜中の１時 バーで
１時間ずーっと このテンションで
２人っきりのときに…
あれ 腹立つやん
ちょう ほんま教えて
ミスやん
ただのミス…
ただのミスじゃないと思えへん？
逆がなかったら おかしくない？
おかしいです おかしいです
一回もないんで 逆は
ちょっと多めで言うけどな
なんなん？ お前は
その… ごちそうしてもうて
先輩 おいしいですとか
僕 そういうの苦手やねん
ほな 行くなや ほんなら
違うねん その過剰のおだてるっていうのが…
過剰ちゃうやろ
おだてるちゃう…
なんで それを言おうとすんの？
おだてるじゃなくて…
せめて 正確に
言うてくれたらええやんか
そうやねん
それを もうな 迷いがないねん
「８位だったじゃないですか」って
いや さだ ６位やけどな
もう 俺 ほっといてもええねんで
なんか 俺が すごいアンケートに
こだわってるやつと
思われるのも嫌やけど
でも 間違ってるから
わかってます
でも これを４って言われても
俺は言うてるで
いや ４位じゃないよ
６位やからって 俺 言うてるよ
でも 一回も４位なんか言えへん
「８位だったじゃないですか」みたいな
「それ ２万８０００円の
ジャケットですよね？」
「いや お前と一緒に買いに行って
５万８０００円やったやん」みたいな
あれ なんなん？ なんなん？ あれ
マイナスで覚えるこいつはなんなん？
（さだ子）ちゃうねん お兄ちゃん