読レビ

（サザエ）サザエでございます。
♪♪「お魚くわえたドラ猫」
♪♪「追っかけて」
♪♪「はだしで　かけてく」
♪♪「陽気なサザエさん」
♪♪「みんなが笑ってる」
♪♪「おひさまも笑ってる」
♪♪「ルールル　ルル　ルー」
♪♪「今日もいい天気」
♪♪～
♪♪「買い物しようと街まで」
♪♪「出掛けたが」
♪♪「財布を　忘れて」
♪♪「愉快なサザエさん」
♪♪「みんなが笑ってる」
♪♪「小犬も笑ってる」
♪♪「ルールル　ルル　ルー」
♪♪「今日もいい天気」
♪♪～
（カツオ）あ～
早く　１８歳にならないかな。
何で　１８歳になりたいの？
やりたいことがあるんだ。
（波平）いったい
何をやりたいんだ？
車の免許を取って
お父さんと　お母さんを→
ドライブに連れていきたいんだ。
（フネ）おやまあ　ドライブに？
（マスオ）親孝行だねぇ　カツオ君。


だから　お父さんも頑張って。
何で　わしが頑張るんだ？
免許があっても　車がなかったら→
ドライブに行けないじゃないか。
わしに買わせるつもりか！？
そのころ　僕は
無収入の浪人生だからね。
やれやれ。
（タラオ）やれやれです。（カツオ）フフフフ…。
（お軽）まあ
カツオちゃんが　そんなことを？
あの成績で
免許なんか　取れるのかしらね。
成績は関係ないわ。
うちの甚六でも取れたんだから。
甚六さんも
ドライブに連れていってくれた？
ええ。
地図がボロボロになるくらい→
あちこちを走ってねぇ。
いってらっしゃい。（お軽）ええ。
母さんの　７年後の姿ね。
実現するかどうか。実現するわよ。
（花沢）磯野君も　甘いわね。
（カツオ）どこが？
（花沢）車と免許があるだけじゃ
ドライブに行けないわよ。
ねえ　父ちゃん。
（花沢の父）ああ。一番　大事なものがないとな。
お金？


（花沢）駐車場よ。
車の置き場がないと
車は買えないのよ。
そうか。　うちの庭は狭いし。
そういうときに役に立つのがわが花沢不動産よ。
まだ　ずっと先の話だから。
７年なんて　あっという間よ。
どう？　ここなんか。
今ね　１台　空きがあるの。
今って…　早過ぎるよ。
将来のために　見ておきなさいよ。
いい場所だけど…。
でしょ？　ここに決めなさいよ。
決めるって…。
父ちゃんに頼んで予約済みにしてもらえば？
もう少し先でいいよ。
あっ　カッコイイ！
（花沢）フフフ…。
落合さんといって→
今　免許に挑戦してるの。
免許　取る前に　買ったの？
中古で　いい出物が
あったらしいの。
あっ　落合さん　受かりました？
学科試験。
（花沢）えっ！？
また落ちたんですか。
（落合）１１回目だよ。
（カツオ）１１回も！？
名前が　よくないのかもしれない。

「落ち」がつくからね。
名字は落合でも
名前は「勝利」と書いて　「かつとし」
大丈夫ですよ。
だんだん　自信がなくなってきた。
しっかりしてください。
私も　父ちゃんも応援してますから。
僕も　応援してます。
（落合）君は？
私の彼です。