支援策を打ち→
もっと事業に
打ち込んでもらいたい。
おはようございます。
翌日 山本は以前から気に掛けていた→
1つの企業を訪ねる事にした。
向かったのは 人口200人余り山あいの小さな集落。
(山本)おはようございます
シシンヨーなんですが。はい?
(山本)シシンヨーですが。
あっ シシンヨーさん。
地元で長年 農機具などの販売を
手がける会社。
夫婦2人で経営している。
中古のトラクターや小型ショベルを仕入れて修理し→
地元の農家などに売るのが
主なビジネスだ。
なんとか売り上げは
維持しているものの→
地方経済の落ち込みで
今後に大きな不安がある。
借入金も多く
資金の余裕がないため→
積極的に良い農機具などを
仕入れる事が→
ままならないという。
山本は 担当支店を通じて→
支援策を考える事を
齋藤さんに伝えた。
よろしくお願いします。
はい。 よろしくお願いします。
ありがとうございました。
(山本)どうも すいません。失礼します。
帰りの道中。
外回りをしていた担当の支店長に会った。
尾形浩次 42歳。
これまで3店舗の支店長を任されてきたベテランだ。
いろいろと また今度の
言うから 打ち合せをして。はい。
いろいろと対応して…。
はい。
山本は今回の取り組みに
もう一つの ねらいを持っていた。
企業に対し 本当に喜ばれる
支援策を考える事は→
支店長にとって
大きな成長に つながる。
(一同)おはようございます。
1週間後 尾形が齋藤さんの会社の支援策を持ってきた。
手貸 それから代理貸を含めて
プロパーとの一本化。
これを はかる事で…
それは 齋藤さんの複数ある借り入れローンを→
1つに まとめるという策だった。
齋藤さんの会社は山本の信用組合から→
利率と返済期間が異なる融資を
受けている。
その大半を完済できる額の金を
まず融資し→
新たに返済期間の長い
ローンを1つ組む。
こうする事で 月々の返済額を
減らす事ができる。
そうすれば
手持ちの資金に余裕が でき→
齋藤さんは より積極的に
農機具などを仕入れられる。
だが。
2018/09/03(月) 22:25〜23:10
NHK総合1・大阪
プロフェッショナル 仕事の流儀「信用組合理事長・山本明弘」[解][字]
「上っ面だけじゃなく腰の入った支援をせにゃつまらん!それが地域金融機関の使命じゃろ!」72歳にして現場を駆け回り“金融とは”を熱く語る信用組合のトップに密着!
詳細情報
番組内容
「上っ面だけじゃなくて腰の入った支援をせにゃつまらん!それが地域金融機関の使命じゃろ!」部下に「金融はいかにあるべきか」を毎日熱く語る男がいる。全国金融関係者からも注目の広島の信用組合のトップ、山本明弘。マネーゲームに走らず、中小企業への融資に専念。72歳の今も現場でしか感じとれない“空気”があると、毎日5件、融資先の工場などを訪ね歩く。この夏挑んだある会社の支援。その行方は?格闘の日々に密着!
出演者
【出演】信用組合理事長…山本明弘,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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