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2018/09/12(水) 00:40〜01:30 NHKスペシャル MEGAQUAKE「南海トラフ巨大地震“Xデー”に備えろ」[字][再]


陸側のプレートが跳ね上がります。
これが巨大地震です。

南海トラフでは 固着域は→
太平洋沿岸の広大な範囲に
及んでいると考えられています。
この固着域が
一気に ずれ動くのが→
南海トラフの巨大地震です。
最大 マグニチュード9.1と想定されています。
東海から九州にかけて
広い範囲を襲う 震度7の激震。
東京も。 特に
高層のビルやマンションは→
東日本大震災以上に
大きく揺れます。
地域によっては 地震発生から
僅か2分で 津波が押し寄せます。
名古屋にも
最大5メートルの津波が。
そして 大阪にも。


現代の日本が経験した事のない過酷な巨大災害です。
このXデーが
一層 切迫している可能性が→
新たに浮かび上がってきました。
Xデーの鍵を握ると注目しているのが→
スロースリップと
呼ばれる現象です。
プレート同士が
強くくっつき合った固着域。
スロースリップは
その周辺で発生します。
陸側のプレートの一部が→
ゆっくりと ずれ動く現象です。
人が揺れを感じる地震は
起こさないため→
危険なものだとは
考えられていませんでした。
ところが…。
あの東日本大震災をきっかけにその認識が塗り替えられます。
マグニチュード9の地震が起きる
2か月前から→
震源の近くで
まるで 前触れのように→
スロースリップが
起きていたのです。
更に メキシコで発生した
大地震でも→
2か月前から スロースリップが。
チリでも 巨大地震に先立って→
スロースリップが

観測されていました。
スロースリップが→
巨大地震の発生につながっている可能性が→
浮かび上がってきたのです。
一方 南海トラフでは[外:27F0C69A76BF571D6DC25DB389D20779]木さんの分析から→
スロースリップの不気味な動きが
見つかりました。
その現象が見つかったのは
南海トラフの西の端。
日向灘周辺の海底です。
四国の地下から東に広がる南海トラフの固着域。
そこから
100キロも離れた領域で→
まず 2002年1月に
スロースリップが発生します。
更に その後
固着域に近づくように→
相次いで
スロースリップが起きていました。
同じような現象は 2006年にも。
そして 2013年にも。
スロースリップの発生場所が
固着域に向かって→
移動していくような現象が
繰り返されていたのです。
[外:27F0C69A76BF571D6DC25DB389D20779]木さんは 新たに発見された
この移動現象が→
巨大地震を切迫させる要因だと
警告します。
[外:27F0C69A76BF571D6DC25DB389D20779]木さんが考えるメカニズムです。

スロースリップが起きると→
プレートの一部が
ゆっくりと ずれ動きます。
この動きによって
周辺の岩盤が変形し→
ひずみが生じます。
すると そのひずみの影響ですぐ隣の領域でも→
スロースリップが発生し
ひずみが生じます。
これを繰り返し→
最後に 固着域のすぐ近くでスロースリップが起きると→
固着域の縁に
新たなひずみが加わります。
この移動現象が起きる度に→
固着域の縁にますます ひずみが加わり→
固着域を圧迫していきます。
そして ある時これが最後の一押しとなって→
ひずみが限界に達すると…。
巨大地震が引き起こされるというのです。
本当に怖いなというふうに

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