（笑い声）
所さん 佳乃さん。
何ですか？こちら。
（木村）何？ それ。
細かいもんが いっぱいいますよ。
（木村）鶴？ これ。
（久保田）そうなんです。
折ってあんだ。
（久保田）ええ。大体 １ｃｍぐらいのものが。
（木村）２つ これが重なってるの？
（木村）え～ すご～い。
（木村）この中に？
（久保田）はい。
これ 折るの大変じゃん。
１羽折るのも。
これ 折るのだけで大変ですよね。
面倒くさいわ これ。
所さん 佳乃さん。
そうなんですよ。 今日は…
（木村）えっ 何で？
はい こちら。
何？ 「折り鶴ビジネス」って。
ビジネスなんです。
というのも…
そのお店というのがこれなんですね。
「折り鶴 大特価！」。
売ってんの？はい。
どういう事よ？
しかも これは 売れてるんですよ。
だって 折り紙で自分で折るから
って遊びでしょ？
気になりますよね 何でか。
まいります。
所さん！ 大変ですよ。
不思議な折り鶴ビジネスとは一体？
何だろうね。
ここみたいですね。
訪ねたのは
都内にある団地。
あっ こんにちは。
ここに住む一家が 折り鶴ビジネスを営んでいるという。
はい。
なんと ここは 全国でも珍しい…
へえ～。
今 これ 作っているのが５５００円ですね。
こんな小さいのとかだと
本当に ２５００円とかなので。
おばあちゃんが
趣味で作っていた千羽鶴を→
ネットで販売したところ→
お見舞いや スポーツの応援用として 意外な反響を呼んだ。
なるほど。 自分で…
ねえ～。 これでね元気になってもらえて→
励ましとかね いろんな事ね。
鶴を１羽折るのにかかる時間は ２分。
すごいね～。
千羽鶴となると 数日かかるため売り上げを伸ばす事はできない。
それでも おばあちゃんの
健康維持のため続けているという。
（笑い声）
モテモテじゃないですか！
と ここで 女性が
気になる事を口にした。
何でも 夏は １年で
最も千羽鶴が売れる時期だという。
その訳は？
今は 広島のため精いっぱい 折っているという。
７３年前の８月６日。
アメリカは 広島に原子爆弾を投下。
その年だけで １４万人が
亡くなったとされている。
うわ～。
（ディレクター）すごい数。
戦後 広島では
千羽鶴が平和を願う象徴となった。
きっかけは 原爆の
この像のモデル 佐々木禎子さん。
原爆によって 白血病を患い
１２歳で亡くなった禎子さん。
自らの回復を願い
亡くなる直前まで鶴を折り続けた。
その後 禎子さんの思いに
心を打たれた人々が平和を願い→
千羽鶴を手向けるようになった。
戦争が終わって ７３年。
今 禎子さんも予想だにしなかった
現象が起きている。
すると！ 広島市の担当者が→
千羽鶴を 次々とビニール袋に詰め込み始めた。
何でも 千羽鶴のブースは…
そんなに！ すごい。
その結果…。
うわ！
（ディレクター）全部 折り鶴？
（ディレクター）え～！
こちらは ８月に入って…
僅か５日間で この分量。
（ディレクター）１ｔ！？
はい。
担当者によると 広島市は 長年