♪♪~
(吉之助)おいは慶喜を討つ。
土佐が挙兵に加わらんでも→
おい一人になっても討ってみせる。
(龍馬)それは残念じゃ。 おまんとこれからの国の形について→
語り明かそうと思って 来たんに。
おまんとは→
乗る船が違うようじゃ。
<これ以降 龍馬は→
吉之助と会う事は
ありませんでした。→
吉之助は出兵を仰ぐため
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩へと戻ってきました>
直ちに討幕の兵 3,000を率い→
ご上洛して頂きとう存じます。
天子様より 勅命を賜りました。
不届きなる逆臣徳川慶喜を討ち取れと。
こいこそが天子様の
御真意にございもす。
<一方 京の河原町にある
近江屋では…>
(中岡)武力で倒さんと 徳川の世は
いつまでたっても終わらんぜよ。
戦にならんやり方は 必ずある。
いかん!お前ら何じゃ…!
<慶応3年11月15日の事でした>
(龍)あんたが殺したんや!
あんお人は 新しか時代に
なくてはならん お人じゃった。
じゃっどん おいが守れんかった。
すんもはん。
岩倉様 天子様に働きかけ
幕府の廃絶を宣言して頂きもす。
(一蔵)御所を警護している
会津と桑名を追い払い→
慶喜はもちろん
幕府びいきのお公家衆を→
御所に近づけぬようにします。
<新たに即位した天子様の下で→
王政復古の
大号令が発せられ→
徳川幕府 260年の歴史に
幕が下ろされました。 ところが…>
(容堂)おかしいではないか!
慶喜公も我らと同じ→
一大名として
今すぐ お呼びするのが→
筋というもんであろう!
いかん。
今 ここで
慶喜から全てを奪い取らねば→
徳川は 必ず力を盛り返す。
岩倉様に こいを渡してくいやい。
そげなこつ 短刀一本あれば
事足りっじゃろ。
<このあと それまで
いきまいていた容堂が→
ひと言も発せず 吉之助は
新政府から慶喜を排除する事に→
成功したのです>
慶喜公が京から逃げた。
ほいなら 手はずどおり
新しか兵を大坂に向かわせる。
すぐに戦を仕掛ける理由はなかど。
大丈夫じゃ。
既に手は打ってあっで。
(板倉)数日前 江戸城 二の丸で火の手が上がり→
あわや大惨事となった次第に
ございます。
(慶喜)何だと!?
裏で糸を引いていたのは→
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩だという事が
分かったのです!
撃て~!
<度重なる[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の挑発に業を煮やした庄内藩が→
江戸の[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩藩邸に
砲撃を開始しました>
過日 当家の江戸屋敷が
旧幕府軍の砲撃を受け→
多くの藩士が命を落とした。
旧幕府軍は 既に大坂より攻め上ってきておる。
我ら[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩は 天子様の御命令により
天下万民を守る正義の軍じゃ。
そん我らに弓引く旧幕府の連中は
朝敵にほかならん。
(一同)そうじゃ!
そうじゃ! じゃっで 此度の戦→
大将の御首を取って勝利とする!
(一同)おう!
(信吾)ひょっとして
江戸の[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩屋敷を襲わせたのも→
兄さぁの考えたこっでごわすか?
そんとおりじゃ。
市中の商家を襲って火をかけろ。
[外:D4F0B6247BBB9102758D1F4A06506C9F]摩の仕業じゃち分かるようにすっとじゃ。
連中を怒らせれば そいでよか。
兄さぁは 鬼になってしもた。戦の鬼じゃ!
ああ そうじゃ。
おはんも死力を尽くして戦え。
<ああ 西郷どん…>