Categories: 未分類

2018/09/22(土) 10:07〜10:30 サラメシ選「シーズン7 第26回」[字]

働く大人の昼ごはん それが…
うわ~ 野菜も たっぷりで
おいしそう!
こんにちは 中井貴一です。
え~ 今日はとある食堂のランチメニューから。
これ 何だか分かります? 外側に
クルッと巻きつけたのは ベーコン。
中身は ハンバーグ。 肉 イン 肉!
おいしさのダブルパンチ!
聞けば メニューは
日替わりで1種類のみ。
更に この食堂
ちょっと変わった…→
いや いや いや
変わる所があるんです。
皆さんが囲んでいる
テーブルの枠に ご注目。
更に椅子も…。
チェーンで 床に ガッチリ固定できるようになっています。
何で こんなに用心深いのか?
それには ちゃんと訳があるんです。
ほら 窓の外を見て下さい!
こちら気象庁の海洋気象観測船 凌風丸。
ただいま 太平洋を航海中!
海洋気象観測船とは 洋上の大気や海水の観測を行う船の事。
長い時は 20日間以上
海に出っ放しで→
観測する事もあるそうです。
って事は 当然 皆さん 海や船がお好きなんでしょうね~→
って 思ったんですが…。


船に乗るはずじゃなかった!
気象庁の職員
およそ40人が乗り込む観測船。
その職種は
大きく2つに分かれています。
操船などを担当する乗組員。
そして 海洋気象観測を専門とする観測員。
去年4月 観測員として
船への配属を命じられたのが…
辞令を受けて初めて
気象庁が 海でも→
観測してるという事を
知ったそうです。
確かに どんな目的で
何を観測しているのか→
すぐには ピンと来ませんよねえ?
例えば こちらの作業。センサーのついた バルーンを上げ→
海の上の気温や気圧を
測るんですって。
何で わざわざ海でって?
だって 地球のおよそ7割は海。
洋上の大気や海水の変化は
気候に大きな影響を与えます。
その変化を的確に捉え
10年先20年先の気候の変動を→
予測するのが
観測船の大事な役割なんです。
揺れる船の上で
日夜 作業に追われる一色さん。
彼女が一番緊張するというのが


海水の観測作業だそうです。
うわうわっ 何か すごいの
出てきましたよ!
登場したのは 水深
6,000メートルまでの海水を採取し→
水温や成分を測定できる
最新の観測装置 CTD。
それでは 一色さんが
一番緊張するという→
海水の観測作業
しばし拝見しましょう。
観測室 準備できています。
遠隔操縦室の準備が→
整いましたら
CTD投入願います。
(スピーカー)「了解しました」。
一色さんのポジションは観測の司令塔。
モニターを監視しながら クレーンを
操作するスタッフへ指示を出し→
CTDを測定ポイントまで
導いていきます。
「でも ほら 自分で動かさないなら
楽じゃない」って思った あなた。
違うんです。 大変なんです。
観測室 着水確認しました。2メーター 3メーター…。
CTDを沈めていく間 水深
ワイヤーの張力 船が受ける風など→
刻一刻と変わる膨大な情報から
目が離せません。
もし 情報を見誤ると

こんな危険が…。
どうしても 海底に
ぶつけてしまうとですね→
砂地の海底ばかりではなくて
岩盤の海底もある訳です。
ただ座ってるではなくて
モニターを監視するというのは→
結構 一番重要な監視業務だと
思っています。
何でも CTDは 一基 ウン億円。

Page: 1 2 3 4

ikatako117

Share
Published by
ikatako117