>>これも、危ないですね。
>>模擬刀でももう重いですね、
ちょっと。
あなた、死んで帰りたいんだった
ら何しても構わないけれども、
これは冗談じゃないからね。
>>すみません。
>>改めまして、
本日指導させていただきます海渡です。
よろしくお願いします。
>>お願いします。
>>あなた、お名前は?
>>平成ノブシコブシの吉村崇で
す。
>>長嶋一茂と申します。
>>三四郎の小宮ひろのぶです。
>>滝沢カレンです。
>>たんぽぽっぽの川村えみです。
>>抜刀術で大切なことは、
刀を構えたときの姿勢。
>>ひざを曲げます。そして胸を
張る。
この姿勢が居合腰といいます。
覚えておいてくださいね。
私が居合腰と言ったら、必ずこの姿勢になってください。
居合腰!
>>おっ!
>>静かに。
>>ふざけてますね。あの人は生
きて帰れないでしょう。
>>吉村さん、大変だ。
>>抜刀、刀を抜いて。
私がチェックしていきます。
抜いて。抜けない?
手を離して。
そして、あなた、
刀逆さまに向いてるから、
あなた自分で死にますよ。
>>先制、死ぬっていうことば、
非常に多いですね。
>>このあと本当に真剣を持つの
で。
>>だって、本当に切れちゃうか
ら。
>>そうなんですよ。
>>生き死にがかかってる。
>>私たち、怒られ過ぎて、
たぶん50回ぐらい死んでるんで
すよ。
>>抜刀。
>>では改めて。
>>正眼に、正眼になったら、
動かない。はい、逆さまですよ。
ちょっと聞きたいんですけど、
>>この前の2人がふざけてるん
ですよ。
>>この中で生き残って帰れるの
は長嶋さんだけですよ、みんな。
あなたたちは一番最初に死ぬ。
>>絶対死ぬよ。
>>上段。
>>ちょっといいですか?
小声でなんか絶対死ぬって言われ
たんですけど。
>>その通り。
>>でもここは。先生はいいんで
すけど、スタッフさんが。
>>皆様方がお仕事を真剣に頑張
ってるときがあろうかと思います。
これが本当の真剣なんです。
あとで真剣使いますからね、そういう気持ちで頑張っていただ
きたい。
>>精神を研ぎ澄ませ、
邪念をはらわねば、真剣を持つ資
格はない。
>>動かない。
>>そして、いよいよ。
>>いいですよ。
>>試し斬りで使うのは巻きわら。
ここからが本番。
まずは先生のお手本。
>>うわっ。
>>おーっ。
すごい。
>>まず挑戦するのは滝沢カレン。
初めて持つ真剣。
これまでの模擬刀とは緊張感がまるで違う。
>>集中して。
>>斬るポイントは、
上段に構え、腕より先に刀を下ろ
すイメージで、斜めに勢いよく振
り下ろす。
これが抜刀の基本、
けさがけ。
ではいよいよ本番。
>>はい、
上段いきます。はいどうぞ。
笑わない。
なんでかっていうと、人を斬って
笑ってたら気味が悪いでしょ。