本州の南 1,300km。
小笠原の海に浮かぶ…
険しい崖が 人の侵入を阻み続け→
国も 30年以上にわたって
上陸を禁じている→
まさに絶海の孤島。
周りから隔絶された環境で→
生き物は
どのように進化するのか。
国から特別な許可を得て→
第一線の科学者たちが→
初の全島調査に臨みます。
しかし調査は一筋縄では いきません。
来た来た! 危ない危ない!
うわっ 危ねえ! うわっ!
落石が降り注ぎ 足元は不安定。
更に 気温は 40度近くまで上がってきました。
険しい斜面を登り続ける事
7時間。
標高500m付近に ぽっかり
開けた場所がありました。
ここにテントを張り
明日からの本格調査に備えます。
ところが その夜…。
(鳴き声)
なんと 空から
海鳥の大群が降ってきました。
巣に向かうルートに テントを
張ってしまったようです。
うお~!
そんな中 聞こえてきた歓喜の声。
鳥類担当の川上さんです。
やって来る鳥の種類と数を記録し→
調査のためのタグを
つけていきます。
予期せぬ形で 南硫黄島の
本格的な調査が始まりました。
ここは 標高600mを超えた地点。
なんと 本来海岸に生息しているはずの→
カニが見つかりました。
ライバルのネズミがいないため生息域を広げていたのです。
更に今回 生き物の進化の謎に迫る
大発見がありました。
大きさ 僅か2mm。
通称 コダマと呼ばれるカタツムリです。
このコダマ
ルーツは北海道で→
本来 湿った木の幹でしか
生きていけません。
ところが南硫黄島のコダマは
湿った林だけでなく→
乾燥した草原や
草も木もない土の上にも進出し→
5つのグループに
進化を始めていたのです。
異なる環境に適応するために
それぞれのコダマの体内で→
進化が始まっていると
考えられています。
コダマから
地球の生命進化の歴史に迫る…。
研究者は そんな壮大な計画を
描いています。
絶海の孤島 南硫黄島。
そこには 今も独自の進化を遂げつつある→
貴重な生き物たちの世界が
ありました。
出た 出た 出た!
こんなの 初めて見た!
絶海のオアシスで見つかった
古代魚たち。 その正体とは?
明日 夜9時は 新シリーズ…
第1回は野茂英雄。
大リーグ挑戦の舞台裏に迫ります。
2018/09/29(土) 09:55〜10:00
NHK総合1・大阪
Nスペ5min.「秘島探検 東京ロストワールド 第1集 南硫黄島」[字]
NHKスペシャルの魅力を5分間に凝縮した「Nスペ5min.」。今回は『秘島探検 東京ロストワールド 第1集 南硫黄島』のダイジェストをご紹介する。
詳細情報
番組内容
NHKスペシャルの魅力を5分間に凝縮した「Nスペ5min.」。今回は『秘島探検 東京ロストワールド 第1集 南硫黄島』のダイジェストと、今後の番組ラインナップをご紹介する。
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ニュース/報道 – その他
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ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境