何でしょう?
そうです! ぴったし。
すばらしい すばらしい!
いいねえ カレンちゃん。
いいね いいね。飲み込み早い。
「し」というのも→
「釣った あの川」だよね。
だから…
…っていう事です。
すばらしいですね。
ありがとうございます。
この助動詞というのは
もっと いろんなのがあります。
へえ~。
「何とかなり」とか。「なり」。
「何とかべし」とか。
「べし」。
「何とかごとし」とか。
これ 何か ちょっと…
そうそう そうそう。
「何とかなり」っていう若者いる?
使わないの?
ないです。そうなの?
「なり」だと
例えば こんな言葉があります。
「本日は晴天なり」。
これ 聞いた事あります?はい あります。
どういう意味だか分かる?
意味は もう そのまま。
そうですよね。
「なり」って 普通こうなるけど→
「晴天だ」というふうな意味です。
「なり」は… っていうか今 「だ」って言ってるのは→
昔は 「なり」って
言ってたのね。
「なり」。
だから 例えば→
そろばんなんかで
「百円なり 二十円なり」→
「二十円だ 五十円だ」って
言ってる訳。
それが「なり」です。
なるほど。
「べし」?
「行くべし」。
「食べるべし」。
「き」?ん?
あっ そうそう そうそう!
なるほど!
「行くべき」。
そうです やりなさいっていう…。
しなくてはいけないっていう
そういう意味です。
そう言われたらね 分かりやすい。
そうだね。
「ごとし」は 割と使うんじゃない?
「ごとし」って何だ?
じゃあ これを見てもらいま~す。
あ~!
これはですね
カレンさんのSNS…。
私…。
カレンさんの文章です。
自分の文章じゃない これ。
そう… 使ってるでしょ ちゃんと。
使ってましたね。
もう そん時 そん時だから。
「木漏れ日のごとく、
突き刺さる程ではないが」。
「なんと 私ごときですが→
出場することになってます」。
これ どこ… 何に出場するの?
何かの番組だと思うんですけど。何かの番組。
何かの番組に 「私ごとき」…
どういう意味?
多分 とっても すばらしい
番組だったと思うんですね。
でも 「私ごときですが」→
だから 私なんかの したものが出ることになりました。
そうだね。
謙遜だね。
その意味は とってもよく分かる。
そうすると ほかの言葉で…
そうだね! 「私程度」。
…っていうふうに換える事ができるでしょう。
「私のような者ですが
出場することができます」。
「私のように
そんなに大した事ないのに」。
そうです。
ねっ そういう意味だよね。
謙遜してるんだよね。
そんな事… ないですけど。
それから
「木漏れ日のような」→
「木漏れ日ほどに→
突き刺さるほどではないけれども」。
「木漏れ日は やわらかいから→
突き刺さるほどではないんだけど」。
「ような」とか「ように」