2018/10/06(土) 19:00〜19:45 地球ドラマチック「イヌ vs. ネコ ペット徹底対決!(2)」[二][字]


5つの物の横に→
新しい物を1つ置きます。
そして 新しい物を名前で指示してみましょう。
ゲーブルは初めて聞く名前が→
新しいおもちゃの事だと分かるでしょうか。
クリス・パッカムを取ってきて。
(サリー)よ~し! いい子ね!(デルゼー)お~ すばらしい。
(サリー)クリス・パッカム。

お利口さんね~。
ボビー これはクリスよ。 クリス。
取ってきて。
そうよね。
ゲーブルほど言葉を覚えるなんて→
まず無理でしょう。
でも コミュニケーションに必要なのは言葉だけじゃありません。
人間とのコミュニケーションの
親密さを はかるうえで→
もう一つ 大切な要素があります。
感情を理解する能力です。
果たしてイヌは→


人間の感情を どのようにして理解しているのでしょうか。
私の家のイヌは
いつも私の顔を見て→
表情を
読み取っているように感じます。
イヌが人間の表情を
読み取る事ができるかを→
明らかにする実験を
行ったそうですね。
(フーバー)ええ 最初に怒った顔と
笑った顔を並べて見せます。→
ただし
顔の半分しか見えません。→
この場合は下半分です。→
ミハイルには笑った顔を鼻で触るように教えました。
正解すれば ご褒美がもらえます。
18匹 実験して11匹は表情を見分けられました。
次にミハイルに隠していた
顔の上半分だけを見せます。
すると
やはり笑った顔を選びます。
つまり 目元だけでも→
怒った顔と笑った顔を見分けられるという事です。
(フーバー)イヌは人間の口元
または目元だけで→
表情を見分けます。→
実験での正解率はおよそ70%でした。
それは かなり高い数字ですね。
すばらしい!イヌ派の人間として→
やはり そうだったか!

という思いです。
イヌは きっと
私が うれしいのか悲しいのか→
顔から表情を読み取っていると
信じていました。
しかし
更なる疑問が湧いてきます。
イヌは
その表情が意味するものを→
ちゃんと
理解しているのでしょうか。
難しい問題です。
その課題を研究している人物が→
ブダペストのアダム・ミクロシ教授です。
これは どのような実験ですか?
イヌが人間の感情を→
理解しているかどうかを知るための実験です。
まずは ボトルを2本
床の少し離れた場所に置きます。→
そして
飼い主が片方のボトルのそばで→
ハッピーな気分を表現します。
もう一方では嫌な気分を表現します。→
その後 イヌに好きな方を
取ってくるように指示します。→
イヌが
人間の感情を理解しているなら→
ハッピーボトルを選ぶはずです。
見せて下さい。
行きましたね。

(ミクロシ)いい調子です。
ハッピーボトルだ。
(ミクロシ)笑顔で楽しそうにします。
(ミクロシ)こちらでは
しかめっ面を作ります。
またハッピーボトルだ。
全体の結果は どうでした?
120匹以上のイヌで
実験を行いました。
その結果
飼い主が楽しい感情を示した→
ハッピーボトルを選ぶ確率は66%でした。
つまり イヌは人間の表情を読み取るだけでなく→
そこに込められた意味も
理解しているだろうという事です。
確かに イヌは人間の感情を
理解する能力に優れています。
でも 最新の研究では
ネコも飼い主が笑うと→
積極的に反応すると