今回のねらいは オスとメスの完全変態を見とどけること。
育てるからには大物がいい…。
香川は 時間を忘れ幼虫探しに ぼっ頭した。
あっ!
さあ こう例の…→
もう みなさん
言わずとも わかりますね。
へえ~だっ!
(笑い声)
結局 この日→
香川自らの手で捕獲したカブトムシの幼虫は…
その中で もっとも大きい→
オスと思われる幼虫を つるぎメスを ほだかと名付け→
香川が自宅へと持ち帰り
育てることになった。
カブトムシと いっしょに暮らし→
成虫になるまでの完全変態を見とどける。
香川は その模様を
日記につけていた。
題して…
アチャ~!
そして…
幼虫が 地面の上に出てくると何か…
そう 幼虫は 自分の周りの
腐葉土が よごれるなど→
トラブルが発生した場合 地面に
はい出してくることがある。
やっぱりですね…
カブトムシの幼虫は土の中を移動しながら→
腐葉土を食べて育つ。
フンも大量にするため飼育ケースで育てる場合→
腐葉土を
こまめに交換しなければならない。
そして その1週間後
つるぎと ほだかは→
完全変態の
一つのヤマ場をむかえる。
もう 先生
これ見たとき…
1回 真っ白なんですね 幼虫から
さなぎになった しゅんかん。
こちらが その時の様子を
香川が撮影した写真。
興奮のあまり 連写したようだが→
残念ながら画質が悪い。
ゆいいつ この写真から→
白いツノらしきものが確認できる。
もう そのまんま…
みなさん 知ってますか?さなぎになった時に…
ボクは カブトムシになるんだな
なるんだなと… 思いながら→
すごい形になって さなぎになって
さなぎになった しゅんかんに→
1回 自分が
ブワ~ンと とけるわけですよ!
ドラゴンへの道が
始まるっていうね。
カブトムシの幼虫は→
7か月から8か月土の中で成長し さなぎになる。
この時のさなぎは まだ真っ白だ。
そうですよ 前の日の20日に真っ白だったのが→
次の日 もう
茶色くなってるわけですよ。
さなぎになった翌日には
体が茶色になり→
しだいに 色がこくなっていく。
さなぎへの変態は 見とどけた。
このあと
羽化をむかえるのだが→
ドラゴンへの道
最大の危機が訪れる。
そして 5月25日 これが もう
大トラブルですよ 先生の中で。
「カビが大きく生えだす」!
大きく生えるんですね。
「移動を考えなきゃいけない」と。
これ 「ドラゴン危機一髪」ですよこの しゅんかんが!
飼育ケースの中に
カビが生えてしまったのだ。
移動できない
カブトムシのさなぎにとって→
カビは天敵。
このままではつるぎとほだかが 危ない!
急きょ 香川から連らくを受けた
スタッフが 移植オペを実しした。
この時は
まだ さなぎは やわらかく→
しんちょうにあつかう
必要がある。
(スタッフ)
オス つるぎ。 おっきい。→
はい ツノがありません。→
うわっすごい動く すごい動く。→
はい じゃあ 移します。
やむをえず さなぎを土から掘り出した場合は→
スポンジなどでできた
人工の部屋に移すのが→
よいとされている。
そして この2週間後→
完全変態は