2018/10/08(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「イヌ vs. ネコ ペット徹底対決!(1)」[二][字][再]
すごいですね。
鋤鼻器はイヌにもあるんですか?
イヌにもありますが→
ネコほど発達していません。
だいぶ 原始的です。
では 周りの情報を集める→
より洗練された手段についてはネコの勝ち?
そう言えるでしょう。
においを捉えるのはイヌが勝っていますが→
ネコの鼻にも
周りの情報を集めるための→
すばらしい機能があるんですね。
感覚の鋭さを比べる第2ラウンド。
最後は 聴覚です。
イヌやネコは 耳をピンと立てたり動かしたりして→
人間よりも
多くの物音に反応します。
では どちらが より広範囲の音を
聞き取る事ができるのでしょうか。
ネコのフィリックスが
聴覚のテストに挑みます。
(ホワイト)最初に
20キロヘルツで試してみましょう。→
人間でも 若い人なら
通常は聞き取れるレベルです。
ネコは
どんな反応を見せるでしょうか。
(検査音)
ここから先は人間には聞こえません。
(ホワイト)次は50キロヘルツ。
50キロヘルツはイヌが聞き取れる最も高い音域。
フィリックスが反応しています。
更に高い音は どうでしょうか。
(ホワイト)60キロヘルツにしましょう。
ボタンを押します。
ネコを代表してフィリックスが挑みます。
(ホワイト)耳がピクピクと動きましたね。→
音に反応したと考えられます。
ほら。
やりました ネコに軍配です。
ネコの聴覚は イヌよりも明らかに優れています。→
大きな理由の一つが ご覧のように
耳がピンと立っている事です。
しかも この ひらひらした
耳介の部分が柔軟に動きます。→
これが パラボラアンテナのような
役割を果たし→
音波を集めて鼓膜に伝えるんです。
ネコは 鼓膜の奥の器官がイヌよりも大きく→
より広範囲の音を
聞き取る事ができます。
多くの場合
ネコは獲物の姿が見える前に→
音で察知しています。
小さな動物が立てるかすかな高い音を聞き分け→
居場所を知る事ができるのです。
嗅覚はイヌが勝り→
視覚と聴覚はネコが圧勝。
結果 第2ラウンドはネコが制し→
両者同点です。
獲物の居場所を突き止めたら次は しとめる必要があります。
そこで 本日の最終ラウンドのテーマは
イヌとネコの運動能力です。
ジャンプ力 スピード 持久力の3点から
見ていきましょう。
柔軟で機敏なネコ。
難しい技をこなすイヌ。
運動能力が勝っているのは
一体 どちらでしょうか。
♪♪~
イヌがスケートボードに乗るなら→
ネコだって負けていません。
♪♪~
イヌとネコ どちらも得意で
比較しやすい動作といえば→
ジャンプです。
果たして どちらの方が高く跳べるのでしょうか。
ジャンプ競争の選手を
ご紹介しましょう。
ジャック・ラッセル・テリアのダッシュと
ネコのティンカーベル。
2匹の体格は ほぼ同じです。
この勝負 公平ですか?(ピード)ええ 体格も脚の長さもね。
さあ いつでも どうぞ。
≪ジャンプ。
何度か ウォーミングアップしてから
記録に挑戦です。
≪ジャンプ ジャンプ。
垂直方向のジャンプは→
跳びはねる瞬間の動作が
ポイントです。
イヌもネコも
基本のテクニックは変わりません。
最初に身をかがめ
4本の脚で地面を押し→
最後に
後ろ足を素早く伸ばします。
イヌの記録は何センチでしょうか。
跳躍の高さは体の どの位置で測るんですか?
(ピード)肩甲骨の後ろです。