2018/10/08(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「イヌ vs. ネコ ペット徹底対決!(1)」[二][字][再]


イヌやネコでいうと体の ほぼ中心です。
では この映像で→
肩甲骨が どこまで到達したかを見てみましょう。
ここね。
(ピード)肩甲骨の後ろの目盛りは→
112ですね。
112センチ すごいわ。
ネコのジャンプは
どこかに飛び乗る必要があります。
その方が ネコにとって
自然な動作だからです。
ジャンプする姿は
イヌよりスマートに見えますが→
記録も

上回る事ができるでしょうか。
ティンカーベルの
最高記録をチェックしてみましょう。
(ピード)129だ。
129センチ!
ダッシュの112センチを


軽々と超えましたね。
(ピード)ええ。
ネコの勝利です。
恐らく イヌは
精いっぱい跳んでいますが→
ネコは簡単そうですね。
ネコの過去最高記録は196センチです。
ネコがジャンプ力に
たけている理由は何でしょうか?
まずは リーチが長い点です。
ご覧のように前足が ぐんと伸びます。→
ネコは体のサイズから考えても
骨が長いため→
てこの力が よく働きます。→
更に筋肉も長いので大きな力を生む事ができるんです。
ネコの骨は
長いだけでなく 軽量です。
そして イヌと比べて
体腔が大きいのです。
ネコのジャンプの特徴は→
かがむ動作とやわらかい背骨によって→
コイルバネのように収縮してから→
勢い良く跳び上がる事ができる点です。
つまり ハイジャンプでは
ネコが余裕の勝利です。
ご感想は?
あっぱれと言うしかないね。
ネコのジャンプ力には かなわないよ。
でも 走り幅跳びなら 話は別さ。
イヌは すばらしいアスリートです。

こちらは ダッシュ&スプラッシュというイヌのロングジャンプ競技。
全力で走ってプールに飛び込み→
どれだけ長くジャンプしたかを競います。
距離を出すコツは
助走のスピードと離陸の力強さです。
これまでの世界記録は
驚きの8.5メートル。
人間の走り幅跳びの世界記録まで
あと少しです。
一方 ネコの幅跳びの記録は
僅か1.8メートルしかありません。
どんなもんだい?
お見事よ。
でも ネコだって訓練して
助走を覚えたら記録を出せるはず。
訓練できたらね。
じゃあ 次はスピードに注目。
ネコ科の中でも
チーターは最速のランナーです。
走り始めてから僅か3秒半で
時速100キロ近くに達します。
スポーツカーも追いつけないほどの
加速力です。
そして こちらは
ネコが全速力で走る様子です。
チーターと比較すると→
走り方が とてもよく似ている事が分かります。
無駄のない速い走りの秘密は
その骨格にあります。
イヌとネコ

それぞれの骨格を比較した場合→
脚の操作性と柔軟性は
ネコの方が大きく勝っています。
つまり ネコの方が速く走れる?
走るという動作では→
肩の可動域が広がれば
歩幅も広がるので→
運動工学的に見て
速度がアップします。→
イヌより速いはずです。
つまり 筋力の強さ 脚の操作性→
背骨の柔軟性から見て
ネコは同じサイズのイヌよりも→
速く走れる体をしていると
いえるんですね?
そうだと思います。
筋肉や骨格のつくりを見るかぎり→
走るという動作に適しているのは
ネコの方でしょうね。
ありがとう。 どう? クリス→