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2018/10/08(月) 15:50〜17:53 ten.【生き別れた母に会いたい…女性スタッフだけの便利屋さんノゾキミ】


僕が作ってますね。
男ですからね、あんまり、
レパートリーがないんですよ。
>>高齢となり、
自分の身の回りのことが思うようにできなくなった母親の世話をす
る毎日だ。
>>ごはん食べてみようよ。ちょっと。
>>もういいよ。
>>一口でも二口でもいいから食べよう。
ね、


ね。>>早く持ってきて。
>>持ってくるから、じゃあ。
はいよー、
じゃあ、
食べようか、一緒に。食べられるだけでいいから、
ね。
お母さん、
あとね、これこれ。
これ、ちょっと食べようよ、お魚、
シーチキン。
>>息子さんが作った料理はどう?
>>おいしいときもあるけれども。
ねぇ。>>優しい息子さんでよかったわ
ね。
>>おかげさまで。
>>バイクに夢中になった高校時
代。
卒業後は自衛隊に入るも、2年で
除隊。
その後も職を転々とした。
>>菅原文太さんのトラック野郎一番星、あの映画に憧れて、
大型免許を取ったんです。
>>これまで結婚することもなく、
気ままに生きてきた依頼者。
親孝行らしいことを何一つできなかったという。
>>親にだいぶ迷惑かけちゃった
んですよ、僕。
ですからね、罪滅ぼしですよね。
>>母親を介護するため、
数年前に運送会社を退職。


今はアルバイトをしながら貯金を切り崩して生活をしている。
>>こんにちは。久しぶり。
>>こんにちは。クライアントパートナーズです。
>>母親がデイサービスを受けて
いる間、
リフレッシュする時間を一緒に過

ごしてもらう。
それが依頼者の唯一の楽しみだと
いう。
>>きょうはお弁当をちょっと作
ってきたんです。
>>うれしい。
>>凝ったものは作れないですけど。
>>いやいや、そんなことない。
うん。
>>薄味だと思うんです、
私。
>>ちょうどいいです。
おじさんにはちょうどいい。
もうね、
手作りなんてもう何年ぶりですよ。
作ってきてくれた気持ちでね、
胸いっぱいです。
>>ずいぶんと楽しそうね。
>>こういうことがないと、
息が詰まっちゃうし、
母のことを見続けられなくなっちゃうから、
こういう時間はすごい大事、
自分としては大事ですね。>>いくよ。
>>年老いた親の介護をする男性

からのこのような依頼は、年々増
えているのだ。
>>お母様がどういう状況かっていうのはお聞きするんですけど。
>>この日、便利屋のオフィスを
訪ねてきた男性。
20年前に生き別れとなった母親
と会えるようにしてほしい、
それが今回の依頼だ。
>>会いたいかなという気持ちはあるんですけど、どんな感じなん
か、相手の、なんていうんですか
ね、家庭もあるでしょうし、
息子ですよと言いながら、
家に行くというのもなぁっていうので、ちょっと今回、
依頼したんです。
>>離婚をして、
4人の子どもを残して家を出てい
った母。
依頼者が中学2年生、
一番下の妹は小学校に入ってまもなくのころだった。
>>覚えてる限りで、あんまり仲
いい夫婦っていう感じでもなく、
普通に、ある日、
母が出ていったという感じで、
あとから父に離婚したっていうの
を聞かされたんです。
>>その後、残された4人の子ど
もは、
父親に育てられた。
突然家を出た母親に対して、
憤りを感じていた依頼者は、


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