帰ってきましたよ。
◆しんどいやろ？
◆しんどそう、たむけんさん。
◆見て、これ。
◆信じられない。
◆こんなん見たん、
初めて…
って言いたかったんやけど、
僕、
何年か前に来てるねんて。


◆何やの。本当に？
◆ほんで、きょうは乗馬してもら
おうと思ったんですけど、
雨なんで、ちょっと別のをご用意
しましたんで。
◆ありがとう。
◆行きましょう。
◆お天気がよかったら、
おば様には馬に乗って森の中を歩く
乗馬体験を楽しんでもらう予定だ
ったのですが、
あいにく雨はやまず、
ほかの体験を楽しんでいただきます！
◆こちら、
道の駅
味夢の里という。
◆きれいね。
◆体験していただきます。

行きましょう。
◆急遽ご用意したのは、
京丹波の特産品、瑞穂そばのそば打ち体験！
◆めちゃくちゃやわらかい。
赤ちゃんの肌みたい。
◆表面なぞってるだけやな。
できてませんやんか！
◆おそば、できますよ！
はい、でき上がり。
◆早いわ。
まだまだ。
先生！

◆拭いたらあきませんや～ん！
◆こんなん映さんといて。
◆きれいになってきた。
◆続いて伸ばしていくのですが、
コツは麺棒を転がしながら腕を狭めること。
◆手を入れて。
内側に。ウソでしょ？
行きますよ、行きますよ。
持って。
できますや～ん！
◆わかった？
◆わかった？
◆私、どんくさい…。
◆閉じたままですよ。
開いて閉じてですよ。
ヘタやなあ～！
見とってくださいよ。
◆器用なんやね。
職人さんや。◆難しいな、
これ！
難しいわ！
いよいよ、切りまで来ましたよ。
太いなあ～。
讃岐うどんや思うてますの？
はい、のんちゃんは
どんなそばを切り出すんでしょう
か。
ええ！？
木ぃ切ったんちゃいます？ほら、
木入ってるもん、これ！

これ、木やん！
ほら！
◆弁償せんなんやん。
◆均等になってる。
上手。
几帳面ね。
◆どれが一番上手ですか。
◆みんな、同じようなもん…。
◆木切ってまんねん、こっち。
◆打ったお蕎麦はお土産にお持ち
帰り！
ここでお待ちかね、お土産タイム
！
京丹波は農産物の宝庫なんです。
黒豆に、栗、大黒シメジなど
地元の特産物が山盛りに並んでい
ます。
◆何がここ名産ですか？
◆それ、当てるゲームしますか？
◆何？
◆何が一番売れてるか。
京丹波で…。
◆お米もあるよ。
◆どれか決めましょう、
１位。
３分後に集合しましょう。
◆のんちゃん、私、
これやと思う。
◆決まった？
じゃあ、ここの