◆皆さん、結構、日本で買うこと
ができないので、海外、おっしゃ
られたように、海外でインポート
を買ってくると。
ただ、外国人と日本人では体の体
型が違うんで、僕らは日本人のた
めの大きい人の服を開発して
売ってると。
◆なるほど。
ちょっとうちね、
でかいの、おるんですよ。
◆うれしそうやな。
◆神様ですね。
◆おまえ、何でこんな太ったん？
◆この業界に入って、
太った感じです。
◆これ、もうＡＤあるある。これね、
業界でＡＤになったら、どんどん
太っていくんですよ。
あれ何で？
◆撮影で使った料理とかを食べて
るとこんなになっちゃう…。
◆演者さんが食べるやん、我々残
すけどちょっともったいないから
いうて、ＡＤさんにお願いして、
ちょっと悪いけど、お店の方に悪
いから、ちょっと食べてくれるか
言うてがんがん食べてるの？
◆そうです。
◆それで太ったん？
◆１年で３０キロぐらい太りまし
た。
◆うわあ～！
自分では、これはいかんなと思わ
ないの？
◆やめたいなと思ったときもあり
ます。
◆例えば…。
おまえ、
俺らのせいにするけど、
それだけじゃないでしょ？
俺らが食べてるの食べたから言う
て
こんな太ったって言うたら、
俺らが悪いみたいやんか。◆下見とか、
そういうのもあるんで。
◆全部食べとるやないか。
俺らのせいにすなよ！
ちょっと彼はどうですか、ファッションとしては最低でしょう？
言うたら。
どうですの？
◆ううん…。
もっとかっこよくなれますね、
全然。
◆やっぱり言葉、うまいね。
もっと格好ようなる？
格好ようないやん。
◆さらに格好ようなる。
◆というわけで、
マイコーさんが体重１１０キロの
スタッフを
コーディネート。
本当に格好よく変身できるのでしょうか。
◆ではどうぞ！
◆ああ、変わった！
いい！いい！
おまえ、
モテるわ。
モテる、
モテる。
何でこんな変わるんやろ…。◆今までの服って
逆に体型を隠すためにダボッとし
てるのが多いんですよ。
うちはあえて体のラインを出すこ
とによって
男らしさをグンとアップさせる。
◆そういうことか。◆ちょっとぴったりぎみが…。
◆いいわ。
何や東京のちょっとした男前になってきたで。
うわあ～、ええわあ！
◆日本人の体型で
肥満体と呼ばれている人たちは
２８．６％。
◆そんなに多いの！？
俺は肥満体に入るの？
◆ガリガリですね。
◆生まれて初めて言われた…。
◆ガリガリですよ。
◆ガリガリなん。
◆１７００万人ぐらい。
肥満と呼ばれていますね。
その中でも、ちょっと僕らは、２
Ｌサイズ、
１００キロぐらいからなんで、
ってなったら、
１０００万人ぐらい。
◆ちょっと待ってください。
１０００万人ぐらいの１００キロ
以上の人がおるということ？
◆そうです。