2018/10/09(火) 16:47〜17:53 かんさい情報ネットten. 第1部[字]


白浜町が抱える津波防災の課題に目を向けた。
>>今、
上空のドローンからは、
英語で津波からの避難を呼びかけ
る試験放送が流れています。
音も明瞭で聞き取りやすいです。
>>試験放送です。津波のおそれがあります。
高台に避難してください。
>>このドローンは、
パソコンに入力したことばを26
か国語に翻訳して、上空から流す
ことができる。
白浜町を訪れる外国人観光客は年々増えているが、
津波への避難情報は外国語対応が
進んでいないのが課題だった。
このドローンで、
外国人観光客に避難を呼びかけられるようになるのだ。
さらに地元の雇用も活性化してい
る。
>>子どもを持っていたので、


土日が休みじゃないと、
なかなか勤めるのが難しいという
のがあるので、
IT企業さんは、
結構土日休みが多い所があると思うんで、そこは大変助かるところ
ですね。

>>IT企業が進出したことで、
新たに生まれた雇用は70人以上。
土日の仕事が多い観光地にとって、
子育てしやすい環境の企業が進出
した恩恵は大きい。
IT企業の誘致で盛り上がる和歌
山県だが、
若者の流出に関して、
深刻なデータがある。
>>和歌山県はね、
基本的に人口流出が多い所なんですね。
新しいトレンドを持ったような雇
用の場っていうのはあんまりない。
そうするとますます、
ということになってくると。>>高校生が県外の大学に進学す
る割合が、
30年連続でワースト1。ひとたび県外に出ると、そのまま
県外で就職する学生が多いという。
地元で働く選択肢を増やそうと、
14年前にもIT企業を2社誘致
したが、
数年で撤退されてしまった失敗も
ある。
撤退した企業の一つ、

食品企業向けのシステムを開発、販売する会社。
当時、
営業拠点を白浜町に設けたものの、
役場から期待していたサポートが
得られなかったという。
>>町役場がやるんで、
その町とのやっぱり交流とか、
そういうことが多少なりともある
のかなとかっていう期待はしてた
んですけれども、
単なる大家さん的な形での、
そういうスペースを貸すっていう
ことなんだな、行ってからね、
そういうことなんだなというふう
には感じましたね。
>>同じ失敗を繰り返さないよう
に、
白浜町役場の職員は、
進出企業のおもてなしに奔走している。
>>きょうは3社の企業さんと、
総務課の白浜町役場の職員でやります。
>>この日、役場の職員が企画し
たのは、
進出企業どうしの交流の場となる
ランチ会。
ほかにも家探しや、休日の遊び方
など、従来の役場の仕事の枠を超
えるサポートをしているという。
>>本当に生活に関わる所からで
すね、住む所とか、食べる所まで、

なんでも聞いてって言ったんで、本当になんでもすぐ連絡したら全
部すぐ教えてくれて、
彼のおかげでスムーズに町の仲間入りできた感じはちょっとありま
すね。
>>白浜町はIT企業の誘致には成功した。
だが、
これから何年間も企業を定着させなければ意味がない。
>>最初はおもしろいと思うんで
すよ、白浜には温泉があって、海
水浴場があって。
ただ移住してきている人は1人だ
ったりする場合もあるんで、
移住してきた人がずっと白浜に住み続けたいなと思えるような取り
組みをしたいと思います。
>>IT企業をずっと白浜にいたいという気持ちにさせられるのか。
地方創生の新たな形に挑む、
行政の手腕が試されている。
>>ここからはお天気、
蓬莱さんです。>>こちら大阪、
きょうは晴れて、日ざしの下、