自分に負けている。
最高のショットだけをイメージし
極限まで集中力を高めるのだ。
そして迎えた　メジャー大会第２戦

日本ゴルフツアー選手権。
プレッシャーがかかる中　今度こそ
恐怖に打ち勝つことができるのか。
（拍手）
３オーバー　１０１位と出遅れ　２日目。
（拍手）


気持ちを切らすことなく決勝ラウンド進出を目指した。
選手会長　石川　遼。
（拍手）
１番。
最高のスタートを切ってみせる。
（拍手）
会心のドライバーショット。
５番。　たとえ　ラフにつかまろうとも。
グリーンを狙うのではなくあくまでピンを狙う。
バーディーを奪った。
１３番。
８メートルの長いバーディーパット。
（拍手と歓声）
強気にねじ込んだ。
これでイーブンパー。
決勝ラウンドを射程にとらえた。
そして絶対にバーディーをとると臨んだ１５番。
コース最長　６１５ヤードのパー５。
左に緩やかにカーブし右には　林が待ち受ける。
少しでも曲げれば　ＯＢだ。
石川の心が試される一打。
ドライバーを振り抜けるか。
またしても置きに行くスイングが出てしまった。
このホール　ダブルボギー。
予選落ちとなった。
石川は　一人　練習場に籠もっていた。
昨日の１５番。
ドライバーを曲げた自分が
どうしても許せなかった。
振り払ったはずの恐怖に

再び負けた石川。
一体　どれほど練習すれば→
無心の境地に　たどりつけるのか。
近道はない。
シーズンは後半戦。優勝は　まだない。
それでも
死んでも変えないと誓ったスイングを→
ひたすら貫こうとしていた。
炎天下。
ラウンド前に
熱中症の疑いがあると診断された。
♪♪～
氷のうを手に　１８ホールを回りきる。
♪♪～
ドライバーを握り…。
集中力を高め…。
振り抜き続けた。
♪♪～
日本で５年。　アメリカで５年。
かつての天才少年は→
栄光と挫折を経験した一人の青年となって→
再出発の第一歩を踏み出そうとしている。
石川　遼　２７歳。
今だからこそ語れる　ありのままの言葉だ。
♪♪～
世界から
お金が消えるかもしれないんだって？
な～に～！？
これは　世界最古といわれる硬貨です。
人類が生んだ現金は

取り引きを効率化させ　貿易が世界に拡大。
経済を成長させてきました。
その現金が今　急速に姿を消し始めています。
例えば
スマートフォンによるデジタル決済。
人体に埋め込むＩＣチップや…→
目や顔の認証システム。
現金をなくそうとしている国まで
登場しているんです。
世界から現金が消え始めたのは
単に便利だからだけではありません。
資本主義の転換が
関わっているというんです。
これまで
世の中に　お金がたくさん出回れば→
モノを買う人も増え
企業も利益が出て　経済が成長する。
そう信じられてきました。
ところが…。
世界が　お金の量を
いくら増やしても→
効果が得られなく
なっているというんです。
大量に刷った現金が
犯罪組織へ流れていたり。
お金の量を増やし過ぎて　価値が急落。
コーラ　一本買うのに山積みの札束が必要になり→
経済が破綻寸前になる国も。
こうした問題の解決には→
今のお金を　違う形に