2018/10/11(木) 02:34〜03:25 NHKスペシャル マネー・ワールド〜資本主義の未来〜(2)仕事がなくなる!?[字][再]


2030年代半ばには30%の雇用がなくなると。
実は 皆さんのイメージとしては
ロボットっていうのは→
私たちが
本当に つらくて嫌な仕事っていうか→
どちらかというと

負担が多い仕事を代わってくれて…→
例えば 介護であるとか
屋根の雪下ろしであるとか→
そういうこと やってくれると
いいなみたいなイメージが→
あったと思うんですけれども
実は それは非常に難しい。
特に介護は 非常に難しい。
どうしてかっていうと やっぱり一人一人違うんですよね。
どこが痛いと思うかとかっていうのは
同じ人間だからっていって→
統計的にやれば
いいっていうもんではない。
その一方で AIに得意なことであれば→
ものすごく知的なことでも置き換わっちゃう。
だから どうしても AIやロボットは
自分が得意なところから奪っていく。
こちらの調査結果
見て頂きたいんですけども→
AIロボ君 再びお願いします。
「どうなる!? あなたの仕事」ということでね→
将来 AIロボットが肩代わりできる
職業の確率を→
データ化したものなんですね。


90%以上にはレジだとか 事務的なことですかね。
肩代わりできちゃう。 ねっ。
ホワイトカラーも かなり…。
それこそ 公認会計士だとか
証券外務員 翻訳者 なるほどね。
ディーラーとかね。
はい ディーラーとか。
こういった人たちも
7割 8割ぐらい肩代わりできてしまうと。
さまざまな仕事が
AIやロボットに置き換わる→
新たな資本主義。
富のほとんどが資本家に集中する一方→
多くの労働者は仕事を失い→
富を得られなくなる可能性があります。
新商品の開発と接客は…。
こうした中 AIやロボットにはできない仕事を見つけようという模索が→
各地で始まっています。
金融機関に勤める…
この日 会社を休んで→
資格取得のためのセミナーに駆けつけました。
そのきっかけとなったのは
あるニュースでした。
みずほ銀行が 店舗も削減して…。
大手金融グループが AIなどを使って業務を効率化し→
1万9,000人を削減すると発表したのです。
更に ほかの大手グループも→
AIなどを使った
大規模な業務の削減を発表。
将来の雇用への不安が

一気に募りました。
正直…
…というところを感じましたね。
そこで 思い立ったのが→
中小企業診断士の国家資格を取ることでした。
中小企業経営者の悩みに寄り添いながら→
会社の将来を一緒に考えるコンサルティングの仕事。
AIに取って代わられにくいのではと
考えました。
あっ あった。
振り込んだ額ですね。
そのために 結婚資金として ためていた
300万円を取り崩し→
資格取得のための学費に
つぎ込むことを決めました。
本当は私 30までに結婚式するために→
こつこつとお金を…ためたんですけど→
でも まあ 資格取るって決めたので。
当時は 全く思わなかったですね。
資格取得の目標は 2年後。
AIやロボットには できない仕事を目指す日々が続いています。
製造業の国 ドイツ。
ここでも 新たな時代に合わせた模索が始まっています。
これまで ドイツは国策として
AIやロボットを軸にした→
最先端のものづくりを進めてきました。
その一つ…
AIが人の手を借りずに
受注 製造 品質管理まで行います。
しかし これによって

労働者が仕事を失う可能性があります。
ドイツは
その対策を進めようとしています。
新しい仕事の能力を身につける
再訓練です。
ドイツを代表する企業から
さまざまな職種の社員が参加しています。
訓練の要は AIやロボットに
奪われにくい仕事を体験すること。
この日は ロボットなど 機械そのものの