所さん 佳乃さん。はい。今日は まず→
こちらの卵を
召し上がって下さい。はい。
そうなんです。
頂きます。
ああ 食べよう。
ちょうど 半熟の…。
本当だ!
卵だけなの!?(久保田)ただの卵なんです。
何か 卵じゃなくて
こういう作り物だよね。
所さん 佳乃さん。
というわけで 今日のテーマは こちら。
これはですね 実は 今 お二人が→
召し上がって頂いたもの…
世間で もう…
この卵を使って 何かが出来てるの?そうなんです。
早速 まいりましょう。
所さん! 大変ですよ。
ディレクターは
高級卵の生産者のもとへ。
あれですかね?
ニワトリだ。
そこにいたのは
放し飼いにされているものの…→
普通のニワトリ?
すいません。はい。
高級卵の開発者は
こちらの男性だという。
あのですね…
おいしい卵を産ませるための工夫は→
放し飼いだけではない。
エサは 庭に生えている野草に加え→
近所の農家から譲り受けた
無農薬の野菜。
えっ!?
あっ すごいですね。
うわ~。
更に 産まれた卵は→
すぐに出荷せず…
(ディレクター)進化するんですか? 卵が。
凍る寸前の温度で貯蔵すると→
細胞内でグルタミン酸の生成が促され→
うまみが強い コクのある卵になるのだ。
(2人)へえ~。
男性のところで産まれた卵を
貯蔵前と後で→
専門機関に分析してもらったところ→
鮮度が落ちることなく→
グルタミン酸が3倍近くに
増えることが判明した。
これだけ 質にこだわった卵だが…。
もう 本当に…
初めは 1パック 1,000円という
値段が嫌われ→
全く売れなかったというのだ。
そこで 商工会議所に相談したところ→
高級卵を使って あるものを
作るように勧められた。
それが…。
(ディレクター)マヨネーズですか!?
5年前…
試行錯誤の末材料となる酢は 京都から…。
油も 北海道から菜種油を取り寄せた。
卵だけじゃなくて…
こだわりに こだわったため…
一般的なマヨネーズの10倍以上の値段になってしまった。
気になる お味は…。
あっ 何か すごい…
かたいね。 かたい感じがする。
しかし ここでディレクターに ある疑問が…。
(ディレクター)びっくりするぐらい
反響があるんですか?
なんと 多い月には 600瓶も売れ
生産が追いつかないという。
取材を進めると マヨネーズブームを
裏付ける情報を持つ人物が見つかった。
訪ねたのは 全国の
マヨネーズメーカーなどで作る業界団体。
ええ 実は あの…
担当者が見せてくれたのはマヨネーズの生産量のグラフ。
あらあらあら。
マヨネーズの生産量は40年間で およそ2.5倍に増加。
特に この7年は
増え続けているという。
ちなみに昨年…
(ディレクター)過去最高を更新したんですか?そうです。
それにしても…
マヨネーズブームの理由は…
総務省の家計調査によると→
カット野菜などサラダの購入額は 近年 急増。
この10年で
6割も増えていた。
すごい。
事情を探るため スーパーのサラダ売り場を訪ねると…。
そこで売られていたのは
さまざまな種類の…
見ていると 次々と売れていく。
店長によれば カット野菜を買う客の大半が シニア層だという。
訪ねたのは 多い日には→