◆笑いながら言うことちゃいますよ。
写真、ないんですか、昔の。
結婚して、
子供がおっても仕事してなかった
ということですよね。
◆まあ、
ちゃんとした職についてなかったという感じですかね。
感じですかね。
ヤンキー的な感じのやつ。
◆ヤンキー的なのもあるんですか。めちゃくちゃ笑いますね。
うわっ！もうほら！
何これ？
どれですか。
◆一番前のやつ。
◆一番前！？
◆右のやつ。
◆このとき、体重何キロですか。
◆このときは８０ぐらいですね。
◆仕事していなかったということ
は…？
◆友達のお手伝いとか。
◆お手伝いとか…。
いろいろやりましたね。
言えんこともありますね。
◆言えんことはないです。
◆ほんまですか。
◆言わないっす。
◆ほんなら、仕事せなあかんと思
ったときは、子供さん、奥様は？
◆奥さんも一緒で、女の子３人と
嫁さんと、
５人で大阪に。
◆１０年前、
福岡から大阪へ引っ越し、
就職活動を始めた桐谷さん。
あるユニークなきっかけから
ラーメンの道へと進むことになります。
◆そのラーメンに入った
きっかけは何やったんですか。
◆占いで、占いのおばあさんに、
あんたラーメン屋やりなって言われて、
そこから…、１０年ぐらい前の話
ですけれどもね。
◆占いで？
信じるんですか、占い、
そんな体して。
◆占い、大好き？
占いのその人は、何を見て、
そう思われたんですか。
◆ようわからんのです、名前と生
年月日を聞かれただけで、
何が向いてると言われて、ラーメ
ン屋と。
いろいろ話ししたら、
お父さん、タクシーの運転手やろと言われて、
すごい、合ってるって…。
◆マジですか。
◆おじいちゃんも乗り物に言われ
て、おじいちゃん、
漁師なんですよ。
船に乗ってて。
それで、このオバハン信じれるわ
と思って、
ラーメンの門をたたいたんです。
◆何でわかるねんやろ、そんなこと。
◆ほんまに名前と生年月日しか言
ってないんですよ。
それだけです。
◆今思って、
昔の自分を考えたときに、
実際、どうですか、
この変わりよう。
◆人間、変われれば変われるもんやなって。
◆はははじゃないですよ。
◆ちょっと真面目に。
◆はははやないですよ。
奥さん、喜びはったでしょう？やっぱり。
◆奥さんは、ついてきたんですけ
れども、
ラーメン屋に没頭しすぎて、
もう家に全然、帰らなかったんですよ。
ほんなら…。
捨てられました。
◆うわあ～。
◆家族のために選んだ道でしたが、
ラーメンづくりに没頭し過ぎて、
結局、１人になってしまった桐谷
さん。
◆再婚したんですよ。
◆ええっ！？
お子さんは。
最初の嫁さんのほうに行ったんで
すけど、
長女だけは僕のほうに来て。
◆お子さんは長女１人ですか。◆嫁さんの連れ子。
◆奥さんは何人連れてるんですか。◆３人。
◆奥さんは３人連れてこられて…。
にぎやかでしょう、家。
◆にぎやか、
うるさいですよね？