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2018/10/11(木) 16:47〜17:53 ten.【カギは“デパ地下”リニューアル相次ぐ大阪の百貨店(秘)戦略】[字]


きょうは工房のほうも見させていただけるということでございます。
>>こちらですんで、ぜひご覧に
なってください。
>>すみません、案内お願いしま
す。
さあちなみに皆さん、
洋ろうそくの原料というのが、石油から取れるパラフィンというの
が原料なんですが、和ろうそくは、
全然違ったものなんです。>>なんだろう?
>>失礼します。
さあ、
和ろうそくの原料がまずこちらで
す。
松本さん、
これはなんですか?
>>これはハゼの実ですね。
>>ハゼの実、これが原料になっているんです。
この実から搾った油が、
こちらになるんです。これが木ろうといいまして、ハン
ドクリームや口紅、


お相撲さんの髪の毛に塗るびんつけ油なんかにも使われているもの
なんだそうですね。
これがろうそくの原料になるということで、お願いします。
これをまずどうするかというと、
ぽちゃんと釜の中に入れて、いったんこれ、溶かすんです。
液体にするんですよね。

ちなみにここの工房、
ものすごい甘ーいいい香りがしま
す。
溶かしたものを、
こちら、
これが芯になるんですけどね、
ろうそくの芯。
糸が巻かれてますが、これがいぐ
さといいまして、
すべて天然素材なんですね、原料
がね。
これをどうするかというと、お願
いします。
どうやってろうそくにするかとい
うと、
手でつけてくんです。
>>手作業なんだ!
>>手作業なんですよ。
これ、
手で塗っては乾かし、
塗っては乾かしという作業をしていくわけなんですが、
それで順番に見ていただくと、
どんどんどんどん太くなってくわけですね。
なので和ろうそくというのは、さ

っきこれ、見ていただきましたが、
実はここ、よく見ていただくと、
木の年輪みたいになってるんですね。
何回も何回も、
すごい手の凝った、
この和ろうそくなんですけれども、
ちなみにお母さん、
熱くないんですか?
>>やけどしない程度です。
>>熱い?ちょっと触ってみまし
ょうか。
いきますよ。
あつっ!冗談で、ちょうどいい温度。
これ何度ぐらいですか?
>>40度から42度ぐらいの温
度ですね。
>>40度から42度くらい。
でもこれよりも熱すぎても冷たす
ぎても、
うまいことろうそくっていうのは
出来ない?
>>できないです。
>>この温度はどうやって測ってるんですか?
>>勘ですね。
>>勘で?
へぇー!
これ大体、
自分の勘で?
>>勘でいきます。
>>この温度にしていくと。

これ、手で塗っていくわけなんで
すが、隣には、ご主人も同じよう
な作業、されてますが。
これは何をしてるんですか?
>>上がけっていいまして、先ほどよりもちょっと堅いろうを塗っ
てるんですね。
>>硬いろうを塗ると?
>>これも手や。
>>これも手作業。
これなんでろうそくの周りに堅い
ろうをもう一回塗るかというと、
こちら、これ炎で今度溶けてくと
きに、
外側堅くて、中がやわらかかった
ら中からどんどん溶けてって、す
り鉢状になるので。
ろうが漏れない。そのような工程を今やっておりま
す。
そして最後、ちょっとここ、僕、
体験させてもらうんですが、ここ

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