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2018/10/11(木) 18:15〜19:00 キャスト[字]生まれた直後亡くなった我が子 医療ミスあったのか?▽金足農・吉田プロへ


かったことによる合併症だ」と
説明を受けたということですが

高瀬さんは納得できません。
元気に生まれたはずの息子の命は
なぜ尽きてしまったのか。
高瀬さんは、出産の記録にと撮影
していた映像や、
クリニックから取り寄せたカルテ
を元に調べ始めます。
そこには気になる記載が。
事故があったクリニックに医師は2人。
土日、夜間は常駐していません。
さらにカルテの記録では、柊ちゃんの容体に異変があってから
医師が駆けつけたのは2時間半後で
した。
日本産科婦人科学会が作成した、
産科医のためのガイドライン。
赤ちゃんの頭に負担がかかるため、
「吸引後は経過観察が必要」などと注意点が定められています。
また吸引する場合は、


「赤ちゃんの頭がある程度の位置まで下がってからが望ましい」と
その基準が示されています。
しかし、高瀬さんの出産時のカルテでは、
赤ちゃん特有のコブだけが基準ま
でおりてきていますが
頭の位置は、ガイドラインの基準
より上にあることがわかります。
何らかの理由で出産を急ぎ、
無理な吸引をしたのではないか。
高瀬さんは当時、クリニックを選
んだ自分を責めました。
同じく、医療事故で子供を亡くし
た夫婦がいます。
関東地方に住む山本さん夫妻。
去年、出産直後に息子を亡くしました。
山本さんの息子も、分娩の際に吸
引をされたといいます。
帝王切開でようやく外に出た息子
は、すでに仮死状態。
翌日、息を引き取りました。
死因は大阪の高瀬柊ちゃんと同じ、
「帽状腱膜下血腫」による出血性
ショック。
圧力が加わり、頭の内部で出血し
ていたのです。
山本さんの息子が受けた吸引は、
記録によると6回。
ガイドラインでは吸引は5回が目安
とされ、
それでも出てこない場合は

早期に帝王切開をする事が求められています。
待望の新しい命を失った山本さん。
その深い悲しみが癒えることはありません。
吸引によるものとみられる医療事
故はなぜ起きるのか?
考えられる原因としてある産科医
は。
出産直後に息子が死亡した高瀬さ
ん夫妻。
先月、クリニックを相手に訴えを
起こしました。
裁判で、クリニック側は請求の棄
却を求めました。
朝日放送テレビの取材に対しては、
「裁判については弁護士に任せてある。
何も話せない」と答えています。
高瀬さんの目標、それは、賠償よりも、
自分たちのような辛い思いをする
人を減らすこと。
高瀬さんがおっしゃってる、
安心安全にお産を迎えられる社会をつくっていきたいというのは、
お産というのは一人一人違います
から、
自然分娩と呼ばれるものもあれば、
なぜ体制が整えられていなかったのか、
ここに尽きると思うんです。
そのとおりで、
吸引分娩が問題ではないんですよ
ね。
有用な1つの方法であって、

その中でただ
この場合には、
病院側の体制というのがしっかりできていなかった。
例えば帝王切開を避けなければい
けないような状況だったりとか、
何かあったときの体制ができてい
なかったというところがあるんで
すよね。
安心してお産をするためには、
緊急手術になったときにも耐えれ
るような状況をつくらないと。
赤ちゃんたちを入れられるICU
があるとか、
そういうことがないクリニックが
まだあったのかと。
吸引分娩じゃなくて、
無痛分娩でいっぱい事故が起きているときに、
日本産婦人科学会が、
緊急事態に耐えられるように
体制を整えてくれと、

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ikatako117

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