外で食べる時間なくていつも 大抵コンビニで。
あぁ…。
♪♪~
♪♪~
ちょっと!お客さん 忘れもん。
うわ ありがとう。
大事なやつなんです。
大事なん 忘れたらあかんがな。
すいません。でも あまりにもおいしいから→
ころっと忘れてましたわ。
やっぱ うまい?→
めっちゃうまいやろ?
めっちゃうまい。
≪何でか教えたろか。
魔法の粉 かかっとんねん。
魔法の粉?
≪♪♪~
夜の部の準備 始まってるぞ。
≪♪♪~
いろいろ
ありがとうございました。
美麗ちゃん。
あっ…もし良かったら 夜公演の前に→
うちの店に お父さんと一緒に
ご飯 食べにけぇへんか?
おいしいですか?
ははっ。
美麗ちゃんの
立ち回りくらい うまいわ。
≪♪♪~
はぁ… いろいろ申し訳ない。
ううん あの年頃の子は
親に反発して なんぼやろ。
このでくのぼうにかて
そんなときあったし。
うちも雄太君も そやったやろ?
ふっ。
ほんでも 足 大丈夫なん?
うん?
この桜川雄太を→
あっ ナメたらあきまへんで~。
さすが 座長。
もう~。
お花つけてまうわ~。
ははははっ。ふふふふっ。
ほな おかん 俺 先戻るわ。
あっ。
後で 座長と姫 店 連れてきて。
丁重に お連れもうしやす~。
何や それ~。 ははははっ。
ははははっ。
ご飯食べにきたら?
うん ありがとう。
≪(ドアの開閉音)
はい どうぞ。(美麗)ありがとうございます。
気を付けてね。
はい ここ座ってください。
すぐ作るんで ちょっとだけ
待っといてくださいね。
はい。
あの2人 大丈夫やろか?
うん ほんまに不器用な親子やな。
なぁ。
はい どうぞ。
は~い お待たせしました。
串カツ。
ははっ。
せっかく大阪来てんのに→
串カツも食われへんのは寂しいやろ?
ふふっ。
いただきます。(昌子・箕島)どうぞ。
2度漬け禁止だから→
まず最初に思い切ってどぶん!と飛び込ませるんだよ。
は~い。
どぶん。
はぁ~ どぶん。
えっ?
うん?
うん うまい。 んっ?
これって…。
あっ 気付いてくれました?
最近の串カツは
薄めの衣がメジャーなんやけど→
串カツって もともと
おなかにたまりやすいように→
もちもちした衣やったんすわ。
これ その元祖 串カツを目指しとるんです。
食べ応えがあって おいしい。
うんうん。
うちは こども食堂もやってて→
食べ盛りの子も よう来るから→
串カツ出すなら
こういう衣にして→
少ないお金で
腹いっぱいなってもらえたら→
ええな思て…。
はいはい はい。
口上は それくらいにして→
いっぱい食べて夜公演も頑張ってや!
なっ ふふふふっ。