確かに 片方だけ…。
明治でしょ?
はい。
じゃあ 実際に確かめに行ってみましょう。
え~?
うん…。
いかがですか?
はい。
実は 明治からうちの初代がいるんですけども…
これ?
はい。
ハワイから輸入したんですか。
はい。
そうですね。
砂まじりでしかなかった茅ヶ崎のイメージ。
それを 波乗りの街へと
大転換させたきっかけが→
この一枚のサーフボードでした。
1970年代 サーフィンブームが到来。
すると 茅ヶ崎の海は→
サーフボードを持った若者たちで埋め尽くされました。
あまりの人気に
ある社会現象まで生まれたんです。
陸サーファーはね
我々の若い頃 いました。
陸サーファー いました。
もういましたか。陸サーファーって…?
その時の記事がありますので
よろしかったら ご覧になって下さい。
これだ
「押し寄せる 陸サーファー」。
こういうことですよ。
へえ~。
でも サーフィンには乗らない?
サーフィンには… やったことがない。
やったことがない! はぁ~。
モテたんじゃないの?
女の子は はやりに弱いからね。
(笑い声)
女の子たちも いるわけですよ
こうやって。
女の子たちも大胆な格好してますね。
大胆ですよ。
「彼 サーファー」とか言って。
(笑い声)
ほんとは
「サーファーみたいな」なんだけどね。
(笑い声)
へえ~。
まあ こういった…
はい そのとおりでございます。
陸サーファーも
そこんところは分かってるんだ。
茅ヶ崎だってことはね。
そうですね。
なぜ 茅ヶ崎が
サーフィンに向いているのか?
その理由を海岸で探ってみましょう!
こちらです。お~ やってます。
あ~ サーファー多いですね。
多いですね。
(森)いいですね
今日 いいロケーションです。
はい 烏帽子岩ですね。→
大体1.6キロぐらいあるんですけどもね今日 すごく近く見えますね。
あっ そうですか。
はじめまして どうもよろしくお願いします。
はじめまして 牧野拓滋です。
よろしくお願いします。
実はですね…
実際に ちょっとサーフィンに適した波っていうのが→
どういうものなのか
見ながら説明しようと思いますけれど…
まあ 私 陸サーファーとしては…。
(笑い声)
テレビで見る限りなんですけども
理想的な波は→
かなり沖の方から
こう徐々に盛り上がって→
なかなか崩れずに
グーッと高くなるっていうのが→
いいんじゃないかと思いますが。
そうですね。
(牧野)
白く… 上の方が 最後 白くなります。
崩れる…。
(牧野)手前の。
この辺が一番パワーがあるんですよね。
(牧野)よくご存じですね。
盛り上がってくるところの下には 実は→
砂の出っ張りのようなものが出来ていて。
「サンドバー」。
それを「サンドバー」。
沖合から押し寄せてきた波が
海底のサンドバーにぶつかることで→
サーフィンがしやすい波が生まれます。
このサンドバーが出来やすい理由は海底の地形にあります。
茅ヶ崎から東の海岸は
遠浅になっていますよね。
そのため すぐ近くを流れる相模川から