それでさ 雄になるためには→
何が必要かっていったら
モテるか モテないか。
現実はどうなんだよ。
モテるか モテないか。
どうなの? モテてんの?
あのな 正直に言った方がいいよこういうときは。
モテると思って
生きてはいるんですけど。
欲望を垂れ流しして
モテてると思っちゃ駄目だよ。
本質的な意味では
僕はモテると思います。
だったらハードル上げろ。
お前 酒 酔っぱらうと たぶんね変なことになったら終わりだから。
あんま テレビ…
忘れないでください。
いやいや…
いいんだよ いいんだよ。
カメラなんかないよ。
新と俺に言われたからっていって→
奥田に言われたから
ハードル ここにしました。
今までのハードルは
ここと ここの行き幅だったのに→
ここにしましたっていったときに
なかなか大変なんだよ これ。
そこにすると
ちゃんとした いい女が現れる。
あとは我慢だ。
モテるんだから。
モテるやつしか
我慢できないんだよ。
モテないやつは
我慢も何にもないから。
どうですか? あなたは。
新さん モテますか?
奥田さん これがですね…
モテないんですよ。
神社 仏閣ばっかり語ってるから。
行ってばっかりいる。
おじいちゃんと おばあちゃんと…。
ああ 確かに新さんモテなそう。
モテない。 ホントにモテないです。でも映ると色気出るのは何だろう。
やっぱり こう…阿弥陀如来を見たり→
あの… ねえ? するからかな?
そこしか見てないっていうのもあったりしちゃうのかもしれない。
如来さまだ。
如来… 如来しか見てない。
だから 僕は ホントに
結婚できて ホントよかったなと。
よかったね。
それは うらやましいよ 俺は。
ホントに救ってくれたなと。
僕 結婚できた!と思って。
うらやましいよ。
俺に欠けてるのは そこなんだ。
世の中を変えたいでも
何でもいいから。
そういったのを この映画に
どばっと ぶち込まないと。
監督になれないぞ。
<10月13日公開の映画『止められるか、俺たちを』は→
映画監督 若松 孝二と仲間たちが
1970年代という→
熱い時代を駆け抜けた
青春群像劇>
<井浦さんは
監督と出会ったことで→
役者人生が
大きく変わったんだそうです>
新君さ 映画のこと
今日 いっぱい語ってんじゃん。
それで
えっ!? このドラマ 新 出てる。
これも出てる。 それ 何なの?
心境の変化って何なの?
きっかけは 若松監督で。
『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』を→
やっているときに
現場で まあ 怒られたんですよ。
たくさん いっぱい怒られて。
「お前 駄目だな 勘悪いな」とか→
いっぱい言われたんですけど
ふと 2人になったときに→
「新 お前な… お前はな
色々できる可能性持ってんだから→
自分の そんなちっちゃな
こだわりなんか 全部 捨てて→
何でもやんなさい」
って言われたんですよ。
「自分が こうやりたいとか
こうありたいなんて言うなんて→
ホント クソみたいなもんだから」
「とにかく 来たもの全部 やっていくぐらい→
やってみなさい」って言われて。
僕の中で そんなん もう今まで 何なら やっぱり→
自分に自信がなくて
できないからこそ→
やっぱり 選んでしまってて。