（拍手と歓声）
屋台システムですね。
そうなんですね。
（渡部）まあ ＶＩＰゲストが
いつ来てもいいように→
練習しておくと。
でも 正直言っていいですか？（渡部）はい はい。
本気修業。
長いよ もう…。
今回も 来たるべきＶＩＰゲストを
おもてなしする→
寿司処 相葉亭開店へ向け→
お客様を目の前にした対面形式で挑戦します！
〈判定をして頂くのは
銀座久兵衛の三代目若旦那→
今田さん〉
（渡部）前回のうちの包丁王子いかがでしたか？
（今田さん）やっぱり
握りのところですね。 手酢の量。
手酢ね… はい。
手酢 多いのは わかってるのよ！
だってさ[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
俺 これやったあと。
（渡部）じゃあ お願いします！
前回 前々回と→
お客様に提供できるかどうかを
基準に判定してきたが…。
（澤部）ああ～！ 低い！
（渡部）低いよ これは。
いまだ 合格点は一度も出ず。
今回こそは なんとしても７０点以上を獲得したいところ。
最初のネタは
江戸前寿司の代表格 コハダ。
（今田さん）光り物の やっぱり
代表的なネタになります。
ちっちゃいから
難しそうなんだよなあ。
以前やったのは シンコ。
今 コハダ。
だんだん ナカズミ コノシロと
まあ 成長…→
出世魚といわれるやつですね。
（渡部）確かにコハダを見ろなんて言いますね→
初めて行ったお寿司屋さんではね。
（今田さん）そうですね。
そのお店の特徴が やっぱり…。
へえ～。
〈江戸前寿司でのコハダは
そのまま食べる事はなく→
塩当てや酢〆など
職人さんが仕事をする事で→
美味しくなる魚と
いわれています〉
難易度 ズバリ いくつですか？
星３つ！
星３つか…。 まあまあですね。
いけるでしょう！いける！
小さな身を
うまく下ろせるかがポイント！
（渡部・澤部）いよーっ！
まずは ２枚に下ろします。
今回も王子の包丁捌きは→
虫の眼カメラでチェック！
スパンッ。
（今田さん）包丁を入れてあげます。
最初は もう 慎重に ゆっくりで。
これね 辺見さんとのねポジションの取り合いなんですよ。
（渡部）辺見さんも譲らないから。
これも譲ってくれないから。
（澤部）取り合いっていうのも
おかしな話ですけどね。
小さな身を
丁寧に捌いていきます。
（渡部）そっか 押さないと
包丁がいきすぎちゃうけど→
押しすぎると 包丁が滑らない。
そう いかないんですよ。
（澤部）押すな 押すな 押すな…。
うわっ…。
（渡部）いや～！
どう？ 手応え。 いい？
のってるような…。
（渡部）うわっ 難しいね これ。（澤部）おお～！
いける いける いける！
いける いける！
お次は 包丁を滑らせ
丁寧に中骨を取ります。
（澤部）どうだ？
はがれた！
結構 薄く…。
（澤部）いいんじゃないですか？
続いては 腹骨を
そぎ取る工程へ。
まずは お手本から。
（今田さん）上の方から骨を引っかけてあげて。
ほら これも むずい作業だぜ。
（澤部）包丁の このテクニックがな…。
若旦那は この美しさ！
果たして 王子は？
薄く…。