現場に　到着＞
＜男の持っていた
白い粉を　検査する＞
＜その結果…＞
＜白い粉は　覚せい剤であることが判明した＞
＜男を…＞
＜何度も　男に　言って聞かせ→
覚せい剤を　断ち切らせようとする橋本＞
＜そこにはただ　逮捕するだけではない→
彼の　強い思いが　あった＞



＜これまで　何人もの　薬物犯を捕まえてきた　橋本は→
過ちを犯した人の
その後の人生にも　思いが強い＞
＜橋本　天野の　コンビが
所属するのは…＞
＜この日も　県内の
パトロールへと　出発＞
＜橋本　天野コンビは　夜間
横浜市内の　繁華街へ　向かった＞
＜早速　彼らは
その犯罪察知能力を　発揮＞
＜パトロール中
２人の目に　留まったのは→
路上駐車された
一台の乗用車＞
＜横目に見えた　運転手の顔は→
以前　職務質問した男によく　似ていた＞
＜気合　十分。
天野が　ロケットスタート＞
＜運転席にいたのは…＞
＜やはり　以前職務質問したことがある男だった＞
＜何もないと　言い張る男だが
車内を　調べ始めると…＞
＜何もないと　強気な男に対し→
橋本が　いつもの存在感で丁寧に　対応すると→
男は　気を許したのか
自ら　語り始めた＞
＜覚せい剤　常習者たちの　隠語＞
＜言葉どおり助手席の　紙袋の中には…＞
＜ここで　ついに

橋本が　勝負に出た＞
＜勝負あった＞
＜自ら　覚せい剤を使用したことを　認めた男は→
その後の検査で　体内から
覚せい剤の反応が　出たため…＞
＜硬　軟　使い分け→
相手に　自供までさせる橋本の話術＞
＜それは　薬物犯以外にも
威力を発揮する＞
＜午前　０時すぎ＞
＜緊急を要する　警察官からの…＞
＜現場は　近い＞
＜橋本と　天野は→
無線を受けて　間もなく
現場に到着＞
＜そこには…＞
＜多数の警察官に　囲まれた一人の男＞
＜いったい　何が　あったのか？＞
＜男は　警察官　相手に暴れまくっている＞
＜かなり　興奮していて
手に負えない状態＞
＜しかも　これだけの警察官を
振りほどこうと　荒れている＞
＜その理由は…＞
（スタッフ）お互いに？飲み過ぎなんですね。
＜酒を　飲み比べているうちに
ヒートアップし　ケンカ状態に＞
＜男は　飲み過ぎのためか→
自分でも　なぜ　暴れているのか分かっていないという＞
＜こんなとき

橋本の役回りはというと…＞
＜橋本の　立ち居振る舞いは
暴れる男も　感心するほど＞
＜決して
相手のペースに　流されず→
冷静に　抑え込む＞
＜結局　双方　被害がなかったため事件には　発展せず＞
＜すると　店長が…＞
＜２人は　何とか　仲直り＞
＜これで　一件落着かと
思われたが…＞
＜何が　気に障ったのか
再び　暴れだす男＞
＜そこで…＞
＜このままでは　周りに危害を加える　恐れがある＞
＜そこで…＞
＜最後まで　暴れ続けた男を説得し→
パトカーに乗せ　保護となった＞
＜その屈強な体で　暴れる男も落ち着かせる　橋本＞
＜この後　そんな橋本の真骨頂を
発揮する現場が　待ち受けていた＞
＜その瞬間は　突然　訪れた＞
＜裏通りを　走行中…＞
＜一人の男が　通り過ぎた＞
＜スマートフォン　片手に迫るパトカーを　一瞥＞
＜この男に
橋本のピントが　合った＞
＜いつもの　パターン。
ロケット天野が　走る＞
＜橋本も　すぐに