<車には 小さな子供の姿も>
<山岡は 違反者に対し
優しい口調で 注意を促す>
<信号無視をした 女性には→
違反点数 2点反則金 9,000円が 科された>
(山岡)じゃあ 気を付けて。
安全運転 お願いします。
<違反車両に乗る 子供に
手を振る 山岡>
<それにしても…>
<猛暑と闘いながら取り締まりを 続ける 山岡>
<今度は 高速道路へ>
<何を見つけたのか?>
<対象は 一番 右側の
追い越し車線を走行する 乗用車>
<周りの車を 次々と 抜き去り
なおも 速度を上げていく>
<明らかな スピード違反だ>
<山岡は 違反車両の横に 並び速度を合わせると→
すぐに 計測を開始>
<そして…>
(サイレン)
<違反車両を 安全な場所に停車させ→
運転手に 違反の説明をする>
<運転していたのは…>
<違反男性は 山岡と 同年代>
<すると 話題は 別の方向へ>
<いつしか 違反男性の
お悩み相談へ>
<これも 山岡の 優しい 人柄と
態度が なせる技の 一つ>
<悩みまで 解消してもらった
男性には→
違反点数 2点
反則金 1万5,000円が 科された>
<次に 山岡が やって来たのは
国道沿いの 交差点>
<青信号を 左折すると…>
(サイレン)
<サイレンを鳴らし 何かを
追うように 速度を上げる>
<この先に 違反車両が
いるようだが→
まだ その姿は 見えない>
<すると ついに山岡が その車両を 捉えた>
<そこにいたのは 周囲の車を
次々と 追い越していく バイク>
<一定の車間距離を保ち
速度を 計測>
<そして…>
(サイレン)
(山岡)左。 左。
<素直に 山岡の誘導に 従うバイク>
<しかし このライダー
一筋縄では いかなかった>
<いつものように
丁寧に説明する 山岡だが→
どうにも 納得がいかない様子の
違反男性>
<果たして その速度は…>
<何と 制限速度を30キロ近く 上回る 89キロ>
<それでも 違反男性は…>
(山岡)納得いかんなら 結構。
<免許証を 見せるという
この違反男性>
<しかし…>
<名前や 生年月日など肝心な部分を 見せようとしない>
<さらに…>
<自らの違反を認めないだけでなく→
免許証すら 見せない 男性>
<このままではらちが明かない>
<そこで 山岡は
次の一手を 打った>
<自らの違反を
認めないだけでなく→
免許証も 見せない 男性>
<山岡は 交通機動隊に…>
<間違いを 指摘され
ヒートアップする 違反男性>
<それでも 山岡は
熱心に 説明を続ける>
≪(サイレン)
≪(サイレン)
<そこに 聞こえてきたのは
複数の サイレンの音>
<山岡が呼んだ
応援の白バイが 到着>
<すると 違反男性の様子に
変化が>
<ようやく 免許証を出した
違反男性>
(山岡)ホントよ。
<同じ バイク乗りとして→
速度超過の 危険性を
誰よりも 理解している 山岡>
<事故を
起こしてしまってからでは→
遅いのだ>
<最後には 素直に サインをした男性>
<違反点数 3点