＜犯人は 絶対…＞
＜凶悪犯を 次々と あぶり出す＞
＜その 驚くべき 眼力とすご技 逮捕術＞
＜徹底捜査で…＞
＜女性を狙う…＞
＜隊員たちの 執念が
連続わいせつ犯を 追い詰める＞
＜那覇市内を パトロールする→
沖縄県警察本部自動車警ら隊の元へ…＞
＜市内の歓楽街で
酔っぱらいが 暴れているという→
パトカーからの 応援要請＞
＜時刻は 午前 ２時＞
＜この時間でも 人通りが多い
歓楽街では→
二次被害の 危険性も 高まる＞
＜現場へと 急ぐ＞
＜そこには 客引きや 仲間と
思われる 男性に→
押さえられている 男が＞
＜かなり 酒に酔っている 男＞
＜パトカーに
つばを 吐きかけたり…＞
＜一般の通行人に
蹴りを 入れようとしたり…＞
＜注意する 警察官にまで
蹴りを 入れようとするなど→
やりたい放題＞
＜これ以上 暴れて事件を起こす前に 男を保護＞
＜威勢よく 暴れていた
この男＞
＜翌朝 酔いが さめると→
警察官たちに平謝りだったという＞
＜南国 沖縄の 治安を守る…＞
＜現在 態勢強化のため→
全国から 多くの警察官が
ここ 沖縄に 特別出向＞
＜県内の 治安維持に
当たっている＞
＜ここに その信念を
人一倍 持ち→
常に 現場で 闘志を燃やす
男たちがいる＞
＜それが…＞
＜外国語が 堪能な自動車警ら隊の→
熱血バイリンガルコンビ＞
＜中国語の指定通訳員でもある…＞
＜真夏の 南国 沖縄で
巻き起こる 事件の数々＞
＜彼らの 長い長い 一夜を
カメラは 追った＞
＜それは ７月下旬の
満月の夜＞
＜夏休みと 週末が 重なり→
夜間になっても 人の往来が途絶えることのない 沖縄＞
＜午後 １１時を 過ぎたころ→
まず 彼らを待ち受けていたのは…＞
＜運転手 伊志嶺の目に
留まったのは→
右側の歩道を歩く
若い男性の姿＞
＜こんな時間に 大通りを
なぜ はだしで歩いているのか？＞
＜すぐさま Ｕターンし
はだしの男性の元に 向かう＞
＜パトカーを止め 話を聴く＞
＜はだしの男性の 正体は…＞
＜こんな姿で
夜道を 歩くのには→
ある理由が あった＞
＜親子ゲンカで 家出したという高校生＞
＜若者の気持ちに 寄り添う
２人の お兄さん隊員＞
＜少年の目からは…＞
＜パトカーに乗せ 男 ３人の青春談義＞
＜少年は すっかり
落ち着いたようだ＞
＜そして…＞
＜涙を流した 男子高校生は家に戻り→
親と もう一度 話をすると
約束した＞
＜こうした 少年少女たちが→
事件に 巻き込まれないようにするのも→
彼らの 重要な任務の 一つだ＞
＜少年を 家に 送り届け終わると時刻は 午前 １時すぎ＞
＜しかし すぐに 彼らの元に
新たな事案の 一報が＞
＜交通事故だというが…＞
＜現場にあったのは歩道に乗り上げ→
電信柱に 激突した
一台の車＞
＜ヘッドライトは 割れ
ボンネットも 衝撃で開いている＞
＜単独の事故で 被害者もなく→
運転手にも大きなケガは なかったが→
現場は 見通しも悪くない
交差点＞
＜いったい なぜ 事故は
起きたのか？＞
＜車内には パックの…＞