(鳴き声)≪Cookieです。
(鳴き声)
Dinahです。
(鳴き声)
間違いなく Ramboだ。
(鳴き声)
Henです。
(鳴き声)
Lokiね。
(鳴き声)
うちの子みたい。
すぐに手が挙がりましたね。
(エリス)皆さん 優秀です。
お見事でした。
ご自分のネコの声をよく分かってるんですね。
次は鳴き方の違いから→
飼いネコが何を要求しているかを当ててもらいます。
(鳴き声)
難しいけど 食事の催促?
正解。
(鳴き声)外に出たい。
(鳴き声)
ごはんが欲しいって言ってるように→
聞こえるけど。
(鳴き声)
かまってほしい時かな。
正解。
(鳴き声)
外に出たがってる。
正解。
自信たっぷりでしたね。
当然よ。
では 皆さん お待たせしました。これから成績を発表します。
(エリス)いきますよ。
すばらしい結果を出された方は→
こちらの3名です。
全問正解でした。 お見事です。
ハイタッチだ。
今回の結果からどういう事が分かるんでしょうか。
(エリス)ネコの鳴き方に関しては→
共通言語というものが存在しません。
それぞれのネコに
独自の発声方法があるだけです。
共に暮らすうちに
人は そのネコ独自の声を→
理解するようになります。
そして ネコの方もいろいろな鳴き方を試して→
飼い主に伝わる方法を探るんです。
飼い主はネコの鳴き声を覚え→
一方 ネコは
飼い主の行動を観察しながら→
鳴き方を変えていくんですね。
ネコは利口です。
人間を巧みに操り
望むものを手に入れ→
快適に生きる能力に
たけています。
こちらは ボーダー・コリーのゲーブル。
年齢は10歳です。
リンカーン大学の
エミール・ファン・デルゼー博士は→
ゲーブルの並外れた能力について
研究を進めています。
これから飼い主のサリーの家で→
おもちゃを使った実験を行います。
ゲーブル ブタを取って ブタよ。
いい子ね。
ゲーブルは150もの
おもちゃの名前を知っています。
(サリー)いい子ね!→
最初は まだ子イヌの時でした。
ボールを取ってきてなどと
指示をするたびに→
ちゃんと指示どおりの物を
取ってくる事に気付いたんです。→
そこで おもちゃの名前を教えたら
どうなるだろうと思いました。
名前まで覚えられるかしらって。→
次は ヘンリエッタを取ってきて。
(サリー)それで大学に
こんなイヌがいますよって→
知らせたんです。
イヌが言葉を学ぶ過程を実際に見る事ができました。→
知らせを受けた時点で→
ゲーブルが理解していた言葉はおよそ45。
今では およそ150に増えています。
人間でいえば 2歳児のレベルです。
(サリー)パイナップルを取ってきて。
(デルゼー)ゲーブルほど多くの言葉を理解するイヌは→
世界でも
4~5匹しかいないでしょう。
しかし 一般的なイヌも→
10個くらいの言葉は理解できます。→
訓練しだいでは
もっと多くの言葉を→
教えられると思います。
驚いた事にゲーブルは教えられなくても→
新しい物の名前を
理解する事ができます。
ゲーブルが すでに知っている