2018/10/15(月) 15:50〜17:53 ten.【高橋大輔、村上佳菜子…大阪にフィギュアのスター集結】[字]


病院に着きましたよ。分かる?
>>詳しい検査の結果、
95歳の女性の心臓や脳に、病気は見つからなかった。
この日、
ドクターヘリの出動は10回。
しかし。
>>夕礼を始めます。50歳男性、突然、
意識消失は軽傷で離陸前キャンセ
ルになってます。
9件目が豊岡署、86歳男性、


胸痛は軽症で離陸をキャンセルになってます。
南丹、58歳女性。
呼吸苦、こちらも軽症で離陸後キ
ャンセルになってます。
>>ドクターヘリは、患者が重症
であると想定して出動する。
しかし、早く患者に接触した救急
隊が、軽症と判断した場合、ドク
ターヘリは、離陸後であってもキ
ャンセルされる。
その数は年間およそ600回にも
なる。
非効率に思えるこのシステム。しかし、
キャンセルをいとわず、
重症の可能性を見据えて出動することで、救える命が増えた。
この姿勢が今、
全国の病院から注目されているのだ。
>>松村先生、
もともとはどちらのご出身ですか?
>>九州の宮崎県です。
救急をやりたくて、ここに来まし
た。
本当、
地域の需要というか、
ニーズに合ったドクターヘリの運用がものすごくできてる施設だっ
たので、そこも含めて、
救急だけじゃなくて、
システムというところもものすご
く勉強になってます。
>>もともと生まれが鳥取なので、


田舎で子どもの重症を助けようかなっていうのを考えて、鳥取出て、
外で勉強してたんですけど、田舎
で子どものICUをやりますと言
っても、患者さんが少ないので、
だからやっぱり、経験積んだりと
か、子どもを助けようと思うと、

大人の救命センターでしっかりや
るのがいいなと思って、救命セン
ターでこの辺でがっつりやってる
のは、ここが一番なので。
>>日本中から医師が集まる豊岡病院。
過疎地で医師不足が問題となって
いる中、
ここは新たなモデルケースとなっ
ている。
>>はい、
運行管理室です。
>>またドクターヘリの出動要請
が入った。
>>軽トラックと4トンダンプの
交通事故です。
>>ダンプカーとぶつかった軽ト
ラックの運転手が危険な状態だと
いう。
向かうのは、養父市内の山間部だ。
>>お疲れさまです。
分かりますか?
>>軽トラックを運転していたの
は、83歳の男性。
事故の原因は分かっていないが、

山道を走行中、
カーブで4トンダンプカーと正面
衝突した。
事故の衝撃で内臓に損傷がないか
エコー検査をする。
>>全身観察上も明らかな外傷は
ないんですけれども、
ファスト、
インファストも陰性。>>エコー検査をしたところ、
異常は見つからなかった。
しかし、
男性はしきりにみぞおちの痛みを
訴えている。
>>4トンダンプカーと正面衝突
した83歳の男性。
病院へ搬送するドクターヘリの中
で、
内臓に異変が見つかった。
>>ちょっとあるわ。
血胸がある。
>>血胸がある?これ。
相当少しですけど。
>>血胸とは、
内臓に血がたまっている状態のこ
と。
>>1、2、3。
>>内臓のどこが損傷しているのか、
どれくらい出血しているのかなど、
CT検査をする。
>>がっつり出てます。