島本町にはあったと。私は思います。
人口比で言うと、
女性が多かったから…。今はほぼ同じですけど。
それは結構特殊な理由というか。
私の分析なので、これが当たっているかどうかは
全くわからないけど、
ベースにあったと思います。島本町に、
流入人口とか、
そういうのは多いですか、新しい入ってこられる人とか。
恐らく、僕は戸田さんのおっしゃ
るこの主張というのは、
島本町にあった実情を反映した考
え方だろうと思うんですね。
じゃあ、日本全部それでいいのか、
島本町というのは
ある意味で、女性の社会進出に、
もともと意識が高いし、
恵まれた環境にある。
つまり市場原理に任せていたら、おのずから
女性が進出できる社会なんだと思
うんですね。
小西さんは
パリテ法を導入してもいいと。
恐らくいわゆる市場原理に任せて
いては
恐らくこれから100年たっても
女性の議員がふえないと思います。
その場合、
意図的に制度を変えていかざるをえない。
パリテ法の場合でも
基本的には物すごい反対があったわけです。
民主主義の権化のフランスであっ
ても、
逆差別になると言われていたんで
すね。
制度と意識というのを制度から変
えないと、
意識は変わらないと思います。
戸田さんがお答えになる前に、町の人がどう思っているのか、
見てみましょうか。
割り当てるということになると、
当然数の問題じゃないよね、
ふさわしい人がなるといいよねというのは
そうなんですけど、
変わらないんじゃないかというのはどう思いますか。
そのとおりだと思います。
だから、
今ある制度を生かすの中に、
被選挙権があるということもですけど、
新しくできた日本版パリテ法とい
われるものを生かして、
政党がどのような率候補者を立て
られるか。
市民が、
有権者がきっちり見ること、
これが一番大事かなと感じていま
す。
町村議会で
女性議員が全くいらっしゃらないところが
全国で3割もあるという現状、
それを社会の多様性というものが
やっぱり議会に反映されていない
と、
男性の視点ばかりでは、
女性の視点が入らない
社会になってしまう。
そのあたりなんですけど、戸田さんには
女性議員がふえると何がいいのか
ということも
事前に伺っています。
女性議員がいることで変わることというのはある?
あると思います。
絶対あると思います。私はもともと多いところに
議員になってますから、恵まれた
環境にいるので、
当たり前のようになっている部分
があります。
メリットはと言われれば、
どういう意味かというと、
私自身の感性と、
得意分野を生かせる。
つまり殊さらに
女性を代表しようと思わない。
女性であることを意識せずに
仕事に没頭できるんですね。これが本当の姿だと思うので。
おっしゃるとおりだと思います。
でもそれを実現するためには
ある程度いないと
特殊と見られちゃいますよね。
3割はいないとだめだという。
さっき女性が女性議員にいい印象がないと言われてたのがすごいシ
ョッキングで男性社会の中で少人
数の女性が
声高に頑張ると、
男性化した女性として
嫌煙されるというのが
ある程度の人数がいた上で
男女いろんな視点でってなると、
女性がもっと生きるんだと思うんですけど。
片山さつきさんだけが